REPEAT

「REPEAT」
ファンタジーADV・BL・伝説の真実
制作者：羽那様（公式・攻略サイト）

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女性を口説き、誑かして日々暮らしている、女癖の悪い男・クレイグ。
いつもは護衛がぴったりついて隙のない市長の娘さんが家出したと聞き、お金持ちのお嬢様とお近づきになるチャンスとばかりに捜索に加わります。
しかし、偶然見つけた魔法陣に触れて発動させたことで、逆に、怪しい人間だと疑われることに。
お嬢様の幼馴染・アーネストは、その後、目の前でもう一度魔法陣を発動させたクレイグを見て、捜索の役に立つかもしれない、と、お嬢様探しへの協力を（半ば無理矢理）求めます。

お嬢様はどうやら、大好きな本「不吉の悪魔と正義の魔法使い」の聖地巡りに行きたい、と友人に話していたらしく…二人はともに旅立つこととなりました。
縁の場所を順々に訪ねていくうちに、徐々に距離を縮めていく、クレイグとアーネスト。
果たして、二人は無事、お嬢様を連れ帰ることができるのでしょうか。


とりあえず、一番いいエンドをクリアできたのでレビューをば。
ファンタジー要素のあるBLです。
グラフィックがとても綺麗で魅力的！ところどころ入る一枚絵もいい感じでした！
もちろん主人公＆メインカップルはクレイグとアーネストなのですが、途中から一緒に行動する二人も、カラーの違うBLカップルで眼福ですぞ。

もともとは女好きなクレイグが、アーネストの純なところや、周囲のBLカップルに感化されて、なんとなーく目覚めていく様子は見どころです。
…とはいえ、一番良いエンディングを見るとわかりますが、この二人はもともと運命的な存在なんだよねん。
最初から、対となるべく生まれた二人。

クレイグがなぜ、魔法陣を発動できるのか。
アーネストがなぜ、悪魔を封じた魔法水晶に惹かれるのか。
作中で意味ありげにチラチラしている伏線は、最後の最後で回収されます。

なので、ぜひとも皆さま、一番いいエンディングまで見てみてね！







過去の「正義の魔法使い」の性格が好きです。
力技で不可能を可能にしてしまうエネルギーのある女性！カコイイ！
最後の回想エピソードは見ていてニヤニヤしました。
しかも、自分が創り出した魔法具にまで命を与えてしまうとは…
どんだけパワーと念を込めたんでしょうねぇ…

魔法使いと悪魔の仲介人

「魔法使いと悪魔の仲介人」
探索ＡＤＶ・ＢＬだけど女主人公
制作者：楽園楼亭様（塔の上）

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高額な借金のカタに連れていかれた父親を救うため、働くことになったリカ。
てっとりばやくお金を稼ぐため、高額な賃金でいかにも怪しい「魔法屋」という店で働くことにしました。
しかし、そこで依頼されたのは店番でもなんでもなく、「店主の弟の悩みを解決する」こと。
さっそく弟である魔法使い・ディーネのもとに行き話を聞くと、どうやら、とある人物に結婚を迫られて困っているらしいのですが…

……というわけで、基本は「イケメンで有能な王子（男）に言い寄られて困っている魔法使い（男）を助ける」ことがメインクエストになりまする。
ＢＬジャンルでありながら、主人公は女性。しかも、男×男の仲を取り持つ存在という、異色なゲームです。
ある意味、ＢＬ本でカップルの相談に乗る女友達、みたいな立ち位置でしょうかね？
傍観夢話にもちと近い…か？

リカのセリフに出てくる選択肢が多種多彩で個性的。
ついつい面白さを追求してしまいそうになります。

また、出てくる王子×魔法使いがまた、いいキャラしてるんですよね。
おっとり天然ドジっ子属性の魔法使いに、俺様有能イケメン、かつ一途な王子。
最初のディーネの依頼は「王子に諦めさせること」なわけですが…
話が進んで事情がぼんやり見えてくると、むしろ応援しないと！って気分になってしまう不思議。

