団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

2023年・去年今年貫き棒の如きもの

2023-12-31 05:28:32 | 老後の生き方

     去年今年貫き棒の如きもの

 

これは明治大正昭和の3代にわたる俳人、作家の高浜虚子の俳句

である、去年今年(こぞことし)とは大晦日の夜を境に去年と今

年が入れ替わっていくことを表すと言われてる。

 

この句の解釈は時の流れに区切りを付けて人は生きている、しか

し時というものは過去現在未来を通して貫く一本の棒のように連

続してるものだ、だから新年になるとすべてが変わり好転すると

いうわけではない、人生はそんなに甘くないよと言ってる感じが

する。

 

誰もが悩みを抱えているが人それぞれ違う、難病を抱え苦しんで

る人、事業の先行きに不安を抱えてる人、人間関係の悩みを抱え

てる人、親の介護で日々つらい思いをしてる人、人生は甘くない

かもしれない、それでも未来はわからない、時の流れを大切に明

日に希望を持って歩きたいものだ。

 

 


2023年・年の瀬に思うこと

2023-12-30 05:58:11 | 老後の生き方

早いもので来年になると76歳、それでも人生についていまだ

にわからないことがある、かといってわかってしまったら生き

る意味もなくなるのではないかと思っている。

 

悔いなく生きただろうか、やるべきことはやっただろうか、人

役にたっただろうか、自分の生きる意味は?年の瀬になると

いつも問いかけてみる。

 

浮かぶ日もあれば沈む日もある、幾つになっても悩んで迷って

あたりまえ、老いて上手に生きる方法などない、それでも一日

にひとつでも愉快なことがあればそれでよしと思う、なければ

次に日に期待しよう、そんな思いで生きていきたい。


貯蓄も年金もない70代の義父母

2023-12-29 05:50:41 | 老後のお金

妻の兄夫婦と同居する70代の義父母は貯蓄も年金もなく二人

の老後が心配です、義父は1年ほど前に認知症と診断され要介

3です、義理の兄と義父母の折り合いが悪いため現在ディサ

ービス費などで月5万円を援助してます、ただ介護施設入居と

なると月20万円、自分たちの老後や子供たちのことを考える

ととても無理、どうしたらこの難局を乗り越えられるでしょう

かとういう50代男性の人生相談である。

 

物心共に老父母を支え介護しるのはまことに尊いですが次の世

代の生活や育成を犠牲にしない範囲でと思ってます、それより

もお子さんの将来、ご自分の老後を考えて下さい、そして要介

3であれば特別養護老人ホームへの入所を申請してください

という回答者のアドバイスだった。

 

貯蓄も年金もなく要介護3の義父、かなり厳しい状況で実の息

(義父)と娘(投稿者の妻)はどう考えてるのでしょうか?

介護問題は間違いなくお金がからみます、特養であっても15

万円前後の費用は必要でここは家族全員で話しあうことが先決

一人で抱える問題ではないはずです。


自殺をひきとめる名言はないかもしれないが

2023-12-28 06:16:26 | 言葉

読売新聞朝刊の「人生案内」相談者は50代前半のパート女性

「なぜ自死はいけなのか」に注目した、女性が言うには自殺は

よいことか悪いことかと問われれば、もちろん悪いこと、ただ

自死を考える人はものすごく悩んで生きるのがしんどくなって

その道を選択してしまっているのではないでしょうか?なぜ自

死はいけないことなのか教えていただきたいです。

 

本人は自殺をしたいと考えてるわけでなく、もしも友人から自

殺を考えていると相談されたときに、どうしたら引き留めるこ

とができるのかその答えを知りたいというものだった、それに

ついて回答者は、死は理屈ではない、到底言葉では説明できな

い、自殺がいいか悪いか他人が判断することではない、自殺を

引き留める名言はなく言葉は無力です、それよりも黙って相手

に存分に語らせることが大切ではないかと助言している。

 

私が思うに自殺を考える人はほとんど人から見捨てられたと思

った時、もう誰からも気にかけてもらえなくなった時、生に絶

望すると言われてる、理屈で何をいっても通じないかもしれな

い、生きてればいいことあるさといったところで逆に悪くなっ

ていくかもしれない、それよりも回答者がいうように相手のい

うことを聞く、相手が気が済むまで、ひたすら聞く、正解はな

いかもしれないがそのことが大切な気がする。


いくつであろうと悩んで迷ってあたりまえ

2023-12-27 06:04:01 | 生き方

人生は一瞬一瞬の積み重ね、私自身定年まで勤め、認知症だっ

た両親を看取り、実家の処分も終わり、75歳よくここまで歩

いてきたもんだと感じることがある。

 

好日と悪い日があるけれど、毎日を好日と考えることはできる、

だから毎日を否定しない、病気にかかったら苦しみ、楽しいこ

とがあったら笑う、それでいい、心の持ち方次第で人生の景色

が変わるものだ。

 

自分とは何かを問うかけがえのない時間が老い、そして生きて

る限りたぶんすべての悩みから解放されることなどないだろう、

いくつになっても悩んで迷ってあたりまえだと思っている。