団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

幸せな年金生活を送るためには

2024年04月30日 | 老後の生き方

日本で年金受給してるひとは4千万人、そのうち基礎年金で暮ら

している人は約1千万人、基礎年金は満額でも月約6万6千円で

ある、そこから下流老人が6百万人から7百万人いると言われて

るのかもしれない。

 

しかし高齢者の資産、特に預貯金の実態はわからない、基礎年金

しか受給してなくても預貯金が1億円という人もいる、特に事業

をやってる人の中には成功して資産を持ってる人がいるが基礎年

金しか加入してないケースが多々ある。

 

実際年金も多く資産も多いほうがいいに決まってる、特に年金生

活に入った場合身にしみて感じることは確かである、しかし預貯

金が5百万円の人と1億円の人がいた場合、1億円の人が5百万

円の人の20倍幸せかというと、そんなことはないはずだ。

 

幸せな年金生活には健康が大切、病院通いとなると医療費だけで

なく色々かかる、さらに食べたいものが食べれない、足が悪く行

きたいところに行けないとなると楽しみが減ることは確かである、

やはり治療より予防である、そしてお金の多寡より日常のなかに

小さな楽しみや幸せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生

活を送れるような気がする。

 


言葉のうらみは恐ろしい

2024年04月29日 | 人間関係

人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむすび

つけるための工夫である、反面言葉のうらみは恐ろしい、昔言わ

れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれる

こともある。

 

人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚えて

いるものだ、例えば私の妻が40年以上前に私の母に何気なく言

われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、そ

れだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いないと

いうことである。

 

言葉のうらみは恐ろしい、逆に人を救う言葉だってある、だから

こそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこそ大

切なのかもしれない。

 


低年金75歳男性の不安と生きる原動力

2024年04月28日 | 年金生活

75才男性、年金は夫婦で月6万円、いわゆる低年金、おまけに

借家住まいで家賃は月6.5万円、当然働かないと生活できない、

68才から警備員として働いてる、日給9000円で月額約18

万円の収入、夫婦二人とはいえ決して贅沢などできない生活であ

る(老後レス社会からの事例)

 

現在75才以上の高齢者が受給してる年金は100万円未満が多

いのが現実、現役時代サラリーマンであれば厚生年金に加入して

るので比較的受給額が多い、しかし自営業者の場合、国民年金の

みのケースが多いので、どうしても低年金になりがちである。

 

「働く場所があるというのは高齢者にとって救いです、80才ま

で働けると思うと安心感があるんです」この男性の言葉である、

70才以上の就労の受け皿となっている警備業は貴重である、た

だ80才まで働くのにあと5年、持病を抱えてるので不安はある、

それでも世の中の役に立ってるという気持ちがこの男性の生きる

原動力になってるのかもしれない。

 

 


会わないで終わる人間関係

2024年04月27日 | 老後の生き方

長い人生の中で自分の生き方に影響を与えてくれた人、成長させ

てくれた人を時々思い出すことがある、感謝の言葉もいえず疎遠

になってしまった人たち。

 

そんな大切な人たちに、その後連絡を取らないことに逡巡するこ

ともあった、しかし現実のつきあいはその時で終わったこと、そ

れよりも思い出に感謝し、相手が残してくれた心の宝をいつまで

も大切にすることこそ重要だと思っている。

 

会えば懐かしいかもしれないが、その当時の輝きが色褪せてしま

うことだってある、思い出の宝を大切にしたいなら、会わないで

終わる人間関係、再会にしがみつかない人間関係があってもいい

のではと思う今日この頃である。

 


シニア女性にとって熟年離婚と年金分割

2024年04月26日 | シニア女性

結婚して20年以上の夫婦の離婚を熟年離婚というが2022

には約4万組と30年前の7割増の離婚が成立してる、この

近年の日本での熟年離婚が急増したこともあり2008年の法

改正で離婚しても夫の年金を分割してもらえることになった。

 

要は離婚後の夫婦間の不公平さがないようにするためで離婚後

生活において非常に重要になる、ただ国民年金の部分につい

ては分割の対象にならない、あくまでも厚生年金の部分なので

注意が必要である、そして合意分割では1/2が分割割合の上限

である。

 

例えば65歳の夫婦で持ち家あり、それぞれが国民年金が6万

円、夫の厚生年金は10万円、合計22万円で暮らしてるケー

スであるが、ごく普通の年金生活である、ところが熟年離婚す

ることで夫の厚生年金10万円を分割、それぞれ5万円になる、

そうすると夫11万円、妻11万円、持ち家があるもののどち

らかが家を出ることで家賃の負担という問題が出てくる。

 

それでも預貯金や売却できる資産があればそれも分割して補填

きるがそうでないと下流老人が二世帯になる可能性がある、

別れることでの解放感はあるものの生活を考えると厳しいとい

うのが現実である。


きょうだいと揉めないために

2024年04月25日 | 老後の生き方

昔どんなに仲がよかったきょうだいでも違う人生を歩むうちに

物の見方や考え方も違ってくる、実際一緒に暮らしているとき

は、あまり意識しないけど離れているときょうだいでも何もし

らなかったことに気づくことがあるものだ。

 