最初、トゥルーのフラグがなかなか見つけられずに苦労したので、作者様のブログで攻略を紐解きつつ、やっと行きつけた時には感動しました。
…というかね…魔法屋でバイトすることを選んでしまうと、このフラグを見つけない限り、最終的には全てバッドなのですよね。

トゥルーを見るためには、とにかくディーネのもとへはこまめに通って会話を！
そして、一見関係なさそうな森の中も、たまには巡回してみましょう。


システム面では…ボリュームのわりに難しいゲームだった、ように思います。
ノーヒントだと、ひたすら歩き回らされる。

もともと私がプレイしたのは初期の1.0だったので、バグも多かったんですが…
次に何をすればいいのか、最終的にどうなるのがいいのか…そういった目安がつきにくいシナリオだったため、終始、行動に迷うところがありました。

というか…ＡＤＶだけど、『敵と戦えて経験値も貰えちゃう』んですよね。
しかも、主人公は、防具は装備できるのに、武器は一切装備できないっていう。
レベルの概念があるのに、お金で武器防具購入する必要があるのに、決して雑魚戦が必要な「ＲＰＧ」ではない……という、どうにも不思議な印象のゲームだと思いました。

特に、最後の方の、レベ上げ専用モンスターとの戦闘は…イベント戦なら、一回でカンストしてもいいような気もするのですが…何度でも戦闘できる仕様だったり。
ついついレベルカンストまで繰り返し戦っちゃったよ。

これは、もしかしたら、当初はＲＰＧとして設計されたゲームだったのかも…なんて？
随所に、ＲＰＧの要素を残したままＡＤＶ化されてる気がしなくもない…？


ともあれ、斬新なシナリオと、魅力的な会話＆キャラクターが楽しい一品でした。
今回はディーネとリリのエピソードだけで終わってしまいましたが、もっと多くのクエストで、アルクや猫とも絡みたかった気がします。
トゥルーでは「またよろしく」みたいな台詞があったように思うので、もしかしたら続編なども考えていたりするのでしょうか…？

…あのお父さんだと、どうせまた色々やらかしそうですし。
リカちゃんにはまたぜひ魔法屋で働いてもらって、いろんなＢＬカップルの揉め事を解決してあげて欲しいです～

ヒューマノイド -ETERNAL RING-

「ヒューマノイド　-ETERNAL RING-」
BLADV・近未来亜人間もの
制作者：ミカヅキ茂様（公式サイト）

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いろんな意味で正統派（？）な雰囲気のあるBLADVゲームです。

設定は少々SF仕立て。主人公は「造られた人間」であるヒューマノイド・ラウリス。
造られたばかりの彼は、自分の身体に関する知識も皆無。
慣れるまでは作り手であるディノの屋敷に滞在することになります。

本来は人間のために作られ、自由などありえないはずのヒューマノイド。
しかしラウリスはディノに、君は好きに生きて良い、と告げられて困惑するばかり。
ラウリスの制作を依頼したはずのリューイも、そのことは納得しているようで…？

自分がこれからどうするか。それを考える猶予は14日間。
先輩ヒューマノイドのウィリクスに助けられながら、ラウリスは自分がなんのために作られたのか、リューイにとってどういう存在なのかを徐々に理解していきます。


…って感じ？
普通のヒューマノイドは感情が無いんですが、ラウリスはウィリクスと同じ「特別仕様」。
そのため、プレイしていると感情の処理が追い付かず、エラーが出るときがありまして、
感情のままに振る舞うか、理性的に対処するかを、各プレイヤーが手動で決めることになります。
選択の積み重ねによっては、哀しい結末を迎えることも…？
ぜひとも皆さんの手で、ラウリスくんを幸せにしてあげてください。

シリーズ3部作の第一章だそうです＾＾
絵の美麗さがすごく目を惹きますね～
女よりも女の子っぽい華奢な受けと、金も権力もないけれど誠実な攻め！
ある意味王道。安心してプレイできるBLとなっております。うむうむ。
メインキャラの男性陣もさることながら、脇役のマリアもまた美しい。
一瞬見せた笑顔にやられました。
こんなヒューマノイドがいたら、そりゃあ男どもは皆欲しくなることでしょう。

