団塊シニアのひとりごと

定年退職して8年目の団塊世代です、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

「伴侶を見送って」の事例から

2019-02-18 06:13:25 | 夫婦

夫婦は空気のようなもの、常にそこにあるのが当たり前、ある日

突然いなくなったら、きっと衝撃をうけるだろう、伴侶の死とは

間の生き方を考えさせるものだと痛感した、そんななかで二つ

の事例を紹介したいと思います。

 

 

《思いではカラオケとともに》

彼がいてくれるだけで、まだまだ幸せだったあの日が、たまらな

ほど懐かしく切ない、夫が逝ってからも折にふれ、拍手を送っ

てくれたあの光景が鮮やかによみがえってくる。

 

 《涙の味》

私は40数年の過去の思い出を口寄せして語った酸素マスクの中

から私の目をみつめウンウンとうなずき手を握り返してくれた彼

女、モニターの波長が弱まり脈拍が50を切ったとき彼女の眼尻

から涙がほとばしり、頬を伝って流れた、私も娘も泣いた、号泣

た、暖かみのあるうちにと私は彼女の涙をすすった、二人の涙

がまじりあってうすい塩味がした。

 

 

それでも悲しみの淵から立ち上がり、再び歩き始めようとしてる

姿に打たれるものがあります。


定年後の夫婦のつきあいかた

2019-02-14 06:29:09 | 夫婦

定年というのはゼロからの出発で過去の実績すべてご破算かもしれ

ない、主婦の仕事は毎日同じことの繰り返しで単調、しかし大変で

あることが定年後一緒の時間を過ごしていると理解できる。

 

夫は現役時代仕事や付き合いに没頭してるうちにいかに生きるべき

かなど考えなくなる、逆に妻は夫の会社での活躍より給料を間違い

なく入れてくれることの方が大切だと思ってしまう。

 

しかし定年後は現役時代とちがった新たな人生哲学がお互い必要か

しれない、そして老後の夫婦に必要なのは精神的な繋がりだとつ

くづく思う今日この頃である。


夫婦の「賞味期限」夫に伝えたい一言

2019-02-03 06:08:08 | 夫婦

婦人公論の特集「夫婦の賞味期限」、子育て終了、セックスレス

夫の定年と3つの壁があるというけど、夫の定年で夫婦が一緒に

いる時間が長くなる、そういう意味では夫の定年が一番の壁かな

と思う、なんといっても夫婦がともにいる意味を考えさせられる

のが定年後である。

 

あなたにとって夫とは?今伝えたいひと言という読者アンケート

を見るとまさに強烈なひと言である。

 

■あなたが死んでも私は悲しくないかもしれない

(妻67歳、夫70歳/結婚42年)

 

■私はあなたの妻である前に、一人の女性であり人間です

(妻63歳、夫68歳/結婚39年)

 

■男は成長しない生き物だと諦めています、でも可愛げがなく

ったら捨てますよ(妻60歳、夫66歳/結婚32年)

 

■これも腐れ縁、死ぬまで頑張ろうね

(妻73歳、夫78歳/結婚55年)

 

■あなたもいい人、私もいい人、ただ合わなかっただけ

(妻67歳/以下記載なし)

 

 


老後の家事の分担

2019-01-27 06:15:44 | 夫婦

「男が家事、特に料理をするなんて恥ずかしい」と思ってる男性

我々の世代でも多い、それは今まで受けてきた教育や生きてき

境のせいだと思う。

 

母親だけが甲斐甲斐しく動き回って、父親や息子は何もせずそれ

自分にとって快適で当たり前の家庭で育てばいずれ自分の妻に

もそうふるまう大人に育つことは明白である、また父親も母親も

仕事する共稼ぎの家庭に育てば自分のことはそれぞれがやって当

たり前であるという生活パターンになると思う。

 

そういう意味では育った環境の影響は大きいといえる、実際たま

男同士で定年後の生活の話題で料理の話になるとほとんど関心

を示さない、口にはださないけれど、どうせ暇なんだからやって

るんだろうぐらいの反応である。

 

私の場合家事の協力のなかで特に料理をすることは定年前の妻と

の約束であったし希望であった、実際教えられやってみると奥が

深く案外面白いものである、やらされてる感覚は全くないし夫婦

のどちらが先に逝くかわからないだけに男が料理を覚えて損はな

いと思ってる、そのことで夫婦の風通しがよくなることは確かで

ある。


老後の夫婦という幸福、夫婦という不幸

2019-01-23 06:00:02 | 夫婦

女性の生き方をテーマに活動してるノンフィクション作家沖藤典子

さん現在80歳、64歳のときに書かれたエッセイ「夫婦という幸

福、夫婦という不幸」 は夫婦のあり方について書かれてる。

 

夫婦は赤の他人同士の結びつき、異文化のカップル、だから当然結

婚すれば摩擦が起きる、夫婦には思いやりが大事といわれながら、

夫婦であるがゆえに、思いやりを持てなくなってしまう男と女、そ

れが平凡な夫婦の姿だという。

 

夫たちは会社だけに価値をおき生活や感情のすべてを会社とその人

間関係に傾けてしまう、そこから外れることを恐れる、妻に深く感

謝していてもそれが言葉になって出てこない。

 

最近の沖藤さんのインタビュー記事で沖藤さんのご主人は4年前他

界したが会社員時代は毎晩のように泥酔して深夜に帰宅、定年後も

友人と外出して深酒をする生活を続けた、その結果病いに倒れた、

ところが世間は「夫の病気は妻のせい」という目で彼女を見る、同

年代の女友達からも「あなたが仕事なんかしているせいよ」と言わ

れたという。

 

それでなくてもこうしたときに長い人生で積もり積もった夫婦間の

感情が一気に噴き出て、最初の1年ぐらいは葛藤が続いたが「私も

悪いところがある、夫ばかり責められない」と思い要介護3のご主

人の闘病生活をサポートしたが80歳で亡くなった。

 

この経験をもとに沖藤さんは自分と同年代の妻のなかにおなじよう

に夫に対する過去の感情が整理ができない中で世間からのプレッシ

ャーを受けてつらい介護をしている人が少なくないと思う、だから

彼女たちに「良妻ぶらずにつらさを語って」と伝えたいという。

 

そうすれば必ず同じ思いの人と出会え少しでも楽になると語ってい

る、あらためて老後の「夫婦という幸福、夫婦という不幸」につい

て考えさせられた内容である。