定年後のイメージなどなかった、ただ毎日が暇になると思ってた、
定年後はいわば未知の世界である、退職した当時は多数派の世間
の声に耳を傾けたものだ、例えば社会とのつながりを切らすべき
ではない、地域活動、カルチャースクールに行くべき、今まで会
えなかった人に会うべき、趣味を探すべき生きがいを持つべき等。
「〇〇すべき」にこだわり動きまわった、しかし何かが違う、無
理することはない、無理すると疲れるし続かない、好きなように
生きよう、定年後こそ「何をしてもいい自由」「何もしなくても
いい自由」があるのではないか。
それから、もうすぐ9年、退屈することもない、快適とは言えな
いが不満もない、世間のしがらみに縛られず生きるのが一番、前
だけむいて気の向くまま生きていきたいものだ。