DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

8/23-8/28★大阪帰省すけっち♪

2008-08-31 | 日記/備忘録/独り言/その他
※今回は、母親の心臓の再検査がメインイベント(オイ!)だったのですが、そゆ話題って私の場合、文字にすると自分もかなりダークになっちゃうのであえて割愛。だけど両親ともバカ話ばかりしてた印象が・・・(この娘にしてこの親ありw)。うん、やっぱりめっちゃ楽しかったです!!!

紀行風日記にしたかったのですが、なにぶん実家でダラダラと両親とおしゃべりしてたのがメインで、観光などの旅行的なコア(?)がまったくないので、とりあえず写真メインであっぷー。って誰に読んでいただけるのかが前提なのかよくわからないのですが(汗;;)、ま、自己ログっちゅーことで(とはいえ、どうしても紹介タッチになっちゃうのが我ながら面白い)。

関西の方には「ああ、はいはい」な日常風景だろうなぁ、と。
とゆーことは、私ってもはや大阪・異邦人なのね!!<おおげさだから


行きの新幹線。この帰省中、前から気になっていたけど未読だった梨木香歩さんの小説を一気読みしようと、4冊持っていきました。
『西の魔女が死んだ』『家守綺譚』『からくりからくさ』のみ読破。『裏庭』は現在進行中。『りかさん』『沼地のある森を抜けて』は次回トライ予定。今のところ『家守綺譚』が一番好きです。


で、いきなりですが
たこやきのある風景



たこやきついでに食べたものあれこれ。(あんまり写してる間なかった&容量不足でごく一部のみで残念っす;


某オサレ系ホテルでの中華・テーブルバイキングは、ふかひれの姿煮がちっちゃくってorzでもほぼ全メニュー制覇(複数回オーダーあり)♪美味。
情報通の義妹(←下の弟のお嫁さん♪何度も書いていますが顔がめっちゃ可愛くってファッション含め見た目が20代♪)が本店まで行って買ってきてくれた「堂島ロール」と「きんつば」は、当日が賞味期限なので現地ならではの美味しさ!こゆ心尽くしってめっちゃ嬉しい!!!持つべきものはジモティの行動力あるグルメ好き♪
きんつばは帰省最終日に発売された(どうせならもっと早く出て欲しかった;;)
HanakoWEST大阪全ガイドにも載ってました♪
(ちなみにお隣のゼー六アイスは大阪在住時代よく食べたお)


あと、特筆すべきは父がはまってるという(汗;大丈夫か???・・・とはいえ1ヶ月に1度くらいしか食べないらしいですが)カップ麺の「サッポロ一番」でせう;;←娘に食べさせたくてわざわざスーパーまで買いに行ってくれた・・・親の変・や、愛?<?をつけるな

一応お仕事もかねて見に行った淀屋橋odona『アド パンデュース』では、
あまりにもパンの陳列が美しくて写真を撮らせてもらいました。

パンはおみやげにしましたが、帰りの新幹線でラスクは全部食べちゃった;;;

いあいあどれも美味しかったです!さすが食い倒れの街♪
街そのものが美味しそう!!
ご馳走様でした!!!

あ、前述のodonaも落ち着いた雰囲気で、かなり好きな空間でした。ウッドデッキに配置されたチェアでパンを食べてるOLもいて、そういう公園的使われ方って商業施設には大事な気がします。



あと淀屋橋に行ったら絶対行きたかった芝川ビル!!

芝川ビル公式サイト
昭和2(1927)年竣工。南米マヤ・インカの装飾を纏った鉄筋コンクリートのビル、ってなんかものすごい先進性っすね。建物の存在感に圧倒されました。
レンタルスペース「芝川ビル モダンテラス」、こゆところでライブ兼個展みたいなコラボイベントができたら最高だなぁ。・・・でもさすがにちょっ高い;;求む・スポンサー<オイ!


んとに昔の会社っぽい入り口。写真に撮れなかったけど、細かい意匠がなにからなにまで好みでした!
素敵写真はこちらをどぞ!!!

その昔、大学卒業後最初につとめた会社が本町なので、淀屋橋はめっちゃ身近な存在ですが、やっぱり楽しいっす♪ひさびさにこんなところにも行ったお。

中之島公会堂

結婚式があったようで、エレベーターホールで花嫁さんに出会いました。祝!

