団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

2000万人の貧困問題は深刻である

2022年09月21日 | 貧困

厚労省の発表では日本の相対的貧困率(税金や社会保険料など

を除いた可処分所得が年122万円に満たない世帯の割合)が

15.4%で6人に1人が相対的貧困に陥ってる、日本の人口

が1億2千万人なので約2000万人が相対的貧困層である、

月に約10万円で暮らす人が日本に2000万人、6人に1人

ということである。

 

同様に子供の貧困率は13.5%で7人に1人、40人クラス

だと約6人の子供が相対的貧困層ということになる、子供の貧

困を支援する子供食堂が注目されてることをみても大人の貧困

イコール子供の貧困につながってるケースが多い。

 

 

また一人暮らしをする高齢者は630万人、その半数は年金収

入が生活保護を受けられる基準(1ヵ月当たり単身者10万円

~13万円、夫婦で15万円~18万円)を下回っている、そ

して生活保護を受けてる人は80万人、あとの200万人は貯

金をくいつぶしてる状況である。

 

現在生活保護を受給してる世帯は全体で164万世帯、203

万人が受給している、それでも2000万人が相対的貧困と言

われてる現在、相対的貧困層をどうやって減少させるか、生活

保護を受けないのはなぜ?相対的貧困は見えにくい、でも身近

な問題であり深刻であることは確かである。