スワロウベリィ

「スワロウベリィ」　ただひたすらにショタおね
制作者：オレヌマトオコ様（人生七転八倒・大人の道楽）

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「セカイヲトメテ」の作者様のショタおねです。
いいですか？おねショタではありません。ショタおねです。
重要なのでry

…まあショタとはいっても、
13～14歳くらいは割とギリギリな範囲ではありますが。
この作者様、そのギリギリ範囲の中で、最大の魅力を見せてくれます。
ショタなのに、カッコいいのですよ。
性格的に、あんまりコドモコドモしてないというか、精神年齢高めな感じ。

内容的には、3日後の姉の誕生日までに、プレゼントを用意する、
ただそれだけの話なんですが。
空き家に残された手記や、村人たちの話を聞くと、
その誕生日にどんな意味があるのか、シビアな裏設定が見えてきます。
言われるがままにプレゼントを用意するもよし、しないもよし。
秘密を知って、ある行動に出るも良し…

行動の基本は、モンスターとの戦闘で換金物を手に入れ、
売ったお金で装備やアイテムを買う繰り返し。
その気になれば、1日目で全ての装備・プレゼント品を買い揃えることも可能です。
ただ、キーアイテムの「植物」が成長するには、どうしても1日必要なので…
トゥルー狙いの場合は、あまり日数を進めすぎないようにしてください。

こういう内容の物語で戦闘システムがあると、どうしても
「ははぁ～、最後はあいつがラスボスか」って気持ちになりますが…
ある意味、予想を裏切るエンドになっております。
考え方が、普通と真逆なんですよ。
たぶん、何も見ないでトゥルーに到達できる人はいないと思う。

重要なのは「ラズは、強いモンスターに立ち向かえる力はない」ということ。
だとすれば、斃すべきなのは…？
ちなみに「攻撃アクションは、村の中でも有効」です。



ところでタイトルのスワロウベリィ。
どんな意味があるんでしょうか。
ヘビイチゴなんて名前もあるくらいだから、
最初はそういう名前のベリーがあるのかな？と思いましたが、
検索してもヒットせず。

swallow(スワロゥ)にはツバメのほかに、
丸飲みにする、うのみにする、という意味があるらしく。
ベリィも、スタンダードな苺類の意味のほかに…
綴りによっては「おなか」とかいう意味もあるらしい。
組み合わせると、ぺろりと一呑み、丸飲みイチゴ、とか…？

確かに、エンドごとに、
将来的にあの人がぺろりされちゃったり、
その前にあの人をぺろりしちゃったり、
●●●●達を別な意味でぺろりしちゃったりしてますが…
うーん、解釈あってんのかな。

お姫様と伝説の花

「お姫様と伝説の花」　ブラウザフラッシュ・クリックゲー
制作者：みずくらげ様（まろ屋）

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ブラウザクリックゲーです。
お姫様と、その幼馴染の事務員の関係がすごい可愛い。

画像を見てもらえばわかるとおり、グラも凄くキレイ。
こんなかわいいお姫様に主人公は「お兄様」とか呼ばれちゃうんだぜ！

これは1作目なので、セーブ機能がありません。
何回も謎解きするのがちょっと面倒かも？（特にパズル）ですが
続編の「お姫様と冬祭り」「お姫様と隣国の王子」
「お姫様とお菓子修行」はきちんと途中セーブできますので、
安心してプレイしてくださいねー

事務員の「お兄様」とお姫様の関係もそうですが、
周囲の人たちもそれぞれいいキャラしてる！
脇の女騎士や、年齢不詳の魔法使いや、先王様、事務員の両親などにもちゃんと、
それぞれの人生が設定されている感じで、
一人一人が魅力あふれる存在にしあがっています。

主人公のお兄様が、あんまりパっとしない感じなのも好印象。
２作目の冒頭で、母親に「お前はモブ顔」と言わしめる地味さ…
しかし誠実で堅実なのは、無駄にイケメンなのよりイイと思います！

ゲームそのものは、ごくごく短いエピソードの短編ですが、
エンド数多めなので、それなりに時間はかかるかな…
謎解きのヒントが少な目なので、ぱっと閃かない時には本気で詰まる。
幸い、攻略情報を載せてくれているサイト様がありますので、
詰まった時には検索してみてください。

同作者様の、猫のまろちゃんの脱出ゲームも超可愛くて癒される！
クリック脱出系ゲームは独特のクセがありますので、
普段ツクールやDLゲーやってると、ちょっと操作感違うかもしれませんが…
お暇なときにぜひどうぞ！



