鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

ナースルグレは妙に可愛い♪

2008-07-24 02:37:24 | 商業ゲーム(コンシューマ)

ラストはフジQ特別Ver. プレイ日記だす。

…とはいえ、本当にオマケのステージだったので、
そんなに書くことも無いんだけどねー。


富士急ハイランド・戦慄迷宮に入った人だけが、
知ることができる特別パスワード。
それを名前で入力すると、特別ステージへ♪

私は、富士急に容易く行けるような場所には
住んでないのですが(いや、たとえ行けても…
出るまで一時間近くかかるようなきっついオバケ屋敷は、
換えぱんつ無しでは到底無理ー)
ネットにパス情報を出してくれた方のお陰で、
特別ステージを愉しむことができました!

パスは呪いの言葉。カナ5文字。
ぶっちゃけ「ノロ○○ロ」


パスワードを名前に入力すると、
「ンフフフッ…」というあさひの笑い声が。

その後、MENUページが富士急verに変わります。
ミエナイモオドと、ハジメカラがありますので、
ハジメカラを選んで、再度性別・名前の入力を。

そうして突撃するのは、もちろん、富士急・戦慄迷宮にちなんで、
最恐スポット・慈急総合病院さっ!


入ったカンジ…最初のほうは通常と変わりません。
主人公のセリフも、大山メールも全く同じ。
サイドストーリーっぽいつくりなんじゃないかと、
少し期待していたので、このへんでちょっとガッカリ。


じゃあ一体どこが変わったんだろかなー…と進んでいくと…

最初のルグレが出てくる通路の、手前の部屋。
カーテンをシャっと開けた途端、そこに、
ナース姿のルグレが出現!

白いナース服が、ところどころ血で赤く滲んで、
ピンクの制服にも見えますねぇ♪

…へぇー…と思って、じーっと見てたら、
ノロノロ動いて来て殺られちゃったヨ♪テヘ

その後も進んでいった感じ、
通常では誰もいなかった部屋のいくつかに、
ナースルグレがいるのがわかりました。
レビュで言ってた「拷問部屋」の辺りでは、
毎室ごと、扉を開けるたびに出現。
なかなか忙しいわー。

でも、別に追跡してくるわけじゃなく、ただ直進するだけなので、
ちょっと避けてやれば、まっすぐ歩いていってしまう…

壁があろうとドアがあろうと、関係ナシ。
主人公は、その動線上にいなければまず襲われない。
ナースは忙しいから、主人公構ってるヒマはないらすぃ。

このピンクナース、今までのルグレとはちょっと違っていて、
部屋を変えても消えません。
そして同じ部屋に入りなおせば、いくらでも出現してくれる。
あと、足音はするけど、「はあぁぁぁ…」 は無しー。
あの呼吸音がいかにもブキミで大変スキスキ♪だった私には、
これが無いと、ちょっと物足りないな…。


画像だけだと、そんなに怖くないもの。
ナナシの臨場感は、あの立体音響あってこそよ!

そのほかの、途中に出てくるルグレの皆さんも、
追っかけてくるリコも、通常モードと一緒。
謎解き要素にも、特に新しいものはないようで…

ナースルグレの存在そのもの!が、
最大のオマケかな~?

(うぷぷっ なんてマニアックな!)


リコから逃げ切ると、最後は、
「またの御来院をお待ちしています」
という文字が出ておしまい。

…まぁ、戦慄迷宮は、行けるひとも限られるでしょうし、
そのオマケで、ぶ厚い内容の新ステージ出されても困るけど。
もーちょっと…ねぇ?
短くてもいいから、思わず目がキラキラしちゃうような、
新しい情報や展開が欲しかったわー。

*******

結局、いろいろ確認したりして、
ナナシノゲエム、5週くらいしてしまったんですが、
ここまでやると、やはり、慣れてきますね。

初回プレイの、一歩進むのにもビクビクしてた、
あの時が一番、このゲーム愉しんでたっけな…

全体として、DSのゲームがボリューム不足なのは、
本体の機能上、仕方ないのかなぁとは思いますが、
それでも、やって損はなかったと思うかも。

それにしても、DSが売れ筋なのはわかるけど、
PSPのほうがスペック的にはイイのではなかろうか。
…需要の少ないホラゲーを、
市場で押されてる機械で出すのはやっぱ無理かな?

*******

ホラーゲームといえば!
零シリーズがWiiで登場ですね!

零 ~月蝕(つきはみ)の仮面~

零シリーズといえば、ごっつオソロシイ霊の見せ方と、
おぞましくもせつなく悲しいストーリー、
そしていたいけな美少女たちと
清潔な印象の美少年!

…の取り合わせが大変魅力的なタイトルでごじゃります♪

アクション要素があるので、トロい私はなかなかラストまで
辿りつけないのが難ですが…
(最後までできたのは紅い蝶だけ)

前作は、PS2・BESTでシリーズが出てるから、
新作はPS3に行くのかと思ったけど。Wiiだったのね…
こちらも、DSと同じように、コドモ向け優良ゲームばっかりの
イメェジがあったから、ちょっと意外だわ。

プレイする時は、恐怖のあまり、
コントローラー放り投げないようにしなければ…



しかし、回を重ねるごとに、美少女の人数が増えますな。
1作目は一人。2作目・3作目は二人。
そして今回は3人かー…
考えてみると、出てくるのはいつも同じようなタイプだね。
ロングヘアの子って出ないなぁ…誰の好み?(笑)


ナナシノゲエム「サイゴノヒ」

2008-07-23 01:55:25 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記7日目~やっと最終日ですよ!


最後まで
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

(いいかげん自分でもクドいとは思うけど、検索で来る時は、
 プレイ日記の途中がいきなり出たりするじゃん…
 このテのゲームは、内容知ってるか知らないかで、
 全然、恐怖度も驚きも違うからサ。一応ね)

*********

ラストステージは…恐怖感皆無。
前にも言ったかもしれませんが、もうこのへんは、
最後のまとめ作業というか…
とにかく、面倒くさい、の一言につきる~。

まず、灯台ではあさひちゃんに誘われるまま、
一番上まで、螺旋階段をひたすら上らされるわけですが。

あの操作性で、螺旋階段はサイアクっすよ。
とにかくのぼってのぼって…何があるかと思えば…
今度はひたすら降りろだとぅ?!

急いで登ると、時々出てくるあさひに突っ込んで即死です。
「ウフフッ…」という笑い声がするたびに、
立ち止まって待ってないとならんー。
全然怖くもないし、ドキドキしないし、楽しくない…
手がすごく疲れるばかり…

で、やっと降りたーと思えば、時間制限イベント開始。
いきなりバンと出たデジタル表示に目がテン。
忙しいばかりで、恐怖のキの字も無い展開でしょ??

で、制限時間内に、何をするかと言えば、
通路のワキに立っている石像に次々とタッチ。
そこから出てくるルグレ達と接触・会話をすると、
いろいろ、物語の真実が見えてくる…という展開。

最初は大山、次はオダカ、リコ、ユタソフトの社員3人、
そして「ひゃっふふぅ!」のあの人。
このへんまで来ると、最初あれ程ビビらされたルグレの皆様にも、
なんとなく愛嬌まで感じてしまうのは不思議だなー。

ここで大山は、やっと、
自分も1日早く、呪いのゲームを配信されていたことをバクロ。
ゲームやらずに放置するとどうなるのか、
我が身で試していたらしい。
その結果は…あの、ダッシュルグレなわけやねー

(だから現地調査に未タッチだったんだぜ!てことでしょうけど。
 …言い訳にしか聞こえない…) 

2周目で確認したら、「アトイツカ」の、病院のアドを選ぶ部分で、
ちゃんと「もう一人の犠牲者」の名は「ホーキ」になってました。
気をつけていれば、教授が既に呪われてることは最初から
わかるようになってるのねん。

そしてみんな、次々、あさひの身を案じる発言をするルグレ達。

ていうかね。オダカもリコも、会社の人達も、
皆、単なる親子喧嘩の巻き添え食って殺されたのに、
ヘンにイイ人になっちゃってて…

「ひゃふふぅ!」とか言ってたアノ人までが、
「今はあいつの気持ちがわかる」とか。
何か悪いもん食いました?(汗)

ま、ルグレの皆さんの性格の良し悪しはともかく。
この時間制限イベ…現実とゲーム世界を人数分行ったり来たりで、
ゲーム機をタテにしたりヨコにしたり、とにかく忙しい~

一人一人の言葉を読んで、なるほどウンウン…とか思ってると、
ついボーッとして、画面を戻すの忘れる⇒タイムロス
で、なんとかラスボス・あさひのまん前までたどり着いても、
10秒ちょっとくらいの猶予しか無くって、
むなしくあさひを突っついているうちにゲエムオーバー!