シナリオは、何回かある感情の選択肢でエンド分岐します。
ハッピーエンドを見るのは、そんなに難しくないんじゃないかな。
コツは、基本的には感情に素直に、リューイを傷つけてしまいそうな時のみ理性的に…ですね。
理性的に行動しすぎてしまうとバッド。それ以外はノーマルになります。

いやー…ラストの展開は、予想もしてなくてちょいショックでした。
リューイ、違う。それ永遠の愛と違う。
（リューイのこういうところに、ウィリクスは頭にくるのだと思われ…；）

ちなみに、最後に出てくる赤髪さんと黒髪さんの2人は、2章の主人公。
きっとこれは、第一章のハッピーエンドからの続きなんですね～

第二章は、今現在絶賛製作中です。
完成が楽しみ…！




個人的には、ちょい中年入ったディノさんと、毒舌だけど人情家のウィリクスの関係もとても気になるわけですが！
それはどうやら最終話…3章目で公開されるようで…
ああ～…まだまだ先なのね……

致すところ

「致すところ」
BLADV・まったり霊能者の日常
制作者：もしの様（えむす）

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北見治郎は、実は霊感ゼロでありながら、祖父の遺した数珠とお札を使って仕事をする、中途半端な霊能者。
ある日、客についていた霊…神田ハルミに、波長が合うという理由で憑りつかれてしまった。
神田は、自分と一緒に死んで、成仏してくれる相手を探してさまよっているのだという。
追い払おうとお札を使ってみるものの、神田は人を呪ったり恨んだりする悪霊ではないため、祖父のお札は効き目がない。
幽霊・神田と不思議な同居生活を送りつつ、北見は、家主の息子の達と数馬や、街でチンピラ稼業を営む御堂森、近所に住む浪人生の津川、いきなり弟子入りしてきた周たちと交流を重ねていく。


もしのさんのとこのBLです。
一時期、データが全て飛んでしまって開発が頓挫したアレですね。
もっと時間がかかるかな…と思ったら、すごく早くアップしてくれて、有難いことでありました。
キャラ数も多くて、それぞれの性格付けがしっかりしてて、いいシナリオですよ！

公開からずっと、ちまちま・まったりプレイしていましたが…まだ全キャラエンドを見ていません！
実はいまだに神田が攻略できていなかったり～
後日追記：　その後無事全員攻略できました！
　　　　　　一度に全員上げようとしないほうがいいらしい…
あんまり引っ張るとこのままタイミングを見失う気がするので、今のうちに記事アップしときますね。

攻略対象は6人。
もしのさんのとこのゲームは、ただ選択肢を選ぶ「だけ」のADVでも、なかなか攻略できないことが多くて難しいんですが…
今回はそれに、戦闘や育成、イベントを起こすタイミングなんかも入って、かなりボリュームのあるゲームになってます。やること多くて迷う迷う。

周回でアイテムや装備を引き継げるようになっているため、2周目以降は楽になるかと思いますが…
これはつまりですね、1人攻略するたびに最初からやりなおし、ということでもありまして！
なかなかフルコンプまでは時間がかかるゲームかと思います。

いやー…好感度の数値の上下が見えないのが、何気にネックなんですよねぇ…
会話も、ひたすら話しかければいいのかと思えば、攻略対象が苦手な話題をふると下がってたりするようですし。
（余計な話題をふると地味に落ちまくって好感度レベルが上がらない）
好きなものをプレすればいいんだろ！と一種類だけひたすらプレしてもだめみたいです。
（違うものをプレしたらいきなりぽんと好感度レベルが上がったりする；）
最初はそれに気づかず、みんな好感度が「やや」から先に上がらなくて苦労しました…

