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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

70代は危険な期間!?

2025年03月31日 | 老後の生き方

認知症や要介護になる人の割合は70代になると60代の5倍

をこえる、だから健康寿命を延ばすためには、できることを減

らさない、今できていることをやらなくなるのは老化防止の観

点から非常に危険である、これは精神科医で多くの著書を出し

ている和田秀樹氏の言葉である。

 

元気な80代を迎えるには外に出ること、できることを減らせ

ない、料理をしている人は辞めずに続けること、その意味では

運転免許は返納すべきではないとうのが和田氏の持論である、

運転免許を返納すると6年後の要介護率は2.2倍になるとい

う。

 

平均寿命と健康寿命の差は男性が9年(平均寿命81歳、健康

寿命72歳)女性が12年(平均寿命87歳、健康寿命75歳)

病気や認知症などで誰かに介護されたり、場合によっては寝た

きりになったりして生きる平均期間である、この平均寿命と健

康寿命の差を考えると確かに70代は危険な期間といえるかも

しれない。

 

 


60代女性の悩みは「両隣に住む不快な女性たち」

2025年03月30日 | 老後の生き方

60代女性の悩みは両隣に住む同年代の女性たち、今の家に住

んで約30年、二人は私より後に転居してきました、一人はラ

イバル意識が強く意地悪で仲間外れにされるなど嫌な思いをし

てきました、もう一人は近所つきあいをしない人、ゴミ出しル

ールを守らず注意しても聞く耳を持たない、転居か我慢か悩ん

でますという投稿者の相談内容だった。

 

それについて回答者は住む家を選ぶことができますが近所に住

む人を選ぶことはできません、どうしても嫌なときは引っ越す

自由がありますが、そこにあなたと気の合う隣人がいるかどう

かは全くの賭けです、とかく賭けは外れる確率のほうが大きい

ものです、あなたのようにパートに出たり実家へ行ったりして

ストレスを発散するほうがいいと思います、そして老後資産保

持のため損得勘定を先行させましょう、感情より勘定ですとい

う内容だった。

 

確かに回答者のいうように気の合う隣人がいるかどうかは賭け

かもしれない、私が子供のころ住んでた地域で隣人同士が険悪

な関係になり、それぞれが我慢できず転居を考えた、そんな時、

分譲住宅の募集があり応募し抽選にあたって引っ越したら、運

命のいたずらなのかまた隣人同士になったという笑えない出来

事がありました、確かに近所つきあいは難しい、しかし経済的

に余裕がある人は引っ越しできるもしれないが、やはり回答者

がいうように感情より勘定を優先したほうが賢明のような気が

します。

 


高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろうか?

2025年03月29日 | 老後のお金

高齢世帯(二人以上の世帯)の平均貯蓄2414万円と発表さ

れたが「老後2000万円問題」では老後に2000万円が必

要といわれるだけに、この数字を見ると高齢者は裕福なんだ、

老後は安泰なんだと若い世代は思うかもしれない。

 

しかしこの2414万円は貯蓄額の高い世帯によって引き上げ

られている、1億以上の貯蓄額の高齢者が約2割いる一方、4

00万円未満も約2割いるのが現状である、現に中央値(貯蓄

額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際に中央に位置する

世帯の値)は1677万円だった、平均よりかなり乖離してる

が現実はもっと低いと思う、というのは一人暮らしの630万

人は除外されているからだ。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている一握りの富裕層が全体の

数字を押し上げてる高齢者の実態、まるでビジネスの場でよく

いわれる80対20の法則にあてはまる、全体の20%の人が

80%のお金を所有してるというパレードの法則である、だか

ら多くの高齢者は高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろ

うか?と思うだろう。

 


シニア女性友だちづきあいの変化は

2025年03月28日 | シニア女性

婦人公論の特集「友だちづきあいは細く長く自由に」で年齢と

ともにつきあい方はどう変わったか?という読者アンケート調

査の結果が掲載されていた、子育ての終了、親の介護、夫との

死別、人生後半、さまざまな転換期を迎えるなかで友だちづき

あいも今の自分に合わせた価値観で変化していくのが読み取れ

る内容であった。

 

■人生の残り時間も意識するようになり、物も人づきあいも無

理に増やすことは無いと考えるようになった。

(60歳パート)

 

■一緒にいてエネルギーが磨り減る人とは会わない

(58歳主婦)

 

■去る者追わず

(56歳会社員)

 

■求めない、比べない、深入りはせず、淡々とマイペースにつ

 きあう

(70歳自営)

 

■生活環境や家族構成が似ているなど、ひとつでも共通点があ

る人と関係が続いている

(74歳無職)

 

■これからを楽しもうと考えられる友だちが残ったような気が

します

(72歳主婦)


悩みがあるのが生きてる証しと思う時

2025年03月27日 | 老後の生き方

悩みというものがこの人生から消えてなくなってくれたら、どんな

にいいだろう、そう思っている人が大半であるはず、仕事、病気、

恋愛、結婚、子育て、家族、自分自身の生き方、挙げればキリがな

い。

 

ひとつの悩みが消えて荷が少し軽くなったと思ったとたん、さらに

重い荷物が肩にのしかかってくることがある、それは若い時も今も

変わらない、順風満帆の人生などないと痛感する、疲労困媒し、厭

世的になり、このまま消えてしまいたいと思う瞬間が、長い人生の

なかで誰にでもあるような気がする。

 

そんなとき、悩みのない人生も楽な人生もない、人間生きることが

仕事、悩みがあるのが生きてる証し、いいことだってあるさ、つら

いこともそんなに続くものではない、そう思うようにして77年間

私自身生きてきたし残された人生も思いは変わらない。


認知症が長生きの勲章とは思えない!

2025年03月26日 | 認知症

ある雑誌の70代を後悔しない生き方のなかで認知症について

専門家が言及してる内容が気になった、認知症の人は人生の後

悔のない最期を迎えている、さらに認知症は長生きの勲章とポ

ジティブに捉えようというものだった。

 

高齢期は得るものより失うものの方が多い喪失の時期である、

そのひとつが加齢に伴う認知機能の低下である、誰もが認知症

になる可能性がある、私の両親は二人とも晩年、幻覚、妄想と

いうレビー小体型認知症で苦しんだ。

 

壊れていく両親を見るのは息子として正直辛かった、自分が自

分でなくなっていく苦しみ、自分が認知症だと知った苦しみ、

明日がどうなるか分からない苦しみ、父の死後残された殴り書

きのメモに書かれた当時の心境に心を痛めた、認知症になって

すべて忘れるわけではない、だから父が亡くなって14年、母

が亡くなって5年、認知症の人は後悔のない最期、長生きの勲

章なんて、とても思えない。


年金生活者にとって思わぬ誤算とは

2025年03月25日 | 年金生活

現在年金生活を送ってる人たちの中には30代40代の時は中

流と思われる暮らしをしていたものの、齢を重ねるにつれどこ

かで思わぬ誤算が生じ、生活苦に陥っているケースがある、そ

れは本人だけなく親の問題、子供の問題も深く絡んでいる。

 

本人の問題としては会社の倒産、リストラ、離婚、親の問題と

しては介護、親と同居したものの親が無年金のため医療費、生

活費の負担増、子供の問題としては無職もしくは非正規のため

生活費の援助をしてる、離婚した娘が幼い子供を連れて同居し

たため生活費の負担増等である。

 


いずれも想定外といえるものである、そして本人に共通してる

のは低年金、預貯金が少ない、賃貸住宅に住んでる、住宅ロー

ンの残債がある等どれかに該当してる、そのため65歳を過ぎ

ても働かざるを得ないという状況に陥ってる、こう見ると高齢

者がお金持ちで悠々自適というのは一部の富裕層のことで、人

生には思わぬ誤算が待ちうけてるかわからないものである。

 


今は頑張って生きるしかない

2025年03月24日 | 老後の生き方

5年前に母が他界してふるさとに行くこともなくなった、定年

後は9年間毎月2回新幹線で一人暮らしの母のところに行って

たが母を看取り、実家も処分したので墓参り以外行かなくなっ

た。

 

間違いなく楽になったのに気分が晴れない、考えてみると、ひ

とり暮らしの母が生きてる間は先に死ねないという使命感と緊

張感があった、それは私の中では晩年の母への親孝行だったか

もしれない、5年前に亡くなり喪失感はあったものの、なんと

か看取ることがで来たという安堵感もあった。

 

今は自分と妻と子供の事を考えればいいはずなのに、時々襲う

むなしい気分はなんだろう、一過性のものかもしれないが不思

議な気分だ、それでも人間いつかは死ぬ、両親と同じように、

いつかは死ぬ、だから今は頑張って生きるしかない。


ある人気女性ブロガーの年金生活

2025年03月23日 | ブログ

雑誌プレジデントの特集「限られた年金で満足に暮らす人たち」

で人気シニアブロガー、ショコラさんの年金生活の実例が掲載

されていた、すでに4冊の書籍を上梓しており月12万円の年

金で心豊かに暮らす生き方を実践している。

 

現在一人暮らしで1ヵ月の食費が2万円、一日650円、週に

すれば5000円である、週に一日、2日は1円も使わない日

を作るという、マンション住まいでローンは完済、、修繕費や

管理費、固定資産税、光熱費にスマホ代については固定費とし

て6万円、生活費の4万円で外食、化粧品、美容院、病院代。

 

冠婚葬祭や家電の買い替え、旅行など大きな出費は予備費から

賄ってる、スポーツジム、ヨガに旅行と楽しんでる、内容を見

ると切り詰めた生活といった悲壮感はない、健康、そして貯金

があるのが強み、だから楽しみながら節約そしてメリハリのあ

る生活ができるのかもしれない。


77歳からの生きかたを考える

2025年03月22日 | 老後の生き方

人生には思うようにいかなかったこと、つらかったこと、悲し

かったこと、羨ましく思ったこと、やり残したことなど数えあ

げたらきりがないほどあるものだがそういうことは誰にでもあ

ること、人生とはそういうものかもしれない。

 

大切なのはたとえ失敗や悔しい思いがあったにしても自分なり

に精一杯やてきた、だからよかったことも悪かったことも、こ

れが自分の人生なのだと納得すること、自分の運命を受け入れ

ることだと私は思っている。

 

そして自分の過去を冷静に検証することで、これからの自分に

何が必要で何を支えにどう生きていけばいいかという現実が見

えてくるような気がする、私自身なんとか喜寿まで生きて来た、

これからも生きていく、この先何があるかわからないけれど、

そんな気持ちで77歳からを生きていきたい。