団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

被災地支援私たちにできること

2017年07月25日 | 災害

この7月の九州豪雨で福岡と大分は甚大な被害をうけ、大切な人を

失い、家や仕事を失い、それでも何とか立ち直ろうとしている、被

災生活が長期化しており復興への道のりはまだ遠い、それでも私た

ちひとりひとりが支援できることを考えていきたい。

 

ボランティア活動、義援金、ふるさと納税、福岡や大分等九州の特

産品を買う等被災地支援の方法はいくらでもある、東日本大震災の

ときの自分や家族や街の状況を重ね合わせた東北の人も多いはずで

ある。

 

福岡と大分に恩返しがしたい、そんな気持ちで自分のできることを

始めている人たち、ささやかなことであってもその思いは届くので

はないかと思っている。


安倍政権の支持率低下に思うこと

2017年07月23日 | 政治

都議会選挙の自民党惨敗以降急激に支持率が低下した、それまで

安倍一強といわれた安倍政権、森友、加計問題、閣僚の失言と次

から次と難題が出て盤石といわれた政権が支持率が下降の一途を

たどってる。

 

第一次安倍内閣で惨めな辞め方をした安倍首相、第二次安倍内閣

では最初こそ自信がなかったが、長くなり、対抗する野党も、大

したことないと見るや、強気になり、傲慢さも目立ち、国会での

答弁も荒く、乱暴さが顕著になるようになった。

 

特に森友問題、加計問題での官邸の強気の姿勢、国民は何かを隠

しているのではという疑念を持ち始めたことは確かである、政権

基盤を過信しすぎて身内に甘く、忖度して注意する人もいない、

だから世論調査で人柄を信頼できないという人が多くなってる、

内閣改造したから支持率が上がるものではない。

 

この支持率低下の経緯を見ると人間順風満帆だと傲慢になり、謙

虚さがなくなるのだというのを今の安倍首相を見てると感じる、

かといって受け皿になる党がないだけに政権交代ということはな

いけど、安倍さんでなくても自民党内に誰かいるのではという空

気はあるような気がする。


無名でも頑張っていれば誰かが見ている

2017年07月22日 | スポーツ

「無名でも頑張っていれば誰かが見ている」この言葉は夏の甲子

園大会の地方予選が始まる前に朝日新聞の取材で楽天の岸投手が

語ったものである。

 

仙台市の中学3年だった岸投手が選んだのは野球で無名ともいえ

宮城県立名取北高校だった、甲子園にははるか遠い存在、3年

生の宮城県大会、1回戦無安打無得点の好投で勝利、その投球を

観戦していた東北学院大学の監督の目にとまる、たまたま監督の

息子さんが相手チーム主力で応援に来ていた、まさにこの偶然が

岸投手の野球人生を大きく左右することになる。

 

高校卒業後、東北学院大学に進み春の仙台六大学で18年ぶりの

ーグ優勝、そして西武ライオンズに入団9年間在籍、その間2

008年の日本シリーズで優勝、MVPを獲得している。

 

「野球は本当に何が起こるか、どこで伸びるかわからない、誰か

見てくれるんだと思います、そして運よくプロ野球の世界にいま

す」という岸投手、今年から野球を始めた原点の仙台に戻り、好調

楽天の投手の柱として頑張ってる姿を同じ仙台に住んでる者として

応援にも力が入る今日この頃である。


タバコのポイ捨て逆ギレ暴行事件に思うこと

2017年07月17日 | 老後の生き方

75歳の老人が公園で7歳の小学生にタバコのポイ捨てを注意され

たことに腹を立て小学生の首をしめて逮捕された事件があった。

 

実はこの公園には「ポイ捨て禁止」の看板が掲げられており事件直

前、この容疑者がタバコのポイ捨てをしてたところ、公園で遊んで

いた複数の児童が目撃、「タバコ捨てたらあかんのに」と注意した

ところ、逆上した容疑者が他の児童の腕や服をつかんだり、ひっぱ

たりして、さらに被害者の児童の首を絞めたというのが事件の顛末

である。

 

この小学生の行動は正しいのに、その時の恐怖感を思うと本当に気

の毒である、「腹がたったからやった」と供述してるこの老人、ま

さに見栄やプライドを捨てきれない暴走老人である、実際年長者で

あっても年下の人間から教えられることも多いはず、つまらない見

栄やプライドを捨てられれば年下の人間の意見に素直に耳を傾ける

ことができると思う。


地方税国民保険料7267億円徴収できず放棄!

