鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

死印

2017-06-07 06:21:34 | 商業ゲーム(コンシューマ)
死印
ホラーADV・PSVITA・CERO-D

========================
VITAのコンシューマでーす。
パッケージ一目見て、何かコレ良さそう!と予約したんですが、案の定面白かった!
商業ゲーとしては、シナリオボリューム&システム的にはもう少し!な部分もあったけれど…まあ、携帯ゲーム機用のソフトは容量的にも短くなってしまうものだし。
とにかくホラーのイノチ!であるグラフィックが良かったですからね~
お値段的に考えてもほぼ満足でございますぅ。

ざっとあらすじを説明しますと。

自分に関する記憶を全て失って、とある洋館の前に立っていた主人公。
館に入ると、待っていたのは館の主…九条サヤの異様な死体と喋る西洋人形だった。
西洋人形はメリイと名乗り、主人公が記憶を失ったのは、手首にある呪いの痣…「シルシ」のせいだという。
怪異によってつけられた、その「シルシ」は、徐々に人間の記憶を蝕み最後には命を奪うもの。
それを消すためには「シルシ」をつけた怪異の謎を解き、斃さなければならないと。

次々と館を訪れる「シルシ」を刻まれた人々…「印人(シルシビト)」たちとともに、主人公は数々の怪異と出会い、立ち向かっていく。

…って感じでしょうか。
基本は同行者を1人選んでから各ステージを歩いて探索。時々選択問題。
間違えて死んでも、直前からやりなおせますので、ゲームとしては特に難しい部分はないっす。
戦闘シーンも手持ちアイテムから正しいものを選ぶのみなので、アクション下手さんも安心?して遊べます。

背景グラフィックが良かったですね~、それにキャラクターたちのリアルめの造形も合ってる。
ただ、メリイをはじめとした一部の少女キャラは、アニメっぽい感じでやや違和感…
あと、怪異も、怖いというよりコミカルなものがチラホラ。
花彦くんは最初に出会う怪異だから怖くなくても仕方ないとして、「くちゃら花嫁」のグラはあまりにも……;
くちゃらはカバー絵の雰囲気良かったし、シナリオも面白かったぶん期待値が大きかったんだなぁ。
出てきたときは「えー、これなの?」って思ってしまった。

シミ男の「怖い」っていうより「忌まわしい」造形は好きでした。
観音兵も、ほー、コレどうなってるんだ?と、しみじみじっくり眺めてしまう良い怪異。
ずう先生は……存在自体がギャグだよね??

印人たちは、みんなそれぞれ個性的ではあったんですが、もう少し会話が欲しかったなーと思います。
イベント以外の雑談要素があまりなく、ほぼダンマリで進むので…誰を連れ歩いても同じ印象。

印人は一つの怪異につき2~3人現れるんですが、一回に連れ歩けるのは一人だけっていう設定もツラかった。
一部のイベントは、特定の同行者でしかクリアできなかったりするので、いちいち入れ替えで館に帰るのが面倒なのだ~。
それに、車で行くのが前提な距離感覚のマップで、一晩に行って帰ってを何回もやるのはちょっと現実的でない。
一つの怪異を無理矢理一晩で収めずに、何日かかけてじっくりプレイしたかった。

また、イベントで同行が必要になる人以外は下手すると空気扱いになってしまうので、それぞれに見せ場があったら嬉しかったかも。
私は初回プレイ時、小学生男子と病弱な医者を最後まで使いませんでしたっす。
…元刑事もほとんど使わなかったなあ…意味ありげな登場をしてきたし、主人公とも仲良さそうだったから、もっと話に根本的に絡んでくるかと思ってたのに、リタイア早くてびっくりよ…


悩みそうな部分はいくつかあるものの…基本は選択制だし、死んでもやりなおしが簡単なシステムだし。
すでに攻略WIKIもできてますんでね~、詰まりはしないと思います。
基本は探索と予習復習。手に入れた資料にはしっかりと目を通しておこう!

ちなみに、私は二章で「特定のキャラでないと通れない道」を一つ見落としてしまい、なかなか怪異を倒せませんでした。
あとわかりにくかったのは、ずう先生の、テスト合格後の手順かな…
先に壁を壊せるところを見つけちゃったがために、答案用紙を使う場所で混乱。
蛇がいっぱいいると言えばここだろう!と思ったら違いました。もう一か所ありました。
ここはフラグが立たないと起きないイベントなので、合格してから理科室をもう一度じっくり調べませう。


PS Vita『死印』第2弾PV




人喰いの大鷲トリコ

2016-12-13 01:43:11 | 商業ゲーム(コンシューマ)
人喰いの大鷲トリコ」 アクションADV・PS4

====================

「ICO」「ワンダと巨像」などで、独特の世界観を魅せてくれた上田文人監督の作品です。
過去作をプレイしたことのある人なら、何も言われなくても、ああ同じ人だなってわかるはず!
今回も良い雰囲気でしたよ~

3D酔いに悩まされつつ、少しづつプレイして、
クリアまでトータル時間で13時間。
とはいえ、後半はかなり攻略のお世話になりました。
かなりわかりにくい部分もあったので、
何も見なかったら、たぶん一生終われなかったかも;

ざっくりシナリオを説明すると、
「少年」が人喰いの大鷲「トリコ」と出会って、謎の遺跡から脱出する物語。
なんとなく、物語の基本路線はicoに近いかな…
なかなか言うことをきいてくれない同行者を、あの手この手で連れまわす作風は健在です。

主人公の「少年」はicoを彷彿とさせる超人的な運動神経と生命力。
あのイレズミには不死の呪いでもかかってるんですかねぇ…
かなり高いとこから落ちても案外死なないし、回復も早いので、
遠慮なくバンバン飛び降りてたら、ある時ぽっくり逝きました。
高さによっては、死ぬときは死ぬらしい。すまぬ。

もう一人?の主人公、大鷲トリコは、
ヨルダとアグロを足して巨像サイズにした、みたいな感じのキャラでした。
「鷲」とは言いつつ、哺乳類っぽい見た目で、
ネコの身のこなしと、犬の忠誠心、鳥の羽毛と弱点とを併せ持つ、可愛らしい生き物。
怪我した部分は撫でると綺麗になったり、
撫でてるうちにトリコが寝そべってしまったり、
水場でごろごろ水浴びしたり、
細い穴をついて来ようとして首だけ突っ込んで動けなくなって鳴いてみたり…
細かい癒し&萌えポインツがいっぱい!
タイミング?が良ければ、糞をしているところも見られるよ!

