団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ある女性作家のとっておきの遊び

2022年11月30日 | 生き方

空想というのは例えば「私が空を飛べたら」は想像でプラスの

発想、一方妄想というのは「私は空を飛べるから」という断定

でマイナスの発想である。

 

当時時代の寵児と呼ばれた、今は亡き作家の森瑤子のとってお

きの遊びは「空想」であった、暇さえあれば頭の中で自分を主

人公にしたストーリーを組み立てることが一番楽しい遊びだ

たという。

 

本当はウインドウショッピング、ドライブ、料理、食べ歩き等

が代表的な遊びだろうが、彼女がいう遊びとは肩の力が完全に

抜けて少しばかり不真面目で、ちょっとうしろめたくて、でも

あまり人に迷惑をかけないでひたすら楽しい、妄想とは違う空

想、恋愛小説の旗手ならではの遊びかもしれない。