非正規職員の解雇に始まったリストラの波は今や、大会社の正規職員の削減にまで波及してきて、この先果たして何十万の人が職を失うのか見えない状況。
緊急な宿舎の提供も、期限付きだったけど、期限が終了したころにはもっとひどい経済状況が待ち構えているのは目に見えている。
自治体の職員の募集には何百倍の応募があったりする。
民間の会社や団体にも職の手を伸ばしてくれているところもある。
でもそれは失職者の数から言えば焼け石に水。
そんななかで、慢性的な職員不足である介護職員などの説明会にもたくさんの人が詰めかけている。
そして農業。
確かに、休耕地が増えてきている。バイオ燃料の資源として穀物が使われ、直接、あるいは飼料や原料へ波及したための間接的な生産コストの上昇、原油の値上がりなどによって、食品の値段が高騰してきている。
その中で休耕地をなんとかかつようできないのだろうかとの思いを、ブログなどにもこの一、二年書いてきているけど、でもそれがそんなに簡単なことではないことも分かっている。
今まで農業をやってきたプロの農家が見切りをつけ始めている状態で、まったく農業のことを知らない人たちがほかに職がないからと農業に手を出して成功するだろうか。
おまけに、農業の場合は長い期間植え付けの時間がかかる。休耕地などで何年か方って置かれた田畑ならなおさらのこと。その間の生活費や、経費はどうするのだろう。
このニュースでは直接自営の農家になるということではないので、ある程度それがカバーされると思うけど、農業を始める人はもちろんのこと、その周りの人や、団体、自治体がそうとうに腰を入れてサポートしないと難しいと思う。
でも、逆に今の状況に周りが危機感を覚えて、手厚い支援を行う覚悟があるのであれば、短期的ではなくて、長期的に見て日本の農業生産品の自給率を高めるという嬉しい動きとなるかもしれない。
そして、農業や、介護のようないままで魅力のなかった職種が、失業者が増えたから人員不足が解消した。だから問題が先送りになったというようなことがないようにして欲しい。
農業も、日本の流通経路をもう少し短くすることでも農家にもっと魅力のある職業になることもできるはず。少なくともヨーロッパなどと比較しても農家の販売価格と市場価格の開きはあまりにも大きすぎるから、こんなことにも光が当たるといいなと思う。
だからこそ、このような動きが成功し、広まっていくことを願いたい。
この不況を日本をよくしていくことに繋げていければ、、、
がんばれるかしらね~
「農業に就職」希望者急増、雇用情勢悪化で関心高まる(読売新聞) - goo ニュース
緊急な宿舎の提供も、期限付きだったけど、期限が終了したころにはもっとひどい経済状況が待ち構えているのは目に見えている。
自治体の職員の募集には何百倍の応募があったりする。
民間の会社や団体にも職の手を伸ばしてくれているところもある。
でもそれは失職者の数から言えば焼け石に水。
そんななかで、慢性的な職員不足である介護職員などの説明会にもたくさんの人が詰めかけている。
そして農業。
確かに、休耕地が増えてきている。バイオ燃料の資源として穀物が使われ、直接、あるいは飼料や原料へ波及したための間接的な生産コストの上昇、原油の値上がりなどによって、食品の値段が高騰してきている。
その中で休耕地をなんとかかつようできないのだろうかとの思いを、ブログなどにもこの一、二年書いてきているけど、でもそれがそんなに簡単なことではないことも分かっている。
今まで農業をやってきたプロの農家が見切りをつけ始めている状態で、まったく農業のことを知らない人たちがほかに職がないからと農業に手を出して成功するだろうか。
おまけに、農業の場合は長い期間植え付けの時間がかかる。休耕地などで何年か方って置かれた田畑ならなおさらのこと。その間の生活費や、経費はどうするのだろう。
このニュースでは直接自営の農家になるということではないので、ある程度それがカバーされると思うけど、農業を始める人はもちろんのこと、その周りの人や、団体、自治体がそうとうに腰を入れてサポートしないと難しいと思う。
でも、逆に今の状況に周りが危機感を覚えて、手厚い支援を行う覚悟があるのであれば、短期的ではなくて、長期的に見て日本の農業生産品の自給率を高めるという嬉しい動きとなるかもしれない。
そして、農業や、介護のようないままで魅力のなかった職種が、失業者が増えたから人員不足が解消した。だから問題が先送りになったというようなことがないようにして欲しい。
農業も、日本の流通経路をもう少し短くすることでも農家にもっと魅力のある職業になることもできるはず。少なくともヨーロッパなどと比較しても農家の販売価格と市場価格の開きはあまりにも大きすぎるから、こんなことにも光が当たるといいなと思う。
だからこそ、このような動きが成功し、広まっていくことを願いたい。
この不況を日本をよくしていくことに繋げていければ、、、
がんばれるかしらね~
「農業に就職」希望者急増、雇用情勢悪化で関心高まる(読売新聞) - goo ニュース
まあ今回は図らずもこのような形で人手不足の分野に余剰(?)労働力が流れる結果となりましたが、日本政府のやり方って、いつも場当たり的ですよね。「国家百年の計」とは言いませんが、ちゃんと将来を見据えて政策を練って欲しいなと思います。
でもいつだって、何かしらいろんな出来事が起こっているのだし、いつだって余裕がないといえば余裕がないのですよね。
少子化はどうしましょう
産科だって、小児科だって不足しているのに、
老老介護は
寝たきりの、徘徊の、認知の親を持つ破滅寸前の家族はどうしましょう、
年金だって、、、
まるでもぐらたたきの如く問題が勃発している昨今ですから。
考えてみれば私たちも、晴れているとき、何日か後に降るであろう雨の心配をして、それに備えるってことは普通しませんよね。それに政治家は次の選挙のことしか頭にないですもんね。わざわざ寝る子を起こして選挙で落選の憂き目にはあいたくないでしょうから。
要するにお金の問題ですよね。どこから持ってきて何にどれだけ使うか。すべて満遍なくやろうとすると中途半端になる恐れがあるので、優先順位をつけてやるしかないのでしょうね。
貧乏で生活できなかったり、介護の必要な老人と共倒れになって死んでいったり、
子供を産もうにも産めなかったり、
なんてことを解消する方策が優先順位の下位にくるような社会は作って欲しくないですね。