見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人 (5)ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット編

2022年06月22日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
まず、先頭を切っていたタミヤ”ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット”の
HJ師団の野戦憲兵がそのまま逃げ切り?とり完ゴールしました(笑)


全体です



ヘルメットカバーもコレ↓を参考に塗り直しました

MILITARIAマガジンのリナクターは雰囲気最高ですね

その中に当時のこんな写真も

この背景に映っている道路標識、どっかで見た事ありませんか?

そうタミヤの箱絵ですよ
※(SHOPのHPより拝借しました)

オートバイもまんま、クリソツです(^^;

今回はその報告の他に、お知らせしたい事が有ります
それは、あのカフバンドダブル着用の証拠写真がやっと見つかったのでェ~す\(^0^)/

ポチポチと塗装の粗を潰していきながら、乍らネット検索をしていたのですが
アルゴリズムの効能か?だんだんいい写真が見つかりだしてきて...遂に!?
こんなところに到達

解説にはこんな事が書いてあるんですが...
「the photo shows both the Divisional ‘Adolf Hitler’ cufftitle and the ‘SS-Feldgendarmerie’ cufftitle are being worn.」
エ~っと、その袖が映っていないんですけどぉ~(泣)

で、懲りずにと云うかこれで火がついたワタシは、また探し始めるのです(激)

そして
これでどうですかァ!!!!


袖の下が映っている写真はここに載っていました
ビレユボカージュをめぐる戦闘で捕虜となったイギリス兵を護送するSS野戦憲兵
その袖には”Adolf hitler”と”SS-Feldgendarmerie”のカフバンドが!

ただ写真の解説では、このSS野戦憲兵はLAHの所属だと書いてあります
HJ師団設立の際には、LAH師団から多くの将兵を転属させて中核要員としたそうなので
このSS上等兵が、HJ師団所属の可能性も無きにしも非ず

現にHJ師団の12SS戦車連隊メンバーの写真には、
”Hitler Jugend”より”Adolf hitler”のカフバンドを付けたものが多いくらいです
とにかくも、師団名とSS野戦憲兵のカフバンドをダブルで付けている証拠は有ったと(^^;

でも一番の問題はワタシの作品
師団名のカフバンドを下側にしてしまっているんです(_ _;)
ここまで着たのに本当にガックリです
えっ貼りなおすかって?
”SS-Feldgendarmerie”のデカールは、あと2つしかないので
もったいないからやり直しはしません(笑)

家探ししていて、途中放棄の伝令とバイクが発見されました

人数が13人より増えますけど、こんな風にこれから作る予定です
因みに伝令の装備品はまだ発見されていません(^^;

【続く】


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クラキン)
2022-06-22 18:01:57
根気強い、丁寧なリサーチの成果が出ましたね。
とり完おめでとうございます。
細かい所まで当時写真とそっくりで、肩や袖の紋章まできちんと再現されていて凄いです。
顔の表情や塗り分け、右手の動きも良いです。
タミヤの箱絵の元になった写真が見つかったのも貴殿の努力の賜物です。
続きも楽しみです。
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Re:Unknown (黒猫2号)
2022-06-22 19:44:39
こんばんは、クラキン様
コメントありがとうございます<(^^)>

>~リサーチの成果が出ましたね<
これは偶然、たまたま当たっただけだと、思う様にしています、
こんなうまい話?が二度も三度も続く訳ないと思うので...(^^;

やりたくてやり始めたリペイント、リメイクとは言え、13人も一ぺんにやっていると、
さすがにちょっとウンザリ気味になってきました(笑)