きょうだいでも離れていると疎遠になる、それでも親の老いと

ともに介護や相続といった問題が生じてくる、さらに収入や金

銭感覚の差などお金がややこしくして人生後半に待ち受けるき

ょうだいへの宿題のような気がする。

 

かつては同じ家族であったきょうだいも今はそれぞれ別の家族

がいる、人生を共にする運命共同体はきょうだいではなく配偶

者や子供である、寂しいけれどそれが現実かもしれない、だか

らこそ時間が許す限りコミュニケーションを取ったほうがいい

というのが両親を看取った私の実感である。

 


年金生活楽とはいえないけれど

2024年04月24日 | 老後の生き方

定年退職後の収入は働かないかぎり大半の人は公的年金が収入源

である、現在年金受給者は約4000万人(そのうち国民年金の

み受給者は1000万人)いる、例えば60歳以上夫婦だけの無

職世帯では公的年金は月平均22万円(年間264万円)支出が月

平均27万円(年間324万円)、月平均5万円(年間60万円)

の赤字だといわれてる、足りない分は預金を取り崩すしかない。

 

 

支出のなかで固定してるのが税、社会保険料である、市県民税、

固定資産税、車をもってれば自動車税、そして国保(介護含む)

である、この支出は決まってるので減らすことができない、我

が家ではこの合計が年間52万円である、支出の中のウエイト

としては高い。

 

さらに公共料金(水道、電気、ガス)、住宅費(マンションで

あれば管理費、賃貸であれば家賃、住宅ローンを抱えていれば

返済額)が加わる、やはり定年前にローンの返済を終えてるの

がベストだと思うし、ある程度の蓄えは必要、そして65歳を

過ぎると医療費がかかることも大きい。

 

又耐久消費財(自動車、家電製品、家具)の交換、リフォーム等

の出費も大きい、交際費も現役時代みたいにはいかない、子供

や孫にかかる費用も考えなければならない。

 

いずれにしても働いていた時と同じ生活レベルを維持するのは

厳しいので生活レベルを見直すことが必要である、それでもか

ぎられた条件のなかで楽しみや幸福を感じる生活をそれなりに

見つけ出すことが大切だと思っている。

  

 

 


居心地のいい場所と悪い場所

2024年04月23日 | 生き方

誰にとっても居心地のいい場所、悪い場所があるはずである、

学校、職場、家庭、趣味のサークル、それらの居場所が居心地

のいい場所か悪い場所かは人によって違う、ある人にとっては

よくてもある人にとってはよくないということがあるものであ

る。

 

それは当然人間関係が絡むことが多い、相性が悪いことだって

ある、人間なんて個人個人が違う、みんな同じタイプで気持ち

が通じあって仲良くできると思ったら大まちがい。

 

例えば座が盛り上がってるのに、なぜか話題についていけない、

いわゆる疎外感を感じた経験は誰にでもあるのではと思う、逆

にその場にいると疲れない、しゃべらなくてもなぜか間がもて

る、要は自分らしくいられる場所、それこそ居心地のいい場所

だといえるし、そんな場所を大切にしたい。

 


高齢者の経済格差と老後の生きかた

2024年04月22日 | 老後のお金

現在高齢者(3623万人)の経済格差は2:8:2の3段階に

かれると言われてる、最初の2割が富裕層で悠々自適で全く不

し、次の6割が中間層であるが不安を抱えてる、最後の2割

がボトムの困窮者で明日の生活も困る層である。

 

現在の高齢者は医療の進歩もあり元気で定年退職後をアクティブ

行動する人が増えてるのも事実である、その分交際費もかかり

生活圧迫している、一番恐いのは病気になることと浪費癖と言

われてる、さらに住宅ローンの返済を抱えてれば苦しいのは当然

である。

 

やはり収入が減るのであれば2割の富裕層以外は生活レベルの見

が必要だろう、そして経済格差が変わらないのであれば、せ

めて生き方は前向きに生きたいものだ、そして限られた条件の

で楽しみや幸福を感じる生活を見つけ出すことこそ老後の

で大切だと思っている。

 


年金生活77歳ひとり暮らし女性の悲鳴

2024年04月21日 | シニア女性の悩み

東洋経済オンラインに掲載された「年金が足りない高齢者の悲鳴」

77歳都営住宅に住む一人暮らしの女性、夫が15年前に他界し

てからは一人暮らし、定年まで企業の食堂で働いたが月に受け取

る年金額は厚生年金と国民年金を合わせて約13万円、「長年働

いた割には少ない」というのが実感であった。

 

出費のウエイトが高いのは食費と光熱費、そして医療・介護費、

糖尿病の持病があり入退院を繰り返してる、さらに要支援1でデ

イサービスに週2回通う、医療費1割自己負担で月5千円、介護

保険も同様で5千円、家賃は減免申請したので1万6千円、貯金

を切り崩しながらの生活で病気や介護の事を考えると不安だとい

う。

 

単身高齢者の平均支出額が14万円ということを考えれば確かに

苦しいかもしれない、しかし高齢者全体の約6割が年金受給額1

0万円未満、そう考えると貧困で苦しんでる人はまだまだ多いこ

とも確かである、やはり少ない年金生活で幸せに暮らすには健康

であることが一番のような気がする。