最近可愛いものとか癒されるもの中心にプレイしている気がする…
最近ちょっと仕事が忙しくて；　モルダーあなた疲れてるのよ…

塗りつぶされた箱庭と読み解きの少女

「塗りつぶされた箱庭と読み解きの少女」　正統派ファンタジー
制作者：cocotori様（cocotori's soft）

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まるで童話の絵本を見ているような、正統派の優しいストーリーでした。
グラフィックで毛嫌いしてたんですが、良いお話でしたよ！
うん、普段陰惨なものばっか見てるから、
たまにはこういうの見てココロ綺麗にしないとね＾＾；

主人公のササちゃんは「修復士」
壊れてしまった本の世界に入り込み、キーワードを探すことで、
正しい状態に物語を導いていくお仕事です。
…うん、まあ、設定としては、ありがちかもしれませんが。
なんだかすごく、話運びが真面目で純粋で、新鮮だったんだよね。

ササちゃんの、仕事に対する真摯な姿勢と、
それを補佐するオオカミ？のノースポールが魅力的でした。
基本はササちゃんに任せていても、
大切なところはしっかり押さえているノースポール、可愛いし頼もしい。

時々リアルの世界に戻ると、修復士の心得や、
ササちゃんの過去などがチラ見えするのも、
物語に深みが出てよかったです。

深い感動とか、ドラマチックな展開はないけれど、
最後までプレイしたときに、自然と笑顔になってしまうような、
可愛いお話でした。


疲れた心に優しさ一本、お一つどうですか？？

サマーナイトミラクルミッション

「サマーナイトミラクルミッション」　現代中二恋愛脳怪奇ADV
制作者：華里様（spice+）

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美麗な絵でちょいギャグのシナリオをかましてくれる、
９９９の作者様の新作ですよ～

最初、普通のミッション攻略型の短編ゲームかと思ったんですけど。
いやー、いろんな意味で意外性のある展開でした。
もう終わりかな？と思った地点は、実は単なる折り返し！
物語はそこからが本番でーす。

オタクで挙動不審でスクールカースト最下部の女の子の、
妄想爆発な言動に笑いと共感を抱かせつつ、
ちゃんーと女の子してる甘酸っぱい部分もしっかり描かれていて、
短いながらも複雑な味のする、とても素敵なお話でした。

同じキャラ・同じ舞台でありながら、幸せで暖かな印象の前半と、
寂しくせつない印象の後半の切り替えもお見事。
そういえば、９９９シリーズでの、
悲喜劇をとりまぜた各種エンディングへの切り替えも凄かったっけ…
これで短く纏めてくるって、作者さん、構成力しっかりしてんなぁ。

作者様の想定ジャンルは「現代中二恋愛脳怪奇ADV」
最初は、なんぞ？と思いましたが、プレイした後は、
確かにこれしかないよな…としか思えなくなりましたｗ

ヲタク女子に、激！おすすめです。
夏来くんはかっこいいぞぅ！

MALTI

「MALTI」　探索ゲー・全ては無意識の海の中
制作者： syz様、六二様（公式サイト）

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始まりはマンションの一室。
そこで起こるささやかな怪奇現象から、
思いがけない方向に話が広がっていく感じがスリリング。

次々に消えていく隣人たちと、下の階層からひたひたと浸食してくる水。
水没しつつある建物の中で、主人公に課されたことは
「バラバラになった日記を集める」こと。
不気味な青い男の影と、医者を自称する「トモハル」、
何かを知っている様子の「エリザベス」と「パティ」。
彼女らの言う「主人公の役割」とはなんなのか…

終わってみれば、ああ、って思うんですけど。
初回は何がどうなってるのかわからなくて、
先が見えない面白さがありました。
水没しつつあるマンションに、うろつく異常者。
住人はどんどん消えてほぼ無人。
日記を読んだり、過去の記憶の断片を見ることで、
だんだん状況がわかってきます。

しかし、男の人たちはどうやってここに入って来れてるんだろうね～


エンド分岐は、特定のイベントを起こしているかどうか、と、
あるアイテムを所持しているかどうか。
日記を集めるのがメインみたいなゲームなので、
それも関係あるのかと思ったのですが、
公式サイトの攻略を見る限り、関係なかったみたいです。

