小林武彦氏の著書「生物はなぜ死ぬのか」のなかで生物の平均
寿命が書かれてる、人間は80歳、アフリカゾウは70年、ツ
ルは40年、アヒルは20年、犬猫は15年、ネズミは2~3年
、昆虫は1~7年である。
人間の平均寿命を辿ってみると平安時代は31歳、当時の人口
は700万人、江戸時代は社会情勢も安定して38歳まで延び
た、ちなみに徳川家康は長生きで73歳まで生きた、明治大正
時代になると女性は44歳、男性は41歳、しかし戦争中は3
1歳、戦後は順調にのび最近100年で寿命が2倍に延びた生
物は人間以外いない。
戦後日本人の平均寿命が延びた大きな理由のひとつは乳幼児の
死亡率が低下したこと、栄養状態がよくなったこと、子どもの
免疫力を高め病気になりにくくなったことと言われてる、そし
て医療の発達も長生きの要因かと思われる、実際死亡率が上昇
するのは85歳からと言われてるだけに人間だけが長生きする
生物であることは間違いない。