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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

言葉の力を信じて生きたい

2021年02月27日 | 生き方

「人を救いたい、この世を少しでもいい場所にしたい、人の心の

ひだにたまった苦しみを描くことで軽くしたい」私が最近読んだ

吉本ばななさんのエッセイのなかのワンフレーズ、自分が読者に

何ができるかを考える真摯な姿勢、こんな気持ちで文章を書けた

ら素敵だなと思わせる言葉である。

 

いい言葉との出会いが人を豊かにすることは間違いない、たった

ひと言の言葉に救われたり、幸せな気持ちにしてくれたり、それ

人から聞いた話だったり、小説、新聞のコラムだったり人それ

ぞれ違うかもしれない。

 

ひとつの文章が心に残り、それが自分を支えてくれたり、あるい

常に自分を反省するための視点となったりすることがある、そ

んな言葉の力を信じて生きたい。


47歳独身女性の憂鬱

2021年02月26日 | 出会い

「何とか結婚できないものでしょうか」発言小町大賞2017、

ベストトピック賞に選ばれた記事である、投稿主は47歳の独身

女性、正社員として働き蓄えもあり、料理も得意、友人も多く容

姿に自身があった、それなのに友人や後輩が「嘘でしょ」という

ような好条件の相手と結婚するのを見て、絶対負けてなるものか

と突き進んだ結果、信じらないくらい齢を食ってしまったと打ち

明けた内容である。

 

そしてユーモアを交え「子供は産めないかもしれませんが好条件

の男性を振り向かせるのに良い方法はありませんか」と問いかけ

ている。これに対し「私も同じ」といった声、「独身も悪くない」

などのアドバイスが多数寄せられ掲示板ならではの盛り上がりを

見せたことが評価されベストトピック賞に輝いた投稿だった。

 

この投稿を読んで上野千鶴子氏と信田さよ子氏の対談集「結婚帝

国」のなかで上野氏が結婚はプライドのゲームであるからピア

(同輩集団)のなかで結婚年齢が遅れれば遅れるほど夫に対する

要求水準が高くなっていく、「あんなところで手を打ったのか」

とピアに言われることが屈辱的だと述べているのを思い出した、

もしかしたらこの投稿主のかたも上野氏が言ってることが当ては

まるのかもしれない。


定年後の居場所とは

2021年02月25日 | 定年後の生活

過ごす時間の多い場所といえば、子供時代は家庭、学校、就職す

ると職場、結婚して職場と家庭である、定年退職後は仕事を失く

した喪失感に加えて地域や家庭での居場所づくりという課題に向

き合うことになる。

 

ただ本当の居場所は過ごす時間の多い場所ではなく自分にとって

居心地がよく、寂しくない場所であると思う、その居場所は人そ

れぞれ違うし時間の経過によって変わることもある。

 

友人との飲み会、夫婦の会話、孫とのふれあい、庭の手入れ、ゴ

ルフをしているとき、犬の散歩、旅行をしているとき、音楽を聴

いたり本を読んだりしているとき、パソコンの前にいるとき、挙

げればいくらでもある。

 

ただ自分の居場所は人の真似をするものでもないし見栄を張るも

のでもない、得てして他人と比較して自分の場所を見失うことが

ある、そうならないためにも自分の気持ちに正直に生きることこ

そ大切な気がする。


誰もがいい人と思われたいけど

2021年02月21日 | 人間関係

悪く思われるよりよく思われたい、誰もがそう思うのは明らかで

る、人は往々にして必要以上によく思われたいという傾向があ

る、いい人に思われたいというのは他人からいい人だと評価して

欲しい、しかしいい人でいようとすると余計な気を遣う。

 

人間関係が絡むと自分の気持ちが見えにくい、人間関係を優先し

ようとするため自分の気持ちに目をつぶってしまう、要はいい人

と思われたい気持ちが強いのだ。

 


本当は他人の目を気にして、いい人になんかならなくていいので

ないか、他人の期待に応えるより自分の期待に応えたい、いい

人と思われるより自分が納得できるいい人でありたいと私が思う

ようになったのは会社を定年退職して数年経ってからである。


コロナ禍での震度6強地震

2021年02月20日 | 地震

先日の地震はいつもと違い横揺れが酷かった、棚から物が落ち、

食器は割れる、タンスは移動する、早くおさまれと願ったが音

と揺れが長い、咄嗟に10年前の東日本大震災のときを思い出

した。

 

私達が住んでる地球環境のなかで特に日本では地震、水害等自

然災害と隣り合わせにいる、当たり前のことだが自然が人間に

合わせてくれてるわけではない、閑として生きられるわけで

もない、常に生存の危機にさらされているといえる。

 

コロナも怖いけど自然災害は恐い、身近で起きた東日本大震災、

づく自然の前では人間は無力だと痛感する、本当に自然は

人間のいどうりになってくれないものだ、コロナ禍だからと

いって地震は手加減してくれない、コロナ禍での地震、余震は

いまだに続いてるだけに不安である。


一億総下流時代は本当だろうか?

