団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

それが生きるということだ

2022年03月31日 | 生き方

人生にはどうしようもないことがある、理不尽なこともある、

何かが起きて自分や身近な人が悲しんだり怪我をしたり、そ

して死んだりするこもあるだろう。

 

連日報道されてる悲惨なウクライナ戦争による犠牲者、そし

て自然災害や事故で亡くなる人、それは自然界の生き物の誰

もが免れることができない、生きてる以上その可能性はいつ

もある、そんな世界で私たちは生きている。

 

心配しても始まらないかもしれないが誰もが不安を抱えてる、

ただ心配を心の奥に秘めて日々みんな逞しく生きているだけ

だ、そうやって生きるしかないのだ、そして何かあったらそ

れを受け止めるしかない、それが生きるということだ。


ネットの匿名性から見える妬みの感情

2022年03月30日 | ネット

人は誰でも心の中に闇を抱えてる、ネットの匿名掲示板を見れば

一目瞭然である、でも大半の人は闇を隠して生きている、匿名だ

から好きなことが言える、中にはこれでもかというほど誹謗中傷

がひどいものがある、それは匿名性からくる自由と解放感、そし

て妬みの感情が過激な発言につながってると言える。

 

 

「生贄さがし」の著者中野信子氏によると実際、そういう人と会

うと物静かで謙虚な人で完全に別人格化してしまうらしい、この

匿名の自由と解放感は車の運転で人格が変わる人、酒を飲むと気

大きくなって本音が出る感覚と似ているかもしれない。

 

ネットは匿名性が高い場所ほど、ねたみの感情があからさまに表され

ている、つまり妬みとは実名を見せたくない感情だといえるような気

がする。


テレビの視聴率に思うこと

2022年03月29日 | テレビ

NHKおよび民法各局のすべてのテレビ番組は「視聴率」によっ

てどれくらいの人が見ているのかを測られている、視聴率は視

聴者の関心の高さを表すのと同時にCMなどでスポンサーとな

る企業(広告主)にとっても重要な指標である。

 

この視聴率調査はビデオリサーチ社がモニターとなった世帯のテ

レビに計測器を付け、どの時間帯に何の番組を見ていたのかを計

測する標本調査を行っている、以前は関東地区だけで約600世

帯だったが現在は全国に展開され約1万世帯に広がってる(当然

謝礼は出てる)

 

ただ増えたといっても1万世帯は少ない、全数調査でないしモニ

ーになった世帯の世代や好みにも左右されるからあくまでも一

の指標にすぎないと思う、しかし視聴率が悪ければ番組の存続

もかかわるなど、テレビとは切っても切り離せないのが視聴率

いえるのも確かである、そして水曜日の朝刊にのる週間の視聴

結果これがテレビ局を一喜一憂させてることは間違いない。


今は一緒に悲しむことしかできない

2022年03月28日 | 生き方

読売新聞の朝刊「編集手帳」に一昨年の6月こんな記事が掲載

された、詩人の川崎洋さんが17歳の次女から詩作を頼まれた、

半年の間に両親を相次いで失くした友人に贈りたいからという

理由だった、悩んだすえ一緒に悲しむしかないと次の一節を書

いた。

 

一日を我慢して 二日目を我慢してください/それが三日目に

なり一か月なり/やがて一年になります/そして五年がたちま

す/そのとき/きっと今とはちがいます/ですから/今を我慢

してください/(ことばの力)より

 

ちょうどこの時期新型ウイルスによる死者が世界で50万人を

超え日本でも高齢者を中心に死者が膨らみ900人以上が亡

くなった、しかし今はどうだろう、世界では605万人、日本でも

2万7千人が亡くなってる、いまだに猛威をふるってる、さらに

ロシアのウクライナ侵攻で多くの人が亡くなってる現実、まさ

に世界は混沌とした状況である、今私にできること、それは一

緒に悲しむこと、それしかできない。


「モーニングルーティン」から一日の始まり

2022年03月27日 | 定年後の生活

年を重ねると一層大事になってくるのが習慣である、この時間

にこれをするということが決まっていると心が安定する、リズ

ムのある規則正しい生活は現役時代みたいに起伏のある生活で

はないが慣れるといいものだ。

 

定年退職後11年間、早寝早起きの習慣を心掛けてるというよ

り朝は午前5時には目が覚める、新聞を読んで、ダンベルを使

ったストレッチを30分、コーヒーを飲んでから、ブログの更

新、それから夫婦で部屋、トイレ、浴槽の掃除、これが私の

「モーニングルーティン」朝の習慣である。

 

早起きは三文の徳と言われるように、朝起きたときは脳の状態

も新鮮だから新聞を読んでもブログを読んでも頭に入りやすい、

朝の過ごし方を決めて習慣づけると老後の生活もまんざらでも

いというのが実感である。


夫婦円満の秘訣は人それぞれ

2022年03月26日 | 夫婦

私たち夫婦は来月結婚46年を迎える、お互いどちらが先に逝く

かわわからない、ただ齢を重ねるごとに思うのは夫婦は支え合う

ことが大切だと実感する日々である、ちょうど6年前ブログを始

めた頃「いい夫婦の日」というタイトルで書いた記事であるが当

時の思いを綴ったものです。

 

