ずいぶん昔に「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花」って万葉集の紀女郎の詩を紹介していましたね。(8ー1461)
紀女郎(きのいらつめ)が大伴家持に贈った戯れ詩(ほんとかな?)なのです。
昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木(ねむ、もしかしたら「ねぶ」かな?)の花
君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ
昼は咲いていて、夜になると(あなたのことを)恋しく思いながら眠る合歓の花。
私(ここでは君って書かれていますけど)だけが見るのじゃなくって、おばかさんも(一緒に)御覧なさいよ。
これに対しての大伴家持の返歌がその次に載せられています。(8-1462)
吾妹子(わぎもこ)が形見の合歓木は花のみに
咲きてけだしく実にならじかも
あなたが送ってくれた合歓の花は花だけ咲いて、実はならないのじゃないか、、、
まだ幼木ですが、赤みがかったチョコレートブラウン色の葉の園芸種で、その名も‘Summer Chocolate’です。まだ数年はお花は期待できないでしょうが、ダークな葉とピンク色の花の組み合わせも趣があって素敵ではないかと思います。
ところで、紀女郎さんの歌では、「昼は咲き」と詠まれていますが、合歓の花は夕方咲き始めて翌朝にはしぼむ‘夜の花’らしいですね。私は子供のころ、野生の合歓の木が家のそばにあり、常に見ていたはずですのに、昼間だったのか夜だったのか記憶が定かではありません。
四国の落人の村ですが、家族や村人たちは皆、この木のことを「コウカ」とよんでおりました。植物図鑑で「コウカ」は中国名の「合歓」が転化したものと知り、嬉しかった記憶があります。
あちこちでカラオケハウスを見るのですけど、入ったこともありません。
どうも、苦手でして。。。
吾亦紅、赤い花穂をだす草花ですよね。
お茶花をやる方はよく使うのじゃないかな。
Ipodを聞きながら、散歩。なかなかモダンではありませんか。
まず最初に、上のコメントにリンクされているアドレス(http://hanaakari4351.blog77.com/になっていますけど)は、はなあかりさんのブログではなくて、トップ画面か、なにかに飛びますね。
私のブックマークでのはなあかりさんのアドレスは
http://hanaakari4351.blog77.fc2.com/
になっていますけど、それに比べるとfc2が抜けているみたいです。
ところで、合歓を今でもコウカと呼ぶ地方があるのですね。びっくりしました。
合歓をコウカとかコウカノキと呼ぶのは上代の言葉だけかと思っていました。
確かに、本には夜から朝にかけて咲くとなっていますけど、合歓の花が咲くというのは、実は私にはよく分からないのです。いつ見てもあのおしべがもじゃもじゃとしていますので、、、
はなあかりさんにとっての合歓が私にとってのタイサンボク。欲しくって仕方がないのですけど、下手をすると20メートル近くになる大木ですから、諦めています。
家の周りの崖の部分が手に入るようなら絶対に植えたい。でも大きくなるころまで生きていられるかどうかは別ですね~
それにしても6月のはなあかりさんのお庭、、、、ただただため息をつきながら見とれておりました。
こちらはせいぜい、周りのお庭から花を失敬してきて、家の中で楽しむだけ。
庭は欲しいけど、手入れはちょっと無理ですね~
イヤフォーン端子にワイヤレスの発信機を付けて車で聞くようにできないかな。