70代の半数以上の人は仕事をリタイヤして老後生活を送って
いる、収入の約7割は年金収入、そして将来の不安として健康、
お金と答える人が圧倒的に多い。
実際70代の金融資産(二人以上世帯)を調べてみると平均値
は1230万円、中央値(資産の低い順に並べて丁度真ん中に
くる値)では1000万円である、それでも金融資産非保有が
18%、5人に1人が預金もない状態である、それなのに中央
値の1000万円は高い、それは一部の富裕層(約2割)が全
体の数字を押し上げているからである。
実際お金があれば不幸を回避できることは確かである、老親の
介護の問題、自分や配偶者の介護の問題、家のリフォームの問
題など70代にとってお金は減ることはあっても増えることは
ない、実際悠々自適といわれる2割の富裕層を除くと70代は
お金の不安を感じていることは確かである。