夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

Sunday Walk 070103  白居易  魏王堤

2007年01月03日 20時54分17秒 |  漢詩を長崎弁で
2時間ほどカメラを持って散歩に出ました。
元旦にアップした初春に梅の蕾の写真春帰へ苔むした古道の写真を添付するためと、河童のトップの写真をとろうと思いましたので。梅は一輪だけですけど白梅の写真が撮れました。

トップの桜の蕾は華やかな色を加えています。
馬酔木はもう小さな蕾が春の息吹を謳歌しています。






冬の花だけでなく、山の自然の中にも、寒さに向かうこの時期、密やかではあっても春の到来を感じさせるものがそこここに見えました。



緑が目にしみる畑



秋の名残


そして春帰でも使いましたが、山茶花の花いかだ


スィートピーの花はちょっと疑問符付きですが、、
でも、菜の花もつい数週間前に咲いていましたし、11月にはムラサキツユクサも咲いていましたよね。






花寒懶發鳥慵啼
信馬行到日西
何處未春先有思
柳條無力魏王堤
      魏王堤
      白居易 

花は寒くして發(ひら)くに懶(ものう)く 鳥は啼くに慵(ものう)し
馬に信(まか)せて行  日 西するに到る
何(いづ)れの處か 未だ春ならずして 先づ思ふことか有る
柳條 力無し 魏王堤

  まぁ~だ寒かって、花は開かんし、鳥も鳴き声も立てん
  馬に任せて日の沈むほうへと行ってみた
  どこもま~だ春は来とらん こんげん待ょっとるとに
  魏王堤の柳の枝もぶら~んとさがっとるばかりたい

でも、これに比べれば岬はもう春ですね
柳の新芽はまだ出てませんが
鳥は梢でなき交わしています


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