日記は「４ページを手に入れた」と表示されるのに、
埋まるのが５ページめだったり、「６ページを手に入れた」が
７ページめだったりと、ちょっと枚数に混乱があります。
最後のほうまで４ページめが埋まらないので、
もしやバグかと心配してしまうかもしれませんが、
トゥルーへの条件を満たすと、ある人物から最後のページを貰えますよん。

トゥルーへの条件で、一番見落としやすいのは、たぶん、
ベランダの血を調べると電話がかかってくるあたり。
再プレイのとき、ここをすっかり忘れて、イベント自体をすっとばしてしまいました。
トモハルくんと会ったあと、自室に戻ったときは、ベランダを調べるのを忘れずに！

救済のFluch

「救済のFluch」　探索ゲー・どうあがいてもバッドエンド
制作者：ふらｔ（製作ブログ）

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「ＹＩＴＨ」の作者様ですねぇ。
今回も、そこはか～となく、クトゥルフ入った話になっております。


物心ついたときから、ずっと、地下の部屋で生活している少女「クロ」
母の顔は知らないものの、父は優しく、召使も多く、何不自由ない暮らしをおくっています。
けれどただ一つ、外の世界に出ることだけは、厳しく禁じられていました。

ある日、地下水道に流れ着いた絵本を切欠に「クロ」は、
「自分が知らない、過去の自分」についての疑問を覚えます。
「クロ」の記憶はここ一年ほどしかありません。
では、見知らぬ言語であるはずの「英語」で、
クロの手が無意識に書き綴る言葉と名前は、一体誰のものなのか。

一方、海流を利用して、クロから届いた手紙を見た外の世界の人間たちは、
邪悪な神父を倒して、監禁されている少女を助けるために立ち上がります。
憧れの「外の世界」に、クロは無事出られるのでしょうか…


内容はともかく、絵がカワイイのでグロ度は低め。
クロちゃんは性格も素直で可愛いので、
たぶん、あの子もそうだったんでしょうね…神父め！

あんまり語るとネタバレしてしまうので、
これは自力プレイをおすすめします。
謎解きその他は難しくないので大丈夫。
ただ…ハッピーエンドはありえない、とだけ申しておきましょう。


システム面では、「アイテム」欄がないことに、最初は戸惑いました。
カギをとっても棒を取っても表示されないので注意～
その代わりにあるのは「真実の断片」で…
ただこれは、内容がきちんとわからないと表示されないらしい。

最初のほうの食堂で、日記の断片が手に入るんですが…
どこにも表示されず、内容もその時点で見られないのですよね。
これは単に、ちぎれて半端な状態だったから読めなかっただけで、
その後、残り半分が出てきたあと、ちゃんと表示されました。

うーん、これ…手に入れた時点で『半分しかないので読めないわ』
とかいうメッセがあると嬉しいなあ。
その後手に入る神父の日記がすぐに読めるもんだから、バグだと思ったよん。


※2016.10.10 公開停止されたようです。
　…そんなにバグ多かったかなぁ？
　後味の悪さについては…ホラー好きとして言おう。これもアリだと！
　

牢-RAW-

「牢-RAW-」　脱出ホラー・兄妹萌え
制作者：カッパ永久寺様（河童堂）

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兄妹。うむ、良い。
というわけで再プレイ！

ある意味バッドエンド回収ゲー。
クリア後のオマケ部屋がつけられて、
エンディングのヒントは貰えるようになりました。
…そうか…エンド１そこだったんだ…と、今回やっとわかりました。
初回はコレ、わかんなかったなぁ…

バッドエンドにも、手のかかった自動イベントが用意されているので、
それぞれ必見ですよ！
ただセーブがね…どこでもできるわけじゃないので、
バッドエンドのあと、すぐに戻ってこれないのが、やや面倒かな。
これ自動で、直前に戻れたらいいと思う。

バッド回避は、ラジオでヒントをくれることもあるんですが、
特定のアイテムを探さないといけなかったりするので、
初回はどうしていいのか迷うと思います～
私も今回、すっかり手順を忘れてて死ぬわ死ぬわ。
最終的には攻略サイトさんのお世話になりました。

念のため言っておくと、懐中電灯は消せるよ！！



以下はDLサイトに投下のレビューから～


最初に倉庫に閉じ込められたあと、
限られた時間の中でアイテムを探し、
やっと、よしこれだ！と思ったところで…くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじｋ！

