貝木機械怪異課 第２話

「貝木機械怪異課 第２話」　工場ホラーADV
制作者：こりす様（こりす製作所）

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第二弾きましたー。カイキカイカキ……( ﾟ∀ﾟ)･∵.ｸﾞﾊｯ!!
…実はいまだに正確なタイトルを覚えられません、怪異課の話ですー。

相変わらず、現場系男あるあるな鈴本くんと、
そんな彼に迷惑そうに弄られている大豆生田さん、
その間で素敵な緩衝材っぷりを発揮する渡鉾さんが
大変魅力的に仕上がっております。

今回はそこに、新キャラ登場。
アヤシイペテンさん…もとい、林井天平さんでございます。
どんな立ち位置なのかは、実際にプレイしてお確かめください！
そして一気にキャメルクラッチ！！

（ええ、私ももちろんやりましたよ。
　あの状況なら、そりゃあ一発決めるでしょ？）

さて、2話目の怪異は、前回よりもちょっと地味に
「どういうわけか、なくなっていく工具の行方を調べる」こと。
工場において、工具は大切な仕事道具。
私の父も建設業ですが、子供のころから、道具をまたいで歩くなと叱られました。
（しかし、それほど大事なら、なぜ普段子供が跨ぐような場所に放置するのか；）

ああいうのは、それぞれがきちんと用途が決まっているモノだけに、
他で代用するのが難しいモノでもありますね～
それらが、毎日少しづつなくなっていく…

それを防ぐために、見回りを強化してくれ、と、
担当部署から鈴本くんに依頼が入るのが、物語の始まりになりますー。

ダイズマメちゃんの、不思議なものが見えてしまう体質も、
やっと今回明らかになりました。
彼女はどうやら、その件ではイヤな思い出があるらしいですが…
それを知った鈴本くんの反応は、相変わらず無神経かつ大雑把。
大人な気遣いはしてもらえなさそうですが、
だからといって、色眼鏡で見ることもなさそうですね～

鈴本くんの、ダイズマメちゃんへの絡み方、いい距離感でした～
本人の責任だから～と言って面倒くさがりつつも、
林井さんに、森の中に連れていかれてしまったダイズマメちゃんを、
会うなり𠮟りつけるのナイス。
特にいい人ってわけでもなく、さりとて凄く悪人でもない、
その時の自分の気持ちに正直な、ありのままな感じがイイ。

ゲームのラスト…新しい工具たちの言い分で、
物語がキュっと締まる感じもお見事でした。
最初の方の、女子トイレでの話とオーバーラップするのが効果的。
確かに、モノにも人間と変わらない思いがあるのなら、
こういうのもアリなんだろうな～。

曲者の林井さんも交えて、次はいったい、どんな怪異が起こるのか、
楽しみでなりません。



システム的には、次に取る行動は指示されますんで、
難しいことは何もありません。
強いて言えば、廃墟では帰る前に、取ったものみんな戻すこと？
不審者系の選択肢は、どれを選んでもストーリーに影響ない気がするので、
遠慮なくキャメルクラッチをかましてやりましょう。

セーブが二か所しかないのが、何気に不便に感じますー
あと、工場のマップ…「次は資材工場だよ」とか言われても、
どこだっけ？？みたいな…
一見、マップの前後左右全て抜けて見えても、
移動できたりできなかったりするのも、一目でわからなくて不便…
そもそも、キャラが歩くの遅いゲームなので、無駄移動がないよう、
移動できる場所に矢印出してくれたら嬉しいかな～

Acid Eyeballs

「Acid Eyeballs」　地下探索RPG・短編
制作者：PS8様

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突然町の近くにできた大穴。
そこには魔物が潜んでいて、定期的に人をさらっていくという…
その穴へ調査に入った人間を救出する依頼を受け、
主人公は、地下深く潜っていく。

ボリュームも短めで、全体的にまだ不慣れな作りではあるけれど、
「謎の大穴探索」「魔物が人をさらっていく＝用途不明」という、
そこからSFにもホラーにも話が広げていけそうな、基本設定が非常に好み～
遺跡の調査とか！発掘とか！廃墟探索とか！ロマンですよロマン！