最後の、ベンチに座っているいるあさひを前に、
どうしたらいいのか判らず、何回死んだことか…orz

結局、攻略をもう一度見て、数回目のリトライで成功ー。

っていうか…あのゲーム画面。
置いてあるの、ベンチだったの?
この長い板切れ何さ?とか思ってた…
あれはベンチにゃ見えないよ~!

さて、座るあさひの前で落ち着いてゲームを開くと、
ベンチの画面にあさひ自身のキャラクターが…
そして例によってワガママ放題、駄々コネ放題の
ヒステリー娘に翻弄されるナナコ。

しかし、突然、そこへ一人のキャラクターが…

死んだはずのトモカ母さんです。
コドモの不祥事は親の不祥事。
恨みで凝り固まったあさひを説得しようと、
今までやきもきしながら、出てくる機会を狙っていたのでしょうか。

自分は、短い命だったけれど、イクタと結婚し、
あさひが生まれて、とても幸せだったのだ…と語る
トモカの言葉を、黙って聞くあさひ…

そして、現実のナナコの隣には、いつの間にか、
トモカによってここまで導かれ、
正気に戻ったイクタの姿が…

ここへきて、捻くれまくったファザコン娘の心もやっと解け、
物語は感動の(?)エンディングへ…




実は、一週目は、グッドエンドを見られませんでした。
配信されるゲエム内の、指輪やらティアラやらを
6つ全部集めると、グッドエンドになるらしいですよ。

途中で攻略見たからさ、最初のほう、全然取ってなかったんだよね…

そんなわけで、2周目は自分の性別を「男」に変えてプレイ。
リコちゃんに惚れられつつ、オダカに嫉妬されつつ、
無事、グッドエンディングぅを見られたのでした♪
女でやるよりは、主人公の反応がわりと普通だったかな?
あと、男だと思えば、大山の非道っぷりが多少目立たないw

グッドエンドでは、特別ムービーであさひの素顔が見られます。
これがけっこうカワイイ♪
ま、中身は粘着ストーカー気質なんですけどね。
こんな娘に「早く帰ってきてくれないバカバカ!」とか
拗ねられたら、世のお父さんたちはノックアウトかも~




そうそう。エンディングでちょっと気になったコト。

最後にイクタが、
「やはり、このゲームはトモカとアサヒへの、
償いのために作るべきなのかな…」

とか、言うんですが。

娘がキレて殺しまくった
無関係な皆さんの立場は一体…?

償う相手が違うぢゃろう。ヲイ。

そもそも、ゲームを憎んでいる娘へのメッセージとして、
ゲーム開発に己を賭ける、とか…
このへんのイクタの察しの悪さというかデリカシーの無さが
全ての元凶のような気がします。


ムシ嫌いな娘のために、新種のムシに娘の名前をつけるとか、
魚嫌いな娘のために、魚料理をテーブル一杯作るとか…
そういうタイプの一方的な愛情は
ことに、コドモ相手にゃ通じませんぜダンナ。



あと、2周目を終了してみて…さらに思ったこと。
ゲーム作る人達の呪いこもってない?これ(笑)
今日も忙しいー、今日も徹夜ー、家族のもとに帰れないー
とかいう、ソフト会社の方々の怨嗟の声が聞こえてきそぉ(笑)

「売れる」ゲームでないと、という経営側の気持ちと、
こういうの作りたい、っていう作成側の気持ちのズレとかさぁ
実際、ありそうだよねー。

ゲーム製作会社の皆様におかれましては、
毎日、開発お疲れ様です。
あまり家庭をほっといて、ムスメにノロワれないように、
気をつけましょうね!!

…てことで。

無事、通常モード、プレイ日記完了です。
明日はあと一話、富士急特別ステージ分のプレイ日記…
をつけて、ナナシの話はオシマイ~




ナナシノゲエム「アトフツカ」

2008-07-22 00:53:51 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記6日目~
ここが終われば、残すところはあと1日だじょ。

そして今日も
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

最後に1日残っていますが、
実質的な肝だめしステージは、ここが最後です。
では、気合入れて行きましょうか~


例によって、大山の後手後手すぎる調査によって、
4年前、生田家では母親が惨殺される事件があったと判明。
(行く前に調べとけぃ!)
その後、生き残った娘あさひは心を閉ざし、父親を置いて家出。
それで完全に精神がぷっつりイってしまったのか、
生田はあの「ふーふふ状態」で、ムスメの捜索願も出さず、
そのまま一人暮らしていたモヨウ。

前日手に入れた絵日記からは、生田の娘あさひが
色々あって父親とゲームを非常に憎んでおり、
家族の思い出の場所であるミサキホテルに
強いこだわりを持っていることがわかりました。

アナログの記録媒体ってスゴイね!と興奮する大山。
アナタの感性はルグレリコよりもわからない。

「日記のしちしみさきは多分、七支岬のことだろう。
 あそこには確かミサキホテルがあるはずだ…」

ハイハイ。
次に行かされるのはそこですね。

「今回は、僕も追ってむかうよ」
え、マジで?

「オダカの部屋で確認したいことがあるので、その後に…」

…こういうパターンは『間に合わない』と相場が…
いえ、いいんですけどね。そういうゲームだって知ってるし

ともかく、ホテルに行くには、なんだか何か出そうーな
トンネルを通っていかねばならないようです。
しかもまた、夜中に!!
…もう今更別にいいけどさぁ。

意を決してトンネルに入ると、またこのタイミングで大山メール。
こんな長文打ってるヒマがあったらさっさと来ーい!

トンネル内にはオダカ先輩。ナナコを迎えに来ましたか?
サックリ無視して進むと、ぺたぺた後ろをついてきます。未練。
ちなみに、ここでのセンパイったら、けっこう早足。
後ろ振り返ったらすごく近くにいてべっくらしたわ。

そのまま進んで道に出ると、今度はバス亭にリコちゃんが。
こちらも追いかけてきやがりました! 恋のウラミでしょーか?
慌てて先に進むと…あら? 遠くで光がチラチラ…

灯りっていうのは、不思議なもので…
無意識のうちに、そこに何か、
救いがあるような気がしてしまったり。

だから、なんとなくそっちに歩いていって、
灯りのモトが、意思の無い工事現場の人形であり、
しかも、自分の行く手(逃げ道)を阻むものである…
というのは、なかなかぞわっとするものがありました

孤独感というか、見捨てられ感というか、
助けてくれるものなど何もない!っていう、この感覚。
いや、良い演出ですね~♪


ともかく、道は行き止まりでした。
後ろには迫り来るリコちゃん。
前は無機質に手を振り続ける工事人形

…はあぁぁぁ… と耳元で聞こえる声が焦りを増幅してくれます!
あやうし、ナナコ!

慌てて見回すと、道端に花束が置いてあるあたりに、
横道があるのがうっすら見えます…

こっちか!とジタバタ急いで入りこみましたが、
道はそこに見えているのに、なかなか入れなくて、
すごく焦っちゃったよ~(涙)


そこから地蔵がてんてんと置かれているコワイ道をまっすぐ行くと、
途中また大山メール。
生田氏への同情的な雑感がわやわやわやわや。
教授、思いやる相手が違ってませんか
生田はいいから、ナナコに共感してくれYo!

その後、右側から出てくるセンパイにビビらされながら細いトンネルへ。

暫く走っていくと、いきなり! 上から! 
ルグレが、だらりーんと!

…止まれなくてぶつかったぢゃん!!(怒)

リトライでは、しばらく様子見てたらそのまま消えました…
このへんは、恐怖より怒りが沸く!
もぉ、ただでさえこんな見るとこもない、
ひたすら歩くだけのステージは早く抜けたいのに!