…思わず、おおおおっ！と叫んでしまいました。
作者さん、恐怖演出がすごく上手だと思います。

来るとわかってても驚いたわ…
時間制限のあとのアレって、ほんとフイをつかれる。

仕掛けもバッドエンドもバラエティに富んでいて、
ええっ、今回はそうくるの？　って展開にニヤニヤ。
合間に挟まる、兄妹の仲の良い会話も微笑ましい。
そして最後まで妹をきっちり守ろうとする兄、超かっこよす。

頼りがいのあるお兄ちゃんは良いと思う！
私、もともとお兄ちゃんと幼女が好きと主張してますが、
別にロリネタが好きなのではなく…
保護者的な立ち位置でいろいろ面倒を見ている姿が好きなのですよ。
誤解なきよう。ちっさい子に手を出すのは犯罪ですよ。
イエスロリータノータッチ！

ちなみに、バッドエンド・マヒルマテレビに出てくる死亡予定の名前に、
夢幻地獄の人たちが出ています。
最初のAMT放送（だっけ？）のロゴは殺人鬼のアミトさんですね。

ところで、そもそもの元凶は祖父ってことでいいですか。
…売れば金になるってオイ。

しょうもない祖父は置くとして…
曾祖父のたろう爺ちゃんは、タロウが危険な性格だと知らなかっただろうし、
燃やすのが忍びなかったのかもしれないけどねぇ…
もし売られてたら、買った家は大変なことになっていたのでは…

そういえば、結局たろうを呪ったのは誰だったんだろう？
オマケ部屋で、ヒントがかごめかごめの歌で、名前で予想つく…ってあったけれど。
……お母さん？？？　いい人に見えたけどなぁ

夢幻地獄

「夢幻地獄」　殺人鬼視点ADV・悲劇の連鎖
制作者：カッパ永久寺様（河童堂）

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最近「牢-RAW-」を再プレイしようと思ったんですが、
ふと、そういえば関連？作品あったよな、と思い出して、
セットでプレイしなおしてみました。

…実際にプレイしてくれればわかるんですが、
これはこういうゲームです、って、
一言で言えないゲームなんですよね。これ。
いろんなものが混じって混沌としていて、
落としどころも定まらなくて、でも勢いはある。

特に前半に癖が強いので、好みが分かれるところかと思うんですが、
ホラー好きなら、そこは堪えて最後までプレイしてみてください。
前半と後半、まったくカラーが違うので！


主人公は、義父の暴力に悩む少年。
自分はともかく、幼い妹や母に向けられる暴力をなんとか止められないかと、
心を痛めているものの、なんの手段も講じられずに日々を過ごしていた。
しかし、そんなある日。義父は、巷で噂の殺人鬼の被害者として発見される。
そのおかげで訪れた平和な日々の中、今度は主人公へ、殺人鬼本人から呼び出しが…


作者さん、「青の炎」を読んで構想を思いつかれたそうで、
あれを知っている方なら、前半の展開は予想がつくのではないでしょうか。
一つ悪事を働くと、それが呼び水になって、坂を転げ落ちるように、
どんどん収集がつかなくなっていく。
落ち着いたか、と思ったところでまた不運が襲う。
いくらなんでもこれはひどすぎるわ、と思うような展開の数々に、
プレイヤーはあっけにとられるばかり～

まあ、これだけなら「どんな原因があったとしても、犯罪はいけないよ」
という啓蒙ゲームだともいえるのですが。
それを覆すのが「殺人鬼・亜未斗快」の存在です。

犯罪について達観した言葉を述べながらも、悪人を殺すのをやめない亜未斗快。
掴みどころのない性格ですが、この人はこの人なりの信念をもって行動しています。
主人公を常にサポートしてくれますが、その行動には基本的に口は出さない…

そんなわけで、エンド分岐の選択肢は、本当に迷いました。
大抵のゲームは「流れ」でこっちが正解！っていうのが予想できますが、
これはわからない…っていうか、正解なさげ。
大体、結果から見ると、どっちもバッドですからねぇ…
まあ、そのあたりは、皆様のお好みで。


私的には、これはとても面白いゲームだったのですが、
一つ覚悟しておいてほしいのは…
特に前半部分において、ギャグっぽい会話イベントが多いということ。

なんていうかなぁ…シナリオの現実感のレベルがあってない、というか。
シナリオ自体は相当重くてシリアスなのに、そこだけギャグマンガっていうか。

普通のアスファルト道路に（！）いくつも落とし穴掘ったりする幼馴染とのじゃれあいは、
殴ったら空飛んで星になるレベルのギャグ漫画なら、十分アリだと思うんです。
ただ、殺人関係でやたらリアルに苦悩する世界観の中では…
…デスノートの中におぼっちゃまくんが紛れ込んできた、みたいな気分に。