2021年02月19日 | 老後のお金

現在高齢者人口(3600万人)の約2割にあたる700万人が

下流老人(税金、社会保険料を除いた所得が10万円以下の人)

と言われてる、なぜかというと年金の金額が十分でない、実際現

役時代の年収が400万円だった人でも厚生年金16万円、奥さ

んの国民年金6万円、平均的なサラリーマン家庭は月22万円で

老後を暮らすのが一般的である。

 

実際この額では余裕がない、さらに住宅ローンの残債、もしくは

持ち家がなく借家で家賃を払うとなると正直厳しい、さらに医療

費の負担、やはり預貯金を取り崩すしかない、また子供の非正規

という問題が深刻で将来、下流老人になる懸念がある、そこから

一億総下流時代が到来するのではという悲観的な意見が出てるの

かもしれない。

 

しかし一方で国内の5340万世帯のうち金融資産1億円以上が

220万世帯、3000万以上であれば1200万世帯というデ

ータもある、いわゆる年金収入だけで判断できないものがある、

う考えると国民のなかに2割の富裕層がいるというのも、あな

がち嘘でないことがわかる、どうしても年金の収入で判断するが、

年金が少額、もしくは無年金でも金融資産が高額のケースがある

ことを考えると果たして一億総下流は本当だろうか?と思う。


人生は選ぶことの連続

2021年02月18日 | 生き方

人は選ばなかったもう一方の道に必ず深い思いを残すものと言わ

てる、あの時こうしておけばよかった、そう思うことが誰にで

もあることである。

 

高校、大学、就職、結婚、人生は選ぶことの連続、日常生活はそ

の都度選ぶという行為の連続、ほっとしたりがっかりしたり、運

がいいとか悪いとかその繰り返しの人生を人は送っている、そし

て選択の違いによってその後の運命が大きく変わる場合がある。

 

もうすぐ10年になる東日本大震災では高台に逃げた人が助か

り、避難所に逃た人が津波の犠牲になり命を落としているケ

ースある、このように重大な選択を緊急時に迫られることが

あるということだ、しかし普段の生活では特に深く考えること

もなく自然に反応し選んでるはず、それでも人生は選ぶことの

連続であることに間違いない。

 


定年後の生きがいは人それぞれ

2021年02月17日 | 定年後の生活

定年退職すると会社というこれまでの人生の大部分を占めていた

ものから絶たれて社会のつながりの喪失感を感じるものだ、一か

らやりがい、生きがいを見つけようと思うと案外難しい。

 

例えば60歳で定年退職、昔はそれから数年後孫の世話でもして

一生の終わりだったが平寿命が伸びた現在、そんな人はきわめ

て少ない、だから長いスパーンで物事を考えるのでなく、短いス

パーンでその日その時喜びがあったらいいと思う。

 

何をするかは人それぞれ、散歩でも食べ歩きでもいい、読書でも

音楽でもいい、季節の花を見にドライブでもいい、ちょっとした

希望、愉しみ、夢中になれるものがあれば十分、そこから生きが

いにつながるかもしれない、定年後の生きがいは人それぞれだと

う。


ブログは自分の考えが見えるいい機会

2021年02月16日 | ブログ

私が毎日閲覧してる多くのブログのなかで時々弱音を吐いてる

ブログに惹かれることがある、魂の叫びというか、なぜか人間

の泥臭さを感じ何度か読み返すことがある。

 

誰かがつぶやいた言葉から感銘を受ける、その言葉はそのブロ

ガーが発した言葉なのだか実は私自身もそう思っていた、ただ

言葉に表すことが出来なかった、だからこそ感動を受けるのか

もしれない。

 

私がブログのなかで言葉としてこうしたほうがいいというふう

に書くことはあるけれどそれは自分自身に言い聞かせてるつも

りだ、あるテーマについて自分が考えていることをできるだけ

わかりやすく言葉で表現したい、ブログはそんな自分の考えが

見えるいい機会だと思っている。


年金生活70代夫婦の経済事情

2021年02月14日 | 年金生活

「年金生活いくらで暮らす」というテーマでの71歳女性の投

稿記事、自営業者だったご夫婦、現在はリタイヤして年金生活、

二人暮らしで夫婦の年金は13万円(夫6万円、妻7万円)毎

月の生活費は税金、社会保険料こみで約20万円、不足の7万

円は貯金から充当してるという。

 

家賃が月額5万円と支出のなかで大きい、ただ車、携帯電話、

クレジットカードを持ってない、ご主人は病気がちだが年2

の旅行が夫婦の楽しみ、ただこの1年はコロナ禍で自粛してる

ので楽しみは先送り。

 

このご夫婦の場合、夫婦とも国民年金なので二人で13万円

正直厳しい、それでも老後資金としての蓄えがあったことで生

活できてる、そう考えると年金生活はどのくらい赤字ががでる

のか、いくらで暮らせるのか、赤字が毎月7万円でも貯金で賄

えるならそれでOKと言える、そして収入の範囲内で身の丈にあ

った楽しみ方をすればいいと私は思っている。