夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

昨日は夕焼け  Tu dormiras mieux ce soir だったらいいけど。。

2012年10月03日 08時00分50秒 |  気になる詩、言葉


昨日は夕焼け。お約束通り、今日は本格的な雨になりましたね。
チビ太をちょっとばかし、家の外に出しましたけど、
今朝の散歩 どうしよう、、、
やんなきゃだめでしょうね~

でもいったん出ちゃうと気にしないんですけど、チビ太って雨が降っていると玄関で濡れた道を見ながらなかなか最初の一歩がでないんです。
おいちゃんのお風呂と同じですな。

昨日、久しぶりのような晴れ。
朝から晩まで洗濯に明け暮れました。
    おかげで、部屋干しの洗濯物のオンパレード!
チビ太の朝の散歩、洗濯、そしてまたチビ太の夜の散歩。
こうして、専業主夫の一日は終わるのです。
嘆かわしい、、、、実に嘆かわしい、、、、
S'il est jeune et bien fait (若くって、ハンサムなら)
ならばね~  人生変わってたのに。
(なぜ? そりゃ、私は椅子にふんぞり返って、可愛い女の子が一生懸命、掃除、洗濯、料理をする姿を眺めてればいいんだもん。あぁ、そんなのは見果てぬ夢。
でも、「見果てぬ夢」ってフレーズ、このブログにはあまりにも頻繁に出てくるとは思いませんか。書き手の卑しい心根が垣間見えるような、、、)



Et tape et tape et tape avec ton battoir
Et tape et tape tu dormiras mieux ce soir

洗濯棒で タップ タップ タップ
タップ タップ あんたは今晩よく眠れるよ

        Les lavandieres du Portugal  
        ポルトガルの洗濯女

     相変わらず、lavandiere の最初のeのアクサンを抜いています。アクサンが入ると文字化けすると思いますので。全部の歌詞はこちらをを参照してください。

この訳詞でもそうですが、どの訳をみても、タップ、タップって出て来ますよね。ところが耳には、エタップ、エタップって聞こえるのですよね。でも元の歌詞を見ると前にEtがついているんですね。耳も悪くなったわけじゃなかった。よかったよかった。

ところで、リスボンからエボラへ行く途中、セトゥバルに行った時に、洗濯女がいるか探してみましたけど、いるわきゃないよね~ 見れませんでした。残念。


エボラは天正遣欧少年使節が立ち寄ったところなんで見たかったんです。教会は素晴らしかったけど、実は、その途中に立ち寄ったポルトガル人で長崎へカステラ修行に来た人のお店のカステラがもっと面白かったかな。奥さんは京都の人でしたよ。

カステラもポルトガルには地方によっていろんな作り方があって、どうも長崎で作っているものと全く同じものはないみたいですね。
利休の茶会のお菓子にも出てきたりする。あのときの、砂糖が貴重品だったころのカステラってどんなもんだったんでしょうね。膨らましはイーストではなくって、たぶん卵の泡だてでやったと思いますから、現在と同じでしょうけど。

もっともポルトガルの食事と言えば、たぶん臼杵の黄飯なんかがそうなんでしょうけど。
食事に限らず、ポルトガル人が日本にいた時には、もっと日本人との距離が近かったので、500年ちかくになるのに日本の文化に染み込んだものって多いのですよね。


ところでなんで洗濯女を探したか?
もちろん、

Quand un homme s'approche d'elles
Surtout s'il est jeune et bien fait
Aussitot elles glissent leurs bretelles
De leurs épaules au teint frais

男が彼女たちに近づいたなら
とくにそれが若くて男前なら
すぐさまエプロンの紐を
若々しい肌色の肩から滑らせるのさ

なんてのを期待したんですけど、でも、

Elles s'amusent a le mouiller
En chantant d'une voix egayée

陽気な声で歌いながら
水を浴びせてからかうんだよ

     オリジナルと訳は上のHPからお借りしました。
     こちらでも、アクサンは外してあります。

にならなくってよかったのかな。


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2 コメント

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雨降り (サッチー)
2012-10-03 21:05:43
雨が降ればポルトガルを思い出し・・・
若き日の追憶が、いすみという土地で思い出していらっしゃるのですね。しかも私にはさっぱり解らない言葉で。

教養ありすぎていらっしゃる風車様は雨が降っても
晴れても色々な文学や芸術を巻き込んで人生を謳歌していらっしゃいます。チビ太君と一緒に輝かしい
日々と察しています

ポルトガルと言えば、私はロカ岬での海を思い出しています。
長崎はポルトガルと縁が深いですね。
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それがです (赤い風車)
2012-10-03 22:10:28
認知がだいぶ進んでおります。
雨が降ったら、ポルトガルなんかじゃなくって、長崎でしょう。
長崎は~ 今日も~ 雨だった、、、、(だったかな?)
ほんと、頭の中、混線しておりますよ。

そうですね~ ロカ岬
あそこのホテルに泊まったことがありますが、ちっちゃいけど、けっこう美味しい食事を出すところでしたよ。
それに廃墟になった教会(修道院かな)あれ、好きでしたね。屋根もなくなって壁だけだけど、なんでこんな人もいないところに大きな寺院があるんだろうって、想像するだけでも面白い。
同じ西の端と言ってもランズ・エンドとは全く趣の異なる、荒廃とした雰囲気、、、いいですね~
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