そして、更にルグレをかわしつつ先に進み、ミサキホテルへ…



やっと到着したミサキホテルは…
4年前まで本当に営業してましたか?
と言いたくなるような、堂々とした廃墟っぷり。

思わず呟くナナコ。
「こんな廃墟に、誰もいるはず無いじゃない…」
そうねー。生きてるひとはいそうにないわね。

そして、やはり来ない大山。
結局ナナコは一人で特攻することに…
あと1日猶予があれば、教授を待っていたいとこですがねー、
なにしろ、明日はナナコもタイムリミット。
どうにも待ってられないお膳立てですな。

ホテル内は、元凶・あさひのお膝元とあって、
流石にルグレの数もハンパない。
入る部屋入る部屋「…はぁぁぁぁ…ふぉぉぉぉ…」ってカンジ。
しかも、懐中電灯の丸い明かりの部分しか見えなくて、
部屋の全貌が見渡せないのがイタイです。
どこにどうルグレが徘徊しているのかサッパリだ~

でも、とにかくどこにでもいるので、恐怖度はウスめ。
「…来る来る来る…きっと来る…」みたいな、
焦らし系恐怖が無いって、とってもラクだわ♪

ただ、一箇所、ルグレに接触しないと進まない部分は、
どうしようかと思いましたが…
後ろのドアは開かないし、前の赤服も動かないので、
じゃあ、ヨコをすり抜けるのかな…?と近づいたところで、
イベント開始。 そしてゲームの配信音。

ていうか、この状況でナナコ、ゲームする(ry

ゲームの場面は、どうやらこちらもホテルのよう。
小さな部屋が無数にあるところで、
ルグレがナナコのいる部屋のドアに体当たり中!
おぉ、現実と同じ状況~。

すると、ドアの前に誰かが立ちふさがり…
「ナナコくん!大山だ!」
ええっ?!

「デジタルな のろいの れんさ!
 いま! ぼくは! それを!
 みずから! たいけん! している!」


研究者としてこれ以上の喜びはないって(汗)
うん、このぶっとび具合は本物の大山っぽいな。
でも、ここにいるってことは…大山も…

ともかく彼のお陰で、隣の部屋のドアから抜け出し奥の教会へ。
そこには、横たわる少女のキャラクターが…
「クルナ! クルナ! クルナ!…」

あさひちゃんに猛烈拒否されたところで、
気がつけば目の前のルグレは消失。
これって大山のお陰? それともあさひの誘い?
後ろのドアは、依然、ガンガン叩かれて戻れない状態なので、
その部屋の横カベに開いた穴を通って先へ。
このへんでもう面倒になって、攻略見つつルグレをかわしていくと、
ゲーム内と同じような、結婚式場に着きました。
そして、そこのイスの一つに、目指す人物が…

「ドウシテアナタハキタノ? 
 パパハ キテクレナカッタノニ…ズットマッテタノニ」

 
配信されたゲーム内で、あさひの愚痴を聞いたところで、
絵日記の最後の一枚をゲット。
音楽も静かなものに変わっていて、
ああ、これでひとまず片付いたのかなぁ…なんて。

思ったワタシが甘かった!!


ホテルの帰り道で、やっと大山がトンネルについたと連絡が。
あれ? 無事なの?

しかし…やたら頻繁にメールをよこす上、
一つ一つの文面が…妙に短い。
あの状況なら、実体験した「呪い」に興奮して、
長文考察メールを送りつけてきてもイイところのはず。

『……寒さで指が動かないいいいいいい』

…このイカれた文面は…もしかして…?多分…?
と覚悟を決めつつ、トンネル出口へ。

いました大山教授…でも、なんか、青白くない?
TSでゲームを開いてみれば、なんとなく走るノイズ…
ああ、やっぱりかーーー。

ナナコも何かに気付いたらしい。足を止めて呼びかける~
「…大山教授…」
そして…ゆっくり、トンネルの鉄格子が開き…
…ぐふぁぁぁぁぁぁ…

ルグレ大山、登・場!

今までのルグレは、わりと内気というか消極的というか、
俯いてゆらゆらはぢらう動作とか、『傍に行っていい?』みたいな
ノロノロ歩きが常だったんですが。

ルグレ大山。
戸が開くなりこちらに向かって猛ダッシュ!

うひいぃぃ! 早い!早すぎる!!

こっちもアワ食って背後の扉へ。
逃れると、逆ギレしたあさひからゲーム配信…
絶対ゆるさない!と断言されてゲーム終了。

ヒドイ…あさひちゃん(涙目)

どうやら、死体を見つけただけではあさひのご機嫌は直らない様子。
むしろ、他人のアンタが来てどーして父親来ないのよ! みたいな?

生前から、子供のクセに、
「ヤクソクヤブッタラ ユルサナイカラネ!」
等と親に言いきる粘着質でしたが、なんて情の強いムスメ…

…っていうか、これって…
ただの親子ゲンカなのでは?




さて…ルグレ大山側の扉は開かないのでホテル側へ。
ちょうど、灯台への出口のあたりでメールが。

誰かと思えば、大山教授。
どうやら、自分がどうなるかを、薄々知ってたみたいで、
自動配信するようにセットしてあったみたい。

…前日に知っていたなら、何故その時にメルせぬのか。
情報を出し惜しむのも程があるゾ!

そして、灯台の重要性を匂わす内容を読んだ傍には、
もちろん、灯台への脇道があるのでした…


時刻は12時を回り…いよいよ最終ステージへ。



ナナシノゲエム「アトミッカ」

2008-07-21 03:13:44 | 本(小説)

プレイ日記5日目~

しつこいけど
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

社員一覧と大山の調査でもって、
ユタソフトは社長が死亡。そして、それ以外の社員も、
そのほぼ全員が行方不明となっている…という事実が判明。
ただ、一連の事件が起こる以前に、
社長との折り合いが悪くて解雇された生田潮…。
彼が開発していたゲームが、どうやら呪いのゲームらしい、
というアタリをつけた大山教授は、
彼の家を尋ねれば手がかりが掴めるかも?と…

そこらへんの教授の長ったらしい言葉を要約したしますと。

「生田家へ行ってくれたまえ、ナナコくん」

…えぇ、そう来ると思いましたとも。
どうせまた夜中の廃墟兼幽霊屋敷なんでしょ!

そしてやってきたのは…
血のような夕日を背景に、禍々しく赤く染まる生田家。
夜中ではない…夜中ではないけど!(泣) 
なんかもう見るからにコワイ家なんですけど!!
バックに流れるひぐらしの鳴き声がまた…

そして、予想どおり…玄関は閉ざされ、差し押さえ」シールが。
教授からはまた「今そこ差し押さえくって空き屋だってさ!」
と、神経ピリピリするようなメールが。
そ ん な こ た ぁ 見 れ ば わ か る

玄関は開かないわ、裏口には行けないわ。
普通なら、ここで帰っちゃうところですが、
タフで諦めないオンナ、ナナコ。
開いていた窓から忍び込むことに。

入るなり、正面の壁に真っ赤な男の顔がじわっと現れました。
今回もヤツらはヤル気まんまんですね!
次の部屋に入ると、テレビのあたりが血塗れ。
いかにも、ワケアリ事故物件のニオイがプンプンします。

そしてゲーム配信。

今回は…おや?ちょっといつもと違うかな。
いつものプレイヤーキャラの代わりに、一組の家族が現れました。
そのうちの小さい女の子が、どうやら主人公みたい。
お父さんはいつも仕事でいなくて、母親と二人、
寂しい思いをしているようです。

実はこの時には、もう攻略サイトを見ていたので、
この後、どんなことになるかは既にわかっています。
退路を何度も確認しつつ(←重要)次の部屋へ。
一階の玄関付近は、階段下のモノ入れからガリガリ音がしてみたり、
トイレからは小さなノックの音が帰ってきたり、

はっきり言って、ナナコの度胸にはもう頭が下がります!
モノオキ開けて「…ひっかく音がしたのに誰もいない…」とか、
とりあえずそこは悲鳴だろ!てカンジ。
…その前段階でルグレと散々追いかけっこした身としては、
この程度ぢゃもう驚かない!ってことかぁ?

足音に導かれるように、二階へ上がってどんどん進むと、
一番奥がコドモ部屋。
床に落ちている写真を取り上げると、そこには幸せそうな家族が。
これがイクタ夫妻とその子供ですねん。

途端に背後で異音が!

ふーふふ、 ふーふふ、 ふーふふ、 ふーふーふー…

…鼻歌?!

声のモトを探ると、どうやら押入れ!
開けると、そこには…膝をかかえた人間の足が…

し、死体?! 死体ハッケン?!

いえ…違いました。まだ生きてました。
髪は真っ白だし、目の焦点はあってないし、
かなーりヤバそうな状態ですが、写真の男、イクタです。

そして再びゲーム配信。
…っていうか、こんな状態の男を前にゲームするのかナナコ!
いきなり襲ってきたらとか、身のキケンは感じないのか?!