最初は、闇の中で目を光らせてついてくるのが、どうにも懐かれてるっていうより、
付け狙われてるようにしか思えなかったんですが、
助け合いながら進むうち、後半は一緒にいるのが当たり前、みたいな気分に。
それゆえ、あのラストはもう涙なくしては語れない…;

あとの見どころは…背景と映像美!ですね。
icoやワンダの時は、なんとなく霞んで滲んで幻想的だった画面が、
トリコではくっきり鮮明になりました。PS4効果??
今作は、圧倒的に「高さ」のあるマップが舞台とあって、
遺跡の街並みを高いところから広い視界で見渡すシーンが多く、
風景見てるだけでも気持いい。
狭くて暗く入り組んだ遺跡の内部と、そこから出た時、
一転して眩しい光が差し込んで、一気に視界の開ける対比も効果的。


アクション難易度は…私がクリアできたんだから、簡単めなんじゃないかな。
少年は多少無理しても、あまり死なないし。
icoがプレイできた人なら、たぶん大丈夫…
ワンダは…私は自力では未プレイなので、わかりませんが。
(アクションの壁に阻まれて断念;)

操作にちょっとクセがあって、視点の角度やタイミングによっては、
うまいこと反応してくれない時があるので注意~。
ここで正面にジャンプ!って時に、手に変な力が入って視点が動いて…
真っ逆さまに落ちる、とか。よくあるある。

また、中盤の、目もくらむような高さでのジャンプアクションは、
落ちそうになる危機一髪の演出が頻繁に使われています。
トリコの助けがなければ、絶対に進めないスリリングな部分がありますので、
プレイしてて、緊張するしどきどきする…
人間、緊張すると本当に手汗をかくんだな~と実感しました。


とても面白かったです。買ってよかった!
仕事やリアルに忙しく、長時間のRPGは敬遠してしまうオトナの皆様におすすめ。
これなら数日でプレイできますし、風景を愛でトリコを撫で、癒し効果も抜群ですよん。



(最近、本当に長時間かかるものはプレイできなくなりました…
 何日か時間を取って集中的にプレイできれば別ですが、
 どんなに面白くても終わるまで1か月も2か月もかかると…
 正直それまでの展開や流れや伏線を、全部覚えていられない…orz)


AZEL-パンツァードラグーンRPG

2016-06-07 15:00:34 | 商業ゲーム(コンシューマ)
「AZEL-パンツァードラグーンRPG」 セガサターン


プラットフォームがセガサターン! 
実は20年近く前のゲームだったり~
こうなると、もはやゲーム機の入手すら難しいレベルですので、
紹介ってもアレなんですが…そんなときのためのプレイ動画ですよ!

AZELパンツァードラグーンRPG Ep.1 オープニング前半


主人公は粘土細工みたいな、べったりポリゴン、
ヒロインは前衛的すぎるファッションで、
イケメンもいなけりゃ美少女もいない。
ガイドキャラは中年オヤジで、萌えキャラってなんですか?
…みたいな世界観ではありますが…だがそれがいい!

いや、画質はちょっとさすがにアレだけど。
当時はこれが限界だったんだって。
一番最初のトゥームレイダース(一番最初はタイトルが複数形だった)なんて、
カクカクポリゴンの上、壁やら床やらにめり込みまくりよ!
それに比べれば神レベルの綺麗さだったんだって。

何がいいって、世界観とシナリオがめっちゃイイ。
あと音楽!ボス戦のときとか超アガる。
それに加えて、移動と戦闘の操作感が爽快で気持ちいい。
どこまでも飛んでいきたい気分にさせられるのだ~
空中戦ならではの三次元の位置取りと視点変更も良かった。
RPGのマップ移動と雑魚戦なんて、大体面倒でしかたないんだけど、
このゲームはそこも楽しかったのですよ。
まあ…さすがにそこは、プレイ動画じゃ伝わらないかもだけど。
あと、ドラゴンが懐いてくるの可愛い。癒される…

ああ、どうしてこれ、リメイクされないのかなぁ…
グラフィックを今の精度で作り直したら、
海外でも行けそうな気もするんだけどな…
(ただし過度の美少女化とイケメン化は不可で)

少なくとも、昔ハマったオヤジ世代には一定数売れると思う。
セガさんどうですか~?

アリスマッドネス リターンズ

2016-06-06 08:41:21 | 商業ゲーム(コンシューマ)
「アリスマッドネス リターンズ」 ホラーアクション・映像美
PS3・XBOX360(公式サイト


====================================

ここ10年ほど、子供にゲーム機をほぼ乗っ取られていたため、
コンシューマのゲームを買う、っていうこともあまりなかったんですが、
これはあまりにも好みだったので、即買いしてました。
んー、4年…前?くらい?
当時は美麗な特設サイトがあったんですが、さすがにもうないですねぇ…

内容は、アリスが包丁振り回して、ワンダーランドを歪める化け物を斬りまくる!
という、ゴスロリさんたちが好きそうな感じ。
とにかくワンダーランドの映像美術が凄くて、
ステージごとに、美しかったり、恐ろしかったり、キモかったり。
そこを、夢の世界っぽい浮遊感のある大ジャンプで飛び回りつつ、
敵を倒しながら冒険していきますー。
風景が綺麗なので、ただあたりをうろついて見回すだけでも十分楽しい♪

ただし、シナリオはかなりダークで、
「夢の世界」の救世主である雄々しいアリスと、
家族を失い、心を病んだ「現実」のアリス、
その二つを行き来しながら、話を進めていくことに。

現実でのアリスは、家族を失った火事の真相を知ろうと頑張りますが、
孤児の上、キ○ガイ扱いされている彼女に、周囲の目は冷たく…
現実と夢の境界が曖昧な薬漬けの頭で、
どこまでが現実なのか、どこからが妄想なのかわからぬまま、
街を彷徨い続けています。

現実の舞台は、イギリス、ロンドン。
お手伝いの老婆がジン中毒だったり、もと乳母が娼婦をしていたり、
孤児が溢れ、人間扱いされていなかったり、
退廃の匂いが色濃く漂う…たぶん、19世紀くらい?
切り裂きジャックのころのイギリスって感じですかね。

薄暗くて色あせた「現実」と、
生々しいほど強烈に色鮮やかな「夢」との対比。
「現実」での、隙あらばアリスを食い物にしようとする人々と、
「夢」で襲い掛かってくる、異形の化け物たち。

ホラー好きならいろんな意味で「お腹いっぱい」になれるゲームです^^
個人的におすすめ~


ルイン可愛いよルイン。



ナースルグレは妙に可愛い♪

2008-07-24 02:37:24 | 商業ゲーム(コンシューマ)

ラストはフジQ特別Ver. プレイ日記だす。

…とはいえ、本当にオマケのステージだったので、
そんなに書くことも無いんだけどねー。


富士急ハイランド・戦慄迷宮に入った人だけが、
知ることができる特別パスワード。
それを名前で入力すると、特別ステージへ♪

私は、富士急に容易く行けるような場所には
住んでないのですが(いや、たとえ行けても…
出るまで一時間近くかかるようなきっついオバケ屋敷は、
換えぱんつ無しでは到底無理ー)
ネットにパス情報を出してくれた方のお陰で、
特別ステージを愉しむことができました!

パスは呪いの言葉。カナ5文字。
ぶっちゃけ「ノロ○○ロ」


パスワードを名前に入力すると、
「ンフフフッ…」というあさひの笑い声が。

その後、MENUページが富士急verに変わります。
ミエナイモオドと、ハジメカラがありますので、
ハジメカラを選んで、再度性別・名前の入力を。

そうして突撃するのは、もちろん、富士急・戦慄迷宮にちなんで、
最恐スポット・慈急総合病院さっ!


入ったカンジ…最初のほうは通常と変わりません。
主人公のセリフも、大山メールも全く同じ。
サイドストーリーっぽいつくりなんじゃないかと、
少し期待していたので、このへんでちょっとガッカリ。


じゃあ一体どこが変わったんだろかなー…と進んでいくと…

最初のルグレが出てくる通路の、手前の部屋。
カーテンをシャっと開けた途端、そこに、
ナース姿のルグレが出現!

