ちょっと神経的に参る仕事で、ひさびさ苦戦しております。
5枚のレポを書くのに、丸2日かかる始末・・・
いつもは1日10~30ページペースなので苦戦ぶりをご察しください<根性ないだけだ?;;
で、ぐったり疲れてるのに、変に覚醒して眠れないので・・・
「アヴァロン」をひさびさに見ました。(それがセレクト理由かよ!

(レンタル落ちゲット)
YouTube画像
※うおこ♪様、情報ご提供ありがとぉー!
wiki アヴァロン (映画)
近未来、「アヴァロン」という名のテレビゲームが流行していた。プレイヤーは一種の仮想現実の中で、実在する武器や架空の武器で戦争をしていた。特に高いレベルに入ったプレイヤーは、精神がゲームの世界にとどまり、現実の世界では病院で昏睡状態となっていた。
主人公のアッシュは、あるプレイヤーから挑戦を受け、「スペシャルA」と呼ばれる秘密のレベルを知る…。
アニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』によって国内外ですでに評価されていたアニメ監督、押井守が実写に挑んだ作品として有名である。彼の劇場用の実写映画作品としては、4作目に当たる。
この作品の公開に際して、押井守は「すべての映画はアニメである」という持論を語った。実写として撮影しても、編集や後処理によってコントロールすれば、それはもうアニメである。デジタルでは特にそれが顕著である、と。
また、この作品はすべてポーランドで撮影されており、登場人物もすべて外国人である。合作というわけではなく、製作したのは日本なので、日本映画なのだが、一見するとあたかも外国映画のような作品であるのも特徴。
「攻殻機動隊」「イノセンス(のほうが後だけど)」エッセンスが色濃い。&「天使の卵」と「ベルリン・天使の詩」のミックスブレンドに、「アルファヴィル(途中で睡魔に襲われるのでちゃんと見たことないけど;)」と「マトリックス」テイストをいれて、雑味を濾して、ムダをそいで、空虚感を増した感じ。
はい、私の大好物ですね。
画像としてもテイストとしても超好みですが、
押井監督はんとに閉鎖された認識世界を描かせたら、
右に出る人いないと思います。
アッシュ役のマウゴジャータ・フォレムニャックは、
ぱっとみると冴えないのに、見てるうちに内面から滲み出る不思議な美しさ。
(なる@カテではジャンヌ・モロー系美人)
ヘアスタイルが素子だし、コスチュームもそれっぽいので
どうしてもかぶってしまうけど、それで違和感がない。
素子ファンに意見をお伺いしたいところです。・・・似てるよね?
部屋でアッシュの帰りを待つバセットハウンドだけが、唯一心許せる存在。
って、これはバトーだし。
戦うことだけが、アイデンティティ。ゲームだけがリアルな空間。
現実空間はバーチャルのための休息時間。
誰もが魂のない、語りかけられないサブキャラのように生きている世界。
そしてゲームという人為的空間に隠された最高レベル空間の存在。
それは、うわさなのか、本当にあるのか?バグなのか?
それとも・・・
最後の展開は押井ファンなら予測できてしまうかも、ですが。
個人にとって「現実/リアル」とはなにか?という胡蝶の夢テーマが
今回もディープに語られております。
ストーリーよりも映像に酔わされて、
気がつくと、いつのまにか口説かれてる、って感じの映画です。
押井守監督『アヴァロン』インタビュー
色への徹底したこだわり感が見えます。
「映画の理想の形式はパートカラーだ」=色を演出できるから。
なるほどな、です。黄金ベースも、なるほどな、です。
9/30 アニメだけじゃない! 押井守ミラクルワールド
新文芸坐で9月30日に「アニメだけじゃない! 押井守ミラクルワールド」というオールナイト上映イヴェントが開催されます。公開されるのは『立喰師列伝』『紅い眼鏡』『アヴァロン』『トーキング・ヘッド』という押井実写作品。
2200円で4本は見応えあるかも。
睡眠不足の方にお薦めです♪<コラコラ

参考:
アヴァロン - 野良犬の塒
関連記事:
立喰師列伝★押井守のライフワークにして究極の悪ノリ♪芸術
人形考 4★『イノセンス』 -ヒトと人形を分けるもの
うる星やつら・ビューティフル・ドリーマー★乙姫の夢
おまけ:(オイオイ;
Roxy Music - Avalon
5枚のレポを書くのに、丸2日かかる始末・・・
いつもは1日10~30ページペースなので苦戦ぶりをご察しください<根性ないだけだ?;;
で、ぐったり疲れてるのに、変に覚醒して眠れないので・・・
「アヴァロン」をひさびさに見ました。(それがセレクト理由かよ!