問題のゲームの内容は…さっきの続きのよーですね。
家庭ホッタラカシの父親に怒りを燃やした娘は、
家を飛び出していってしまいました。
そして…一人残る母親の前に、アヤシイ男が…

暗転・悲鳴

おや? 娘が家に帰ってきたようです…そして…

ここで現実?に戻ると、画面は真っ赤になっています。
場所は…さっきナナコが通ってきた生田家の玄関?
「ママ…ゴメンナサイ…」
とか言ってるのは、あさひ、という女の子。
どうやらこの視点は、この家の娘のもの…
つまり、さっきまでのゲームの出来事は、
そのまま、4年前起こった生田家の悲劇…らしい。

先に行くのは非常に気がすすみませんが、
行かないことにはゲームも進みません(泣)
二階の娘の部屋の前にたどり着くと…

障子戸が、一面、血飛沫でまっかっか!!

開けたくなーい! 激しく開けたくない!!

それでもなんとかクリック!
そこにいたのは…顔を返り血で真っ赤に染めた男…
しかも「ひゃっふふふぅ!」とかヘンな声出してるし…

「お母さんみたいにお化粧して、
 真っ赤な口紅を塗ってあげようねぇ…」

…初回はここでボーゼンとして、あっさり捕まってゲエムオーバー。

二回目は、すぐに振り返って超ダッシュ!
そして次の部屋に行って…驚愕!

イヤァァ! 隣にヤツが!

行く部屋行く部屋、とにかく既にヤツがいる!!
「ひゃっふふぅ!」とか「うぇっへへぇ」とか言いながら。
既に人間じゃねぇ…(汗)

こういう時って、咄嗟に、危険と反対方向に逃げたくなるでしょ。
でも、途中の部屋で一部、出口側にヤツがいる場面があって…
そこで逃げる方向を間違えて瞬殺。再度リトライ。
(ヤツの方を向いて、横を抜けないとならないの)

なんとか終わったけど…これ…
し、心臓にすごく悪いよーー


その後、本当の現実に戻って、
生田から娘の絵日記を貰うと、ステージクリア~


ここ、一回クリアして思ったんですが…
生田家で殺人事件がおきてからも、
生田とあさひは少しの間、ここで暮らしてたんだよね?
現場の子供部屋は、ナナコが行ったときはキレイになってたし、
いくらなんでも、血塗れのままの家で暮らさないだろうから…

じゃあ、テレビのとこの血って、一体、誰の?
…それとも、あれは血じゃなく、雨漏りとか?(まさかぁ)

ナナコと同じように、調査に来た人間の血だったら怖すぎる…
(その人はアサヒ視点の世界で逃げ切れなかった…とかさぁ)

「アトミッカ」は今までとは違った種類のコワさがありました…
そして翌日へ…

ナナシノゲエム「アトヨッカ」

2008-07-20 02:05:55 | 商業ゲーム(コンシューマ)


プレイ日記4日目~

もちろん
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********


「アトヨッカ」は再び、大山との会話からスタート。
こっちがとんでもない目に遭っていたというのに、
相変わらず他人事のようにつらっと推論を述べる。憎し。
「ルグレ」という呼び名をわざわざ選んでるヒマがあったら、
一緒に来て盾にでもならんかい!


死ぬ思いをして手に入れたカルテの主、
湯谷氏がゲーム会社「ユタソフト」の社長だったことから、
もしかしたら、このゲームはそこで作られたのかもしれない…と
予想する大山教授…
なんだかまた、イヤーな予感が…?

そこでゲーム配信。
大山の嬉しそうな様子がますます憎いいいい。

ゲームの場面は前回とは違う野原に、4体の石像と子供たち。
話を聞くと、この石像は「このゲームを作った大人達」だという。
ゲームを作った大人たち…⇒ゲームソフト会社?

それを見た大山は、俄然はりきって
「さっそく、ユタソフトに行って来い!」と。

…また一人でかい。
でも、場所が中野ブロードウェイ・センター…ということは、
前回のように超コワイ感じの場所ではないのかも?

…などとアマイ考えを抱きつつ…次の場面へ。



ずーーーん…という効果音のあと、目の前に現れたのは、
「ショッピングセンター」という賑やかな言葉とはウラハラな、
真っ暗で無人のビルでした!!
店のシャッター閉まりまくりじゃん!
TSを開いてみれば、時間は夜の9時。
(街中の夜9時にしてはちょっと無人すぎる気もするが…)

仮にもヨソの会社を訪問しようというのに、この時間帯はどうよ?
…教授、一般常識って言葉知ってます?


そして、今回も、あちこちで大山からメールが入るのですが。
中身は「コイツ!」と思うものばかり!

ユタソフトの具体的な場所を教えるのはいいとして
『これからアポ電話するから♪』って遅すぎるっちゅーねん!
しかもアポを取った時間が22時って。
その後のメールでも、
『実はユタソフト4年前に倒産してたよ。
 でもアポ取れたから、まだ残務整理してんじゃない?』
とか…
4年前に倒産して、残務整理なんかアリエナーイ!
 
さて、目的地のユタソフトはブロードウェイ・センターの4階。
大山を呪いつつ、1Fから4Fまで上がっていくわけですが、
その階に必ず一人、担当ルグレがいるモヨウ。
まず最初は、じっと立ち尽くして
「私がこの階の担当でゴザイマス」とご挨拶。
その後、プレイヤーの前に、意表をつく演出で現れておもてなし。
アポをきちんと取っただけあって、行き届いてますね!色々!

やっとのことで4階にたどり着いて、ユタソフトの中へ。
すごく狭い会社だなー。ここー。
そんな中に、机は倒れてるわ書類はバラ撒いてるわ…
窓のブラインドもザキザキでまさしく廃墟。
…大体、電話どこにあるのよ。一体大山はどこと話してたの。

書類を拾い集めて回るうち、パソコンにあのゲーム画面が!
さらに奥に進むと、ゲーム配信音…

場面はさっきと同じ石像広場。時間は夜。
話しかけると、自分がゲームで何を担当したかを語りだします。
そして…デバッグモードで流れるエンディングの、
担当者の名前をタテ読みすると… 「ユ ル サ ナ イ」

なんだかいつも許さん許さんって…一体誰を…
……大山?(それはワタシ)

そんなこと考えてたら以心伝心♪ 大山からメールが。
ユタソフトは、社内の人間関係でモメて倒産したらしいゾと。
その会社を訪問している最中に、送ってくるようなことかー?

読み終えて家捜しを再開。すると、いきなり電気がチカチカと…
「会社の人帰ってきたのかな…?」
ナナコ、危機意識低すぎ!
案の定「…はぁぁぁぁ…ふぉぉぉぉ…」という例のアレが!
いえ、ある意味会社の人には違いないですがね!


慌てて玄関に逃げて…
しかし、開かないおやくそく!!(涙)
ここには、他に出口はないはず…ということは…

もう一度中に戻って、あたりを探します。
幸い、ここのルグレ(社員)は同じところをぐーるぐると
回っているだけなので、同方向に歩く限り、
ヤツより少しだけ足の早いナナコは捕まりません。
ヤツの後姿を追うように歩きつつ、色のついた書類をぺらぺら拾い…

…たまたま、机の下のとこをクリックした時。
「社員名簿」が!
これかぁ、キーアイテムは!

その後、無事玄関も開き…さ、帰るか、と思って左を向いたら。

        …はぁぁぁぁぁ…

またいるよーー!!(泣)


慌ててまず非常階段へ。開かない!
次はエレベーターへ…おぉ、開いた!
…と思う間もなく、初回は追いつかれて死亡。
再度リトライ。

今度は、いる場所も開く場所もわかってますからね!
スムーズにエレベーターに乗り込み…階数ボタンを…

1F!「ボタンがきかない!」
2F!「ボタンがきかない!」
B1…「ボタ


再度死亡…。
2度目のリトライ(涙)

結局行けたのはB2でした。
せっかく逃げられても地下…
まだ先に何かありそな予感がします。

横のパイプから吹き出る水に驚かされながら、
先に進むと…ほーら、いたよ。赤いのが。
様子を見ていると、こちらにゆるゆる歩いて来て、
一定の場所で止まって動かない…

どうしてもここは自力でクリアできませんでした。
端っこ通ろうとしても捕まっちゃう。

で、攻略見たら、まだ通路の先にいるうちに、
ダッシュで駆け抜けろ!と。
そのとおりにしたら…アラ、この通路、曲がり角が広いわ。

そこをやっと抜けて、不自然なほどゆっくりと階段を上り、
(↑さすがに疲れたのか!ナナコ!)
光に包まれて、「アトヨッカ」を終えたのでした。


ここは、一階一階のフロアも狭く、
迷ったりしないつくりだし、
単純に、ルグレをやり過ごすだけのステージです…
恐怖感はあまりナイ…ね。
(最初の廃病院が強烈すぎるってハナシも?)