白いナース服が、ところどころ血で赤く滲んで、
ピンクの制服にも見えますねぇ♪

…へぇー…と思って、じーっと見てたら、
ノロノロ動いて来て殺られちゃったヨ♪テヘ

その後も進んでいった感じ、
通常では誰もいなかった部屋のいくつかに、
ナースルグレがいるのがわかりました。
レビュで言ってた「拷問部屋」の辺りでは、
毎室ごと、扉を開けるたびに出現。
なかなか忙しいわー。

でも、別に追跡してくるわけじゃなく、ただ直進するだけなので、
ちょっと避けてやれば、まっすぐ歩いていってしまう…

壁があろうとドアがあろうと、関係ナシ。
主人公は、その動線上にいなければまず襲われない。
ナースは忙しいから、主人公構ってるヒマはないらすぃ。

このピンクナース、今までのルグレとはちょっと違っていて、
部屋を変えても消えません。
そして同じ部屋に入りなおせば、いくらでも出現してくれる。
あと、足音はするけど、「はあぁぁぁ…」 は無しー。
あの呼吸音がいかにもブキミで大変スキスキ♪だった私には、
これが無いと、ちょっと物足りないな…。


画像だけだと、そんなに怖くないもの。
ナナシの臨場感は、あの立体音響あってこそよ!

そのほかの、途中に出てくるルグレの皆さんも、
追っかけてくるリコも、通常モードと一緒。
謎解き要素にも、特に新しいものはないようで…

ナースルグレの存在そのもの!が、
最大のオマケかな~?

(うぷぷっ なんてマニアックな!)


リコから逃げ切ると、最後は、
「またの御来院をお待ちしています」
という文字が出ておしまい。

…まぁ、戦慄迷宮は、行けるひとも限られるでしょうし、
そのオマケで、ぶ厚い内容の新ステージ出されても困るけど。
もーちょっと…ねぇ?
短くてもいいから、思わず目がキラキラしちゃうような、
新しい情報や展開が欲しかったわー。

*******

結局、いろいろ確認したりして、
ナナシノゲエム、5週くらいしてしまったんですが、
ここまでやると、やはり、慣れてきますね。

初回プレイの、一歩進むのにもビクビクしてた、
あの時が一番、このゲーム愉しんでたっけな…

全体として、DSのゲームがボリューム不足なのは、
本体の機能上、仕方ないのかなぁとは思いますが、
それでも、やって損はなかったと思うかも。

それにしても、DSが売れ筋なのはわかるけど、
PSPのほうがスペック的にはイイのではなかろうか。
…需要の少ないホラゲーを、
市場で押されてる機械で出すのはやっぱ無理かな?

*******

ホラーゲームといえば!
零シリーズがWiiで登場ですね!

零 ~月蝕(つきはみ)の仮面~

零シリーズといえば、ごっつオソロシイ霊の見せ方と、
おぞましくもせつなく悲しいストーリー、
そしていたいけな美少女たちと
清潔な印象の美少年!

…の取り合わせが大変魅力的なタイトルでごじゃります♪

アクション要素があるので、トロい私はなかなかラストまで
辿りつけないのが難ですが…
(最後までできたのは紅い蝶だけ)

前作は、PS2・BESTでシリーズが出てるから、
新作はPS3に行くのかと思ったけど。Wiiだったのね…
こちらも、DSと同じように、コドモ向け優良ゲームばっかりの
イメェジがあったから、ちょっと意外だわ。

プレイする時は、恐怖のあまり、
コントローラー放り投げないようにしなければ…



しかし、回を重ねるごとに、美少女の人数が増えますな。
1作目は一人。2作目・3作目は二人。
そして今回は3人かー…
考えてみると、出てくるのはいつも同じようなタイプだね。
ロングヘアの子って出ないなぁ…誰の好み?(笑)


ナナシノゲエム「サイゴノヒ」

2008-07-23 01:55:25 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記7日目~やっと最終日ですよ!


最後まで
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

(いいかげん自分でもクドいとは思うけど、検索で来る時は、
 プレイ日記の途中がいきなり出たりするじゃん…
 このテのゲームは、内容知ってるか知らないかで、
 全然、恐怖度も驚きも違うからサ。一応ね)

*********

ラストステージは…恐怖感皆無。
前にも言ったかもしれませんが、もうこのへんは、
最後のまとめ作業というか…
とにかく、面倒くさい、の一言につきる~。

まず、灯台ではあさひちゃんに誘われるまま、
一番上まで、螺旋階段をひたすら上らされるわけですが。

あの操作性で、螺旋階段はサイアクっすよ。
とにかくのぼってのぼって…何があるかと思えば…
今度はひたすら降りろだとぅ?!

急いで登ると、時々出てくるあさひに突っ込んで即死です。
「ウフフッ…」という笑い声がするたびに、
立ち止まって待ってないとならんー。
全然怖くもないし、ドキドキしないし、楽しくない…
手がすごく疲れるばかり…

で、やっと降りたーと思えば、時間制限イベント開始。
いきなりバンと出たデジタル表示に目がテン。
忙しいばかりで、恐怖のキの字も無い展開でしょ??

で、制限時間内に、何をするかと言えば、
通路のワキに立っている石像に次々とタッチ。
そこから出てくるルグレ達と接触・会話をすると、
いろいろ、物語の真実が見えてくる…という展開。

最初は大山、次はオダカ、リコ、ユタソフトの社員3人、
そして「ひゃっふふぅ!」のあの人。
このへんまで来ると、最初あれ程ビビらされたルグレの皆様にも、
なんとなく愛嬌まで感じてしまうのは不思議だなー。

ここで大山は、やっと、
自分も1日早く、呪いのゲームを配信されていたことをバクロ。
ゲームやらずに放置するとどうなるのか、
我が身で試していたらしい。
その結果は…あの、ダッシュルグレなわけやねー

(だから現地調査に未タッチだったんだぜ!てことでしょうけど。
 …言い訳にしか聞こえない…) 

2周目で確認したら、「アトイツカ」の、病院のアドを選ぶ部分で、
ちゃんと「もう一人の犠牲者」の名は「ホーキ」になってました。
気をつけていれば、教授が既に呪われてることは最初から
わかるようになってるのねん。

そしてみんな、次々、あさひの身を案じる発言をするルグレ達。

ていうかね。オダカもリコも、会社の人達も、
皆、単なる親子喧嘩の巻き添え食って殺されたのに、
ヘンにイイ人になっちゃってて…

「ひゃふふぅ!」とか言ってたアノ人までが、
「今はあいつの気持ちがわかる」とか。
何か悪いもん食いました?(汗)

ま、ルグレの皆さんの性格の良し悪しはともかく。
この時間制限イベ…現実とゲーム世界を人数分行ったり来たりで、
ゲーム機をタテにしたりヨコにしたり、とにかく忙しい~

一人一人の言葉を読んで、なるほどウンウン…とか思ってると、
ついボーッとして、画面を戻すの忘れる⇒タイムロス
で、なんとかラスボス・あさひのまん前までたどり着いても、
10秒ちょっとくらいの猶予しか無くって、
むなしくあさひを突っついているうちにゲエムオーバー!

最後の、ベンチに座っているいるあさひを前に、
どうしたらいいのか判らず、何回死んだことか…orz

結局、攻略をもう一度見て、数回目のリトライで成功ー。

っていうか…あのゲーム画面。
置いてあるの、ベンチだったの?
この長い板切れ何さ?とか思ってた…
あれはベンチにゃ見えないよ~!