結婚生活は人生そのもの、決して楽しいことだけではない、生

まれ、育ち、環境、感覚、違った二人の人間が同じ屋根の下に

住む、恋愛時代には互いに見せなかった素顔が現れるもの、本

当の結婚生活はある意味お互いに対する失意の瞬間からスター

トするのかもしれい。

 

特に女性にとっては人生と重なり悦びや悲しさの連続でない

とを長い結婚生活のなかで感じることだと思う、私が思う「い

婦とは」いい景色をみて、綺麗だね、外食をして、おい

かっね、音楽を聴いて、いい歌だね、と体験を共有する機

を増やすこだと思う。

 

そしお互い「ありがとう」という感謝の言葉を伝えること、

小さな感謝の積み重ねとさりげない日常の会話が夫婦の風通し

をよくするし夫婦円満の秘訣のような気がする

 


自分の個性で生きる人生とは

2022年03月25日 | 老後の生き方

この世には誰ひとりいらない人はいない、世の中には大きな影響

力を持つ人もいれば市井で静かに生きる人たちもいる、老いた人

間に必要なことは今日もやることがあることだ。

 

大きい、小さいではなく今日はあれとこれをやる、明日はこれと

これをやるといった具合と決めればいい、老年期は学ぶのに最

適な年月だといわれてる、今まで知らない世界を学ぶ楽しさと

いうのは心を満たしてくれるものだ。

 

加齢は人に知恵を与えてくれることは間違いない、誰もが自分の

考えで自分なりの老後を生きている、それこそ自分の個性で生き

る人生といえる。


自分が元気でどこまでいけるかを考えたほうがいい

2022年03月24日 | 老後の生き方

現在男性の平均寿命は81.64歳、女性は87.74歳、そ

して平均寿命と健康寿命の差は男性9年、女性は12年、でき

るだけ平均寿命と健康寿命の差を近づけ家族や周囲に迷惑をか

けずに余生をすごすことが多くの高齢者の願いである。

 

70歳の平均余命(あと何年生きられるかの期待値)は男性は

15年だから85歳、女性は20年だから90歳、ただ平均寿

命にしても平均余命にしても、あくまでも統計であってその人

がいくつまで生きるかはわからない。

 

アップルの創業者ステイーブジョブ氏は56歳ですい臓がんで

亡くなった、世界最高レベルの医療を受けていただろうジョブ

氏でも60歳まで生きられなかった、決してメタボでもヘビー

スモーカーでもなく、いくら健康に気をつけても人間死ぬとき

は死ぬ、逆に暴飲暴食でヘビースモーカーな老人で90歳で元

気な人もいる、いつまで生きるかなんて人それぞれ違うもの、

だから統計よりも自分が元気なままでどこまでいけるかを考え

ほうがいいと思っている。

 


認知症の人の心の中は

2022年03月23日 | 認知症

誰もが認知症になる可能性があり、誰もが認知症の人を介護す

る可能性がある、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)にな

る2025年には約700万人の人が認知症になると推計され

ている、これは65歳以上の人の5人に1人の割合である。

 

 

認知症になると自分がおかれている状況を理解する能力、いわ

ゆる見当識に障害がおこる、時間、場所、人の3つの要素、あ

なたは誰?ここはどこ?今はいつ?私はなぜこんなところにい

るのか?と不安でしょうがない、自分が置かれた状況を理解で

きないと不安になる。

 

佐藤眞一氏の著書「認知症になった人の心の中はどうなってい

るのか」によると認知症の人の心の中は明日がどうなるかわか

らない苦しみ、家に帰りたいのに帰れない苦しみ、さらに老い

て弱くなっていく情けない自分と必死に闘っている。

 

まさに2年前に亡くなった母が認知症で高齢者施設に入居した

ときがそうだった、ここは自分の居場所ではない、帰宅願望、

過去と未来がつながらない不安な状態で帰り際にいつも泣いて

たのが、2年経った今でも脳裏に焼きついている。


人生の面白さこそ幸せにつながる

2022年03月22日 | 生き方

子どもの頃は知らないことが周囲にたくさんあり、それらを知

ることが面白い、友だちが知らなかった知識を得ることで、な

んとなく優越感を感じ、その好奇心が成長への足掛かりになる

ものであ大人になるとそんな気持ちが失せることがあるけ

れど好奇心や向上心が人生の面白さにつながることは間違いな

い。

 

面白さを感じる対象は人であったり、ものだったり、あるいは

出来事だったり実に様々だ、絵画、写真、映像、植物、動物、

ポーツ、文学、音楽、料理、そして面白さが満足感につなが

るものである

 

人生の満足度は世代によっても違うし、人それぞれ違うもの、

生きてくなかでいつどんな状況になるかわからない、災害や事

故にあうかもしれない、コロナ禍で仕事を失ったり、難病に罹

患したり、震災にあったりつらい状況になるかもしれない、そ

な絶望的になったときに支えになるのが面白さだといえる、

きることは楽しさがあってこそであり、そのためにも自分に

った面白いものを見つけることが大切でそのことが幸せにつ

がるような気がる。