2017年07月13日 | 税金

読売新聞の朝刊に以前とんでもないニュースが掲載された、その

中味とは「地方税や国保料約7267億円徴収できず放棄」、全

国の自治体が2014年度 までの過去5年間で約7267億円の

地方税や国民保険料などを徴収できないまま時効を迎えるなどして

不能欠損処分としていたことが読売新聞の調査でわかったものだ。

 

不納欠損処分とは自治体が債権放棄する会計処理で税金の場合、納

付義務の翌日から5年を過ぎれば時効になり納付義務はない、ちな

みに国民保険料の時効は2年である)、ちなみに東京都の未収金額

は786億円である、現在生活保護受給者は216万人いるが、生

活保護受給者であれば最初から地方税、国民保険料は免除という恩

典があるわけだが、それ以外の人で年間1400億円の地方税、国

民保険料を払わない人がいるのは驚きである。

 

当然この記事を見た人の反発の声は挙がっている、「真面目に払って

る人と比べ不公平、ぺナルティはないのか」「納税は国民の義務、努

力目標ではない」「払わない人が多すぎる」「逃げ得を許して増税す

るのはおかしい、取り立てをしっかりしてほしい」「自治体、国税庁、

財務省、厚労省は何をしてるのか」とすべて怒りの声である。

 

この記事のなかで背景には滞納者とのいざこざを避けるため意図的に

捜索をしないことや担当の職員不足が指摘されている、それにしても

この数字は新国立競技場の予算の5倍である、未払いで時効があるな

んて誰が考えてもおかしい、国として国民の負担が増える消費増税の

前にこの問題を解消するべきだと思う。

 


NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」を見て

2017年07月09日 | 子供

以前放送されたNHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」日本の

母に何が?知られざる脳と体の秘密、産後うつなどについて科学的

に説明され、子育ての大変さを再認識した。

 

妊娠時にはあったエストロゲン(女性ホルモン)が妊娠後には急速

に減少するため、ものすごい不安と孤独を感じる、そこで現代では

SNSが普及したこともありママ友づくりを始めるが子供との1対1

になると、夜泣きやぐずったりで「何の地獄かと思った」「毎日予

想の下の下をいく生活」「私って母親失格?」という悲痛な叫びが

多い。

 

核家族でない昔は周囲の協力で支えてくれたが今はかなわない育児

環境であることは確かである、実際0歳~10歳までは不可解な行

動をとるし、3歳まではイヤイヤ脳の秘密といって物事に我慢がで

きないという、また子供は小さい脳から成長し、ゆっくり時間をか

けて脳が発達する。

 

また妻が夫にいらつく理由としてはオキシトシンというホルモンが

愛情や絆を邪魔する相手には攻撃する、いわゆる非協力的な夫に対

しては攻撃する、実際子育て家庭の離婚件数が一番多いのは子供が

0歳~2歳というデータがある。

 

そこで妻のイライラを癒す方法としては夫が妻と向き合って会話、

育児の話を聞くことだという、番組をみて育児が本当に大切だとい

うのを科学が解明してることに納得した、しかし科学的な知見にも

とづいて子育ての理解が浸透してないことも事実である、今後夫婦

それぞれがこのことの理解を深める必要があると感じた。

 

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最高の贈り物

2017年07月07日 | 

1998年ベストエッセイに選ばれた仙台市の小学5年生の女の子

の書いた「最高の贈り物」、がんを患ったお祖母さんがお母さんに

贈った「まな板」、もしも亡くなった時に台所でまな板をトントン

と叩くたびに、きっと私のことを思い出してくれるでしょうという

いで贈った、まな板。

 

人間はお金を残すと喧嘩の種を残すから私は何も残さないと言った

お祖母さん、人間、人生の最後に自分の家族に何を残せばいいのだ

ろうかとふと子供ながらに考えた作者、まな板というささやかな物

だけど家族にとっては最高の贈り物であると思ったという内容のエ

ッセイであるが瑞々しい感性が溢れてて素敵な内容である。

 

そして私自身「最高の贈り物」とは何だろうか?そろそろ家族のた

めに考えなければと思う今日この頃である。