さて、座るあさひの前で落ち着いてゲームを開くと、
ベンチの画面にあさひ自身のキャラクターが…
そして例によってワガママ放題、駄々コネ放題の
ヒステリー娘に翻弄されるナナコ。

しかし、突然、そこへ一人のキャラクターが…

死んだはずのトモカ母さんです。
コドモの不祥事は親の不祥事。
恨みで凝り固まったあさひを説得しようと、
今までやきもきしながら、出てくる機会を狙っていたのでしょうか。

自分は、短い命だったけれど、イクタと結婚し、
あさひが生まれて、とても幸せだったのだ…と語る
トモカの言葉を、黙って聞くあさひ…

そして、現実のナナコの隣には、いつの間にか、
トモカによってここまで導かれ、
正気に戻ったイクタの姿が…

ここへきて、捻くれまくったファザコン娘の心もやっと解け、
物語は感動の(?)エンディングへ…




実は、一週目は、グッドエンドを見られませんでした。
配信されるゲエム内の、指輪やらティアラやらを
6つ全部集めると、グッドエンドになるらしいですよ。

途中で攻略見たからさ、最初のほう、全然取ってなかったんだよね…

そんなわけで、2周目は自分の性別を「男」に変えてプレイ。
リコちゃんに惚れられつつ、オダカに嫉妬されつつ、
無事、グッドエンディングぅを見られたのでした♪
女でやるよりは、主人公の反応がわりと普通だったかな?
あと、男だと思えば、大山の非道っぷりが多少目立たないw

グッドエンドでは、特別ムービーであさひの素顔が見られます。
これがけっこうカワイイ♪
ま、中身は粘着ストーカー気質なんですけどね。
こんな娘に「早く帰ってきてくれないバカバカ!」とか
拗ねられたら、世のお父さんたちはノックアウトかも~




そうそう。エンディングでちょっと気になったコト。

最後にイクタが、
「やはり、このゲームはトモカとアサヒへの、
償いのために作るべきなのかな…」

とか、言うんですが。

娘がキレて殺しまくった
無関係な皆さんの立場は一体…?

償う相手が違うぢゃろう。ヲイ。

そもそも、ゲームを憎んでいる娘へのメッセージとして、
ゲーム開発に己を賭ける、とか…
このへんのイクタの察しの悪さというかデリカシーの無さが
全ての元凶のような気がします。


ムシ嫌いな娘のために、新種のムシに娘の名前をつけるとか、
魚嫌いな娘のために、魚料理をテーブル一杯作るとか…
そういうタイプの一方的な愛情は
ことに、コドモ相手にゃ通じませんぜダンナ。



あと、2周目を終了してみて…さらに思ったこと。
ゲーム作る人達の呪いこもってない?これ(笑)
今日も忙しいー、今日も徹夜ー、家族のもとに帰れないー
とかいう、ソフト会社の方々の怨嗟の声が聞こえてきそぉ(笑)

「売れる」ゲームでないと、という経営側の気持ちと、
こういうの作りたい、っていう作成側の気持ちのズレとかさぁ
実際、ありそうだよねー。

ゲーム製作会社の皆様におかれましては、
毎日、開発お疲れ様です。
あまり家庭をほっといて、ムスメにノロワれないように、
気をつけましょうね!!

…てことで。

無事、通常モード、プレイ日記完了です。
明日はあと一話、富士急特別ステージ分のプレイ日記…
をつけて、ナナシの話はオシマイ~




ナナシノゲエム「アトフツカ」

2008-07-22 00:53:51 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記6日目~
ここが終われば、残すところはあと1日だじょ。

そして今日も
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

最後に1日残っていますが、
実質的な肝だめしステージは、ここが最後です。
では、気合入れて行きましょうか~


例によって、大山の後手後手すぎる調査によって、
4年前、生田家では母親が惨殺される事件があったと判明。
(行く前に調べとけぃ!)
その後、生き残った娘あさひは心を閉ざし、父親を置いて家出。
それで完全に精神がぷっつりイってしまったのか、
生田はあの「ふーふふ状態」で、ムスメの捜索願も出さず、
そのまま一人暮らしていたモヨウ。

前日手に入れた絵日記からは、生田の娘あさひが
色々あって父親とゲームを非常に憎んでおり、
家族の思い出の場所であるミサキホテルに
強いこだわりを持っていることがわかりました。

アナログの記録媒体ってスゴイね!と興奮する大山。
アナタの感性はルグレリコよりもわからない。

「日記のしちしみさきは多分、七支岬のことだろう。
 あそこには確かミサキホテルがあるはずだ…」

ハイハイ。
次に行かされるのはそこですね。

「今回は、僕も追ってむかうよ」
え、マジで?

「オダカの部屋で確認したいことがあるので、その後に…」

…こういうパターンは『間に合わない』と相場が…
いえ、いいんですけどね。そういうゲームだって知ってるし

ともかく、ホテルに行くには、なんだか何か出そうーな
トンネルを通っていかねばならないようです。
しかもまた、夜中に!!
…もう今更別にいいけどさぁ。

意を決してトンネルに入ると、またこのタイミングで大山メール。
こんな長文打ってるヒマがあったらさっさと来ーい!

トンネル内にはオダカ先輩。ナナコを迎えに来ましたか?
サックリ無視して進むと、ぺたぺた後ろをついてきます。未練。
ちなみに、ここでのセンパイったら、けっこう早足。
後ろ振り返ったらすごく近くにいてべっくらしたわ。

そのまま進んで道に出ると、今度はバス亭にリコちゃんが。
こちらも追いかけてきやがりました! 恋のウラミでしょーか?
慌てて先に進むと…あら? 遠くで光がチラチラ…

灯りっていうのは、不思議なもので…
無意識のうちに、そこに何か、
救いがあるような気がしてしまったり。

だから、なんとなくそっちに歩いていって、
灯りのモトが、意思の無い工事現場の人形であり、
しかも、自分の行く手(逃げ道)を阻むものである…
というのは、なかなかぞわっとするものがありました

孤独感というか、見捨てられ感というか、
助けてくれるものなど何もない!っていう、この感覚。
いや、良い演出ですね~♪


ともかく、道は行き止まりでした。
後ろには迫り来るリコちゃん。
前は無機質に手を振り続ける工事人形

…はあぁぁぁ… と耳元で聞こえる声が焦りを増幅してくれます!
あやうし、ナナコ!

慌てて見回すと、道端に花束が置いてあるあたりに、
横道があるのがうっすら見えます…

こっちか!とジタバタ急いで入りこみましたが、
道はそこに見えているのに、なかなか入れなくて、
すごく焦っちゃったよ~(涙)


そこから地蔵がてんてんと置かれているコワイ道をまっすぐ行くと、
途中また大山メール。
生田氏への同情的な雑感がわやわやわやわや。
教授、思いやる相手が違ってませんか
生田はいいから、ナナコに共感してくれYo!

その後、右側から出てくるセンパイにビビらされながら細いトンネルへ。

暫く走っていくと、いきなり! 上から! 
ルグレが、だらりーんと!

…止まれなくてぶつかったぢゃん!!(怒)

リトライでは、しばらく様子見てたらそのまま消えました…
このへんは、恐怖より怒りが沸く!
もぉ、ただでさえこんな見るとこもない、
ひたすら歩くだけのステージは早く抜けたいのに!

そして、更にルグレをかわしつつ先に進み、ミサキホテルへ…



やっと到着したミサキホテルは…
4年前まで本当に営業してましたか?
と言いたくなるような、堂々とした廃墟っぷり。

思わず呟くナナコ。
「こんな廃墟に、誰もいるはず無いじゃない…」
そうねー。生きてるひとはいそうにないわね。

そして、やはり来ない大山。
結局ナナコは一人で特攻することに…
あと1日猶予があれば、教授を待っていたいとこですがねー、
なにしろ、明日はナナコもタイムリミット。
どうにも待ってられないお膳立てですな。

ホテル内は、元凶・あさひのお膝元とあって、
流石にルグレの数もハンパない。
入る部屋入る部屋「…はぁぁぁぁ…ふぉぉぉぉ…」ってカンジ。
しかも、懐中電灯の丸い明かりの部分しか見えなくて、
部屋の全貌が見渡せないのがイタイです。
どこにどうルグレが徘徊しているのかサッパリだ~

でも、とにかくどこにでもいるので、恐怖度はウスめ。
「…来る来る来る…きっと来る…」みたいな、
焦らし系恐怖が無いって、とってもラクだわ♪

ただ、一箇所、ルグレに接触しないと進まない部分は、
どうしようかと思いましたが…
後ろのドアは開かないし、前の赤服も動かないので、
じゃあ、ヨコをすり抜けるのかな…?と近づいたところで、
イベント開始。 そしてゲームの配信音。

ていうか、この状況でナナコ、ゲームする(ry

ゲームの場面は、どうやらこちらもホテルのよう。
小さな部屋が無数にあるところで、
ルグレがナナコのいる部屋のドアに体当たり中!
おぉ、現実と同じ状況~。

すると、ドアの前に誰かが立ちふさがり…
「ナナコくん!大山だ!」
ええっ?!

「デジタルな のろいの れんさ!
 いま! ぼくは! それを!
 みずから! たいけん! している!」


研究者としてこれ以上の喜びはないって(汗)
うん、このぶっとび具合は本物の大山っぽいな。
でも、ここにいるってことは…大山も…

ともかく彼のお陰で、隣の部屋のドアから抜け出し奥の教会へ。
そこには、横たわる少女のキャラクターが…
「クルナ! クルナ! クルナ!…」

あさひちゃんに猛烈拒否されたところで、
気がつけば目の前のルグレは消失。
これって大山のお陰? それともあさひの誘い?
後ろのドアは、依然、ガンガン叩かれて戻れない状態なので、
その部屋の横カベに開いた穴を通って先へ。
このへんでもう面倒になって、攻略見つつルグレをかわしていくと、
ゲーム内と同じような、結婚式場に着きました。
そして、そこのイスの一つに、目指す人物が…

「ドウシテアナタハキタノ? 
 パパハ キテクレナカッタノニ…ズットマッテタノニ」

 
配信されたゲーム内で、あさひの愚痴を聞いたところで、
絵日記の最後の一枚をゲット。
音楽も静かなものに変わっていて、
ああ、これでひとまず片付いたのかなぁ…なんて。

思ったワタシが甘かった!!


ホテルの帰り道で、やっと大山がトンネルについたと連絡が。
あれ? 無事なの?

しかし…やたら頻繁にメールをよこす上、
一つ一つの文面が…妙に短い。
あの状況なら、実体験した「呪い」に興奮して、
長文考察メールを送りつけてきてもイイところのはず。

『……寒さで指が動かないいいいいいい』

…このイカれた文面は…もしかして…?多分…?
と覚悟を決めつつ、トンネル出口へ。

いました大山教授…でも、なんか、青白くない?
TSでゲームを開いてみれば、なんとなく走るノイズ…
ああ、やっぱりかーーー。

ナナコも何かに気付いたらしい。足を止めて呼びかける~
「…大山教授…」
そして…ゆっくり、トンネルの鉄格子が開き…
…ぐふぁぁぁぁぁぁ…

ルグレ大山、登・場!

今までのルグレは、わりと内気というか消極的というか、
俯いてゆらゆらはぢらう動作とか、『傍に行っていい?』みたいな
ノロノロ歩きが常だったんですが。

ルグレ大山。
戸が開くなりこちらに向かって猛ダッシュ!

うひいぃぃ! 早い!早すぎる!!

こっちもアワ食って背後の扉へ。
逃れると、逆ギレしたあさひからゲーム配信…
絶対ゆるさない!と断言されてゲーム終了。

ヒドイ…あさひちゃん(涙目)

どうやら、死体を見つけただけではあさひのご機嫌は直らない様子。
むしろ、他人のアンタが来てどーして父親来ないのよ! みたいな?

生前から、子供のクセに、
「ヤクソクヤブッタラ ユルサナイカラネ!」
等と親に言いきる粘着質でしたが、なんて情の強いムスメ…

…っていうか、これって…
ただの親子ゲンカなのでは?




さて…ルグレ大山側の扉は開かないのでホテル側へ。
ちょうど、灯台への出口のあたりでメールが。

誰かと思えば、大山教授。
どうやら、自分がどうなるかを、薄々知ってたみたいで、
自動配信するようにセットしてあったみたい。

…前日に知っていたなら、何故その時にメルせぬのか。
情報を出し惜しむのも程があるゾ!

そして、灯台の重要性を匂わす内容を読んだ傍には、
もちろん、灯台への脇道があるのでした…


時刻は12時を回り…いよいよ最終ステージへ。



ナナシノゲエム「アトヨッカ」

2008-07-20 02:05:55 | 商業ゲーム(コンシューマ)


プレイ日記4日目~

もちろん
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********


「アトヨッカ」は再び、大山との会話からスタート。
こっちがとんでもない目に遭っていたというのに、
相変わらず他人事のようにつらっと推論を述べる。憎し。
「ルグレ」という呼び名をわざわざ選んでるヒマがあったら、
一緒に来て盾にでもならんかい!


死ぬ思いをして手に入れたカルテの主、
湯谷氏がゲーム会社「ユタソフト」の社長だったことから、
もしかしたら、このゲームはそこで作られたのかもしれない…と
予想する大山教授…
なんだかまた、イヤーな予感が…?

そこでゲーム配信。
大山の嬉しそうな様子がますます憎いいいい。

ゲームの場面は前回とは違う野原に、4体の石像と子供たち。
話を聞くと、この石像は「このゲームを作った大人達」だという。
ゲームを作った大人たち…⇒ゲームソフト会社?

それを見た大山は、俄然はりきって
「さっそく、ユタソフトに行って来い!」と。

…また一人でかい。
でも、場所が中野ブロードウェイ・センター…ということは、
前回のように超コワイ感じの場所ではないのかも?

…などとアマイ考えを抱きつつ…次の場面へ。



ずーーーん…という効果音のあと、目の前に現れたのは、
「ショッピングセンター」という賑やかな言葉とはウラハラな、
真っ暗で無人のビルでした!!
店のシャッター閉まりまくりじゃん!
TSを開いてみれば、時間は夜の9時。
(街中の夜9時にしてはちょっと無人すぎる気もするが…)

仮にもヨソの会社を訪問しようというのに、この時間帯はどうよ?
…教授、一般常識って言葉知ってます?


そして、今回も、あちこちで大山からメールが入るのですが。
中身は「コイツ!」と思うものばかり!

ユタソフトの具体的な場所を教えるのはいいとして
『これからアポ電話するから♪』って遅すぎるっちゅーねん!
しかもアポを取った時間が22時って。
その後のメールでも、
『実はユタソフト4年前に倒産してたよ。
 でもアポ取れたから、まだ残務整理してんじゃない?』
とか…
4年前に倒産して、残務整理なんかアリエナーイ!
 
さて、目的地のユタソフトはブロードウェイ・センターの4階。
大山を呪いつつ、1Fから4Fまで上がっていくわけですが、
その階に必ず一人、担当ルグレがいるモヨウ。
まず最初は、じっと立ち尽くして
「私がこの階の担当でゴザイマス」とご挨拶。
その後、プレイヤーの前に、意表をつく演出で現れておもてなし。
アポをきちんと取っただけあって、行き届いてますね!色々!

やっとのことで4階にたどり着いて、ユタソフトの中へ。
すごく狭い会社だなー。ここー。
そんな中に、机は倒れてるわ書類はバラ撒いてるわ…
窓のブラインドもザキザキでまさしく廃墟。
…大体、電話どこにあるのよ。一体大山はどこと話してたの。

書類を拾い集めて回るうち、パソコンにあのゲーム画面が!
さらに奥に進むと、ゲーム配信音…

場面はさっきと同じ石像広場。時間は夜。
話しかけると、自分がゲームで何を担当したかを語りだします。
そして…デバッグモードで流れるエンディングの、
担当者の名前をタテ読みすると… 「ユ ル サ ナ イ」

なんだかいつも許さん許さんって…一体誰を…
……大山?(それはワタシ)

そんなこと考えてたら以心伝心♪ 大山からメールが。
ユタソフトは、社内の人間関係でモメて倒産したらしいゾと。
その会社を訪問している最中に、送ってくるようなことかー?

読み終えて家捜しを再開。すると、いきなり電気がチカチカと…
「会社の人帰ってきたのかな…?」
ナナコ、危機意識低すぎ!
案の定「…はぁぁぁぁ…ふぉぉぉぉ…」という例のアレが!
いえ、ある意味会社の人には違いないですがね!


慌てて玄関に逃げて…
しかし、開かないおやくそく!!(涙)
ここには、他に出口はないはず…ということは…

もう一度中に戻って、あたりを探します。
幸い、ここのルグレ(社員)は同じところをぐーるぐると
回っているだけなので、同方向に歩く限り、
ヤツより少しだけ足の早いナナコは捕まりません。
ヤツの後姿を追うように歩きつつ、色のついた書類をぺらぺら拾い…

…たまたま、机の下のとこをクリックした時。
「社員名簿」が!
これかぁ、キーアイテムは!

その後、無事玄関も開き…さ、帰るか、と思って左を向いたら。

        …はぁぁぁぁぁ…

またいるよーー!!(泣)


慌ててまず非常階段へ。開かない!
次はエレベーターへ…おぉ、開いた!
…と思う間もなく、初回は追いつかれて死亡。
再度リトライ。

今度は、いる場所も開く場所もわかってますからね!
スムーズにエレベーターに乗り込み…階数ボタンを…

1F!「ボタンがきかない!」
2F!「ボタンがきかない!」
B1…「ボタ


再度死亡…。
2度目のリトライ(涙)

結局行けたのはB2でした。
せっかく逃げられても地下…
まだ先に何かありそな予感がします。

横のパイプから吹き出る水に驚かされながら、
先に進むと…ほーら、いたよ。赤いのが。
様子を見ていると、こちらにゆるゆる歩いて来て、
一定の場所で止まって動かない…

どうしてもここは自力でクリアできませんでした。
端っこ通ろうとしても捕まっちゃう。

で、攻略見たら、まだ通路の先にいるうちに、
ダッシュで駆け抜けろ!と。
そのとおりにしたら…アラ、この通路、曲がり角が広いわ。

そこをやっと抜けて、不自然なほどゆっくりと階段を上り、
(↑さすがに疲れたのか!ナナコ!)
光に包まれて、「アトヨッカ」を終えたのでした。


ここは、一階一階のフロアも狭く、
迷ったりしないつくりだし、
単純に、ルグレをやり過ごすだけのステージです…
恐怖感はあまりナイ…ね。
(最初の廃病院が強烈すぎるってハナシも?)

ナナシノゲエム「アトイツカ」

2008-07-19 07:17:09 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記3日目~

もちろん
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

ここはね~、ゲーム中、最恐ステージだと思いますです。
実在の富士急ハイランド「戦慄迷宮」とのタイアップの舞台も、
この病院だということで、作画もすっごいリキ入ってる!
(戦慄迷宮・確か今日からオープンでしたっけ?)

この後のステージも良い雰囲気なんだけど…
やっぱり慣れが出てくるし、
最終ステージの方はもう、怖さを愉しむというよりも、
作業感が強くなってくるのでねー。



さてさて、今回は、大学の研究室から始まります。
思わず「ループタイ」に目がクギヅケ…の、
大学准教授、大山ホーキ(35)。

…いや、今まで、身近ではすごいオジイサンしか、
巻いてる人見たことなかったからさ。
年寄りのつけるもの、って思い込みがあったのよぅ。
ワタシと同じくらいの年齢の彼がつけてるの見て、
ちびっとショックを受けてしまった…。

それはともかく、
大山教授、IT分野が専門であると同時に、
相当のオカルトマニアでもあるらしく、
小難しーい言葉で、やたら胡散臭いことを語ってくれまする~

なんだかトッテモ長くてまわりくどい彼の話を要約すると、
オダカの死には、呪いのゲームが関わっていて、
それは自分の研究にも通じるものがあるので興味シンシン。
で、ナナコが今呪いのゲームのプレイ真っ最中♪なのは、
まさしく千載一遇のチャンス!調査の協力よろしくね!!

…という感じ。

そりゃあ、このままだとナナコだって危ないわけですし。
一緒に調べてくれる人がいたら、心強いですが…
なんかこの人、いざとなったら、こっちの命よりも
自分のシュミを取りそうな危険性を感じるなー…

…ふむふむ、それで?
このゲームは同一のアドレスから送られてきていると。
そして…そこは…廃病院?

さりげなーく調査の必要性をにおわせ、
キミに残された時間はあと5日だ!という脅し?
をかけてくる大山教授。こ、この雰囲気は…

「キミは、まずこの病院に行くべきだ。
 そこには、ゲームを配信した痕跡があるはずだからね」


…何 で す と ?

うら若い女子大生に、たった一人で廃墟の病院に行って、
呪いのゲームを配信した場所を押さえろと?
大山!こういうときは普通、オマエも一緒についてこんかー?!

しかし、私と違って豪胆なナナコは、特に異論も唱えなかったようで。
舞台はあっという間に、夜の廃病院へ…

っていうか、なんで夜来るかなー。
リコと同じように、大山が「今行け!すぐ行け!」とでも
言うたのだろうか…ナナコって、パシリ体質?


無人で荒れ果てていて…いかにもーな印象の入口ロビー。
入ってすぐ、ナナコがふと漏らします。
「ゲームを配信した痕跡なんてどうやって…」

今それに気付くかナナコ! 遅い!

そしていきなりTSメールが着信!
初回はここで、絶対ビビるぞー。ふふふのふ。
内容は大山のテストメール。
わざわざテストをこのタイミングで…間の悪いヤツめ!

しかも、この後も大山は、のほほんと病院に関する考察や、
「あれせい、これせい」という指令メールを次々送りやがるのです。
ネットで検索した時も、「大山○ネ!」という言葉が山ほど…
気持ちはすごくよくわかる…

さて、話をもどして。
ロビーを数歩さらに奥に入ると…

ガターーーーーン!!!

何か倒れたーーーー!
っていうか、すでに私、ここで涙目。
辺りを見回しても、何が崩れたのかわからず、
ビビりつつもともかく奥へ。
(二回目プレイで見たら、奥の棚が倒れた音でした)

廊下では、開いてるドアが、次々目の前で閉まっていきます。
その後触ってみても開きません!
それに対するナナコの「ダメみたい…」という、
まったりしたセリフがどーにも、気が抜けます。
天然というか…不思議ちゃん、なのか。ナナコ。


なにしろ舞台は廃病院。血に染まった手術代やら、
そばを通るだけでビクビクしちゃうような場所ばかり。
壁のシミはサビなのか血なのか。先に進むのも怖いよぅ。

そして…左側に、ナースステーションがある長い廊下を通りぬけたとき、
ゲームの配信音が!
…しかし、いつものような、ゲームは始まらず、
ただガケのような場面にノイズが走っているばかり。
はて…?

            ……バサッ

なんか今、後ろで音した…
ナナコが病院の廊下を振り返ると…
ナースステーションからずるずると這い出てくる人影!

……ふおぉぉぉ…… 

という、耳元で聞こえる息遣いが、なんともコワイ…(涙)

…初回、私はここですっとんで逃げたのですが、
ゲーム中の『はぢめてのひと』だけあって、こいつは動きが超スロー。
すぐに廊下の一番奥まで走って逃げれば、
振り返って観察する余裕も充分にあります。
落ち着いていきませう。


さて、恐怖初体験♪のあとは、階段を上って二階へ。
通っていくのは、また超コワげな部屋べやです(涙)
トイレには首吊り縄が下がっていたり、
鉄格子のついた病室には、血に染まったベッドに
鎖がグルグル巻きつけてあったり
と、
病院というより拷問部屋か処刑部屋と言ったカンジ。

2周目以降はふんふんほーぅと見られますが、
初回は、いつ来るかどこから来るかとビクビクして、
背景美術を堪能するどころじゃなかったっすよ!!

そして、一つの部屋を開けると、
血手形がぺたぺたとついた壁と、仕切りのカーテンの向こうから、
赤子の泣き声が~…あうあうあー(涙)

…ここ、なかなか先に進む勇気が出なかったー!(号泣)
や、結局何もなかったけども!

カーテンをあけた途端、泣き止む赤子。
そして、置いてある2台の保育機はカラ…。
しばし、どきどきしつつ。次の廊下へ。
やがて、グリーンの公衆電話のある廊下へ出ると。

その途端、

         ……ふぉぉぉぉ……


いる!! ヤツがいる!!!!

見回すと、案の定、曲がり角の向こうから歩いてくる女の姿が!

慌てて走って引き返しますが、廊下は曲がりくねっていて、
保育機のある部屋まで、避難できる部屋はない…
とにかく走りこみ、後ろ手にドアを閉めて…
耳元では、まだ、吐息が聞こえてる… 追ってきてるよ~

すると、いきなりゲームの配信音が!
ぽーーーん…ぽーーーーん…
というでっかい音があたりに響き渡ります。
ひぃぃぃ!!

さすがのナナコもこれには慌てた様子。
「見つかっちゃう…お願い、止まって!」
持っていたTSを、床に叩きつけて壊してしまいました。

しかぁし! 何故か止まない配信音!

ここは、実際やると本気でパニクるぞー。
周囲をぐるぐる見回すと、隣の保育機の上に何故かTSが…
「うそ…どうしてここにTSが…」
おそるおそる手にとって、ゲーム画面を開くナナコ…

っていうか、こんな時に? ゲェムを?


今回の場面は、前と違う街のようです。
縁結びの街…好きな人と結婚するために、いろんな人が訪れる街…
そこで、ちょうど、一組のカップルが結婚式をあげようとしています。
新郎の名は「イクタ」新婦の名は「トモカ」
しかし、そのうちの新婦のほうが突然死んでしまい、
その身代わりに、プレイヤーのナナコの操作するキャラクターが、
イクタに追われることに…

イクタにキャラクターが近づくと即死&振り出しに戻る…らしく、
何度もやり直したあげく、やっと街の外に逃げることに成功。
壊れゆく画面と、音程の狂っていく音楽がとてもコワイ
ゲームの中で最後にイクタが吐いた捨てゼリフは、

「ぜったいに、ゆるさない」


さて、ひととおりゲームをしても、
廊下では、まだ女幽霊がぺたくた歩き回っており、
…はぁぁぁぁ…とか…ふぉぉぉぉぉ…とか聞こえてますが。
…どうするよ?!

意を決してナナコにドアに触れさせると、
「あれがいる時には、ノイズが走るのかも…」
と、ナナコがやっと察しの良いとこを見せてくれました!
そしてゲームを開いてみれば、画面にまたしても走るノイズ…
そして、それを確認した途端、ふつっと消える気配…

なるほど、このゲームは、幽霊センサーでもあるってことですね!
最初のは、それを教えるためのゲーム配信だったのね!
すると今回のゲームは… 
この幽霊に近づいたら殺っちゃうゾ♪ って警告ですかね?
うーむ、懐中電灯の時といい、親切だな。なかなか

そのまま、鳴らないはずの電話のベルに翻弄されつつ
奥の「手術中」の表示が点灯した手術室へ…
入りたくないよなー、こーゆーの。

勇気を出して入ったとたん、ぶいーーーん!とメールが!
大山!! 貴様!!

しかも出だしが、
『調子どう?いわくつきとはいえ、ただの廃病院だしー。
 ヤヴァいことは何も起きないよな!』
(要約)
…などという、こちらの神経を超サカナデするようなモノ。
そしてつけたしのように、病院がつぶれる前に運び込まれた患者が、
オダカと同じ死に様だったという情報が。


超ムカつく。大山
「深刻なことは起きない」って…
このメールを読んでるヨコでは、今、
見えない患者が手術されて死んでるんだぜ!
(手術台のライトがバっとついて、バイタルが一時反応したあと、
 やがてツーーーーッ…と直線に…)
 

降りづらい螺旋階段を下りると、またさらにコワイ部屋の数々が…
なんかヘンなもそもそ音が聞こえる標本室では、再度大山メール。
前のメールの患者…「湯谷」のカルテを探せ、という内容。
一度に纏めてよこしてくんない? こういうの!


さらに進んで、血塗れの風呂場…(死体洗い用?)
死体袋みたいなものが置かれた部屋…
天井が低くなって金網状態の通路…
細くてカベが血とツメ痕だらけの通路…
そして、それらのあちこちには、脅かし役の幽霊が!

いきなりガシャーン!とか来られるのはすげ心臓に悪い!

そして次の部屋は…れ、霊安室?!

っていうか…
モロに誰か寝てるんですけど!!
こいつ絶対動くって!
近づいたら起きるって!


案の定。一歩踏み出したら…ふぉぉあぁぁぁ…と、
ゆっくり起き上がってくる!!

