団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金支給日朝の風景

2016年12月16日 | 年金

年金支給日いつも朝イチで銀行に行くのが私の役目である、9時前

だというのにATMコーナーは自動ドアの外まで長蛇の列、いつもと

違う、なぜこんなに混んでるのだろう、じっと待ってる人、イライ

ラして時計を見てる人、足踏みしてる人、顔なじみらしい人達の話

題はなぜか11月におきた地震と津波の話「5年前はガスも水道も

電気もダメで大変だった、そんな思いはしたくない」並んでる人た

ちはみんなうなずいてる、みんな私と同世代か上の人たちである。

 

5年前の東日本大震災のとき、この銀行の前のスーパーに長時間並

で限られた食料の買い出しをしたことを思いだした、3月だとい

のに寒かったことを覚えてる、TVに映る津波の恐怖、破壊された

家、路上に寝てる人達、怯えた表情、ライフライン、物資の配給、

あれからもうすぐ6年、震災があった3月末に退職、過ぎてしまえ

ば早いものだ、2ヵ月に1回、ちょっとした人間観察ができる朝の

風景である。


災害時に思う人のやさしさ

2016年12月01日 | 日記

あたり前のことだが人間はひとりで生きてるのではない、現実問題

としてどんな社会においても他社との協同なしには生きていけない、

ガスや電気、水道の供給がなければ、ガソリンが無ければ、食料が

なければ、スーパーやコンビニがなければ、病気になったときの病院、

特に災害時になると、東日本大震災のときのことを思い出す、普段は

挨拶程度だった人達との交流、助け合い、そして人の優しさに触れ心

が和むひととき、不自由さのなかでライフラインが復帰したときの安

堵感と感謝の気持ちはいまだに忘れない、人間は人との関わりのなか

で生きていることを痛感する。