団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

60代男性金を貸した親友探しているが

2022-08-31 05:26:15 | 人間関係

読売新聞「人生案内」相談者は60代男性、20数年前無二の

親友が訪ねてきて母親が、癌になったので金策に走っていると

いう、たまたま手元にあった20万円ほどの現金を貸した、帰

り際彼は賞与がでたら返すといったが20数年たった、一昨年

定年退職し、青春時代を共にした親友とこんな形で会えなくな

って残念、忘れるべきか、それとも探し続けるべきかアドバイ

スが欲しいという内容だった。

 

無二の親友の行動は論外です、それでも会おうとしてることに

口を挟む余地はない、ただ相手を探し出して何を語り合おうと

いうのか、お金は返ってきませんよというのが回答者のアドバ

イスである。

 

何で今さら?と思うのは私だけではないと思う、回答者がいう

ように無二の親友の行動は論外です、誠実の欠片もない、最初

ら返す気はなかったのでしょう、探し出して会ったとしても

手は負い目がある、友情が復活するなんて無理な話、親友と

い込んでいたのは相談者のほうで相手はそう思ってない、き

ぱり忘れることです、会わずに終わる人間関係でいいじゃな

ですかと私は言いたい。


いじめはなくならないけれど

2022-08-30 05:28:52 | 生き方

いじめは昔からあってなにも今に始まったことではない、ただい

じめの質がSNSの普及で変わってきたことは確かである、実際人

間社会にはさまざまな力関係が張り巡らせており、集団になると

必ず力関係が働き上下関係が生じる。

 

さらにどんな人間にも心の奥底には無意識のうちに無抵抗なもの

いじめることに楽しさを感じる快楽本能があると言われてる、

子供だけではない、大人になってその本能を刺激する状況におか

れると噴出する、だからパワハラがあとを絶たない。

 

みんな仲良くという規範意識だけではいじめはなくならない、こ

社会は苦しいこと、つらいことが多い、辛抱がいろんな場面で

要求される、だから自分を守るにはやはり耐える力をつけること

も必要かもしれない、そして相談できる人を見つけること、それ

でも耐えられないときは一度その群れから離れること、逃げるこ

とは決して恥ずかしいことではないと言いたい。


なんでもない一言が薬にも毒にもなる

2022-08-29 05:29:29 | 言葉

言葉というのは強いツールであり、だからこそ慎重に取り扱う

必要がある、命を救う薬にも命を奪う毒にもなることがある、

「暮らしの手帳」の元編集長松浦弥太郎氏は当時著書で、言葉

の難しさについて次のようなエピソードを語っている。

 

知人がひどく落ち込んでたので事情を尋ねた、すると父親が癌

で危篤だという「もうだめなんです」とつぶやく彼をなんと

励ましたくて言った言葉が「親の死というのは誰もが通る道

ゃないか、だから頑張ってね」しかしこの誰もが通る道とい

言葉が彼の心を刺した、父の死をよくあることだとかたずけ

れたと感じて追い打ちをかけるように落ち込んでしまった。

 

後日再会したときに謝罪して思いやりのなさを悔やんだ、誤解

は解けたものの、なんでもない一言が、どうやっても消せない

傷を心に残してしまうことを痛感したという、実際親しけれ親

しいほど思い当たることがあるのではと思う、一度言ってしま

った言葉は取り返しがつかない、だから言葉を発する前に立ち

止まる必要があるのかもしれない。

 


月14万円で暮らしている70歳一人暮らしの女性

2022-08-28 05:36:01 | 年金生活

ある雑誌に掲載された70歳一人暮らし女性、51歳のときに離

婚現在一人暮らしになって10年、収入は公的年金が8万円、週

2回のパートで3万円、預金からの引き出しが3万円、合計14

万円で生活している。

 

税金、社会保険料をひいた可処分所得が109000円、その中

で住居費(公営住宅賃料、町内会費)34000円、そして車を所

有してるので月11000円、この2点にかかる経費が大きいが

車は今の暮らしに欠かせないという、光熱費は10000円、教

養費(お茶、美術鑑賞、生涯学習講座の費用)が10000円、

食費、衣服費は抑えてるという感じである、預金ががどのぐらい

あるかは不明である。

 

家計簿の内容を見ると確かに厳しいが、健康なせいか医療費が歯

科検診以外かかってない、だから限られた収入のなかでよくやっ

てる印象が強い、パートの図書館勤務をきかっけに増えた楽しみ

の一つが美術館や博物館、文学館を訪れること、さらにお茶のお

稽古、近くに住む孫の学童保育の送迎など、いきいきと生活を楽

しんでるという感じである。


老いの途中でふりかえる

2022-08-27 05:29:14 | 老後の生き方

どんなふうに生きていけば楽しく心地よく過ごせるか、これは

ひとりひとり手探りで探すしかない、誰もが自分の老いについ

ては素人なのだから。

 

老後なんて変化のない日常かもしれない、それでも習慣化した

日常のなかに新しい発見があるものだ、毎日が同じようで微妙

に違う、体重の増減や病気の進行具合、食べ物の好みなど1年

前とは明らかに違ってきたことに気がつくことがある

 

今までの人生をふりかえり自分が何に関心を持ち、何に感動し

てきたかを思いだすことがある、楽しかった、嬉しかった、

白かた、笑った、感謝した、そんなシーンを思い出すと、な

か閉された心の窓が開くような感じになる一時である