ナナシノゲエム「アトイツカ」

2008-07-19 07:17:09 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記3日目~

もちろん
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

ここはね~、ゲーム中、最恐ステージだと思いますです。
実在の富士急ハイランド「戦慄迷宮」とのタイアップの舞台も、
この病院だということで、作画もすっごいリキ入ってる!
(戦慄迷宮・確か今日からオープンでしたっけ?)

この後のステージも良い雰囲気なんだけど…
やっぱり慣れが出てくるし、
最終ステージの方はもう、怖さを愉しむというよりも、
作業感が強くなってくるのでねー。



さてさて、今回は、大学の研究室から始まります。
思わず「ループタイ」に目がクギヅケ…の、
大学准教授、大山ホーキ(35)。

…いや、今まで、身近ではすごいオジイサンしか、
巻いてる人見たことなかったからさ。
年寄りのつけるもの、って思い込みがあったのよぅ。
ワタシと同じくらいの年齢の彼がつけてるの見て、
ちびっとショックを受けてしまった…。

それはともかく、
大山教授、IT分野が専門であると同時に、
相当のオカルトマニアでもあるらしく、
小難しーい言葉で、やたら胡散臭いことを語ってくれまする~

なんだかトッテモ長くてまわりくどい彼の話を要約すると、
オダカの死には、呪いのゲームが関わっていて、
それは自分の研究にも通じるものがあるので興味シンシン。
で、ナナコが今呪いのゲームのプレイ真っ最中♪なのは、
まさしく千載一遇のチャンス!調査の協力よろしくね!!

…という感じ。

そりゃあ、このままだとナナコだって危ないわけですし。
一緒に調べてくれる人がいたら、心強いですが…
なんかこの人、いざとなったら、こっちの命よりも
自分のシュミを取りそうな危険性を感じるなー…

…ふむふむ、それで?
このゲームは同一のアドレスから送られてきていると。
そして…そこは…廃病院?

さりげなーく調査の必要性をにおわせ、
キミに残された時間はあと5日だ!という脅し?
をかけてくる大山教授。こ、この雰囲気は…

「キミは、まずこの病院に行くべきだ。
 そこには、ゲームを配信した痕跡があるはずだからね」


…何 で す と ?

うら若い女子大生に、たった一人で廃墟の病院に行って、
呪いのゲームを配信した場所を押さえろと?
大山!こういうときは普通、オマエも一緒についてこんかー?!

しかし、私と違って豪胆なナナコは、特に異論も唱えなかったようで。
舞台はあっという間に、夜の廃病院へ…

っていうか、なんで夜来るかなー。
リコと同じように、大山が「今行け!すぐ行け!」とでも
言うたのだろうか…ナナコって、パシリ体質?


無人で荒れ果てていて…いかにもーな印象の入口ロビー。
入ってすぐ、ナナコがふと漏らします。
「ゲームを配信した痕跡なんてどうやって…」

今それに気付くかナナコ! 遅い!

そしていきなりTSメールが着信!
初回はここで、絶対ビビるぞー。ふふふのふ。
内容は大山のテストメール。
わざわざテストをこのタイミングで…間の悪いヤツめ!

しかも、この後も大山は、のほほんと病院に関する考察や、
「あれせい、これせい」という指令メールを次々送りやがるのです。
ネットで検索した時も、「大山○ネ!」という言葉が山ほど…
気持ちはすごくよくわかる…

さて、話をもどして。
ロビーを数歩さらに奥に入ると…

ガターーーーーン!!!

何か倒れたーーーー!
っていうか、すでに私、ここで涙目。
辺りを見回しても、何が崩れたのかわからず、
ビビりつつもともかく奥へ。
(二回目プレイで見たら、奥の棚が倒れた音でした)

廊下では、開いてるドアが、次々目の前で閉まっていきます。
その後触ってみても開きません!
それに対するナナコの「ダメみたい…」という、
まったりしたセリフがどーにも、気が抜けます。
天然というか…不思議ちゃん、なのか。ナナコ。


なにしろ舞台は廃病院。血に染まった手術代やら、
そばを通るだけでビクビクしちゃうような場所ばかり。
壁のシミはサビなのか血なのか。先に進むのも怖いよぅ。

そして…左側に、ナースステーションがある長い廊下を通りぬけたとき、
ゲームの配信音が!
…しかし、いつものような、ゲームは始まらず、
ただガケのような場面にノイズが走っているばかり。
はて…?

            ……バサッ

なんか今、後ろで音した…
ナナコが病院の廊下を振り返ると…
ナースステーションからずるずると這い出てくる人影!

……ふおぉぉぉ…… 

という、耳元で聞こえる息遣いが、なんともコワイ…(涙)

…初回、私はここですっとんで逃げたのですが、
ゲーム中の『はぢめてのひと』だけあって、こいつは動きが超スロー。
すぐに廊下の一番奥まで走って逃げれば、
振り返って観察する余裕も充分にあります。
落ち着いていきませう。


さて、恐怖初体験♪のあとは、階段を上って二階へ。
通っていくのは、また超コワげな部屋べやです(涙)
トイレには首吊り縄が下がっていたり、
鉄格子のついた病室には、血に染まったベッドに
鎖がグルグル巻きつけてあったり
と、
病院というより拷問部屋か処刑部屋と言ったカンジ。

2周目以降はふんふんほーぅと見られますが、
初回は、いつ来るかどこから来るかとビクビクして、
背景美術を堪能するどころじゃなかったっすよ!!

そして、一つの部屋を開けると、
血手形がぺたぺたとついた壁と、仕切りのカーテンの向こうから、
赤子の泣き声が~…あうあうあー(涙)

…ここ、なかなか先に進む勇気が出なかったー!(号泣)
や、結局何もなかったけども!

カーテンをあけた途端、泣き止む赤子。
そして、置いてある2台の保育機はカラ…。
しばし、どきどきしつつ。次の廊下へ。
やがて、グリーンの公衆電話のある廊下へ出ると。

その途端、

         ……ふぉぉぉぉ……


いる!! ヤツがいる!!!!

見回すと、案の定、曲がり角の向こうから歩いてくる女の姿が!

慌てて走って引き返しますが、廊下は曲がりくねっていて、
保育機のある部屋まで、避難できる部屋はない…
とにかく走りこみ、後ろ手にドアを閉めて…
耳元では、まだ、吐息が聞こえてる… 追ってきてるよ~

すると、いきなりゲームの配信音が!
ぽーーーん…ぽーーーーん…
というでっかい音があたりに響き渡ります。
ひぃぃぃ!!

さすがのナナコもこれには慌てた様子。
「見つかっちゃう…お願い、止まって!」
持っていたTSを、床に叩きつけて壊してしまいました。

しかぁし! 何故か止まない配信音!

ここは、実際やると本気でパニクるぞー。
周囲をぐるぐる見回すと、隣の保育機の上に何故かTSが…
「うそ…どうしてここにTSが…」
おそるおそる手にとって、ゲーム画面を開くナナコ…

っていうか、こんな時に? ゲェムを?


今回の場面は、前と違う街のようです。
縁結びの街…好きな人と結婚するために、いろんな人が訪れる街…
そこで、ちょうど、一組のカップルが結婚式をあげようとしています。
新郎の名は「イクタ」新婦の名は「トモカ」
しかし、そのうちの新婦のほうが突然死んでしまい、
その身代わりに、プレイヤーのナナコの操作するキャラクターが、
イクタに追われることに…

イクタにキャラクターが近づくと即死&振り出しに戻る…らしく、
何度もやり直したあげく、やっと街の外に逃げることに成功。
壊れゆく画面と、音程の狂っていく音楽がとてもコワイ
ゲームの中で最後にイクタが吐いた捨てゼリフは、

「ぜったいに、ゆるさない」


さて、ひととおりゲームをしても、
廊下では、まだ女幽霊がぺたくた歩き回っており、
…はぁぁぁぁ…とか…ふぉぉぉぉぉ…とか聞こえてますが。
…どうするよ?!

意を決してナナコにドアに触れさせると、
「あれがいる時には、ノイズが走るのかも…」
と、ナナコがやっと察しの良いとこを見せてくれました!
そしてゲームを開いてみれば、画面にまたしても走るノイズ…
そして、それを確認した途端、ふつっと消える気配…

なるほど、このゲームは、幽霊センサーでもあるってことですね!
最初のは、それを教えるためのゲーム配信だったのね!
すると今回のゲームは… 
この幽霊に近づいたら殺っちゃうゾ♪ って警告ですかね?
うーむ、懐中電灯の時といい、親切だな。なかなか

そのまま、鳴らないはずの電話のベルに翻弄されつつ
奥の「手術中」の表示が点灯した手術室へ…
入りたくないよなー、こーゆーの。

勇気を出して入ったとたん、ぶいーーーん!とメールが!
大山!! 貴様!!

