DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

エネルギー補給

2008-10-24 | 日記/備忘録/独り言/その他
一歩でも半歩でも前に進みたいと願う。

今、立ち止まったら気持ちが負けそうになるから。

手を伸ばして、つかみたい。

たとえ空気だけでも。

指先だけでも。


自分が楽しくなければ生きている価値なんてカケラもない、と、思う。

自分自身を楽しませられない退屈なヤツに楽しい人生を送れるはずない、などとも思う。

そして

「自分」を本気で楽しんでいれば

どんなマイナスだっていつかプラスにつながっていく

そう信じてる。


とゆーわけで、まさに今、文字通り好きなものに囲まれて楽しく生きております。

なんかね、好きなモノ(画集や洋服やアクセや食器や紙ものや音楽や)

をあれこれ並べて浸ってると

いきなり「禁じられた遊び」の1シーンを思い出した自分が

なんともおかしいようん。




友達が送ってくれたエス アンド オーのパンプキンクッキーとドロップ。



エス アンド オーの、
というか 草間彌生のパンプキンクッキーと蜷川実花のドロップ
というべきか?

草間彌生さんのパンプキンクッキーははんぱなくカボチャ味であった。;
その辺のパンプキンパイよりカボチャ!って感じ。
でもパッケージがめっちゃかわいいので許す。
あ?ちゃんと美味しいっすよ、攻撃的だけど<オイ
珈琲に勝つテイストが素晴らしい←褒めてます
キース・エマーソンを聴きながら食べるのが「乙」です。

好きなことを思いっきりしまくってそうな、お二人に
エネルギーもらえそう・・・吸い取られそう?<ドキドキ

草間彌生公式サイト


蜷川実花公式サイト


蜷川実花展
★開催概要★
「蜷川実花展 地上の花、天上の色」
・会期:2008年11月1日[土]~12月28日[日]
・会場:東京オペラシティアートギャラリー[map]
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F
・開館時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館30分前まで)
・休館日:月曜日(11月3日、24日は開館)
・入場料:一般1000円円/大・高生800円/中・小生600円
※2009年4月より岩手、鹿児島、兵庫、高知県の4つの美術館を巡回。


ちょっと行ってみたいかも。

ところで今気づいたのだが、このプレゼントってハロウィンにかけてたのか!<遅!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Keith Emerson Band★キース・エマーソン/ING

2008-10-24 | 音楽


ゲット。

一緒に頼んだ書籍が在庫なかったのか、
ちょっと予定より遅かったケド、
気分がこもる雨の日に、プレゼントみたいでちょい嬉しい。

キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ(初回限定盤)

いまさらですが
マーク・ボニーラのボーカル、好きかも<遅いて!!!

実はライブの予習でようつべでいくつか映像を見てたのですが
で、『マルシュ・トレイン』を聴いて、うーん、いまいち?なんて
思ってたのだけど(ちょい甘めサウンドに聞えてしまって)
やっぱり気になる作品はちゃんと聴かなくちゃいかんな、と反省しまくってます。
厚みがちがうもんね・・・て、めっちゃあたりまえでしたね;;

で、聴けば聴くほどに
『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』
というアルバムタイトルにしてコンセプトがガツンと効いてきます。

個人的には『マイルズ・アウェイ・パート3』からの流れが大好物。
いろいろな音色を効かせてくれ、聞き応えのある『フィナーレ』、
『ジ・アート・オブ・フォーリング・ダウン』のRockなボーカルもドスきいてw魅惑的だし
『マランボ』はキースの多彩なキーボードテクをノリノリで聴かせてもらえるし、
遊びゴコロはじける『ゲームタイム』、
『ザ・パーティング』は次作に続く感じの歌詞がよいです。(待ってるお!

※追記:通して2度目の観賞にて、最初の流れもやっぱりよいなぁ、と。(えへ
    ボニーラの『マイルズ・アウェイ・パート1~3』も聴くほどにしっくり。

1つだけ好みを言わせてもらうと、ドラムが無難すぎるかなぁ。
これはライブでも感じましたが。
キーボードとギターを支える黒子に徹してるのかも、だけど
&カールと比べてるつもりは決してないんだけど
曲によってはかなりもったいない気がしてしまった。
(特に『マルシュ・トレイン』『フィナーレ』とか、フューチャーされてるっぽいのに。)
アレンジの好みもあるのかも、ですが。

全体を通して、身構えずにゆったりと身を任せて(安心して)聴けるアルバムです。
そういうのがキースへの賛辞としてふさわしいかどうかは別として
EL&Pの呪縛から逃れて、彼の新しい作品として聴けて、
それが「私のためのアルバム」と思えることはしあわせです。
聴けば聴くほど、キースの今の等身大なシンセサイザーワールドに
どっぷり浸りたいという欲求がでて、次回作が待ち遠しい、
それがある意味ちょっと困るケド;

※追記:通して3度目の観賞にて、聴いても飽きない
    &発見があって美味しいです。


演奏裏話いぱいなDVDも面白いっす。
ここでもキースとマークは息ぴったりで楽しそうー。




個人的にピアノを燃やすのはどうかなぁ、とどうしても思うのですが
映像としてはたしかに美しかった・・・
一応の弁護(?)として、修理しようのないピアノだったそうです。


Keith Emerson 2008: PRELUDE TO A HOPE


参考:
SOUNDBYTES : Keith Emerson (キース・エマーソン) |KORG INC.

