亡くなった父の時もお世話になったケアマネージャー、彼女がい
なかったら正直この難局を乗り切ることはできなかった、最初の
施設は何とかお願いして10日間お世話になり、次のところに1
0日間、その間認定調査を受け要支援2から要介護3に認定、そ
して最終的に入所する老人ホームを決定、現在そこで母はお世話
になってるところである。
その間、投薬による行動抑制もあり認知症の症状はどんどん進み、
現在は車椅子状態で会話もうまくできない状態、他人の世話にな
りたくないと頑なに自立を求めようとした母、母自身望まないこ
とだったかもしれない、しかし私自身悩み抜いた末に反射的にす
るしかなかった選択や決断、どう考えても一人暮らしは危険な状
態だった、近所からの苦情がくるまえに対応したことは間違って
なかったと思いたい。
正直、息子として変わり果てた母親に傷ついてしまう、怒ったり、
いらだったり、実際上手に励ましたり行動させたりということは
家族だからこそ抵抗があることを実感した、この齢になり、経験
しないとわからないことが、まだまだあることを思い知らされた。