さくさくレベルが上がる上、装備を新しくすると食らうダメが明らかに減るなど、
戦闘の難易度が全体的に低めなのもよかったです。
欲を言えば、もっとイベント多いと良かったな～



最後の最後…いきなり、回復できなくなったので焦りました。
セーブはこまめにー。別ファイルでねー。

トラウマ・トラウム

「トラウマ・トラウム」　AndApp・過去のトラウマを克服せよ　
制作者：ぬばりん様　ななしのちよ様（ブリキの時計）

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クロエのレクイエム・幻想乙女、などでおなじみの、
ブリキの時計さんの新作ですー
今回はAndAppでの、ブラウザプレイ版ですね。
AndAppはいつも、やりごたえある良ゲ作者様の作品ばかり上げてくれますねぇ…

この作者様、今までは登場人物が数名の、ごく狭く、
その分心理描写の深いゲームを作ってる印象があったんですが、
今回はずいぶん、登場キャラが増えてます。
絵の可愛さは勿論、それぞれ設定がきちんとなされていて、とても魅力的。

リリーとルカの、親しいがゆえの遠慮のない言い合いは、凄く微笑ましい。
二人が行動していると、いろいろニヤニヤしてしまう～
いじめっこ3人組の、最初のイヤ～な印象が、
イベントを経て180度見る目が変わってしまう感じも良かった。
カームいいね！可愛い！ちび様っぽい！
マールも大型犬っぽくてかわいいぞ！
レオンは…まあ、うん、不憫だとは思うけど、好きな性格ではない…

ライニも、初登場から印象が二転三転するキャラクターで、
最後は、なんか色々、これからうまくいくといいね～と、
先の幸福を願いたくなる人でした。

ただ、全てのキャラが魅力的な分…
誰が主人公なのかは、ぼやけてしまう感はある、かなぁ。
このシナリオなら、フィネちゃんが主人公で、
導く人形はミルでも、違和感なく作れただろうと思います。
なのに、物語を引っ張っていくのはリリー。
彼女の明るさ、迷いのなさは確かに救いではあるけれど…
主人公、というには、語られない部分が多すぎるっていうか…

リリーの祖母や、助けてくれるルカの過去、ナルの正体、
リリーにかかわる全てが殆ど明かされないままなので、
何かこう…終わった気がしない…？

続編とか、番外編みたいなの、作ってくれないかなぁ…
個人的には、過去のルカとリリーのエピソードがわかるシナリオだと嬉しいな。


さて、ここからは、ゲームの進め方についていろいろ。

シナリオは一本道です。エンドは一つ。
途中、いくつか選択肢は出てきますが、
この流れなら間違えないだろ？というものばかりなので、
そこで詰まりはしないはず。

アクション要素が少しありますが、
クリアに技術的なものは特に必要ではなく、
どちらかというと…メンバーチェンジを、適切な場所でうまく使うのが大事？

攻撃する時は、移動キー押しっぱだとこっちもダメージ受けるので、
直前のマスで止まってから攻撃するようにしませう。
最初これに気づかなくて、ガンガンＨＰを削られましたことよ。

あと、セーブポイントの「人形」は先に進むヒントもくれますので、
詰まったら参考にするのが吉、なのですが…
ただ…このヒント…
それほどこまめにこちらの状況に対応してくれてはいないので、
時によっては、見当違いでむしろ惑わされることも。
…ってか、作者様が「ここは詰まる」って想定した部分しか、
ヒント入れてないのじゃないかな。

てなわけで、リリーとルカが古城に入る部分のヒントは、参考にしないように。
それは、森の中を抜けるときのヒントであって、古城に入るところじゃない…
城に入る別ルートなんか存在しませんので！




そういえば、最初、フィネちゃんの過去はもっと残酷なのかと思ってました。
いや…だって！　クロエがアレだったから！
結果的には、ちょっとした行き違いによる不幸な事故でしたが…
考えてみれば、あんまりヒドイ内容だと、
さすがに向き合え！とか克服しろ！なんて言えないもんね；

心は目に見えないっていうのが、最大のネックだなぁと思います。
幼い子供に、30キロの荷物が背負わせたら潰れるのは当たり前だし、
物理的に目で見てわかるから、だれもそんな馬鹿な真似はしない。
けれど、心は…どこまで耐えられるか、どれだけの重荷を背負っているか、
本人ですらわからない。

心の耐荷重量も、目で見てわかればよいのにねぇ…

りぁるげぇむ

「りぁるげぇむ」　血塗れホラー探索・謎解き難易度高
制作者：神波裕太様（たぶんおそらくきっと）

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記憶を失った少女が、何が何だかわからないまま、家の中を探索するゲーム。
エンドは４つ。即死バッドが３つ。
エンディング分岐条件は、作者さんのとこのヒントでわかります～

大体、この分岐イベントあたりの状況から、
なんとなく、こういうことだなって想像はついてくると思いますが…
いやあ、相変わらず吹っ切れたもの作りますねぇ…
グロにしても工口にしても、いつも、一歩深く踏み込んだものを作ってくる作者様。
今回は…スプラッタホラー、かな？

それほどボリュームのあるゲームじゃないんですが、
特筆すべきは、謎解きの難易度。

桁数多めの数字パス＆文字入力がテンコ盛りです。
二桁のパス程度なら、わかんなくても総当たりで行っちゃいますが、
桁数多いと、ちょっと力技はツラいよねえ…
文字入力パスも、ごまかしが効かないし。

なんだかんだと…クリアまで1週間くらいかかったんじゃないかな。
実況見たり、WIKIったり、ヒント見たり、悩んだ悩んだ。
でも、その分、心に残るゲームといえばそのとおり。

こんだけ難易度高ければ、途中で投げてもおかしくないのに、
なぜか最後までプレイしてしまうのも、このゲームの魅力といえましょう。
…悩んだ謎解きが、ひょいっと自分で解ける時は、快感ですよ～＾＾

とりあえず私が悩んだ場所のヒントを少し。
ちなみに私がプレイしたのはバージョン1.1なので、
嘘つきの紙にバグが残っていました。
今のバージョンだと、もう少しゲーム内のヒントも増えてるのかな？

・ホウキは一歩離れた場所で使え
　（これは普通わからないと思う）
・昔の五十音は和歌扱い。
　（ヒントがどれも、あまり身近じゃなくて閃かなかった。
　　ググって●●●楓が出てきて、和歌と絡めて解いたけど、そんな楓初めて聞いた。
　　ちなみに私の住んでる地域にこの茶屋はナイ）
・Fは鉄・WCはトイレではなくウォークインクロゼット
　（英文字だけなら悩まなかった。WCがあったがために無駄に悩んだ）
・木は燃えるごみ、では他は？（火はそのままだし、金は燃えるってか…溶ける？）
　（↑これは、ちょっと謎解き微妙に感じる部分…
　　でもまあ、燃えるゴミはわかってるんだから、
　　それ以外のものの組み合わせは限られてるよね？）
・血だまりはよく探そう
　（☆重要　ここしばらく気づけなかった～）
・家業→かぎょう
　（考えすぎてかなり解けなかったorz　単純でした）
・計算の紙→答えは計算結果を「見て」わかる数字です。
　実際に計算した答えを書いて、５とか６とかと見比べるとよろし
　（ここも悩んだわー、てか、紛らわしいからイコールで繋がないでよ！）

って感じでしょうか。

エンディング回収には、ガレージイベントからの周回が必要になるので、
パスや謎解きは、メモっておいたほうが良いですよ～

謎解き好きな人におすすめです＾＾

停滞少女

「停滞少女」　探索RPG
制作者：うた様（マテンロウ計画）

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闇人ばかりの「時計の町」に住む人間の少女「アリス」が、
なくなってしまった大時計の針を探して、
時の止まった世界をさまようRPG。
時計の針を一つ見つけるたびに、明らかになる、ある少女の記憶。
残酷な物語の果てに、アリスが選ぶ選択は…？

マップやキャラの色合いが渋めの色に落としてあって、
独特の雰囲気を醸し出しておりますー。
異形の町を歩くのは、可愛いらしい女の子と、ちょっとドジで優しい男の子。

細かく作りこまれた街並み一つ見ても、デキがいいことは明らかなんですが、
そこに、独特のシステムや、残酷なシナリオもあいまって、
見て楽しく、プレイしてなお楽しいゲームになっておりますー。
プレイ時間も…通しでやって半日くらいかなぁ…
安全のために多めにステ上げしてたので、私は６時間くらいかかりましたかね。


とりあえず、システムがちょっと特殊なので、
まずはチュートリアルをしっかりプレイすることをおすすめします。

普通、アイテムって１０個持ってたら、戦闘中でも全部使えるし、
技も一度覚えたら、大体、いつでも全種類使えることが多いんですが…
このゲームは「攻撃技」も「逃走」も「防御」も「使用アイテム」さえも、
全て「スキル」であり、前もってセットしておかなければ使えません。
覚えたもの、持ってるもの、全て、無制限には使えない作りー

技はね、まあ、セットしとけばずっと使えるんですが、
注意すべきはアイテム！
９個持っていても、スキルとしてセットできるのは一個だけです。
使ったら、その都度セットしなおすのを忘れないようにしませう。

…アイテムでなく、回復技を使えばいいって？
うーん、それはね、そうもいかない事情があって…
戦闘中、スキルを使うためには一定の行動ポイント…「EC」が必要で、
ECは基本、１ターン一個づつしか貯まらないのです。
で、全ての行動は「スキル」ですから…
攻撃するにも、逃げるにも、全てにECが消費されます。
もちろん回復技にも。
なのでヘタな戦い方をすると、回復したいけど行動できずに殺されるー
なんてことが起こるわけです。

アイテムは、この「EC」を消費しないため、
どんな時でも即回復が可能なのですよ。

後半は、救済アイテムが手に入るので、連続攻撃が可能になりますが、
それまでは、貯めて攻撃して、貯めて回復しての、耐える戦いが基本になります。

また、上位スキルは、下位スキルを使い続けたり、
特定の敵をたおしたりすることで手に入りますが…
この条件付けが、けっこう難しい！
私は攻略見ないと見つけられませんでした。

ま…最悪、効果Aの技がなくても、ラスボスは倒せます…
（今回、全然技の条件覚えてなくて、効果Bのみで挑みましたが勝てました。
　パスワードで開く場所の裏ボスはさすがにムリでしたけど…）

割と雑魚戦がサクサク行けて、ステ上げが苦にならないゲームなので、
気楽に、のんびり楽しむのもいいかもしれません～



ちなみに、同作者さんの「嘘つきジニー」も面白いのだけれど…
難易度が高くて、昔の私はクリアできなかったのだった…
久しぶりに、再DLしてプレイしてみようかな…？

毒入りスープ-クトゥルフ神話ＲＰＧ

「毒入りスープ-クトゥルフ神話ＲＰＧ」　TRPG・セーブ無し
制作者：Lark様

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クトゥルフTRPGの、ゲーム化作品ですー。
クトゥルフTRPG…よく聞くんですが、私自身は未体験。
やってる人はすごく面白いというけれど…
ステータスも各数値も、全部自分で管理しないとならないのが、
なんとも面倒そうに思えてね…

なので、今回、こうしてゲーム化して貰えて、
そのシナリオや雰囲気が味わえるのは、嬉しいと思いましたですー
ま、これはTRPG本来の魅力や楽しさとは、
似て非なるもの…なのかもしれないけれど。

ゲームの目的は一つ。
見知らぬ密室から脱出するために、毒入りスープを飲むこと。

…常識に照らせば、どうなのソレ？っていう話ですが…
ゲーム上、この「場」の条件がそうなっているので、仕方ありませぬ。

主人公が意識を取り戻したとき、その部屋には既にスープがありますが、
それには毒が入っていないので、条件にあてはまりません。
（たとえその原材料が吐き気を催すものであったとしても）