しかも出だしが、
『調子どう?いわくつきとはいえ、ただの廃病院だしー。
 ヤヴァいことは何も起きないよな!』
(要約)
…などという、こちらの神経を超サカナデするようなモノ。
そしてつけたしのように、病院がつぶれる前に運び込まれた患者が、
オダカと同じ死に様だったという情報が。


超ムカつく。大山
「深刻なことは起きない」って…
このメールを読んでるヨコでは、今、
見えない患者が手術されて死んでるんだぜ!
(手術台のライトがバっとついて、バイタルが一時反応したあと、
 やがてツーーーーッ…と直線に…)
 

降りづらい螺旋階段を下りると、またさらにコワイ部屋の数々が…
なんかヘンなもそもそ音が聞こえる標本室では、再度大山メール。
前のメールの患者…「湯谷」のカルテを探せ、という内容。
一度に纏めてよこしてくんない? こういうの!


さらに進んで、血塗れの風呂場…(死体洗い用?)
死体袋みたいなものが置かれた部屋…
天井が低くなって金網状態の通路…
細くてカベが血とツメ痕だらけの通路…
そして、それらのあちこちには、脅かし役の幽霊が!

いきなりガシャーン!とか来られるのはすげ心臓に悪い!

そして次の部屋は…れ、霊安室?!

っていうか…
モロに誰か寝てるんですけど!!
こいつ絶対動くって!
近づいたら起きるって!


案の定。一歩踏み出したら…ふぉぉあぁぁぁ…と、
ゆっくり起き上がってくる!!

覚悟はあってもやっぱりコワイ! こうなったら…
ナナコを猛スピードで次の部屋へのドアに向かわせよう!

ガチャガチャ!「開かない! どうして?!」
ひいいぃぃぃ! マジ?!

ゆっくりゆっくりと動くヤツを横目に、もと来た扉へ!
そして開けて締めて…

ぎゃーーー! め、目の前にヤツが!!!

も、ぶっとんで逃げましたね。
ものすごい後ろの部屋まで逃げ戻っちゃったよ。
後から攻略サイトみたら、待ち伏せくんは、
ただ立ってるだけで追ってこないので、
落ち着いて、霊安室に戻れば良かったらしい…

でも、さっき逃げて出てきたところに、すぐ戻るなんて…
知らなかったらそんなん出来っこないよー(涙)

さて、心臓に悪いビックリ二連続の後は、本棚いっぱいの資料室?へ。
死体置き場やら霊安室の奥にこんなん作られても…
看護婦怖くて何も取りにこれないんじゃないの?

何故かバラバラに保管されている院長の日記を読むと、
ゲーム機を抱えた男の死体が運び込まれて以来、
患者やスタッフの間にあるゲームがはやりだし、
次々と行方不明になっている…という。

ふむふむ。
この男の死体こそが、カルテを探せと言われた湯谷っすね。

そしてやっとカルテを探し出し、帰ろうとしたところで
再度、ゲーム配信音が。


木々に囲まれた野原の場面。
8個の石像。

…リコの回で見たのと同じ場面です。
でも、一つだけ違うのは…石像、一個、多い。
うん、誰かはもう、わかりますよね。

順番に話しかけ、オダカ(石像)からは
「ここに来ればずっと一緒にいられるからゲームを送った」とか
前回のリコへの態度とは激矛盾の言葉を言われ、
そして次に、以前はいなかった石像…リコに声をかけると…

今はオダカと並んで石像化して、満足してるのかと思いきや、
オダカは本当はナナコが好きだったと恨み言を述べるリコ。

「あんたのせいで!あたしもしんだ…!」
いや、恨む相手が違うでしょうよ。
っていうかゲーム配信したのオダカじゃん!!!

「あんただけはゆるせない! ナナコ!」

…そんなご無体な。と思いつつ現実に戻れば、
幽霊化したリコが、ゴハァァァ…とか言いながら目の前に!

捕まるともちろん即死亡なので、とにかく走って逃げます。
どこまでも逃げます。
曲がりくねった廊下と、あちこちに紛らわしく配置されている
開かないドアに翻弄されつつ、ひたすら逃げます。

初回はここ、マジ怖いから!
まだ操作もなれてない上に、こんなことになるなんて、
予想もしてないから、帰り道、全然覚えてなかったし。
開かないドアをむなしくガチャガチャやって捕まったりさー。

そして…ふぉぉぉぉ……はあぁぁぁぁ…っていう例のアレと、
こちらの名前を呼んでくるリコの声に…さらに涙目。

「…ナーナーコー…ナーナーコー…」
…ぎゃあぁぁぁぁ!(号泣)

ひたすら逃げて逃げて…標本室を抜けると、やっとゴール!
一体どこまで逃げりゃええねん!ってくらい走らされるので、
扉を開けて、画面がぱあっと白くなっていったときは、
超嬉しかったわーーー♪


ちなみに、逃げる途中で振り返ると即死らすぃです。
…そんな余裕も度胸も、私にはナカッタヨ…

ここでやっと、悪夢の廃病院探索は終了なのでした。


ナナシノゲエム「アトムイカ」

2008-07-18 01:33:31 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記2日目です。

あいも変わらず
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

今日もよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

章タイトルは「アトムイカ」。
ナナコにとっては呪いのリミットまであと6日なんですが、
ここでの主人公は、ジコチューなリコちゃんです。

最初の会話を覚えているでしょうか?
リコは、6日前に、既にオダカから
あのゲームを配信されていたのでした。
つまり…今日は、リコにとってはタイムリミット・最終日

物語は、リコが、おそらくオダカの死について、
警察に届けたり、いろいろな後始末のあと…
夜、家に帰るために地下鉄に乗っているところから始まります。

「オダカ…どうしてあたしを残して…」

恋人を失って、悲しみにくれるリコ…
そこへ、TSにあのゲームの配信音が…


そこは、木々に囲まれた狭い野原の場面。
そこに並んだ石像が、1、2…6体。
一つ一つ調べていくと、その石像たちは、皆、
苦しげに何かを訴えてくる…

そして、ある一体の石像を調べたとき、
リコは、それがオダカであると気付きます。
そして、オダカ(石像)の口からは、
自分がが本当はリコではなく、ナナコのことが好きだった、
という言葉が…

『いつもいつも、俺を縛るオマエがマジ邪魔だった!』
みたいなことを言われてショックを受けるリコ。
初日のナナコへの態度を見るに、「ああーー↓↓」
ナットクできるような気もしますが…
ここまで言われちゃ、さすがに可哀相かなぁ…

『オマエもこうしてやる。むかえにいくよ、これから…』
んん~ ずっとキライで邪魔だった人間を、
自分のもとへわざわざ連れてくるの?
その心理は、ちょっとよくワカラナーイ。

ゲーム内の展開に、呆然としていたリコがふと気がつくと、
地下鉄の車内が、いつの間にか無人に!

おお、来るぞー来るぞー、なーんか、ヤな感じ~。
そう思いつつ見回すと 「…リコ」 とオダカの声が。

「オダカ、オダカなの…?」

声のする方向へ、オダカを求めて歩き始めるリコ。
幽霊でも会いたいとは、まさしく愛♪ですね!
私だったら、速効、声とは逆方向にダッシュで逃げるがな!

車両をぐるぐる歩いているうち、段々、車両の様子が荒れてきます。
釣り広告がぼろぼろになり…やがて血の赤に。
(この段々寂れてく感じ、ドラクエ8にもあった気がする)
オダカの声も、段々崩れて 「リ…コ…」 と死人声に…

どこまでも続く車両に、何かヘンだと気付いたリコが、
同じ車両…4両目、をループしていると気付いたとき、
再びゲーム配信音が。

ゲームの場面は野原の迷路。
どこへどこまで行っても、同じようなマップへ繋がるばかり。
しかし、道に咲いた花を辿ってゆくと…

現実に戻ったリコは「何これ意味わかんない」みたいな反応でしたが、
車両のドアにいつの間にか大きく書かれた白い花の絵は、
やっぱり無視できないでしょう!