覚悟はあってもやっぱりコワイ! こうなったら…
ナナコを猛スピードで次の部屋へのドアに向かわせよう!

ガチャガチャ!「開かない! どうして?!」
ひいいぃぃぃ! マジ?!

ゆっくりゆっくりと動くヤツを横目に、もと来た扉へ!
そして開けて締めて…

ぎゃーーー! め、目の前にヤツが!!!

も、ぶっとんで逃げましたね。
ものすごい後ろの部屋まで逃げ戻っちゃったよ。
後から攻略サイトみたら、待ち伏せくんは、
ただ立ってるだけで追ってこないので、
落ち着いて、霊安室に戻れば良かったらしい…

でも、さっき逃げて出てきたところに、すぐ戻るなんて…
知らなかったらそんなん出来っこないよー(涙)

さて、心臓に悪いビックリ二連続の後は、本棚いっぱいの資料室?へ。
死体置き場やら霊安室の奥にこんなん作られても…
看護婦怖くて何も取りにこれないんじゃないの?

何故かバラバラに保管されている院長の日記を読むと、
ゲーム機を抱えた男の死体が運び込まれて以来、
患者やスタッフの間にあるゲームがはやりだし、
次々と行方不明になっている…という。

ふむふむ。
この男の死体こそが、カルテを探せと言われた湯谷っすね。

そしてやっとカルテを探し出し、帰ろうとしたところで
再度、ゲーム配信音が。


木々に囲まれた野原の場面。
8個の石像。

…リコの回で見たのと同じ場面です。
でも、一つだけ違うのは…石像、一個、多い。
うん、誰かはもう、わかりますよね。

順番に話しかけ、オダカ(石像)からは
「ここに来ればずっと一緒にいられるからゲームを送った」とか
前回のリコへの態度とは激矛盾の言葉を言われ、
そして次に、以前はいなかった石像…リコに声をかけると…

今はオダカと並んで石像化して、満足してるのかと思いきや、
オダカは本当はナナコが好きだったと恨み言を述べるリコ。

「あんたのせいで!あたしもしんだ…!」
いや、恨む相手が違うでしょうよ。
っていうかゲーム配信したのオダカじゃん!!!

「あんただけはゆるせない! ナナコ!」

…そんなご無体な。と思いつつ現実に戻れば、
幽霊化したリコが、ゴハァァァ…とか言いながら目の前に!

捕まるともちろん即死亡なので、とにかく走って逃げます。
どこまでも逃げます。
曲がりくねった廊下と、あちこちに紛らわしく配置されている
開かないドアに翻弄されつつ、ひたすら逃げます。

初回はここ、マジ怖いから!
まだ操作もなれてない上に、こんなことになるなんて、
予想もしてないから、帰り道、全然覚えてなかったし。
開かないドアをむなしくガチャガチャやって捕まったりさー。

そして…ふぉぉぉぉ……はあぁぁぁぁ…っていう例のアレと、
こちらの名前を呼んでくるリコの声に…さらに涙目。

「…ナーナーコー…ナーナーコー…」
…ぎゃあぁぁぁぁ!(号泣)

ひたすら逃げて逃げて…標本室を抜けると、やっとゴール!
一体どこまで逃げりゃええねん!ってくらい走らされるので、
扉を開けて、画面がぱあっと白くなっていったときは、
超嬉しかったわーーー♪


ちなみに、逃げる途中で振り返ると即死らすぃです。
…そんな余裕も度胸も、私にはナカッタヨ…

ここでやっと、悪夢の廃病院探索は終了なのでした。


ナナシノゲエム「アトムイカ」

2008-07-18 01:33:31 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記2日目です。

あいも変わらず
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

今日もよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

章タイトルは「アトムイカ」。
ナナコにとっては呪いのリミットまであと6日なんですが、
ここでの主人公は、ジコチューなリコちゃんです。

最初の会話を覚えているでしょうか?
リコは、6日前に、既にオダカから
あのゲームを配信されていたのでした。
つまり…今日は、リコにとってはタイムリミット・最終日

物語は、リコが、おそらくオダカの死について、
警察に届けたり、いろいろな後始末のあと…
夜、家に帰るために地下鉄に乗っているところから始まります。

「オダカ…どうしてあたしを残して…」

恋人を失って、悲しみにくれるリコ…
そこへ、TSにあのゲームの配信音が…


そこは、木々に囲まれた狭い野原の場面。
そこに並んだ石像が、1、2…6体。
一つ一つ調べていくと、その石像たちは、皆、
苦しげに何かを訴えてくる…

そして、ある一体の石像を調べたとき、
リコは、それがオダカであると気付きます。
そして、オダカ(石像)の口からは、
自分がが本当はリコではなく、ナナコのことが好きだった、
という言葉が…

『いつもいつも、俺を縛るオマエがマジ邪魔だった!』
みたいなことを言われてショックを受けるリコ。
初日のナナコへの態度を見るに、「ああーー↓↓」
ナットクできるような気もしますが…
ここまで言われちゃ、さすがに可哀相かなぁ…

『オマエもこうしてやる。むかえにいくよ、これから…』
んん~ ずっとキライで邪魔だった人間を、
自分のもとへわざわざ連れてくるの?
その心理は、ちょっとよくワカラナーイ。

ゲーム内の展開に、呆然としていたリコがふと気がつくと、
地下鉄の車内が、いつの間にか無人に!

おお、来るぞー来るぞー、なーんか、ヤな感じ~。
そう思いつつ見回すと 「…リコ」 とオダカの声が。

「オダカ、オダカなの…?」

声のする方向へ、オダカを求めて歩き始めるリコ。
幽霊でも会いたいとは、まさしく愛♪ですね!
私だったら、速効、声とは逆方向にダッシュで逃げるがな!

車両をぐるぐる歩いているうち、段々、車両の様子が荒れてきます。
釣り広告がぼろぼろになり…やがて血の赤に。
(この段々寂れてく感じ、ドラクエ8にもあった気がする)
オダカの声も、段々崩れて 「リ…コ…」 と死人声に…

どこまでも続く車両に、何かヘンだと気付いたリコが、
同じ車両…4両目、をループしていると気付いたとき、
再びゲーム配信音が。

ゲームの場面は野原の迷路。
どこへどこまで行っても、同じようなマップへ繋がるばかり。
しかし、道に咲いた花を辿ってゆくと…

現実に戻ったリコは「何これ意味わかんない」みたいな反応でしたが、
車両のドアにいつの間にか大きく書かれた白い花の絵は、
やっぱり無視できないでしょう!

そこをくぐると、ループの4両目を抜けて5両目へ。

「…リ…コ…」 ますます崩れるオダカの声。
こんな呼び方する人に会いたいなんて普通思いませんよ…
しかし、ナナコに引き続きリコちゃんも豪胆なのか、
声の導くままに前の車両に行き…
そこには、運転席へ向かうオダカの姿が!

「オダカーー!」
呼びつつ駆け寄るリコちゃん。
ん?ちょっと待て! 車両の途中の床に何か…

白い花の絵?


ちょうど、そこにさしかかったとき…後ろから、オダカの声が…
振り返るとそこには…

悲鳴!!

そして。
床には、リコの赤いTSだけが…


…「アトムイカ」はここまで。
初日と同様に、二日目もリコの悲鳴で幕を閉じました…