DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

キイハンター★丹波哲郎氏=黒木鉄也に捧げます

2006-09-26 | ドラマ・映画・演劇・アート


「砂の器」「Gメン75」丹波哲郎さん死去
俳優丹波哲郎さん死去 国際的活躍、死後の世界にも関心

東京都生まれ。中央大法学部を卒業後、劇団文化座を経て、51年新東宝に入社。翌年、映画「殺人容疑者」でデビューし、陰のある二枚目としておもに悪役で活躍。テレビでは「丹下左膳」の主役で異彩を放った。
60年代にテレビドラマ「三匹の侍」などの個性的な演技で人気を集め、映画では今村昌平監督の「豚と軍艦」のほか、篠田正浩監督の時代劇「暗殺」などに出演し、スターとしての地位を固めた。
また、戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の通訳を務めた英語力を生かし、外国映画にも出演。「007は二度死ぬ」ではショーン・コネリーと共演し、話題になった。
その後も、テレビドラマ「キイハンター」「Gメン’75」のボス役で活躍、映画「砂の器」の刑事役では重厚な演技が高く評価された。近年も大河ドラマ「利家とまつ」「義経」などで、渋みある演技をみせていた。
一方、死後の世界に深い関心を持ち、89年にはベストセラーとなった著書を「丹波哲郎の大霊界」として自ら映画化した。


後年のイメージはどうしても「丹波哲郎の大霊界」強し、なのですが
元祖ちょいワル、というか、粋でチャーミングで大人の男性の茶目っ気を
合わせ持ったダンディな男性でした。
悠々自適というか、マイペースで、
最後まで「丹波流」を通された方だったのでは?

ある番組で健康法を聞かれて答えられた
「食べたいものは身体が決める」
「寝なくても死なない」という姿勢、
「寿命がくれば死ぬ、寿命があれば死なない」というおおらかさ、
一種独特の達観したアバウトさ、好きでした。

番組ではけっこうたくさん楽しませていただいています。
最初の出会いは多分『キイハンター』。
すごい「大人の男」のイメージでした(ソフト帽が似合う♪)。
洋画&海外ドラマ(「ハワイアンアイ」「サンセット77」等々)
大好きの母が、けっこうはまっていて、一緒に見ていた記憶があります。
私自身がはまったのは再放送からだと思うのですが(曖昧;
会話が軽妙というか、洒落てるというか、
ちょっと当時の他のTV番組とは一線を画してたと思う。

独特の抑揚のあるしゃべり方で、どんな役でも「丹波色」に染める。
それがまた、今様にはいい感じだったと思います。

なんだかこうして語れば語るほど
寂しく感じます・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

KEY HUNTER OP(You Tube)

この部屋のグループは5人

彼らの愛するものは自由
求めるものは平和

彼らの活躍がここにはじまる
彼らの行くところ不可能の文字はなく
彼らを遮る国境もない

彼らはこう呼ばれる

KEY HUNTER


「非情のライセンス」(キイハンター ED)
作詞・佐藤純弥、作曲・菊池俊輔、唄・野際陽子

参考:
公式サイト(丹波哲郎の霊界サロン)

wiki(丹波哲郎)
hatena(丹波哲郎)

キイハンター
キイハンター探偵局





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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大往生でしたね。 (うおこ♪)
2006-09-26 10:54:28
眠るような最後だったという大往生で、