そこをくぐると、ループの4両目を抜けて5両目へ。

「…リ…コ…」 ますます崩れるオダカの声。
こんな呼び方する人に会いたいなんて普通思いませんよ…
しかし、ナナコに引き続きリコちゃんも豪胆なのか、
声の導くままに前の車両に行き…
そこには、運転席へ向かうオダカの姿が!

「オダカーー!」
呼びつつ駆け寄るリコちゃん。
ん?ちょっと待て! 車両の途中の床に何か…

白い花の絵?


ちょうど、そこにさしかかったとき…後ろから、オダカの声が…
振り返るとそこには…

悲鳴!!

そして。
床には、リコの赤いTSだけが…


…「アトムイカ」はここまで。
初日と同様に、二日目もリコの悲鳴で幕を閉じました…

ナナシノゲエム「アトナノカ」

2008-07-17 02:22:06 | 商業ゲーム(コンシューマ)

さて、プレイ日記を出していきたいと思いますー。
最初に言っておく!
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

よござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

さて、最初は主人公の名前入力から♪
ナナシノゲエムから取って、ナナコちゃん。
もちろん女性ですわよ。

初日が始まりました。
ふむふむ。主人公ナナコは大学生。講義中のようですね。
この始まり方、忌引草とチョイ被るなぁ…と思っていたら、
いきなり、ナナコのゲーム機(TS)に、ゲームの配信が! 
送り主は「オダカ」…

…って…誰だっけ?(説明書をヨメ)

それはともかく、授業中なのに堂々とゲームを始めちゃうナナコ。
なんとなくバグり気味の画面には、最初の街らしきものが。
どうやら、ここは水神を祀る街であるらしく、
今夜は、水神さまに人形を捧げる儀式が行われるとのこと…

その後、友達のリコちゃんに話しかけられて、
「オダカ」がリコちゃんの彼氏であることが判明。
そして、今回配信されたゲームは、プレイすると1週間後に死ぬ
呪いのゲームである…というウワサがあるとか。

『それ、私のところにも6日前くらいに来たわよ』と
あっさり言うリコちゃん。全く信じてないモヨウです。
むしろ、彼女の関心は、オダカがゲームにハマって学校に来ず、
このままでは留年の可能性もあるらすぃのに、
連絡がつかない…というほうにあるようで…

で、様子を見てきたいのだけど、
今自分はケンカしていて気まずいから、
ナナコに代わりに行ってほしい…と。

いえそれは構いません、が。
『あとの講義は代返しとくから…』って、
リコちゃん、今行けすぐ行け! とか仰いますか?
『あ、でも、オダカに手出したら絶交だから!』
そんな心配するくらいなら自分で行かんかい。

…結局ナナコは、合鍵を押し付けられ、
行ったこともないマンションの名前を一方的に告げられ、
教室から追い出されてしまいました。なんか不条理なり。

心の底で「ナナコ、友人は選べよ…」と呟きつつ、
仕方ないので校門を目指します。
ここではしばし、移動に関するチュートリアル。
初めての時は、移動のカンジを掴んでおきませう。
(ちなみに、教えて貰わないうちは、
 走ることも振り向くこともできないので、
 2周目以降もお付き合いせざるを得ないのがダルい)


オダカのマンション「ファミール天神」につくと、
廊下の一番奥に、他の部屋より豪華な作りの玄関が。
「尾高」の表札があるということは、ここっすね。
どうやらオダカは金持ちのボンボンである様子です。

ぴんぽーん…   反応ナシ。
仕方なく合鍵を使うも、ドアロックがかかってて開かない。
「先輩、ナナコです。リコから言われてきましたー」
呼びかけるとたったったっと足音がして、
誰かがロックを開けてくれる気配。いざ、部屋の中へ。

…暗い。

そのはずです。廊下の窓は、ダンボールとガムテープで、
べったりといかにも狂気的に塞がれております。
ひぃぃーーっ、と思って振り返れば、玄関ドアの覗き窓や、
フチのところにも目張りのアトが!
それなのにナナコときたら、
「ドアスコープにガムテープ? 防犯対策なのかな…」
といたって暢気。

そういうゲームなんだから、仕方ないか…(涙)と思いつつ、
奥に進んでいくと、リビングのガラス戸にコドモの影が!
…絶対、これ、センパイじゃないよなぁ…(涙)

入ってみると、やはり窓は全て塞がれくらーい感じ。
そのままキッチン方面に向かうと、
背後でドアの閉まる音と、足音…そして、水音。
「せんぱい…ですか?」
そっちが気になるものの、ちょっと好奇心で冷蔵庫開けさせてみたり。
するとナナコちゃんときたら、

「からっぽだわ。リコもたまには手料理作ってあげればいいのに」

あたりはゴミ袋が部屋のスミに散乱し、
カップラーメンの放置された容器からはゴッキーが…という
もぉ絶対ヘン!な事態だというのに…なんという天然…orz


しばらく、寝室の幽霊絵画を堪能したり、
オダカのメモを読んだり(5日たっても最初の街から出られない…)
自動的にスイッチの入るテレビに驚いたり、
遊んだあとで、やっとシャワーの音がするバスルームへ。

さっきまでしていた水音が、バスルームの扉を開けたとたんに
ふっつりと止みます。
そして、そこには、なにやら緑色の粘液状のものがベッタリと…
少し調べてみても何もないようなので、バスルームを出ます。
すると今度は、あのゲームの音楽が…

ウォークイン・クロゼットやら、オーディオ・ルームやら、
いかにも高級マンションな部屋をあちこち堪能しつつ、
音を頼りに進んでいくと、コンクリ打ちっぱなしっぽい部屋へ。

入った途端、ゲームの音楽が止み、あたりは暗闇。
「先輩…そこにいるんですよね」
と、突然、ナナコのTSに、ゲームの配信音!
「またゲーム送ってきて…なんなんですか?」
文句を言いつつ、真っ暗闇の中でゲーム始めちゃうナナコ。
…案外ヲタクっすか?

開いたゲームの中では、大学でプレイした時の街が夜になっており、
どうやら『水神に人形を捧げる儀式』の真っ最中。
たいまつを持った村人の話を聞くと、
「今回の人形はいい出来だ」「まるで生きているようだ」
「今回の人形には名前がある」「名前はオダ…」

オダ……

     ………「カ」?

っていうかセンパイ…生贄?

ぎょっとしながらも、儀式の様子を見るため、
たいまつを貰いに道具やへ。
残念ながら売り切れでしたが、街の中央の井戸のところで、
幽霊っぽい少女に「コレ、アゲル…」と渡されたのは…

ここで現実に戻ると、ナナコの手に、何故か懐中電灯が。

周囲を見回すと、そこはロフトっぽい部屋。
壁には何故か、稚拙なコドモの絵が書かれ、
部屋の上段からは何か緑っぽい粘液が滴り落ちている…

カベにあったオダカのメモを読んでみると、
どうやら、呪いのゲームの噂は本当だったらしく、
(多分、配信してきた人が死んだのかな?)
なんとかゲームをクリアしようと、焦っている様子。
『今日が最終日だ。もう誰にもこのゲームは送らない…
 死にたくない…』

うーん、これは…ねぇ? 来るぞ!って予想つくよね。
懐中電灯を渡されたということは…
つまり『見ろ!』という強烈なメッセージ!

そこに何があるかは、もぉわかりきってる気がしますが、
覚悟を決めつつナナコを梯子に上らせてみます。

まず目に入るのは、真正面に描かれた白い灯台の絵…
そして、その右側、ロフト部分の隅には、
毛布に包まって、ゲームをしているらしい人影が。

「せんぱい…?」
近づき、後ろから声をかけると、被った毛布がするっと落ち…
そしてゆっくり仰向けに倒れてきたそれは…

はーい、お約束。オダカの死体です!

「死んでる…!!」
さすがに天然で豪胆なナナコもパニクったのでしょーか、
気がつけばそこはマンションの外。
後からやってきたリコに「ナナコ、どうしたの?」とか
言われてる始末。
「二人とも全然ケータイ繋がらないし…」
リコ、何を勘ぐってるんだオマエは。
だからそんな心配をするくらいなら自分で行けと(ry
そして、ナナコの「あとの授業の代返」はどうした!

そして、恋人が死んでいる、という話を聞いたリコは
マンションの中に走り去り…悲鳴。
遠くで鳴る救急車のサイレン…

ここで初日、「アトナノカ」は終了したのでした。


To Be Continue…

ナナシノゲエム

2008-07-16 09:14:00 | 商業ゲーム(コンシューマ)

「ナナシノゲエム」

DS スクウェアエニックス
公式サイト

*****

どうやら、この夏のDSソフトはホラーがハヤリ?
ほぼ同時期に3本出て、しかもそれがぜーんぶ、
廃病院が出てくるという!
それぞれカラーは違うものの…
もう少し舞台設定にバリエ付けて欲しいっすよ。

さてさて、前回の廃屋病棟に引き続き、
ナナシノゲエムをプレイしてみました!