また、曜日・時間帯で起こるイベントに注意。
私は初回、数馬のよろずやイベントの「翌日限定」を取り逃して、後半のイベントがいくつか足りませんでした。
ゲーム内ではそれぞれのキャラのイベント一覧が売られていますので、必ず買っておきましょう。
…ま、取り逃しの起きるイベントは、エンディングには関係ないんですけど。
一覧に抜けがあるの…ゲーマーなら気になるじゃない？

そうそう。神社にはこまめに参拝を。
特に神田狙いの場合、イベントフラグがステータス依存のものが多いので、早めに上げておくのが吉だぞよ。最初は敏捷。次は攻撃力あたりかな。

エンディングはバッド除いて9種類…と作者様のサイトに書いてありました。
6人キャラがいるのに9種類…ってことは、何か特殊なものがいくつかありそうな匂いがしますが…
今はまだメインキャラを一人づつ攻略している最中なので、確かめてはおりませぬ。

ハイ。今までで一番、中途半端なプレイ状況で記事書いております。すみません；
うう…どっかにこれ攻略落ちて無いかしら…；

ほのぼのしたBLがお好きな方におすすめです。
北見君の適当でおおらかな性格と、ネチネチした神田の組み合わせが何気に好き。
あと、達先輩が仲良くなると激甘になるのもイイ。
ツンデレにゃんこみたいな数馬や、生意気周も捨てがたく…



えっ？　最近BLばっかり紹介してるって？
何かそういう気分だったんですよね～…

夏のゆくえ

「夏のゆくえ」
ごく普通のBLADV・甘酸っぱい！
制作者：たいまつ100本様（たいまつゲート）

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ごく普通の高校生が、ごく普通に出会った子に、ごく普通に恋に落ちます。

…二人とも男だけどな！！


ヤンデレるでもなく、どっちかがガンガン口説くわけでもない、なんら特別なことのないBLなんですが…
いやー……すっごい可愛かった。
なんていうか甘酸っぱい。プレイしててニヤニヤが止まりませんでした。

グラフィックも可愛くて、実に魅力的。
主人公の陸斗くんもナチュラルで良いんですが、相手役の瞬くんがね！また美少年で！
美少年っても耽美系ではなく、普通によくいる可愛めの男の子って感じがツボ。
チョコバナナみるく飲んでるスチルは、陸斗くんと一緒になってガン見してしまいましたわ。
ヒトデのわさわさや、花火の音とか、苦手なものがいっぱいあるのも可愛いね～


選択肢によるエンディング分岐がありますが……分かりやすいので、まず、間違えないと思います。
基本、自分に正直に！　たくさん一緒に行動して、好きなものをあげましょう。

普段心が荒みがちなもの中心にプレイしてますから、たまには潤いを。
可愛い系BLが好きな方におすすめですー



陸斗のお兄さんも何気にイケメンだ！！

スイートワンルーム

「スイートワンルーム」　BL・ADV・これも一つの愛のカタチ？
制作者：雪田様（memo.）

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「トワイライト」をプレイした後、
そういえばこういうのもあったな～と思い出しました。
たしかまだレビューはしてなかった筈、だ、よね。

「僕のはなし。先生の」の作者様ですー。
コロコロした絵も可愛かったけれど、今回はシリアスな絵で、
独特の愛のカタチを作り上げてくれました。

優しい音楽と、平和な朝の風景で始まるこのゲーム、
最初は、ごく普通の甘々なBLカップルの話のように見えますが、
プレイしているうちに、端々に漂う違和感が…？

その理由は、実際にプレイして確かめてみてください。

「僕のはなし～」をプレイした方には、大体の予想がつくかと思いますが、
いろんな意味で人を選ぶ話ではあるかと思うので、地雷持ちの方は注意してね！

とりあえず、エンディングはメリーバッドだとだけ…





殺意も突き詰めれば、相手への強い関心と言えなくもないですが…
二人の関係性が、ここまでに至る過程はどんなんだったんでしょう。
逃げ場なく追い詰めて、閉じ込めて、憎悪と殺意を煮詰め続けて。
非現実的な現実と、寝て起きてご飯を食べて、の普通の生活とのギャップの中で、
最終的に残るのは、強い執着。
狭い世界に、ただ二人だけ。
互いを見つめる瞳は、すでにそれが憎しみか、愛情なのかさえわからない…

