逮捕されると、こうなる ~誰かさんの経験~
自分用の参考と雑感。
犯罪はどんな小さなものも自分の人生、そして家族や周囲の人生を棒に振る危険性がある。
親を困らせたい・親に思い知らせたいから殺人、バスジャック、
というとんでもない犯罪があいついだけれど(多分、レベルは違えどそういう犯罪行為はものすごくたくさん起ってるだろうけど)、
その親のおかげで自分が生活できていることを忘れて、
足元を崩すと自分も落ちるという事実。
空気のように当たり前に続くように見える日常は
本当に簡単に、さっき見た夢のごとく消滅するという事実。
それが想像できない、その先が見えない人が増えてるんだろうな。
言い方が悪いけれど、脅して育てる、というのは私は今でも必要だと思う。
昔なら外で遊んで遅くまで帰ってこなければ「子取りにとられる」という脅し文句の定番があった。人さらいが茶飯事だった時代の名残も含んでいて、「街」や「人」のコワさと同時に、「親・先人の言うことは聞け」「悪いことはするな」という戒めが繰返しいろいろな家庭で語られ、その価値観は子どもたちに共有されていた。夜、妖怪が出るのも、そうした子どもたちへの牽制の一種でもあったと思う。
街が24時間化して妖怪が消え、子どもを叱る(体罰含む)ことが教育上マイナス評価されるようになり、子どもにコワイ思いを、予防接種のようにさせる行為がなくなってきている気がする。犯罪をドラマやゲームの中のフィクションとしてしか捉えられない(それはもう感覚的に)から、その先を自分で想像できないのではないかな、と思う。
犯罪者は犯罪を起したところから人生がリスタートする。もうそれまでの自分ではいられない、それは、「人生をリセットする」そんな生易しいものではなく、リセットした自分ですらいられない。自分どころか、「人間」でいられなくなる行為だということを、もっともっと深い部分で理解しておく必要を感じる。
ので。
この記事の真実度は残念ながら判断できないのですが、こういう「犯罪の結果起ること」情報が露出するのは(内容にもよりますが)いいことだと思うのでした。
おまけ:
実録・職務質問
えと、これはリアルバレするとヤバイ(散々ネタにしたので仕事仲間はほとんどみんな知ってるw)ので、今までブログではネタにしなかったのですが、4-5年前、仕事中に職務質問を受けたことがあります。
訪問先への時間調整で、近くに茶店がなく駅前まで戻るのも面倒で、近くの公園で本を読んでたのですが、その時ちょっと年配の警察官が1人近寄ってきて、「なにをされてるんですか?」と質問されました。で、何も考えずにそのまま答えて・・・で「そうですか、気をつけて行ってきて下さいね」という感じで去っていったので「?」と思いつつも引き続き本を読んでたのですが、しばらくするともう1人若い警官と一緒に戻ってきて、その若い方はなんだかものすごく強引な感じで「カバンを見せてください」とものすごく高飛車な物言い(人と目も合わせないし、なにこいつ?って感じ)。
で、何コレ?なんかあったの?と思って質問すると、高齢の方が説明してくれたのだけど(若い方は無言でバックをチェック)、近くのスーパーで20分ほど前に女性客による包丁の万引きがあり、この一帯を捜査中だという。
!!!疑われてるのか?あっし!!!
確かに、誰もいない真夏の昼間の住宅街(ちょっと豪邸が多いエリア)の公園で、一人超カジュアルな格好(特に必要なければノージャケットでノースリーブに太めパンツかスリムジーパン)で本を読んでたら、怪しいといえば怪しい(保険の外交員とかはスーツだったりするのでお仕事だとわかるでしょうけど)。
でもさー、逃げるんじゃないの?普通。んなとこで本なんか読んでないで・・・(・・・とも限らないか、待ち伏せとかね、と今は思えるケド)
で、バッグを渡したものの、とにかくその若い警官の態度がめっちゃ横柄で『個人情報に関わる資料とか入ってるのに、なに、コレ』と、だんだん頭にきて「疑うのならクライアントに電話して確認してください!!!」と主張。カバンになにもなかったので脱力したのか「いや、そこまでしなくてもけっこうです」と、こちらは高齢な方の警官。でも何分頭に来るとコワイモノシラズが発動しがちなあっしはクライアントの某代理店に電話をして「疑われてるらしいんです、仕事だと証明してください。ものすごい失礼な態度なんですよー」と警察官の前で電話しちゃったのだった。
結局、若い方は高齢の方になにか話すと、謝罪もなくその場をさっさと立ち去って(その間5分くらい)、高齢の警官のほうがものすごく恐縮してていねいに謝罪したうえ、「そういうことなので、このあたりにいるのは危険ですよ」と言ってくれました。
はっ!!そうだよね、危険じゃん!!!
包丁をもった女性が付近をウロウロしてるかもしれない、というアナウンスはその時点ではゼロ。人通りが少ないとはいえ、ぱらぱら歩いてる方々はそういう情報を知らないわけで。そういうのもなんだかちょっと腹立たしく思いながらの白昼の“通り職務質問”であったのだった。
で、教訓。
仕事に行くときはもっと地味で落ち着いた仕事人らしい服装をしようー!<そこか!