主人公はなんとか「毒」を手に入れ、
スープに混ぜて、それを飲まねばなりません。
目的のためには時に、非人道的な選択を迫られることも…？
さらに、主人公の目覚めた部屋を中心に、
東西南北に配置された部屋では、即死の罠が待ち受けています。

あとは…ああ、そうそう。このゲームにはセーブがありません。
もし死んでしまった場合は、最初からやりなおしです。
とりあえず、何回かはやりなおすつもりで臨みませう～


死ぬにしても帰るにしても、ごくごく短いゲームなので、
サックリ遊びたいときにどうぞ！
全体に漂う、なんだかよくわからない不条理感に、
クトゥルー世界の片鱗を感じてみませんか～？

7 Crime Alice

「7 Crime Alice」　ホラー風味ファンタジー・探索・逃げあり
制作者：九路助様＆氷織荊様（蔓桜・メニューはトップの左上クリック）

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赤の女王によって心のカケラを奪われ、眠りについたアリスを救うため、
チェシャ猫が他の住人と戦いながら、カケラを集めていく話です。

初作のGhost Villageも、切り口の面白い話でしたが、
そこからさらに、絵がキレイになり、シナリオも良くなったと思います。
ステンドグラス風のグラフィックがキレイだな～

今回の「アリス」のような、古典や童話をベースにしたお話は、
決まったお約束感の中で、それぞれの作者様の独自の解釈や個性が
キラキラ垣間見えるのが面白いのですが、
このゲームの「アリス」は、七つの大罪を絡め、
ワンダーランドからアリスを逃すまいとする住人と、
アリスを開放しようとするチェシャ猫との対立が見どころ。

トゥルーエンドに行くための鍵は、探すタイミングが限られています。
帽子屋～三日月までしか手に入れられないので、
そのあたりで自由に動ける時のデータを残しておきましょう～
そして、チェシャの家とアリスの家をしっかり調べること。
アリスの家の不自然なキラキラは、チェシャの家で、
特定のアイテムを手に入れないと反応しません。

ちなみにカケラを血で穢すとバッドエンドへ。
住人だけ殺したときと、赤の女王を殺したときとで、
エンディングが少し変わります。
こちらも、それぞれ違うグラフィックが見られますよ～

気になるアクション難易度は…
逃げは距離の短いものが多く、簡単めだったと思います。
最初の時計ウサギは、道のやや左寄りを走って、斜め移動で左の道へ。
左に向きを変えて曲がると追いつかれるよん。
帽子屋の箱と女王のバラは、いつも同じ場所なので、
一度見つければ次からは苦労しないはずー

セーブするのにアイテムが必要、というのはキツく感じますが、
実はそれほどセーブは必要なく、後半になるほどチェスの駒は余ります～
逃げイベの直前にだけ、安全のためにセーブしとく感じでいいんじゃないかな。

悪魔と古城

「悪魔と古城」　ホラーファンタジー・RPG
制作者：ヨシ様（ｗｐ…閉鎖済）

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けっこう古いゲームのはずなんですけど、特に操作性も問題なく、
シナリオも古臭くなく、今でも十分楽しく遊べるゲームだと思いますー

ざっくりあらすじを言うとですね、
巡礼の旅の途中のシスターと修道士が、途中で立ち寄った村で、
助けを求められ、近くの古城の悪魔と対決する話。

アイリスはいかにも主人公、という感じの性格ですが、
一緒にいる修道士のクロッカスが、小悪党っぽい良い味出してます！
敵のモンスターもそれぞれ可愛くて良い。
最後の展開は、そこにいくまで、そのテの話が殆どなかったので、
ちょっと唐突に感じますが…嫉妬するリラちゃんが可愛かったのでOK！

装備品は、敵モンスターの落とす素材を集めることで、
店の品ぞろえが増えていく仕組み。
また、コレクトアイテムの「リンゴ」を集めると、
チート武器が手に入ります。
リンゴの最後の一個は、普通じゃ気が付かないところにありますんで、
作者様のブログを見るとよろしい。

ちなみに、ラスボスは、このチート武器無しだとかなりキツい戦いになります。
ていうか、武器無しで倒せるのかね、アレ…
HP４～５万近くあったような気がするんだけど。

ステ防御の装備は、本当に必要なのは毒対策のみ。
回復＆ワープ妖精のチコリはボッタクリなのでほぼ使わなかったな～
敵からは簡単に逃げられるし、そんなにダンジョン深くないので、
十分徒歩で帰れるよん～

クリノイディア（ep9）

「クリノイディア（episode9）」　ファンタジーノベル・シムズ
制作者：Layla様（公式サイト）

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今回はDLできない仕様のようですね…
データを永久保存できないのは残念ですが、
いつもなら2話構成になる長さを、通しで見られるのも良いものです～

さて、子供時代の番外編を一つ挟んでの本編アップ。
…普通の鞍の馬にドレスで横座りって、カッコいいけど、滑り落ちそう。
なので、口では冷たいことを言ってても、きっとランダルは、
イーディスが落ちないようにがっちりホールドしていたと思われます。
このツンデレめ！ツンデレめ！

やっと初デート、しかも聖なる誓いの滝とか出木杉！と思ったら～
相変わらずひねくれた態度が非常に面倒くさいランダル…；
それでも性格と育ちの良いイーディスが一生懸命、仲良くしようと努めて、
やっといい感じになったな～、と思ったところで！

素直じゃない奴がまた、小学生男子のような意地悪を…；
某シーンでは、イーディスがボーゼンとしている画面のこっちで、
本気で額を押さえてしまいましたわ…；

ランダル…あなたはどうしていつもそう……（頭痛）
幼少時代と、殆ど中身が変わってない気がするんですけど…！

しかし、そこでフォローに入るのがビクター兄貴。
相変わらず、ナチュラルにいいところ奪っていきますねぇ。
ある意味、嫌味なくらいカッコよす。
欲もなく、その気もなく、気が付けば一番上にいる…
一部の人からは嫉妬を込めて嫌われそうなタイプですが、
それすら意に介さないマイペースさがまた魅力。

そんないろいろ一筋縄でいかなそうな兄貴も、
イーディスを気に入ってくれたようですが…さて…？

ところで今回のイーディスの衣装は、サテンっぽい光沢のある黒？のドレス。
今まで白とか水色とか薄い色が多かったし、
またイーディスのイメージにそれがぴったりだったので、
最初見た時、「お？」って思いました～
でも、今回の後半の舞台は、火の館。
あの質実剛健？な建物の中で映える、いいチョイスだったのではと思います。

そしてキーラさん登場。
姉……えっ？　姉？？　…違うよね！？
幼少編を見る限り、もーすこしおねーさん世代な気がしましたが…
むしろ実はビクターの母親で、息子には名前で呼ばせる主義な人なのかと？

番外編では名前だけの登場でしたが、
いかにも火の家にふさわしい、サバサバ系な美女でした。
世代が近いと思われるので、ある意味、一番気になるキャラです。
彼女もイーディスを一目て気に入ってくれたようですね！
可愛い女の子好きって言ってたもんなぁ…
また一つ強い後ろ盾を得られそうな予感。

ビクターはランダルに影響力はあるけれど、
性格的に上からモノ言うタイプじゃなさそうだし、
何より面白がって話をよりややこしくする危険、が…
キーラさんの場合、問答無用で上からガツンと言ってくれそう。

大体、男の子なんて一人でもギャーギャー煩くて手に余るのに、
それを４人も自分の家に集めようなんて、
よほどの母性と器がなければなかなか…；

うちのは男の子なんですが、小中学生のころ、
家に５人も友達が集まると、うるさいわ臭いわ部屋は狭いわで。
子供は元気に外で遊べー！と放り出したことが何度かございます。
なので番外編の幼少編は、あーそうねーそうよねー、みたいな、
生暖かい目線で読ませていただきました。


しかし、夫のランダルがああいう状態な中、
他の人たちが、イーディスに優しくしてくれるのは
見ていてほっとしますねぇ…

昼ドラでは、ヒロインがこれでもか！みたいな悲惨な目に遭ったりするけど、
ああいう展開は…好みじゃないんだよね…；
ホラー？　ホラーは別です。あれはいいんですよ。なんだかんだと非現実だし。
なんかこう、リアルでもありうる、人間関係のドロドロ陰険なのはあまり；
だって、見てて可哀想じゃない；


次回も火の家の話が続きそうです。
そういえば、結婚したらエルを貰うって話がありましたっけね。
やっとランダルと二人で馬を並べて語らうシーンが来るの、かな？

（あとから来い！とか言って、また置いてかれたりして…；）

四奇ノ檻 -season1-

「四奇ノ檻 -season1-」　サスペンス探索ホラー・ちょっと逃げ
制作者：同人サークルForTree様（ForTree* ）

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「ねえ知ってる？この学校って、夜になると幽霊が出るんだって」

とある夕暮れ時、小春と夏月は突然の停電に遭い、
校舎に閉じ込められてしまいました。
不気味な噂のあるこの学校を、果たして二人は無事に脱出できるのでしょーか。

という、学校モノとしてはいわゆる王道な設定のゲームでございます。
あれ？このゲーム、確か前にも見なかったっけな？？
と思いつつDLしたら、前のは先行配信版だったようですね～
こちらが完成版になるのかな？

コロコロの可愛いグラフィック＆小春ちゃんのキャラがあまりにも明るいので、
それほど悲惨なゲームじゃないのかな～と思いつつプレイしたんですが、
いやいや、ざっくざく人は死ぬし、実写パートは怖いしで。
なかなかホラーな仕上がりでした。

最初のメニューで選べる「newgame」は、行きつく先はバッドのみ。
一度バッドエンドを見ることで、メニューに「nextgame」が追加され、
さらにそこをクリアすると「finalgame」がプレイできるようになります。
周回でのエンディング分岐を使わないのは、ちょっと珍しい感じですね～

とりあえずnewgameで「何もできなかった場合」のエンドを見て、
次のnextgameで、何がどうなっているのか真相を調べて、
最後のfinalgameで、悲劇を防ぐ…って流れ。
newとfinalは、基本一本道なので、
本格的に攻略が必要なのは、３つのエンドがあるnextだけといえましょう。

周回モノの場合、よく似ているようでほんの少し違うシナリオは、
「前は確かこうしたはず」っていう記憶が障害になるんですよねぇ…
油断せずに、探索は毎回、しっかりとやりましょう。

アイテムだけでなく、随所に仕込まれたイラストを探すのも楽しい＾＾
一度見たイラストは、資料室で見直すことが可能です。
てか、最後までクリアしても、何枚か見つからないのがありますねぇ…
最初の一枚が埋まらないのが、特に謎。
んー、順番的には最初の教室かなと思うんだけど…どこだろう…

気になるアクション難易度は、そんなに難しくないと思います。
ただ、逃げるときどこに行けばいいのかわからないってのが、
一番のネックになるんじゃないかな。
初回は最初に自分がいた教室の掃除ロッカーへ。

nextgameでは2回目の逃げが発生しますが、
ここで逃げられない場合、持ち物とフラグが関係しています。
1回目の逃げのあと、入っていたロッカーをもう一度調べる、
そして、何かハミ出してる夏月のロッカーを開けて中身を取り出す。
そうすれば、逃げイベントはほぼ自動で進行します。
ちなみに、夏月のロッカーのヒントは同じ教室内にありますぞ！

あと保健室の机は、調べられるタイミングが限定されてた気がします。
先生が騒がなくなったら、すみやかに調べましょう～


小春ちゃんのキャラがとても可愛くて、ある意味彼女の存在が、
一番の救いだなぁと感じるゲームでした。
ところで、タイトルの最後についた気になるコトバ -season1-。
１があるなら、その先も…？ということで、
どうやら-season2-の構想もあるようです。
他3人の誰かが主役なのか、それとも全く新キャラで行くのか、
いずれにしても楽しみですね～