キレイな世界観ですが…キレイゆえに恐ろしいって気もしますね…

やねうらのトワイライト

「やねうらのトワイライト」　BL・ADV・ややグロ
制作者：すすき様（Canacho. ）

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神父さまが吸血鬼をなんとか殺そうと四苦八苦するADV。

エンディングは３つ。
選択肢も少なく、分岐もわかりやすいので、
エンディングを見られなくて迷うことはないと思います。

短編ですが面白かった～
グラフィックも可愛くていい。
ただ、テーマが「死なない吸血鬼を頑張って殺す」話なので、
やってることは残酷め…拷問に近い、かも。
文章描写のみで、特にグラフィックはないんですが、
そのへんの耐性の無い方はご注意をば。

作者様もあとがきで書いてますが、
途中経過がアレな割には、エンドはどれも暗くない。
暗くないどころか、全てハッピーエンドと言ってもいいくらい。
ええ、途中経過がアレな割には（大事なことなので2回ry）

神父様的には、出会ってしまったのが運の尽きって感じですかね～＾＾
アランのルートも、サイラスのルートも、どっちも良かった。
それぞれのエンディングのスチルが、どれも仲良し？でほんわかします。

ホラー……いや、拷問っぽい展開が平気、
かつ可愛めBLが好きな方には、おすすめしますよー。



神父の衣装ってストイックでいいよなぁ…

夢見鳥1.5

「夢見鳥1.5」　隠れヤンデレADV・意外な最強伝説
制作者：明野貴志様（公式サイト）

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ぶっちぎりのヤンデレ要素で、プレイヤーを恐怖に叩き落した、
あの「夢見鳥」の、短編ゲームですー。
ヒロイン・誠一くんの誕生日記念として、
作者様が作ってくださったようですー。ぱちぱちぱち。

前作の隠しルート・GOODENDの後日談になります。
攻略対象はみな一線を越えられず、
それぞれが良き兄・教師・先輩・後輩・クラスメイトのまま、
平和な関係を築いている…って感じ？
…ま、少なくとも、表面上は。

以前、夢見鳥をプレイしたプレイヤーにとっては、
この「平和な時間」そのものが、非常に危うく見えるはず。
きっかけさえあれば、いつでも人の道を踏み外してしまうだろう、
攻略対象たちの内面を想像するのも楽しゅうございます。

基本、話は誠一くんの視点で進みますので、
全員、何事もなく…むしろちょっとイイ感じで終わるんですが。

…それを物足りなく思うあなたのために！
ちゃんと作者様は素敵なオマケを用意してくれています。
キャラエンドを迎えたら、トップのそれぞれのキャラをクリックしてみてね！
夢見鳥の「上げて落とす」作風は健在ですよ～

また、１．５では、前作のサブキャラとのエピソードもいくつかあって、
その中には意外な事実が…誠一くん。何かあったらあの人を頼るんだ！

それにしても、青木さんが出てきたときは、
青木ルートがあるのか！？と一瞬期待したんですが。
誠一くんのヤンデレを惹きつける魔性パワーも、
青木さんには効かないみたいです。
動じなかったな…この人、きっと心に闇がないんだねぇ…
残念だ。実に残念だ。

作者様のサイトには、おまけ漫画もちょくちょく更新されていて、
作中だけではわからないキャラたちの姿が見られます。
お好きな方はぜひ見てください！滾るから！



誠一くんって、耽美でもなんでもない普通の男の子なのに、
なんでか表情付けが、時々すごく色っぽい…；

僕のはなし。先生の、

「僕のはなし。先生の、」　ちょっとＢＬ・少しホラー・これも一つの愛の形
制作者：雪田様（メモ）

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短編ビジュアルノベル？　ＢＬ？　ヤンデレ？　ホラー？
一応悩んだ末にＢＬにしたものの、ジャンル分けに迷いますねぇ…