…まあ、その落差ゆえに、現実の厳しさが際立つ…と、言えないこともないんですが…
最初の方の家族の会話、そして幼馴染とのやりとりは、ちょっと苦痛でした。
たぶん、最後までプレイできなかった人は、ここでリタイヤしているんじゃないだろうか…
会話イベントが長いのに、その間はセーブできないのもツラい。

主人公の性格は、牢でもこの片鱗が見られるので、
これはたぶん作者さんの個性なのだと思うけど…
とりあえず、ギャグ会話な部分を、もう少し短めにキメてくれると、
もっとプレイしやすくなるかなぁ。




以下は多少ネタバレ入りますんで、色薄くしときますね。




どっちもアレなエンドではありますが、
個人的には、エンド１のほうが好みです。

ていうか、主人公悪くないと思うし。
もともと動物殺すの好きだった、とかなら問題あるけど、違うよね。
追い詰められればどんな動物だって死に物狂いで牙を剥く。
それは生存本能ってやつでしょ。

…まあ、２人目の前に自首するのが、
本人にとっては最善だったかなぁ、とは思う。
でもそれだと、幼馴染の子は救われないんだよね…

あと、お母さんの立場になったら、私だって見捨てて逃げるよ。
超チャンスだとしか思えないな。はっきり言って。

白はこの魔法使い

「白はこの魔法使い」　感動系探索・救われるのは勇者か魔女か
制作者：sinononn様（公式サイト）

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うん…まあ、今更ですかね？ｗｗ
とりあえず、バージョンアップしたようなので！
再プレイしてみました！

短いけれど、心温まるシナリオといえばコレでしょう。
逃げやアクションも難しくないので、
フリゲ初心者さんにもおすすめできる一品です。



以下はDLサイトに投下したレビュー。
オレンジは今回改めて書き足した部分～

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異形頭って今流行り？なんて疑問を抱きつつ～
楽しくプレイさせていただきました！

いまでこそ、ごくふつーのキャラとして認知されていますが、
映画館のアレからこちら、ミュージックPVやイラスト、
漫画などで爆発的に使われ始めて、一時期、
これもか？これもか？？みたいな感覚がありました。

とはいえ、このゲームの中では「箱頭」には、
きちんと理由付けがされていて、必然性がある作り。
安易にカタチを使うだけではなく、物語の中にそれを組み込み、
自分の世界の一部として消化している感じが、とても好感持てる！

絵もキレイだし、キャラがとっても魅力的。
逃げ要素が一部ありますが、さほど難しくありません。
苦手な人でも、何回かやりなおせばクリアできる感じかも。
私がプレイした初期バージョンでは、
サイコロの謎解きに一部「？」って部分がありましたが…
総当たりでもなんとかなります（←＾＾；）

絵がほんと、可愛いんですよね。
マリアとオハコ様の関係は、私にとってツボでもあって、
前半部分がすごく癒されました。
難易度は、今回のレビューの最初にも書いたとおりの親切設計。
カケラ＆最後のアイテム探しは、
なんの知識もない状態だと、初回は見落とすかも。
ただ、バッドエンドもそれぞれ見応えあるので、
初回はノーヒントで進むのもアリかと思います。

サイコロの法則は、もちろん既に修正されていますよ～

ストーリーで目を引いたのは、オハコ様の性格設定。
ネタバレになるので詳しくは伏せますが、
不完全で歪であるがゆえに、ある意味人間らしいというか。
前半が良い人だっただけに、
後半の展開には「えぇー↓」と思ってしまう人が多いかも。
いろんな意味で薄幸そうな人でしたが、ただ一つ、
友達にだけは恵まれていてよかったなと、切に思います～
彼がいなかったら、いったいどうなっていたことか…

トゥルーでは、迷った時に遠慮なく喝を入れてくれそうな存在を新たに得て、
彼が本当の勇者になれる日も遠くない予感…いいエンドでした！ｂ

人の魅力は、長所よりも、短所・あるいは欠点、にあると思っています。
見た目キレイで頭も良くて、なんでもできてココロが正しい…
そんなキャラクターは…隙なさ過ぎてつまんないのですよ。
「完璧」はそれ一つで完全なので、他の存在を必要としない。