(レンタル落ちゲット)
YouTube画像
※うおこ♪様、情報ご提供ありがとぉー!
wiki アヴァロン (映画)
近未来、「アヴァロン」という名のテレビゲームが流行していた。プレイヤーは一種の仮想現実の中で、実在する武器や架空の武器で戦争をしていた。特に高いレベルに入ったプレイヤーは、精神がゲームの世界にとどまり、現実の世界では病院で昏睡状態となっていた。
主人公のアッシュは、あるプレイヤーから挑戦を受け、「スペシャルA」と呼ばれる秘密のレベルを知る…。
アニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』によって国内外ですでに評価されていたアニメ監督、押井守が実写に挑んだ作品として有名である。彼の劇場用の実写映画作品としては、4作目に当たる。
この作品の公開に際して、押井守は「すべての映画はアニメである」という持論を語った。実写として撮影しても、編集や後処理によってコントロールすれば、それはもうアニメである。デジタルでは特にそれが顕著である、と。
また、この作品はすべてポーランドで撮影されており、登場人物もすべて外国人である。合作というわけではなく、製作したのは日本なので、日本映画なのだが、一見するとあたかも外国映画のような作品であるのも特徴。
「攻殻機動隊」「イノセンス(のほうが後だけど)」エッセンスが色濃い。&「天使の卵」と「ベルリン・天使の詩」のミックスブレンドに、「アルファヴィル(途中で睡魔に襲われるのでちゃんと見たことないけど;)」と「マトリックス」テイストをいれて、雑味を濾して、ムダをそいで、空虚感を増した感じ。
はい、私の大好物ですね。
画像としてもテイストとしても超好みですが、
押井監督はんとに閉鎖された認識世界を描かせたら、
右に出る人いないと思います。
アッシュ役のマウゴジャータ・フォレムニャックは、
ぱっとみると冴えないのに、見てるうちに内面から滲み出る不思議な美しさ。
(なる@カテではジャンヌ・モロー系美人)
ヘアスタイルが素子だし、コスチュームもそれっぽいので
どうしてもかぶってしまうけど、それで違和感がない。
素子ファンに意見をお伺いしたいところです。・・・似てるよね?
部屋でアッシュの帰りを待つバセットハウンドだけが、唯一心許せる存在。
って、これはバトーだし。
戦うことだけが、アイデンティティ。ゲームだけがリアルな空間。
現実空間はバーチャルのための休息時間。
誰もが魂のない、語りかけられないサブキャラのように生きている世界。
そしてゲームという人為的空間に隠された最高レベル空間の存在。
それは、うわさなのか、本当にあるのか?バグなのか?
それとも・・・
最後の展開は押井ファンなら予測できてしまうかも、ですが。
個人にとって「現実/リアル」とはなにか?という胡蝶の夢テーマが
今回もディープに語られております。
ストーリーよりも映像に酔わされて、
気がつくと、いつのまにか口説かれてる、って感じの映画です。
押井守監督『アヴァロン』インタビュー
色への徹底したこだわり感が見えます。
「映画の理想の形式はパートカラーだ」=色を演出できるから。
なるほどな、です。黄金ベースも、なるほどな、です。
9/30 アニメだけじゃない! 押井守ミラクルワールド
新文芸坐で9月30日に「アニメだけじゃない! 押井守ミラクルワールド」というオールナイト上映イヴェントが開催されます。公開されるのは『立喰師列伝』『紅い眼鏡』『アヴァロン』『トーキング・ヘッド』という押井実写作品。
2200円で4本は見応えあるかも。
睡眠不足の方にお薦めです♪<コラコラ

参考:
アヴァロン - 野良犬の塒
関連記事:
立喰師列伝★押井守のライフワークにして究極の悪ノリ♪芸術
人形考 4★『イノセンス』 -ヒトと人形を分けるもの
うる星やつら・ビューティフル・ドリーマー★乙姫の夢
おまけ:(オイオイ;
Roxy Music - Avalon
アヴァロンとネット社会、ちょっと考えてしまいました・・・。
このところ、お邪魔させていただいてのレスが
すっごいツボで、なんかコワイくらいです。
(・・・私がヤバイだけか?ネットへの立脚点が希薄になってるかも)
>ネット上の議論がゲームにしか思えないことがあります。
>結論ありきで、戦って、遊んで。
>一見、現実の出来事について議論しているようで、現実から分離しているような。
これは、そちらでも出た「遊び」と同じだと思うのですが
そういうゲーム感覚の遊びも有用な部分はあるとも思うのですが
ネット全般が、変にうかれてる感じがするのはいただけないですね。
>ある意味「現実」というものに、変容をもたらしていて、
>その変容は必ずしも自分の価値観から考えると「良い」ものとは思えない。
