「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

オフィスワークのとある1日

2011-01-19 23:42:49 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
今週は基本的にオフィスワーク。

同僚Kさんからは「6、7割が現場=任国外であるべきでは?」
と言われていることを考えると、
ずいぶんぬるい一週間であることを十分意識しつつ。

JICAのHP掲載用の原稿を確認し、
短期派遣専門家の招へい計画を考え、
必要なメールを書き、
合間に新聞や新潮社のWEB版『フォーサイト』を読み、
メモを取り、自分のこれからの計画を考え、
そうこうしている間に、1日が終わってしまう。

仕事の段取りやペースが特別に遅い&悪いほう、とは思っていないが、
それにしても、1日の早いこと、早いこと……。
特にその日が睡眠不足だったりすると、
本当に1日があっという間に終わってしまう。

「睡眠不足は、良い仕事の敵だ」は
ポルコ・ロッソのセリフだが、確かにその通り、とは思う。
とは思うが……。

「弾を作り、その弾を撃ち、また戻って弾を作り……」とは
前任者であるH専門家の弁。
まぁ、誰かに振り付けてもらわなければ動けないようであれば、
それはJICA専門家とは言えんが。

「段取り八分」「仕掛けてナンボ」
さてさて……。

ただ……。

どうしても広域プロジェクトだと、
1サイト当たりの現場に入る回数は限られてしまう。
行って、写真を撮って、話を聞いて、で終わり、というような、
どこかで聞いたような情けないことはしたくない、とは思うが。

もっとも、
着任から4ヶ月も経ちながら、担当サイトをまわり切れておらず、
それでいて、オフィスで国際情報誌など読んでいるのだから、
「おいおい、お前さん、何か考え違いをしていないかい?」と、
言われかねない、か。



                         (1月25日アップ)