団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

きょうだいと揉めないために

2024-04-25 05:36:05 | 老後の生き方

昔どんなに仲がよかったきょうだいでも違う人生を歩むうちに

物の見方や考え方も違ってくる、実際一緒に暮らしているとき

は、あまり意識しないけど離れているときょうだいでも何もし

らなかったことに気づくことがあるものだ。

 

きょうだいでも離れていると疎遠になる、それでも親の老いと

ともに介護や相続といった問題が生じてくる、さらに収入や金

銭感覚の差などお金がややこしくして人生後半に待ち受けるき

ょうだいへの宿題のような気がする。

 

かつては同じ家族であったきょうだいも今はそれぞれ別の家族

がいる、人生を共にする運命共同体はきょうだいではなく配偶

者や子供である、寂しいけれどそれが現実かもしれない、だか

らこそ時間が許す限りコミュニケーションを取ったほうがいい

というのが両親を看取った私の実感である。

 


年金生活楽とはいえないけれど

2024-04-24 05:29:31 | 老後の生き方

定年退職後の収入は働かないかぎり大半の人は公的年金が収入源

である、現在年金受給者は約4000万人(そのうち国民年金の

み受給者は1000万人)いる、例えば60歳以上夫婦だけの無

職世帯では公的年金は月平均22万円(年間264万円)支出が月

平均27万円(年間324万円)、月平均5万円(年間60万円)

の赤字だといわれてる、足りない分は預金を取り崩すしかない。

 

 

支出のなかで固定してるのが税、社会保険料である、市県民税、

固定資産税、車をもってれば自動車税、そして国保(介護含む)

である、この支出は決まってるので減らすことができない、我

が家ではこの合計が年間52万円である、支出の中のウエイト

としては高い。

 

さらに公共料金(水道、電気、ガス)、住宅費(マンションで

あれば管理費、賃貸であれば家賃、住宅ローンを抱えていれば

返済額)が加わる、やはり定年前にローンの返済を終えてるの

がベストだと思うし、ある程度の蓄えは必要、そして65歳を

過ぎると医療費がかかることも大きい。

 

又耐久消費財(自動車、家電製品、家具)の交換、リフォーム等

の出費も大きい、交際費も現役時代みたいにはいかない、子供

や孫にかかる費用も考えなければならない。

 

いずれにしても働いていた時と同じ生活レベルを維持するのは

厳しいので生活レベルを見直すことが必要である、それでもか

ぎられた条件のなかで楽しみや幸福を感じる生活をそれなりに

見つけ出すことが大切だと思っている。

  

 

 


友だちはいたほうがいいけれど

2024-04-16 05:32:11 | 老後の生き方

コロナ禍以降ほとんど人と会っていない、かといって人が恋しく

なることもなかった、自宅には家族がいるので日常の会話は普通

だったし、決して鬱になることもなく過ごしてきた、だから誰か

に会いたいと思ったことはなかった。

 

決して人間嫌いになったわけではないが、人と会わなくてもよい

というこの状態が快適というほどではないが居心地がいいことは

確かである、今は便利な世の中でパソコンやTVなどひとりで楽し

めるものがあるので人と会わなくても退屈することはない。

 

日々、人間関係は変化するもの、永続的に保証された友人関係な

どないものである、確かに友だちはいたほうがいい、かといって

いなくても生きていける、心理的負担になるような友だちならい

らないと思っている。

 

 


高齢者はテレビに釘付け!?

2024-04-15 05:36:02 | 老後の生き方

高齢者のアンケート調査で多くの人がテレビを視聴してるという

結果から「高齢者はテレビに釘付け」という記事が掲載されてい

た、その理由としては自らの情報発信の気力が減退し流されるこ

とを好むことに他ならない、そして定年退職を迎え就業しておら

ず自宅にいる機会が多いと書かれていた。

 

果たしてそうだろうか?この調査ではインターネットの利用率は

4割程度である、必ずしもテレビに釘付けとはいえない気がする、

私自身テレビは好むし現役時代より視聴する機会は多い、しかし

それ以上にインターネットを利用する方が多い。

 

実際ブログを始めてる高齢者は思いのほか多い、自分の経験や哲

学、趣味についてブログを通じて発信している、さらにいち早く

世の中の出来事や動きを知る、趣味娯楽に関する情報を得るのも

テレビよりネットのほうが早いことがある、そう考えると「高齢

者はテレビに釘付け」というのは、ある一面を捉えての発信のよ

うな気がしてならない。


老後の「きょうだいリスク」収入格差問題

2024-04-14 05:55:49 | 老後の生き方

現在非正規雇用労働者が40%ということもありきょうだい間で

の収入格差の問題は深刻である、現実問題として35歳~44歳

でパラサイトシングルとして親が生活の面倒を見ている独身者が

100万人以上存在する。

 

 

また結婚しても「夫の稼ぎが悪いと嘆く娘にちょくちょく小遣い

を渡す」 「いずれ介護してあげるといった息子夫婦に二世帯住宅

建設の資金を渡す」など経済的に困っている子供や将来頼れそう

な子供に援助をしてやりたいと思うのが親心というもの、これが

一人っ子であれば問題ないがそうでない場合、ほかの子供と同じ

きょうだいなのになぜこんなに差があるかという反発や嫉妬を抱

いて格差が問題になってくる。

 

 

そして自分ばかり損をしてきたという恨みの気持ちも沸いてくる、

さらに問題を複雑にするのは配偶者の存在、親からの支援に差が

あった場合、本人は納得していても妻や夫が「あのとき不公平だ

った分相続では多く受け取る権利がある」と主張する例で相続人

の配偶者が口出しするとトラブルは長期化するといわれている。

 

 

かつては同じ家族であったきょうだいも今はそれぞれ別に家族が

いる、人生をともにする運命共同体はきょうだいではなくもはや

配偶者や子供だという悲しい現実があることも確かである。