凄く頭がいいのにドジだとか、喧嘩強いけど不器用だとか、
外じゃ完璧美女なのに、家では汚部屋に住んでるとか。
そんな「抜け」があるキャラのほうが、魅力的だと思うし、惹かれます。

そういう意味でも、オハコ様は魅力的なキャラ設定でした～
どこか欠けがあるからこそ、それを補いあう相手が必要。
これからの、オハコ様とマリアの絆は、とても強いものになる気がします。

それにしても、オハコ様は箱頭の時の方がイケメンに見えるのは
私だけでしょうか…？　
後姿のグラフィック、かっこ良かったなぁ…


後姿、やっぱりいいですよね！あんまり見ない立ち絵だし。
誰かを守ろうとする男の背中はかっこいい！


そういや、オマケ部屋…新しく追加されたんですが…
操作キャラが透明状態でした…orz
初期位置がわかりさえすれば、話しかけることはできなくもないけど。

（↑私が最新版DLしたころに、ちょうどバージョンアップ入ってるので、
　もしかしたら今は直ってるかも？）

幽獄の14日間

「幽獄の14日間」　リソース管理型脱出RPG・最後に驚く
制作者：饗庭淵様（喘葉の森）

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「黒先輩～」や「カリスは～」でお馴染みの、爆乳に定評のある作者様です。
黒先輩はモロに男性向けでしたし、他のゲームもキャラグラフィック上、
どうしても女性キャラの胸に目が行くんですが…決して工口いだけでは終わらない、
やりごたえのあるゲームを作られる方でありまする。

さてさて。今回の「幽獄」。
前作「カリス」も期間や資金が限られた…「リソース管理型」のゲームでしたが、
これは、さらにそれを、よりコンパクトにまとめた感じになってます。

与えられた期間は１４日間。
閉じ込められた人間の能力を白紙にしてしまう、幽獄、と呼ばれる空間で
味方の精霊を召喚し、魔法を学びなおし、武器や防具を生成しつつ、
雑魚を倒してレベルを上げて、出口に陣取る強力な魔物を倒して脱出してください。

実は、リソース管理型、と呼ばれるこのテのゲーム…
あんまり、普段、進んでプレイしないんですよね。
もともとPRGでも、極力レベルを上げてから、余裕で勝ち進むタイプで、
ギリギリの戦いに快感を感じるほうじゃない。

そんなわけで、数時間で終わってしまえるゲームなのに、
公開からプレイするまで、こんなに時間がかかってしまいました。

終わってみれば、難易度調整が割と甘目。
ノーマルでボス敵倒して外に出るだけ、なら、
それほど苦労はしない感じで、プレイしていて面白かったです。
一日にできる行動が少なく単純で、クリアまでの時間が短いのも良かった。

最初はろくに採取もできないし、アイテムも作れないし、
１４日間で本当になんとかなるの？って気分になりますけど、
やってみるとなんとかなります＾＾
てか、苦手な私ができたんだから、大抵の人は大丈夫だと思う。

精霊の半分くらいは触媒無しで出てきてくれましたし、
精霊欲しさに召喚を繰り返して雑魚と戦えば、自然とレベルも上がります。
唯一キビシイのは、装備品ですね…
私は採取の魔法を最後の方で覚えたので、武器防具は常に不足気味でした。
採取の魔法は、早めに覚えておくといいのかもー。

しかし普通のゲームだったら、ランダム採取イベントでは、
必要なものが採取できるまで、リセットマラソンしちゃうんですが…
このゲームは、一回何か行動するたびに、なんとオートセーブがかかるので！
そういった部分のズルはできない仕様になっております…
いや、プレイヤーの行動、すっかり読まれちゃってますねぇ…

基本、鍛える以外にやることないので、
密かな楽しみになるのが、精霊たちの会話イベント。
レベルが上がったり、新しい精霊が加わることで、
いろいろ絡みが出てくるのです～

召喚できる精霊たちは皆、可愛くて魅力的なのですが
個人的に好きなのは青ちゃん。
ブルーだけに（？）すぐに落ち込む性格なので、
他の精霊と絡むときも変にイジられる時が多くて…
なんか庇いたくなるっていうか…

あと、黒ちゃんは、ちょっと黒先輩を彷彿とさせる感じで、
作者様の鉄板キャラといえましょう。


そうして幽獄を無事脱出すると、ある意外な事実が…

何も知らないでプレイしてると、本気で「えっ？」てなるので、
ぜひ、自分の目で確かめてみてくださいね～＾＾