こんな死に方出来たらいいなぁと思いました。

惜しい人がまたひとり逝かれて寂しくなります。

流暢な英語を話して、映画やドラマで楽しませてくれましたね。

丹波流の存在感は記憶に残ると思います。

ご冥福をお祈り致します。
返信する
個性的な人でしたよね (ジイ)
2006-09-26 12:14:31
キイハンター、Gメン75の番組冒頭の芥川隆行さんのナレーターが頭の中で流れました。TB練習版★思い出に残っているテレビドラマ・番組は?の続きみたいになってしまいましたが、大河内伝次郎のような(古い?)抑揚のある独特のセリフまわしは印象的でしたね。晩年は霊界研究家の変なおじさんの印象もありますね。また、日本の大御所俳優がひとりいなくなりましたね。さみしいですね。
返信する
( ̄- ̄)ノ☆ (デュラン)
2006-09-26 19:05:12
(/^・x・^)オイッス! TB・コメントサンキューです! よく考えると、私は子供の頃からけっこうな歳になるまで、土曜の9時ってこの人の番組で過ごしてたんですね。丹波さんはほとんど変わりませんでしたけどね。いや~、よく考えると超大物俳優さんだったってことですな。
返信する
キイハンター (ぜん)
2006-09-26 20:26:50
私の丹波哲郎さんも、キイハンターに始まります。

存在感のある人でしたね。
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うおこ♪様 (なるもにあ)
2006-09-27 08:03:52
>眠るような最後だったという大往生で、

>こんな死に方出来たらいいなぁと思いました。



本当ですね・・・。(しみじみー)



自分の寿命はわかっている、ということも

おっしゃっていたような。なんだか最後まで丹波流らしかったですね。

古いドラマ特集ともシンクロして、あれこれ思い出すと、

けっこう思い出深くて、一昨日から寂しい感じです。

これから、向こう側にいかれる馴染みある俳優さんが

増えるのでしょうねー。

返信する
ジイ様 (なるもにあ)
2006-09-27 08:05:01
ある種「大物俳優とはかくあるべき」

というイメージどおりの方でしたね。



>芥川隆行さんのナレーターが頭の中で流れました。

あ!私もです!!!野際さんが好きで見てたキイハンターですが

とってもおしゃれでした。



>霊界研究家の変なおじさんの印象

普通ならこういうオカルト発言すると、役者的には潰れてそうなのに

これも丹波氏だからモノにしてしまってる部分があって

そこも凄いなぁと思います。
返信する
デュラン博士 (なるもにあ)
2006-09-27 08:05:57
いや、デュラン様の記事ではじめて知ったので

本当にびっくりしました。

007の写真がとても感慨深かったです。

(ボンドを喰ってますよねー♪)



>土曜の9時ってこの人の番組で過ごしてたんですね。

あ、いわれてみれば私もかもっ;



一昨日から思い出す記憶が懐かしくて、それだけ関わりあったことに

かえって驚いています。

やっぱり寂しいかも・・・。(´・ω・`)ショボーン

返信する
ぜん様 (なるもにあ)
2006-09-27 08:07:16
TBありがとうございます!!!こういう話題でもご一緒させて

いただけて嬉しいです。



>私の丹波哲郎さんも、キイハンターに始まります。

キイハンター自体、かなり海外ドラマの向こうをはった

画期的なドラマだったようなので

そういうところからスタートしてるドラマ経験って

改めてしあわせだなぁ、と思いました。
返信する
Unknown (とーい)
2006-09-27 18:12:02
なんか、「寿命とは縁のない人」ってイメージがありました。

でも、ある日突然、大霊界に旅立っちゃいましたね・・・

「宗教」色の強い会話をしても、なぜか胡散臭さを感じないキャラクターでした。



最後は眠るように・・・だったそうです。



向こう側でも、あの力強いキャラクターでがんばってくださいね。

ご冥福をお祈りします・・・
返信する
とーい様 (なるもにあ)
2006-09-27 23:59:57


昔ながらの役者さんのわがままも、傍若無人さも

全部キャラに変えれるのって、凄いなぁって

今さらながらに思います。



>「宗教」色の強い会話をしても、なぜか胡散臭さを感じない

そうそう!

んとに霊界とつながってても驚かないキャラかも。

丹波さんとしてはよどみなく淡々としゃべるから、

ま、信じてもいいかな、という納得のしかたをさせられちゃうとゆーか。



どんどん霊界がゴージャスになるという事実。
返信する

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