で、お隣の中之島図書館がすごくよかったのですが、運悪く電池切れ。いや、んとによかった!!!大阪にいたら通うと思います。また行こう!!!
中之島図書館公式サイト

んーーーー、ほとんど出歩いてないワリにはかなり楽しかった気がする(これがフジカラーCM でウワサのフォトアルバム効果?w)
息子が大学に入ったら、マジで1ヶ月くらい里帰りしてどっぷりと大阪・関西ライフを楽しみたい気がした帰省でありました♪

l・o・v・e!!osaka!
コメント (12)
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ウ-マン・イン・ブラック★8/22 パルコ劇場

2008-08-31 | ドラマ・映画・演劇・アート


ウ-マン・イン・ブラック/The Woman in Black -黒い服の女-

帰省前日に観劇しました。

友人のおかげで、やや端ながら前から5列目内というナイスポジション。
また2人芝居ということで、当然ながら役者の上川隆也&斎藤晴彦がでずっぱり、芝居上手・役上手、達者なお2人が絡みあう舞台の贅沢さを堪能いたしました。

好評を博しての5年ぶりの再演というだけあって、お芝居としても面白かった。正直今まで見たお芝居(ってそれほど見てませんが、あくまで主観で;;)の中でも確実にベスト入りします。

ここからはネタバレ要素もありますので、ご注意ください。









友人に、「かなりコワイよ」と言われていたのですが、赤テント、天井桟敷、黒色テント系経験者には大したことないんじゃないか、と甘く見てのぞみましたが、まじ怖かった!!!
いきなりの叫び声とかの驚かせ系(それでも絶妙のタイミングなので心臓が弱い方は要注意かも?)は、けっこう平気だったのですが(びっくりはしますが)、屋敷の描写、誰もいない屋敷での1人の夜、影と光の演出、そうしたイメージの積み重ねがじわじわときます。

斉藤氏演じるオールド・キップス氏が自分の恐怖体験を家族に語るための演技指導として、舞台監督の上川氏が、体験者の若かりしヤング・キップスを演じ、斉藤氏は相手役としてその体験で出会った人々を次々と演じ分ける。劇中劇という形式の巧みさ。
最初は躊躇し踏み出せずにダメ出しをされていたオールド・キップスがどんどん上達し、一方でヤング・キップス(上川氏)はオールド・キップス(斉藤氏)の恐怖体験に共鳴していく。
複数の役代わりをなんの違和感もなく魅せてくれる斎藤晴彦さんは素晴らしい!!!声も表情も別人、そして個々に隠された悲しい秘密が最終的に統一されていく、オールド・キップス自身も含めて。1人複数役だからこその悲しみ(と呪い)の増幅効果。
対する上川氏は、仕事への責任と自負を持ち、自信にあふれた舞台監督とヤング・キップスをオーバーラップさせながら、恐怖の世界への水先案内をつとめます。幽霊を信じないヤング・キップスが屋敷に魅せられる・とりつかれる。・だからこそ開いてしまった禁断の扉。

舞台は、白いカバーがかかったいくつもの家具らしきものが薄いスクリーンで1枚隔てられた、その前で行われます。1つの舞台が同じ道具立てで劇場、法律事務所、ホテル、そして屋敷と使い分けられる。光の演出・表現が巧みで、クライマックスに至るまでその光に、ヤング・キップスとともに誘導されていくかのようです。

私が一番怖かったのは音。ポルターガイストにしても、一体何の音なの?と不思議だったのですが、理由がわかってからも、その音が耳について離れない。・・・リズムが心臓の鼓動に似てるからかも、と後で思い至ったのだけど。かなりインパクトありました。

どこからどこまでどっぷりと英国風味のゴシック仕立て、テイストはNAL的に恐怖小説ベスト10に入れているヘンリー・ジェイムスの『ネジの回転』。2人の役者が演技・音響効果・照明で描きあげる世界に、舞台の面白さの原点を感じました。

『ロンドンで19年ロングランを続けている劇場で、<JAPANESE WEEK(ジャパニーズウィーク)>として日本語で上演いたします。』ということで、本場でも演じるそうですが、どういう評価か楽しみです。
「ウーマン・イン・ブラック-JAPANESE WEEK-」
「英国ニュースダイジェスト」上川隆也インタビュー記事


参考:
松岡正剛の千夜千冊『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ


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