言葉のみですが、グロ描写があります。
歪んだ愛が出てきます。
フリーのホラゲとしては、それほどきついレベルではないので、
プレイし慣れている方ならまず大丈夫。
…グラフィックが可愛いので、あんまり残酷に感じないっていうのもあるけど。

デフォルメされたプロポーションに、
まんまるおめめのキャラ絵はすごく可愛いです。
サイトを見る限り、シリアス絵もお上手な方なので、
もし次回作があるなら、そっち系のグラの作品も見てみたいですね～

物語は、画面に立つ二人の人物の、会話のみで進んでいきます。
ざっくり言えば、ひたすら生徒が先生を口説く話、と思っていただければ…
うん、間違いはない。


本当に短い話なんですが、何か心に残ったんですよね…
文章運びか…雰囲気がうまいのかもしれない。
エンディングを迎えると、タイトル画像が変わるのも良かった＾＾
最後はある意味「永遠の誓い」のハッピーエンドでした。
でも、現状これ以上は「お返し」しようがないと思うんだけど…
先生これからどうするんだろう…

カズマと久我山の奇妙な廃校探検

「カズマと久我山の奇妙な廃校探検」　ガチホモ・微工口・探索そっちのけ
制作者：さくらぷりん・ねこえ様（公式サイト）

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「深夜12時学校で」の人です。
シェアの「アバドーン」という本格工口ホラーゲームでも有名らしい～
さすがにそっちは工口成分が多めなのでプレイしてませんが、
「深夜12時～」はすごく面白かったですよ。
絵もキャラの性格も魅力的だし。探索と謎解きもレベル高かったぁ♪
なんていうの？作りなれてる？手慣れてる？、
ともかく、安心してプレイできる、完成度の高いゲームでした。

で、今回のカズマと久我山！　声が入ってます、声が！
若干ヤバめのシーンもあるので、
家族のいる場所でプレイするときは音声注意でね！！
それにしても、カズマくんも久我山くんも、イメージぴったり。
特にカズマくんの声の人、すごいうまいわ…

謎解きや、探索システムは、普通にすべて探せばＯＫ。
ただ、手に入れたアイテムの使いどころは、
いつもヒントをくれるわけじゃないので、
アヤしい場所には積極的に試していきませう。

魔法陣は一番最後。
とある場所でとあるモノを見つけ、帰り道モードになると、
一本足りないアレが見つけられるようになります。
まっすぐ帰らず、行ける範囲の探索をしっかりと～
ちなみに、あぶり出しはアナグラム。
謎解きには直では関係ないので解かなくても大丈夫っぽいですが…
たぶん「○○○がある　はんにんは○○○」…？？？かな？？
（並び違ってたらごめーん；）

エンドＡに至るにはいろいろイベントをこなさないといけませんが、
基本、何度も調べれば、勝手にイベント会話始まるので大丈夫…な、はず…

そして、メインの廃校探索とは別に、
ついついムキになってしまうのが、「工口い事」システム。
カズマを怖い話で怖がらせると、そのポイントの数だけイタズラできちゃう、
画期的なサブイベントです。

マウスでつんつんするだけなので、やることは単純なんだけど案外難しい…
正しい順番でないと、クリアできないので根気よくいきましょう～
恐怖ポイントは限りがあるので、イベント前にセーブも忘れずに！

や、短編ながら、やりごたえがあるゲームでした。
…作者さん男性ですよねえ？；　よくこれ作ったなぁ；
確かに「12時」でもＢＬっぽいルートはありましたが、これはガチホモ。
こういうの、男の人で嫌う人はオニのように嫌う気が…
アバドーンでもちゃんと？ＢＬルートがあるみたいだし、
守備範囲の広い人ですねぇ…感服感服。

ホラーとしての恐怖度はそうでもないですが、探索・謎解きは面白いので、
ガチホモに抵抗のない人にはオススメです＾＾