関連:
キース・エマーソン・バンド★10/18 SHIBUYA-AX

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルタのやさしい刺繍★10/22 シネスイッチ銀座

2008-10-24 | ドラマ・映画・演劇・アート
とゆーわけで観賞してまいりました。

映画館は立ち見もでる盛況ぶりでした。
20分前に行った時には1階前と2階席端っこしか残ってなかった;;
平日だし地味目な小作品だし、と侮ってたかも;;;
客層は女性が圧倒的に多いけれど、ご夫婦で来られてる方もちらほら。
世代的にもマルタやその仲間の生き方に共感された方も多いことでしょう。

マルタのやさしい刺繍

スイスの小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。スイスの伝統的な小さな村に広がる、夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。
2007年、大阪ヨーロッパ映画祭で上映され、老若男女問わず大反響を得た『マルタのやさしい刺繍』。変化を恐れるのではなく、それをチャンスと受け止めて新しい一歩を踏み出すことにより、成長していく人々の姿を描きだした、勇気と希望と元気を与えてくれる、最高に心あたたまる物語だ。最愛の夫の死を乗り越えて再び夢に向かって挑戦していく80歳のマルタの姿は、思わず応援したくなり、観終わった後にやさしくて幸せな気持ちになれるだろう。


後期高齢者が主役の映画です。
でも、思いきり「青春」。

※以下ネタばれ含みます。


マルタと友人3人のコンビネーションが素敵。
ご主人を亡くし意気消沈、牧師の息子を持つ主人公のマルタ、
アメリカ帰りの小粋で姉御肌でおしゃれなリージ、
車イスの夫の介護と地元の党のリーダーの息子の板挟みで疲弊するフリーダ
おっとりしていたのにインターネット(と恋?)にめざめるハンニ・・・
プラチナエイジのお嬢さんたちの、それぞれにまったく違う個性が楽しい。
そんな4人に共通しているのは、行動力と実行力。

想定内のトラブルと、衝撃的なできごとを経ながら、夢を見ること、そしてその夢を実現するのに「年齢は関係ない」「性別は関係ない」「周囲の視線や思惑は関係ない」・・・ある意味古くからの主題が、きっちりと縫い取られていきます。
4人が夫や息子や慣習の縛り(やあきらめ)から自立していく様は小気味よく。同時に、家族、友人、かけがえのない存在に改めて気づき結びなおされる絆が心地よく。

ランジェリーという、女性にとってはある意味、特別な(セクシーな)アイテム×おばあちゃまという組みあわせがまたうまいなぁ、と。このくすぐり具合は女性監督ならではの視線かも?刺繍=手仕事なアートというのもまたポイント高くて、完成してしまった人生に再度自ら刺繍を刺して彩る、そういうイメージも連鎖的に浮かびます。

全体を通して「手の感触」というか、やわらかだったりしっかりしていたり、そういう映像の手触り感というのかな、映像美というよりは“思いの質感”のようなものを感じました。うーん、刺繍ってやっぱり目の付け所としてよいかも。

以下、好きなシーン。でもうろ覚え<オイオイ
●昔自分が作ったランジェリーの細工を愛おしそうになでるマルタ
●捨てられた商品を取り返す4人(♪
●お店オープンの朝、満足そうな笑顔のマルタとリージ
●免許を取るために、トラクターなみの“運転テク”を見せるフリーダ
●男性ばかりのパソコン教室に乗り込むハンニ
●出ていこうとする妻の手をとる(超頑固な)フリーダの夫
●刺繍がへたでなじられるハンニ(かわいそス;;@家庭科2のNAL;;
●「新しいことはやってみないと」なチャレンジャーなおじいちゃま達♪

で、リージが開店前にお店の看板(open/closed)を刺繍しているシーンがあるのですが
最後にまたその看板がちゃんと使われていた時、ぶわっと泣いてしまいました。
こゆ演出には超弱い;;
形のある“気持ち”は残っていくのだなぁ。
友情って、友達ってよいなぁ。
などと、ぶわっと浸透してキタ。

思いのこもったやさしい&強い刺繍に泣かされた映画でした。

マリアージュ フレール 銀座本店以外でもあれこれタイアップイベントが・・・
映画のついでに立ち寄って、余韻を反芻したり、なにかを発見したり。
目的もって銀ぶらできちゃう、こゆ企画よいですね!
銀座で見るにはベストセレクションだったかも?
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする