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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

生きていく上で適度なストレスは必要!?

2023年01月31日 | 老後の生き方

仕事をしてると同僚や友人に愚痴をこぼしたり、酒を呑みに行

ったり、カラオケで発散、ギャンブル、もしくは買い物したり

と人それぞれ違うが人間は必ず刺激をくれる欲望を求めるもの

である、たとえ問題が解決しなくてもじっとするよりはいいと

思って刺激を求める。

 

実際人間関係でストレスをためるほど厭なことはない、現役時

代はこの人間関係で悩んだものだ、今この刺激をくれる欲望を

求めないのはストレスをあまり感じてないといえるのかもしれ

ない、やはり仕事を離れたことが大きい。

 

しかし人間は贅沢なもので日常のなかで起伏のない生活を送っ

てると適度なストレス、メリハリのある生活を懐かしく思った

りするものである、そう考えると適度なストレスは必要なのか

もしれない。

 


シニアの一人暮らし月5万円の年金生活は難しい

2023年01月29日 | 年金生活

「71歳年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

という本が8万部の売れゆきで話題になっている、しかしシ

ニアの一人暮らしの男性女性でも月5万円で暮らすことは可能

だろうか?この本を読んで感じたことは、そう簡単でないこと

がわかる

 

マンション住まいであれば管理費(大規模修繕費含)で3万円

前後、さらに固定資産税が高い、住宅ローンの残債がある人、

賃貸住宅に住んでる人、車を所有してる人、外食のウエイトが

高い人、そして持病があり医療費の負担が多い人などは月5万

円の生活はまず無理だろう。

 

 

そうすると持ち家で一軒家、固定資産税の負担が少ない、食費

が1万円以内で外食はしない、水道光熱費も1万円以内、持病

がなく医者いらず、薬いらずの健康体、間食しない、交際費な

し車なしという条件であれば5万円というのが可能だろうけど

正直厳しいのが現実である。


ネガティブなシニア男性像

2023年01月28日 | シニア男性

女性は主婦業や子育てを通し近所の友達をつくる機会が多いけ

れど男性の場合、リタイヤ後は職場とも地域とも切り離された

まま孤独に陥りがち、そして独居老人や近隣のコミュニティと

疎遠な人をすべて寂しい人、悲しい人と決めつける風潮がある。

 

公園のベンチでひとりぼっち、図書館で高齢者同士が新聞のと

りあいで口論、スポーツはゲートボール、高齢者はPCやスマホ

を使えない、音楽は演歌しか知らない、これはステレオタイプ

のシニア男性像が書かれている本の一部である、一体いつの時

代の話だといいたくなる内容である。

 

しかし、ひとり暮らしであっても日々の生活に喜びを見出し充

実して生きているシニア男性も多いはずである、それなりに自

分の居場所を確保しているのにメディアはシニア男性に対しネ

ガティブなシニア男性像の論調が多いことも確かである。


老後に思う夫婦の生き方

2023年01月27日 | 老後の生き方

恋愛は情熱、結婚は安定とよく言われる、なぜかというと恋

愛期間はどうしても相手を美化する、そうして情熱を保つ、

しかし結婚は生活そのものである、だから人間の愛は矛盾に

みちたもので安定は情熱を殺し、不安は情熱を掻き立てるも

のとは、よく言われることである。

 

結婚生活は決して綺麗ごとだけではすまない、生い立ち、育

ち、環境が違った二人の人間が一緒に暮らすわけだからいい

ことばかりがあるわけではない、ただお互いの欠点やアラが

わかってきた頃から夫婦愛が始まると言ったのは作家遠藤周

作氏ある。

 

また夫婦とは奇妙なもので感情がまたたく間に伝染する、ど

ちらが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害してしまう、

同様に夫だから、言わなくてもわかるというのは違う、言

わなきゃわからい。

 

そして結婚の基本は相手を尊重すること、相手の気持ち、立

場などを尊重して適度な距離感を保ち必要以上に立ち入らな

いことかもしれない、老後は特にお互い思いやりを持って日

々愉しみを見つけ過ごすことが、老後の夫婦のありかた、生

き方だと結婚生活47年、私の実感である

 


老後は自分の気持ちに正直に

2023年01月24日 | 老後の生き方

自分の気持ちというのは意外にわからないもの、特に人間関係が

らむと人間関係を優先しようとするため自分の気持ちに目をつ

ぶってしまうことがある。

 

自分の本当の気持ちと頭で判断することにズレがあることに違和

を覚える、例えば職場の上司に飲みに誘われたけど行きたくな

い、でも断ると角がたつ、葛藤しながらも嫌々行く、こんな経験

は誰でもあるかもしれない。

 

現役時代は、なんとか折り合いをつけ人間関係を保つのがサラリー

マンの社会である、しかし定年後は、そういう付き合いから解放

され、自分の気持ちに素直になって厭なら断ればいいと思ってい

る。

 

 