開発モトは、FFやドラクエで、ずっと
ギョーカイを引っ張ってきたスクウェア・エニックス。
初のホラージャンル進出ということで!
前評判も随分高かったみたいで、俄然、期待が高まりますね!

…そのうち、長編感動(?)大作ホラーが、
PS3で開発されるってことも、あるのかなー。
うぷぷ♪楽しみですねぇ~。

****

さてさて、プレイしてみたカンジをば。

先日紹介しました「THE 廃屋病院」と比較しまして。
恐怖度はナナシが断然上。
廃屋は謎解き中心で、まだ「自分が事態をコントロールできる」
感じがありましたが、こちらは、ただただ状況に流されるんですよ!
決められた順路を、ひたすら歩く「だけ」の
バーチャルお化け屋敷って感じ。

説明書にも書いていますが、
物音が聞こえる方向がヒントになったりするので、
ヘッドホンorイヤホンは必須条件。
この音響効果が、また、恐怖感を煽るのよーーー♪ 

しかし! 難を言えば、操作が特殊なので、
慣れるまではすげーイライラする…

やっぱり、DSの画面の狭さは開発泣かせだったらしく、
このゲームでは機械を縦持ちして使うんですね。
で、二つの画面を左右同時に使って、視界を広く確保してるの。
(操作はもちろん、右側でしかできないけどね)

それは斬新だし、面白いと思うんだけど…
この持ち方だと、画面の反射が気になるのよね。
昼間の明るい部屋では、まず見ずらくてできません。
カーテン締め切って、薄暗い部屋ならなんとか…って感じ。
夜に暗闇の中でやるのが最適かもしれませんが、
そんな猛者がそう多いとは思えない…(涙)

そして、基本操作の「移動」がまた面倒くさい。
タッチペンで画面中央をタッチしつづけると直進。
画面の上下左右タッチで方向転換or見回し行為。
ドアを開けるときは、ドアのまん前まで直進し、
ドアに触れると次の部屋へ…と、こんな感じなんですが。

私、直前まで、廃屋病棟やってたぢゃないですか。
だから、調べたいモノの近くまで進みすぎて、
壁に顔をくっつけすぎて視界がまっしろとか、
ドアに近づきすぎて視界が真ッ茶ッ茶とか…

すごく、やりずらかったのねん。

まぁ、それでも、タッチペンだけで全ての操作が
できるのであればまだ良かったんですが…
このゲーム、オバケからダッシュで逃げる時などに、
十字キーとタッチペンのあわせ技が必要なんですよ!!

タテ持ちすると、十字ボタンは右画面の下側に来ます。
日本人は右利きの人が多いので、
大抵の人は右手でタッチペンを持つと思います。
必然的に、本体は左手で支えることになるでしょう。
多分、文庫本を開いて持つみたいに、蝶番部分を持つ感じ。

で…その姿勢で、右手のペンで画面をタッチしながら
本体を支える左手の親指を伸ばして十字方向キーを入れろと…


…手の大きい、男のひとなら、ちゃんとDSを片手で支えつつ、
親指が十字キーまで届くのかもしれない。
でも、私みたいにコドモ大の掌のヒトにとっては、
なかなか大変だったのよぅ(涙)

しかも、走らなければならない局面は、
大概何かが追いかけてくる時です。
逃げ切れなければ殺されてゲームオーバー!

廃墟って、障害物多いよね…細い通路とかさ。
ちょっと角度が違うと、ひっかかって進まなかったりするの!
走って逃げてるときに、ちょっと何かにひっかかって、
なかなか進めなかったりするとめっさ焦る!!

焦って走るとドアやカベに近づきすぎて視界ゼロだし、
走る速度は遅いし、操作はしづらいし…指は攣りそうだし!


…夢の中で、何かに追いかけられて逃げようと思うのに、
カラダが思うように動かなくて、焦って怖くて悲鳴モノ!
…って経験、ありませんか?
1周目のときの私の恐怖は、これに近かったー。
早く早く早く逃げなくちゃ。それなのに、身体が動かない!
その焦りと恐怖!!

…さすがに2周目は、捜査にも慣れましたし、
どこで何が起きるのかわかってる分ラクだったけどね…


プレイ時間は、攻略情報を見つつ進んで半日程度。
初回プレイはビビリが入る分、それより少し長くなるかも?
これも他のDSソフト同様、ボリュームのない短期間仕様ではありますが、
廃屋病棟のときに感じた物足りなさは、感じませんでしたね。
ゲームの中で、7日間という期間を区切ってるせいかな?
その日ごとにステージが違っていて、新鮮だからかな?
(廃病院・閉店後のショップモール・廃屋・トンネル・廃ホテルと、
 肝試しツアーのようなこのステージ・ラインナップを見よ!)


そういえば、このゲーム…マップは広いんだけど、実際は、
そんなにたくさん、イベント起きるわけじゃないのよね。
たいていのマップは、廃墟の雰囲気に慄きつつ、ただ通り過ぎるだけ。
でも、どこから来る? いつ来る? みたいな恐怖感が強くて、
さっさと歩いてけないのよん。
それが余計に、マップの広さを感じさせるというか…

オバケ屋敷とかってそうじゃない? 
実際はそんなに広くも長くもない順路が、恐怖の演出効果で、
すごく長く感じるんだよね。

ナナシは、実際のオバケヤシキとタイアップしたイベントも、
用意されているようで…そのノウハウも取り入れたのかな。
やっぱ、うまいなー、大手さんは。


って、操作性だけでこんなに行数使ってしまったヨ。

実は、珍しくプレイ日記もつけてたんだけど。
それはまた次の更新で~

THE 廃屋病棟

2008-07-14 09:17:42 | 商業ゲーム(コンシューマ)

SIMPLE DSシリーズ Vol.42
「THE 廃屋病棟 ~呪われた病院からの脱出」

公式ページ

******

DSで出たばかりのホラーアドベンチャーゲームです。
脱出フラッシュゲームにホラー要素の入ったやつ、と言えば、
わかりやすいかもしれない?

ラスト付近にちょっとアクション系は入りますが、
それ以外はまったりアドベンチャーなので、
じっくりゆっくり、廃屋の様子や雰囲気を堪能できますよん。
謎解きも、比較的簡単。物語りも一本道だし、
アイテムも、使える場所にしか使えないようになってるので、
安心していろいろ試せます。
ステージがわりと狭く、プレイヤーの行動も限られているせいか、
さほど迷うこともなかったな~

数箇所、「これはわからないだろう!」って部分もありますが、
詰まる場所は大体、皆同じ(笑)
攻略情報など検索すると、きちっと出てくるのでご安心♪

気になるグロ度はかなり低めでした~。
白っぽいというか青っぽいというか、古き良き日本的な幽霊ですので、
血とか内臓とかにはエンがない。
時々、扉開けたらそこにいる!とかいうビックリ演出がありますが、
出てきて消えるだけで、基本は襲ってこないので大丈夫。
きままに幽霊うぉっちんぐを楽しみましょう♪

襲ってくる要注意の幽霊は一体だけで、
公式ページで、その画像が見られます。
これで見るとコワげだけど…彼女の出番は、
実はそんなに多くないんですよね。
しかも、出てくる時にはちゃんと予告ムービー付きで
「出るよ!」と教えてくれる親切設計。
不意打ちで瞬殺されたりはしないよん♪

ちなみに、彼女は物語の途中では倒せないので、
ロッカーやら戸棚やらに隠れてやりすごすことになります。
画面の一部をタッチペンで押さえて、ひたすら動かさずにがんばる!

物語のほうは…多少、よくわかんない部分がありますが、
ま、ホラーですからね! 基本的に不条理でも気にしないっ(笑)



それにしても、DSのゲームってすぐに終わっちゃって、
ほんと物足りない。
こんなに雰囲気良いんだから、もう一段階、物語を深くして、
ステージ増やして欲しい…もちょっと長く遊びたいよ。

このテのホラーゲームは、スペックの良いゲーム機になると、
大抵アクション要素が入ってくるので、
トロい私にはクリアできない…(零シリーズで懲りた!)
こういう、まったりじっくり、サクサク謎解き系のやつを、
PS3の超リアル画像で作って欲しいー。