未だ先だ、と思っていたのですが、振り返ってみればもう6月も下旬、
ワタシ的には、もうすぐBoBことバトル・オブ・ブリテン物の季節です!?
今年もスピットかな?でも新造・モーター仕込みで、などと企んでいます(^^)。
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無敵のリサーチパワー (Choro-Poo)
2022-06-23 10:49:48
こんにちは。
とり完、おめでとうございます。
いつもながらではありますが、顔も軍服も陰影が素晴らしく表情豊かです。
肩章に襟や袖、裾まわりは彫り込んでますよね?。
肩章類他、細かい部分の塗装も、指の神経が違うとしか思えません(笑)。
それにしても半端ないリサーチパワーです。
MILITARIAマガジンとかは日頃の資料収集の賜物ですね。
タミヤもこの資料写真から設計をしていたのかと思うと、感慨深いものがありますね。
タミヤの野戦伝令セットは私も積んでますが、なんか作り難くなったのでホトボリが覚めるまで放っておきます(笑!)。
素晴らしい作例をありがとうございました。
でも、まだまだ続くんですよね。楽しみです~♪。
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Re:無敵のリサーチパワー (黒猫2号)
2022-06-23 11:22:55
こんにちは、Choro-Poo様
コメントありがとうございます。

彫り込んだのは袖だけですし、肩章類も全てデカールです(汗)
襟や裾はラッカーつや消しブラックで墨入れしましたが足らず、タミヤのスミ入れ塗料ブラックで追加しました。
ただ、武装親衛隊の野戦憲兵の兵科色はオレンジだったので、ここだけ色を載せています。

>タミヤもこの資料写真から設計をしていたのかと思うと<
ネタ元が分かった時は、思わず心の中で「やった~」とニンマリしたりしますけど、ちょっと悪趣味かも(^^;。

MILITARIAマガジンは、東京に行くたびに西山洋書に寄って購入していました、
たしか他所では扱っていなかったように思います。
ショップのHPでは、この手の雑誌まで入荷案内に載っていないんですよ
つまり行かないと分からない!
あ~もう何年も行っていない、行きたぁ~い(笑)。
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Unknown (hajime)
2022-06-23 21:55:03
まさに執念の賜物!?
いやあ〜、すごいとしか言いようがないリサーチ力ですね。
毎回手持ちの書物で恐縮ですが、SS第1戦車師団"LAH" 指揮官オットー・クム少将の師団本部に軽機関銃装備の野戦憲兵隊が配備されていました。ただし1945年2月の編成なのでここからとしてもLAHから随分前にHJ師団に転属していたかもしれません。まあ、元の部隊がここだとは言えないのでなんとも言えませんが、唯一野戦憲兵隊があった部隊でした。
黒猫2号さんのおっしゃる通り、LAHから多くの将兵が移ったのであれば"Adolf hitler "が多いのはわかります。

順番が逆になってしまってすいません。とり完おめでとうございます。
しっかりとした裏付けによって細かく塗装されたフィギュアは素晴らしい仕上がりはもちろんのこと、説得力が半端ないです。肩章、襟章、そして迷彩ヘルメットの迷彩のバランスなどどれをとってもこんなに細かく塗装できるなんてまさに驚愕です。
タミヤの元ネタを発見とは、痛快ですね!
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Re:Unknown (黒猫2号)
2022-06-24 08:07:00
おはようございます、hajime様
コメントありがとうございます。

肩章、襟章も袖章も徽章類は、左襟の階級章を除いて全てデカールです(^^;
迷彩ヘルメットは、当時はいい出来かと思っていたのですが、
やはり今に時点ではチョットという事で、MILITARIA誌を参考に塗り直しました
SSの迷彩を塗るのは何年かぶり、最初は色の選択や、斑点の置き方などかなり手間取りました。

普段はかなりいい加減な人間ですが、たまに引っ掛かりスイッチ?が入ってしまうとどうしようもなくなって(笑)

ワタシが記事で紹介させて頂いたerenow.net/には
https://erenow.net/ww/kettenhund-german-military-police-second-world-war/4.php

SS野戦憲兵の組織や、徽章類の変遷などもかなり詳しく書いてあり大変参考になりました。
その他調べている過程で、模型映えする面白そうな写真も見つけたりしたのですが、
当初の目的も達成出来ましたし、そもそもそっちの専門ではないので、もうこれくらいにしておきます
模型の時間が無くなっちゃいますから(笑)。
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