気象台では各地の天気図を作り、それによってどの地方でどんな
天候になるかを予測する、私が小学生のころ、遠足とか運動会の
前日に雨が降りそうだと晴れて欲しいとテルテル坊主を軒先にぶ
らさげたものだ。
しかしそうした希望とか祈りとは無関係に気象は動くもので、無
情に雨がふることもあるし、晴れたとしてもテルテル坊主をぶら
さげたからではなかった、天候はいくら人間が願っても影響を受
けたりしない。
今年も天気予報が当たらないことが度々あった、晴れの予報なの
に雨が降ると腹が立つものだ、逆に雨の予報だったのに降らなか
った場合、腹を立てる人は少ない、だからちょっと降りそうだっ
たら雨の予報にしたらと思うけれど、そんなことはできないだろ
う、それだけ予報は難しい、だから天気予報が外れて腹が立って
も悪いのは気象予報士でなく天気だと思うことにしている。