なるほど。・・・
現実もまたゲーム化してる、これは文字通りそうなのかもしれない。
ありえない犯罪の増加がそうした変容から生じるのであれば
怖い話だと思います。
新しく「OhmyNews」というソフトバンク系のネットニュースが
早々から2ちゃんとぶつかって話題ですが、
なんというか・・・変なヒロイズム(それも匿名の)とネットイナゴ問題、
それに対峙する旧メデイアという構図に、すごい違和感を感じています。
このところどのトラブルを見ても、同じ感覚がつきまとう・・・。
自分が登ってる豆のツルを自分で切ってしまう感覚というか。
・・・なんだかですね。
・・・バベルの塔の崩壊が近い気がする。(超・抽象的&感覚的で
申し訳ありません!!!;;;)
また、考えます。
いつも感謝です。
結論ありきで、戦って、遊んで。
一見、現実の出来事について議論しているようで、現実から分離しているような。
ただ、そういうネットの構造が、「非現実」というよりも、ある意味「現実」というものに、変容をもたらしていて、その変容は必ずしも自分の価値観から考えると「良い」ものとは思えない。
そういう、部分がアヴァロンの「現実」と重なっているように思えるんですよ。
いまいち、伝わらないコメントですが、「ああ、でも、アヴァロンはある意味ネットだね、こりゃ」というのは、そういう意味を含んでいます。
「ネットだね」というより、「ネット社会だね」の方が適切かも知れませんが。
>どうも小気味よさが出なくなっています。
んとに、時間感覚が、一気にヨーロッパ映画みたいで
それはそれで好きなのですが、
間合いが立喰師列伝まで行くと、すこぉしつらいかなぁ、と。(汗;
この映画はギリギリOKですー。
不条理系ヨーロッパ映画ほどウエットでないのも助かります♪
ただ、やっぱり独特のクセがありますが・・・
>最先端の映像技術を使用し後継出来る実験場と
>している事に脱帽します。
賛成です!映像美の追求というか、面白がり方、
かなり興味深かったです。
というか、一体いくつの視点でバーチャルを見てるのかなぁ、
と気になりましたです。
G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR(ガルム戦記)
をぜひいつか再トライしてほしいですね・・・。
さすがだなぁー!
いや、この映画は音楽も心地よくて
α波が出やすくていいかなぁ、と・・・<外道?
一部ネットゲームって、タッグを組む感覚的にはんとにこんな感じみたい
ですね。ゲーム内で人間関係とか築けるみたいだし。
(この方面疎いのですが)
韓国で死亡事故があったのもネットゲームでしたね。
ある側面で、リアルとバーチャルの接点が、んとに近づいてきてるかも。
ベルイマンとかヨーロッパ系不条理映画好きなので、このテイストは
けっこう好きです。
ただ、モチーフとしては、繰返しですが・・・その分こなれてる気がします。
押井モチーフがちらばってて、楽しい♪
(思わず紅い眼鏡くんを探したり<オイオイ
>テーマ的にも、押井守を観てきた人間には新鮮味がないと思うし。
予定調和とゆーか。
でもこのテーマをここまで描けるアーティストが
他にいないので、許す!<えっ?!
>「ああ、でも、アヴァロンはある意味ネットだね、こりゃ」と思ったのであります。
お?どの点が琴線に触れましたか?
ネットゲーム、ってことじゃなくて?
世界で人を迷宮に誘い込みますが実写になると
「かったるく」なります。ウンチクが実写だと
長く感じるのとスローモーションを多様する為
どうも小気味よさが出なくなっています。但し
最先端の映像技術を使用し後継出来る実験場と
している事に脱帽します。
コストと時間が掛かりますが根気良くそれをば
解決している氏に映像熱意を感じます。
アヴァロンをハリウッドと共作したらかなりの
作品となっていたかも。髪の毛一本の描写にも
拘ったアヴァロン、それが後のハリウッド映画
に刺激を与えた・・・と某兄弟が言ってました。
(マトリックスの・・・ネ)
仮想現実を描き現実化するには氏の感覚と最新
テクノロジーが融合化された時に完結をするも
のと思います。それを先導しているのはゲーム
の世界かとも・・・
どんなだったか思い出せなかったので、
YouTubeでアヴァロン検索して見てきました。
撃たれた人間が粉々になるシーンはスゴイですねぇ。
ゲーム機が進化すると、こんな映像になるんかなと思ったら怖いかも。
初めて観たときの感想です。
その後何度も、観ていますが、嫌いではないが、好きでもない。映画の評価としては、イマイチ。
テーマ的にも、押井守を観てきた人間には新鮮味がないと思うし。
しかし、記事を読んで。
「ああ、でも、アヴァロンはある意味ネットだね、こりゃ」と思ったのであります。