団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金受給者にとってのベーシックインカム

2020-10-30 05:27:05 | 年金生活

最近話題になっているベーシックインカム(最低限所得補償)

政府が全国民にに対し最低限必要な現金(7万円)を無条件で

毎月支給しようという制度である。

 

例えば夫婦子供2人の4人世帯ならひとり7万円なので毎月支

給額は28万円、年収が350万円ならベーシックインカム導

入後の合計年収が倍の700万円にアップする、確かに夢のよ

うな制度に思えてくる。

 

しかしこの財源をどうするのか?1億2千万人に月7万円支給

するためには年間100兆円の財源が必要になる、ただでさえ

借金だらけの日本、コロナ禍でさらに増え続けてるのにこの財

源をどうするのか?

 

この提案者、経済学者の竹中平蔵氏によると、「社会保障財源」

を当てるというものだ、年金、医療、介護、失業保険、生活保護

などの社会保障支給額は年間120兆円、その財源をベーシック

インカムに回せば足りるという。

 

ということは年金、生活保護などの社会保障の廃止、働く世代に

とっても大変、特に年金受給者にとっては大打撃である、医療、

介護、生活保護、年金すべて廃止とは今以上に生活に困窮する人

が増えるし格差が広がることは間違いない、正直、混乱を招く現

実味のない施策はやめて欲しいものである。


年金世代の生きがい「自由な時間」

2020-10-28 05:39:21 | 生きがい

定年退職すると現役時代と違い平坦で一日の起伏はないかもしれ

ない、それでも「何をしてもいい自由」「何もしなくてもいい自

由」と自由な時間を選択できる楽しみ方がある、読者アンケート

で自由時間を謳歌してる声を集めてみた。

 

 

■会社人間で仕事に忙しい毎日だったが、定年退職そたいまは、時

をのんびり過ごすように努めている、妻のいうことを聞き、家庭

を一番に考えたい、時には自転車で遠出をして、ゆっくり景色を眺

めたりして気持ちよく過ごすのが健康にもいい。

(65歳男性)

 

 

■65歳まで働きましたが昨年定年退職したので自由な時間が出来

した、思う存分、大好きな海釣りをして畑では少しずつ野菜を増

やし充実した日々を過ごしています。

(66歳女性)

 

 

■定年退職し自由な時間を得た記念にちゃんちゃんこならぬ赤い車

買いました、天気のいい日は妻を乗せて近くをドライブするのが

一番の楽しみです、初めは恥ずかしがっていた妻も、今では洗車を

手伝ってくれるほど車を大切にしてくれています、高齢運転者マー

クをつけても元気で愛車を運転したいですね。

(63歳男性)


悩みのない人生も楽な人生もない

2020-10-27 05:42:00 | 生き方

悩みというものがこの人生から消えてなくなってくれたら、どんな

にいいだろう、そう思っている人が大半であるはず、仕事、病気、

恋愛、結婚、子育て、家族、自分自身の生き方、挙げればキリがな

い。

 

ひとつの悩みが消えて荷が少し軽くなったと思ったとたん、さらに

重い荷物が肩にのしかかってくることがある、順風満帆の人生など

ないと痛感する、疲労困媒し、厭世的になり、このまま消えてしま

いたいと思う瞬間が、長い人生のなかで誰にでもあるような気がす

る。

 

そんなとき、悩みのない人生も楽な人生もない、人間生きることが

仕事、悩みがあるのが生きてる証し、いいことだってあるさ、つら

いこともそんなに続くものではない、そう思うようにして72年間

私自身生きて来た。


本音だけでは難しい人間関係

2020-10-26 05:39:02 | 人間関係

言葉というのは人間同士がむすびつくための素晴らしい工夫だと

言われている、しかし言葉は本当に人間の中にある本音をそのま

ま表現してるかというとそうとは限らない。

 

家庭環境で作られた自我、学校で得た知識、友人や読書などで形

成された価値観、そして本能的なものが、自分を作ってるわけだ

が、そういう意味では本音とは本来の自分である。

 

しかし時には人間関係において見え透いたお世辞を言ったり、仕

事のうえで思ったことをいえなく心にもないことを言ったりする

ことがある、これがもう一人の自分である。

 

内心思ってることを正直にいえない、あるいは言わない、もしく

は全く心にもないことを言ったりすることは楽しいことではない、

しかし人間はこのような心の働きがあるからこそ、どうにか人間

関係を維持できてるのかもしれない。


挨拶をしない人たち

2020-10-23 05:37:59 | 生き方

私たち家族が今のマンションに住んでちょうど16年、約100

世帯、1家族3名として約300人ぐらいが住んでいる、エント

ランス、エレベーター、駐車場、毎日誰かとは挨拶を交わす。

 

そんな日常生活のなかで挨拶しても何の反応もない人、いわゆる

明らかに無視されることがある、あまり気分のいいものではない、

何度かそういうことがあるとさすがにこちらから挨拶することは

なくなった、きっとつきあいのない人間に挨拶することはないと

いう考えなのかもしれない。

 

もともとマンションを選んだ人のなかには近所づきあいのわずら

わしさがいやな人もいることも確かである、しかし、「おはよう

ございます」「こんにちわ」「こんばんわ」の最低限の礼節だけ

はわきまえていたいものだと思っている。