![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/55/e62abc7f09b781593e7d277af8c8c34d.jpg)
大きな丸い木を抜けて、
(この~木なんの木、気になる木
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8f/9e014368bb7a66fde025575e91273831.jpg)
小さな池に面した芝生に腰を下ろす。
池には蓮の葉が表を出し、
(この池には蛙がいないようで、幸いなことに蓮の葉の上にも蛙のおしっこはない
(”蓮の葉にたまりし水は釈迦の涙かありがたや、
ところへ蛙がピョコト出て、それはわたしの尿(しい)じゃいな”
(なんて、おせっかいな蛙がいないだけでもありがたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7b/8bc1f834b70690fcc355661fe1879e51.jpg)
水鳥がその水面にたゆとう
(ちょっと、がぁ、がぁって鳴かないでよ、ムードが壊されるから
(それにもうちょっと優雅に泳いでくれないかな~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/03/1862680442cc5e5c76395a63239f9c6a.jpg)
岸辺にはキショウブの花が咲き乱れ、川面にその姿を映している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/52/d1dd2b8906eb91021cfe0dff156050f4.jpg)
緑陰を渡ってくる風が ほてった頬を撫でていく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7f/e9f8d4cead5f3c9c55449a67c79c9de7.jpg)
通り過ぎてきたたくさんの花たちを思い出す
あるものはあでやかに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/90/053ade29da2d2c9604609257137299df.jpg)
また、あるものは力強く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4a/629477687bd8e3aa0be429c332075435.jpg)
そして気高く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f8/47594736bf8fe32e94ba37c6e99eca02.jpg)
また、ひっそりと内気に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/72/06558ed163af4609df2216be2e76785a.jpg)
その絹のような肌触り、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/f98111abd07dc718c32049bca9fbde67.jpg)
虫たちをさえ惑わすその危険な誘惑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/0d/cddffc949d973940c1055277a2ea1198.jpg)
まどろみに誘われる午後のひと時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ef/17aa0af220133f953ed32a8b9e303bc2.jpg)
「それにしても、あんちゃんは何しに出かけたの?」
「いや、等々力緑地へカワセミを撮りに」
「でもカワセミは一枚もないじゃない」
「うん、カワセミどころかカルガモがいただけ」
「ふ~ん、だから訳の判らん文句をだらだらと書いていたのね」
「えっ? まぁ、あの、その、そんなところですかね~」
初夏即事 王安石
ところで、またまたMixiの話ですけど、他の方につけたコメントに王安石の初夏即事をお返しになった方がいます。
これを以下のコメントに紹介していましたけど、あまりにもこの上の写真とぴったりなので、本文のほうにこれを加えて、「漢詩を長崎弁で読む」のカテゴリーに入れてしまいましょう。
>
はいはい、一世風靡を、兄者が知らなくても構いませんから。
石梁茅屋有彎碕 石梁 茅屋 彎碕有り
流水濺濺度両陂 流水濺濺として両陂を度(わた)る
晴日暖風生麦気 晴日暖風 麦気を生じ
緑陰幽草勝花時 緑陰幽草 花時に勝る
兄者のお散歩の日々は、まさにこんな感じでは?
セピアは知らなくても、兄者には漢詩がありますから!
/>
いつもの漢詩と、読み下しはこの方がやってくださっていますので、省略できる、楽チン!
石の橋や藁葺き小屋が曲がりくねった川岸の上に見えるっちゃ
土手の間を抜けて川の水はさらさらと流れとる
透き通るような陽射しの中を、麦の香りを帯びた風がやわらかく吹いとるたい
緑陰に儚そうな草、春ん花の一杯咲いとる時にも勝る風情じゃね~
ちぃ~とも長崎弁にならんかったね。まあ、無理してせんでもよかでしょ?
(この~木なんの木、気になる木
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8f/9e014368bb7a66fde025575e91273831.jpg)
小さな池に面した芝生に腰を下ろす。
池には蓮の葉が表を出し、
(この池には蛙がいないようで、幸いなことに蓮の葉の上にも蛙のおしっこはない
(”蓮の葉にたまりし水は釈迦の涙かありがたや、
ところへ蛙がピョコト出て、それはわたしの尿(しい)じゃいな”
(なんて、おせっかいな蛙がいないだけでもありがたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7b/8bc1f834b70690fcc355661fe1879e51.jpg)
水鳥がその水面にたゆとう
(ちょっと、がぁ、がぁって鳴かないでよ、ムードが壊されるから
(それにもうちょっと優雅に泳いでくれないかな~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/03/1862680442cc5e5c76395a63239f9c6a.jpg)
岸辺にはキショウブの花が咲き乱れ、川面にその姿を映している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/52/d1dd2b8906eb91021cfe0dff156050f4.jpg)
緑陰を渡ってくる風が ほてった頬を撫でていく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7f/e9f8d4cead5f3c9c55449a67c79c9de7.jpg)
通り過ぎてきたたくさんの花たちを思い出す
あるものはあでやかに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/90/053ade29da2d2c9604609257137299df.jpg)
また、あるものは力強く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4a/629477687bd8e3aa0be429c332075435.jpg)
そして気高く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f8/47594736bf8fe32e94ba37c6e99eca02.jpg)
また、ひっそりと内気に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/72/06558ed163af4609df2216be2e76785a.jpg)
その絹のような肌触り、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/f98111abd07dc718c32049bca9fbde67.jpg)
虫たちをさえ惑わすその危険な誘惑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/0d/cddffc949d973940c1055277a2ea1198.jpg)
まどろみに誘われる午後のひと時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ef/17aa0af220133f953ed32a8b9e303bc2.jpg)
「それにしても、あんちゃんは何しに出かけたの?」
「いや、等々力緑地へカワセミを撮りに」
「でもカワセミは一枚もないじゃない」
「うん、カワセミどころかカルガモがいただけ」
「ふ~ん、だから訳の判らん文句をだらだらと書いていたのね」
「えっ? まぁ、あの、その、そんなところですかね~」
初夏即事 王安石
ところで、またまたMixiの話ですけど、他の方につけたコメントに王安石の初夏即事をお返しになった方がいます。
これを以下のコメントに紹介していましたけど、あまりにもこの上の写真とぴったりなので、本文のほうにこれを加えて、「漢詩を長崎弁で読む」のカテゴリーに入れてしまいましょう。
>
はいはい、一世風靡を、兄者が知らなくても構いませんから。
石梁茅屋有彎碕 石梁 茅屋 彎碕有り
流水濺濺度両陂 流水濺濺として両陂を度(わた)る
晴日暖風生麦気 晴日暖風 麦気を生じ
緑陰幽草勝花時 緑陰幽草 花時に勝る
兄者のお散歩の日々は、まさにこんな感じでは?
セピアは知らなくても、兄者には漢詩がありますから!
/>
いつもの漢詩と、読み下しはこの方がやってくださっていますので、省略できる、楽チン!
石の橋や藁葺き小屋が曲がりくねった川岸の上に見えるっちゃ
土手の間を抜けて川の水はさらさらと流れとる
透き通るような陽射しの中を、麦の香りを帯びた風がやわらかく吹いとるたい
緑陰に儚そうな草、春ん花の一杯咲いとる時にも勝る風情じゃね~
ちぃ~とも長崎弁にならんかったね。まあ、無理してせんでもよかでしょ?
あんちゃんの身近には、素敵な自然がいっぱいなのですねぇ、うらやましいっす。
私の回りには、産廃捨て場と、リサイクル工場、資材置き場、等。
後は雑木林、雑草地、、、どうだ、まいったでやんしょ(*´∀`)ノ♬♪♫ ♬♪♫♡
映す角度や、クローズアップでのぼかし、そんなもので目の前の現実とは全く違う世界が広がります。
多摩川もビルに囲まれた風景をなんどかアップしていますけど、そんななかにチョビットある景色です。
産廃捨て場、資材置き場、素晴らしい。
以前日記でも紹介しましたけど、生花の展覧会で針金、崩れたブロック、板切れなどが会場一杯に並べられていて、花が一本もないのを見たことがあります。超大規模な生花のインスタレーションができるではないですか、、、
あそこにはいろんな花が咲いています。
青紫のはジギタリスです。
柏葉紫陽花、ちょっと独特の形の花ですよね。もう紫陽花の時期なのですね。梅雨になるとカメラの出番が減りますか?