団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活89歳女性の一人暮らし

2022-07-31 05:26:12 | 年金生活

ある雑誌に掲載された89歳女性の年金生活、年金収入は14

万円、夫が40年前49歳の若さで亡くなってから一人暮らし

である、当時の遺族年金は7万円、10万円で生活しようとい

う思いで不足分の3万円は洋裁の技術を生かして婦人服の仕立

てと洋裁指導で生計を立てた。

 

その後バブル景気とともに遺族年金も物価にスライドして上昇

して11万円、65歳から国民年金が支給され合計で14万円

の年金生活を送っている、2年前に大腿骨骨折で5ヵ月入院し

たこともあり年金生活のなかで大きな支出で医療関係費、介護

謝礼含め80万円もあった。

 

 

さらに退院後、郷里へ引っ越し、40万円と大きな出費があっ

たものの57年間家計簿をつけてたこともあり、何があっても

処できる力を身に着けたというのが8ヵ月平均の家計簿にも

れており、大きな支出は貯蓄の中からやりくりしてる、普段

年金収入の14万円の範囲内で計画的に頑張って生活してい

姿勢が感じられた。


ブログの盗用記事に憤りと深い失望感

2022-07-30 05:19:28 | ブログ

この1ヵ月ブログの盗用記事に憤りと失望感を味わいながら過

ごした、盗用された記事10件は今だに削除されないままであ

る、今回色々調べてみると誹謗中傷や盗用の被害を受け悩んで

る人がいかに多いかということを実感した。

 

goo事務局には証拠書類を送付したことで警告メールを相手に

通知してくれると期待したがそれは叶わず、「著作物の送信を

防止する措置の申し出」の申請が必要で盗用された記事全件と

私の本人確認書類、印鑑証明が必要なこと、それでも提出した

から約束されるもではないということを念を押された、簡単で

はないし思いのほかハードルが高い。

 

ただ1ヵ月の間に10件、3日に1件の盗用は尋常ではない、

明らかにマナー違反であり看過できない、実際の記事を比較し

てもらうことで盗用の実態を理解してもらえるのではないかと

思い今回公表することにした、私の記事(団塊シニアのひとり

ごと)は昨年の5月31日、盗用記事(お兄ちゃん日記)は今

年の7月9日です。

 

 

人間嫌いは誰にでもある!? - 団塊シニアのひとりごと (goo.ne.jp)

 

人間嫌いは誰にでもある⁉ - お兄ちゃん日記 (goo.ne.


孤独というのは解放された時間

2022-07-29 05:17:18 | 孤独

若竹千佐子さん68歳、55歳で夫と死別、63歳の時に「おら

おらでひとりいぐも」で芥川賞を受賞した小説家である、その若

竹さんが社会学者の上野千鶴子さんとの対談した内容が興味深い

ものだった。

 

対談のなかで孤独に言及しており、孤独というのは自分と向きあ

うための必須条件、家族としての時間は人生のある一時期にすぎ

ない、多くの人はひとりになることに対して恐怖を抱いてるけど

それは悪いものじゃない「孤独というのは解放された時間だよ」

と孤独を前向きに捉えてる。

 

さらに結婚しても二人でいてもやはり人間はひとり、孤独だか

ら相手にやさしくなれるのではないでしょうか?納得である、

私自身妻と一緒にいてそう感じる瞬間があるけれど、それで

いいと思ってる、だからやさしくなれるのかもしれない、そし

て孤独というのは解放された時間、腑に落ちた言葉である。


遺族年金の存在は大きかった

2022-07-28 05:15:32 | 年金

生きていくためにはお金は必要だし大切である、特に老後は若

い頃と違った出費も覚悟しなければならない、予期せぬ病気で

医療費の負担が増えたり、老親の問題、家のリフォーム等お金

の問題は重要である。

 

私の母が認知症になり要介護4の判定、私自身県外にいるだけ

に母を引取ることを提案したものの母は住み慣れた土地を離れ

たくない、結局遺族年金と貯金で介護付き有料老人ホームに入

居した。

 

もし遺族年金がなかったら、在宅介護で私が同居するしかなか

ったかもしれない、そう考えると遺族年金があったことに救わ

れたことは確かである、遺族年金だけでは十分ではなく持ち出

しはあったものの、父が遺してくれた遺族年金の存在は大きか

った。

 


夫が看取ると余命5年、妻が看取ると余命22年

2022-07-27 05:16:06 | 夫婦

夫が看取ると余命5年、妻が看取ると余命22年といわれるが、

妻に先立たれた夫の寿命は少なくとも15年も縮まるという調

査結果が出ている、愛妻家で知られた経済小説開拓者である城

山三郎氏「毎日が日曜日」や「官僚たちの夏」のヒット作を遺

しているが奥様亡きあとの喪失感、本人でないと理解できない

ものがある。

 

城山三郎氏の奥様が亡くなったのは2000年、68歳のとき

である、そして城山氏が亡くなったのは2007年、79歳の

時である、この7年の辛い日々を著書「どうせあちらへは手ぶ

らで行く」に書かれてる、妻を失ったこと、ただそのことだけ

で後は何も考えたくない、それほどの妻だった、おかげで豊作

の人生だった。

 

さらに46年の結婚生活で積み上げてきたものが一挙に崩れて

消されてしまった思い、強烈な孤独感と不安感、目先のことし

考えぬようにしよう、目先のことだけ楽しんで生きようと自ら

を鼓舞しようとする決意が感じられた、しかしこの翌年間質性

肺炎でこの世を去った、いかに愛妻家でありいかに奥様を愛し

頼り切ってたかが文面から伝わってきた、まさに冒頭の夫が看

取ると余命5年、そんな生き方だった。