喜びや嬉しさは点、幸福は線

2023年01月23日 | 幸福

成功することと幸福は同じようで違う、成功は具体的な目標が

ある、受験に合格する、〇〇会社に就職する、サラリーマンで

あれば毎月の予算を達成する、結婚する等、人それぞれ違うも

のだが、目を達成したからといってそこで終わりではない、

達成感は一のものである。

 

幸福というのは充実感で、それが幸福度、その幸福度の持続時

の長さこそ幸福度でそれは老若男女、だれもが条件は同じよ

な気がする。

 

成功と幸福、どちらも手にしている人もいるだろし、どちらも

手が届かないでいる人もいるだろう、成功と幸福ということで

思い出すのは「喜びや嬉しさは点、幸福は線」という先人の

葉である、成功という喜びや嬉しさは一瞬だけど、幸福は線、

私にとってなぜか腑に落ちる言葉である。


78歳ひとり暮らし男性の年金生活は月10万円

2023年01月22日 | 年金生活

先日雑誌の投稿記事に一人暮らしの男性の年金生活が掲載され

いた、78歳男性で公的年金は10万円、貯金額は不明だが

毎月年金の範囲内で生活するよう心掛けているという。

 

月の支出を見ると、食費は3万円、光熱費が1万円、日用品が

1万円、住居費は持ち家、通信費が3千円、医療費3千円、孫

への小遣い5千円、交際費1万円、雑費3万円と年金の範囲内

で生活している。

 

医療費が3千円で済んでるということは、至って健康のような

気がする、耐久消費財や税金や社会保険料については貯金を取

り崩していると思われる、食事は自炊、住居費が、かからない

のは持ち家がマンションでなく一軒家というのが大きい、一人

暮らしの不安はあるものの健康であることが充実感につながっ

てる印象を受けた。


安楽死を認めて欲しいという声はあるけれど

2023年01月21日 | 

日本では安楽死は認められていない、一方オランダ、スイス、

スペインなど安楽死を容認している国々では終末期でない高齢

者が医療の力を借り死期を早める行為が増加している、スイス

では高齢に基づく複合疾患(がん等)も自殺幇助を受けること

が出来る病のひとつに含めてる。

 

欧米と日本の違いについてノンフィクション作家の宮下洋一氏

はこう述べている、欧米は個が尊重される社会であり宗教的に

も死んだら終わりと考えてると同時に個人が選択する死が憚ら

れることも少ないという、しかし日本では死んでも生き続ける

という観念や願いがあり、死を自己決定することが難しい。

 

しかし心の痛みを抱える人や孤独に苦しむ高齢者、介護を受け

てる高齢者で迷惑を掛けたくないという人が大勢いることも事

実である、筋違いかもしれないが、そんな弱者を救済するため

にも安楽死を認めてもいいのではないかという声があることも

確かである。


美男美女は幸福だろうか?

2023年01月20日 | 幸福

現代社会において外見の魅力はとてつもなく大きな価値がある、

魅力的な外見だと幸福度も高くなるのだろうか?これは作家の

橘玲氏が「バカと無知・人間この不都合な生きもの」のなかで

美男美女について言及してる言葉である。

 

橘氏は美男美女だから幸福感やポジテイブな感情が高くなるわ

けではない、要は自分のことを魅力的だと思ってる男女こそ幸

福度が高いのだと明言している、ただ外見が魅力的だとさまざ

まな場面で得で羨望の的であることは確かである。

 

しかし外見は子供のころから、ほとんど変わらない、中には極

端に変わる人もいるが、そんなに変わらないものだ、美男美女

は自分の容姿に慣れてる、いわゆる褒められることにも慣れて

る、その証拠にTVでみるタレントや俳優、そしてアスリートの

中には「イケメンですね」「美人ですね」と言われて否定する

人はいない、だから本人たちはそれが日常だからいちいち自分

が幸福だと思わない、要は美男美女だから幸福だとは限らな

ということだ、外見が主観的な幸福度に影響しないというの

本当かもしれない。


私が感じる幸せな老後とは

2023年01月18日 | 幸福

人間は傲慢だから、なかなか細かいことで幸せを感じつづけ

とは難しい、しかし頻繁に起きる地震や水害、この日本列島

住んでいると平凡な一瞬、一瞬に幸せを感じることこそリア

なことだと私は思っている

 

他者との比較によって感じる幸せ、世間で幸せだとされている

ものを自分自身の幸せだと考え、それに合わせて希望を抱いて

いる人は少なくないし、それは若者も老人も変わらない気がす

る。

 

しかし人は生き方も価値観もそれぞれ違う、比較によって感じ

る幸せを求めても満足することなどできない、それよりも今の

自分ができる、何かを見つける事こそ大切な気がする、憂鬱と

うっすら幸せを小刻みにいったりきたりする私の現在の日常、

それも、この心穏やかな日々こそ幸せなんだなと謙虚な気持

ちで思える今日この頃である。