鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

被虐のノエル Season8

2018-07-04 11:38:18 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
被虐のノエル Season8
電ファミニコゲームマガジン・新キャラ大増量
制作者:カナヲ様(てりやきトマト

=====================

前回、宿敵バロウズをいいところまで追い詰めたものの、最後の最後で「代償を克服」されてしまい、手痛い反撃を受けたノエルとカロン。
なんとか命は助かったものの、大怪我を負った二人は、ラプラス近くの森にある寂れた別荘地に潜伏し続けていた。

やがて2か月が過ぎ、やっと動けるようになった二人は、ラプラスの現状や、はぐれた仲間たちの行方についての情報を集めるために、近隣の村へと足を運ぶ。
そこで明らかになったのは、現在ラプラス市には、国からの対テロ部隊が送り込まれており、厳戒態勢が敷かれているということだった。


というわけでー、新しいキャラも増え、お着換えやクラスチェンジなどもして、いろいろ新しく生まれ変わったノエルです!
ノエルは今回、ドレス姿から動きやすい冬服にチェンジ!
いかにも「お嬢」って感じのドレス姿もキャラに合ってて良かったけど、ワイルドなコート姿も可愛いよん。
宿敵バロウズも、めっちゃイケメンに進化していました。
全体に、キャラグラがよりカッコよくリニューアルしているようなので、この先出てくる仲間たちのグラフィックも楽しみですねー^^

カロンは…ふふふ、今作の途中でよりカッコよく!お着換えしてくれますので、ぜひともお見逃しなく!


さてさて。今作では、対テロ部隊の魔人リベリオと、彼に付きまとう大悪魔スピカが初登場。
彼らに捉えられて拷問を受け続けていたオスカーお兄ちゃんの救出…そして、ラプラス市内への突入までの話となります。

いやあ、オスカーお兄ちゃんの根性に感動した!!
仲間を庇って一人捕らえられたあとの、一か月近い拷問の日々を耐え抜いた彼。
曲がったことの嫌いな真面目お兄ちゃんは、最後まで信頼を裏切らないイイ男でした~
今までは、ちょっと融通利かなくて空気読めないと思ってたんだけど、頼りになるじゃん!
若干やつれて無精ひげなグラフィックが、なんとも良い!ってかむしろ萌える!

で、お兄ちゃんを密かに捕らえていた魔人リベリオは、意外にも「本当はいい人」系のキャラ。
それゆえに、スピカに気に入られて、いいように弄ばれることになった不幸な人…って位置づけ?
大悪魔スピカは、今までで一番悪魔らしい悪魔であり、かなりのドSのようなので…
彼女から見ると、正義感強くて性格いい甘ちゃんだったリベリオは、おもうさま痛めつけて苛めて穢して貶めてしまいたい衝動を誘う…のかと思われ…?
変な悪魔に目をつけられて、お気の毒だとは思うけど。
まあ、生きてさえいれば…いつかチャンスが巡ってくるかもしれないし? 
ノエルとの出会いが、この先どんな影響を及ぼしていくのかが、気になるキャラです。

ドS幼女型大悪魔、スピカは、スクショで見た通りの凶悪さがウリ。
大悪魔としての力も強く、駆け引きもうまく…なんとなくカロンより高位っぽい気配。
幼女型をしていることについては、何やら理由がありそうですが…そのへんは、この先のシナリオで明らかになるんですかねぇ。
非常に残虐ではありますが、これはこれで彼女なりの「スジ」が通った考え方を持っている気がします。
彼女の考える「大悪魔の在り方」と、カロンの考える「大悪魔の在り方」の差は、いずれ戦いの中で、どちらが正しいかを証明することになりそうですね…

対テロ部隊は、リベリオの隊のほかにあと2隊。
イケオヤジと、過激美女…次回はどっちと絡むことになるのでしょうか~
今はまだ出てきていない、残りの味方キャラも気になる!



ちなみに、今回は随所でアクションパートがあり、今までよりも少ーしだけ難易度アップ。
(というか…今までがむしろヌルすぎたんだろうね…;)

無傷でクリアしようと思うと案外大変? かもしれないけれど…
キズぐすりは多めに手に入るようになってるし…いざという時は「堕天」の力で一気にクリア!という力技も可能なので、アクション下手さんも安心してくださいね。
ちなみに、私レベルでも一回も堕天せずに行けたので、大抵の人は普通にクリアできると思うなりー。







カロンがクラスチェンジしたあとの、ノエルとの会話…ニヤニヤが止まりません! 
相変わらずのバカップルっぷり! フーゴちょっと来て爆破して!

シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第九話 夢魅美々子失踪事件)

2018-06-28 10:44:44 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
「シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第九話 夢魅美々子失踪事件)」
電ファミニコゲームマガジン・連載ADV
制作者:アイムシアン様(ImCyan

====================

ルナと今テルを結ぶ「赤い糸の呪い」は、若テルの出現により、そちらへ繋ぎ先を変更されてしまいました。
自分の指から赤い糸が消えたことに動揺して、関係修復を図ろうとする今テルの姿が妙にリアルで不憫w
まるっきり、自分のものだと油断しきっていた妻にいきなり他の男の影が見えて、焦る夫みたいな構図なんですけどwww
ふふふ…13歳のルナちゃんから見れば、犯罪レベルで年上の今テルより、一歳年上の若テルのほうが妥当というかお似合いと言うか。イイ感じに見えちゃっても仕方ないよねぇ…
しかも初恋におちた時そのままの姿なわけだし!!

今回は、そんな昼ドラ展開になりつつある二人のテルとルナの三角関係シナリオのほかに、4年前の事件の詳細、ルナの正体、さらに「シキヨクの呪い」についての情報もオープンになりました。
謎が謎を呼ぶシキヨクの世界も、いよいよ終盤?
真実に向けて徐々に秘密が明かされ、事態の収束に向かい始めた様子ですね~

今まで顔がわからなかったミミコ母さんは、若いころの三輪さんっぽい印象の美魔女!
浮世離れした母を、傍で支えるしっかりものの若テルがかっこいい回でした。
昔愛した人に似たイケメンの息子か…確かに、これでは母は子離れできまいて…
結局、テルが他の女の子と仲良くする姿に嫉妬メラメラなミミコ母さんは大暴走してしまいます。

そもそも、彼女が息子への愛情と執着とをはき違えてしまったことが、悲劇の発端ではあるのですが。
テルくんの母への想いもまた、密かに相当拗らせている印象の話でしたね~

「シキヨクの呪い」…それはテルくん自身が、母の想いを確かめるために、自分にかけた呪いだったのです。
その詳細はここでは触れずにおきますが…
これは本人だけでなく、周囲の異性を巻き込む傍迷惑な呪いである…とだけ申しておきましょう。
(まさか、チェリーちゃんとのハッピーエンドフラグ…?(←w))

自分と距離を置こうとする若テルに、かつての夫を重ねて理性を失ってしまったミミコ母さん。
しかし、14才くらいの子なら、ちょうど思春期&親離れの時期だし、女の子なら父親キライ!臭い!と言い放ち、男の子なら母親をババア呼ばわりするお年頃。
テルくんのそれも、それまでの家族仲はどうあれ、ふつーに健全な成長の現れだったんだろうけど…
下手に「夢魅の力」なんか持っていたばかりに、とんでもないオオゴトになってしまいましたっす。

テルの言葉を聞いて、最終的には愛に目覚めたものの…その直後にああなってしまうだなんて…;
なんとも業深い展開でした。

ちなみに、4年前のルナちゃんは、いかにも儚げな女の子でしたよ!
怖いところや、強かでふてぶてしいところが無くて、まさに正統派美少女!
実のところ、テルのように魂が分けられるなら、ルナちゃんは悪霊化したミミコ母さんから分離した「良心」の部分なのでは?と思っていたのですけど。
いやあ、ルナちゃんはきちんと最初からルナちゃんでした!

結局、ルナちゃんの行動は…「お兄ちゃん大好き!」というヤンデレ表現だけでなく、シキヨクの呪いからテルと周囲を守るためのもの…だったんですかねえ。
でも、ルナちゃんてばいつ、テルに「シキヨクの呪い」がかかってることを知ったんだろう?
口止めもされてたみたいだし、4年前の事件のあと一度、若テルとの接触があった…ってことかなぁ


あと残る謎は…えーと、ジェイソンさんの絡む組織について、かな。
結局4年前の事件にその組織は関わってないっぽいし。
プレイヤーへの、4年前の事件のネタバラシはすんだものの、果たしてこの先、どうなるのか…


いきなり龍我さんが影のラスボスとかだったらどうしよう(←無いて)


とりあえずは、次回はルナちゃんの捜索回かな?
まだコドモな外見だし、そうそう行けるところもなさそうだけど…身近な知り合いに匿われているか…
それとも、ロリな危ない人に拾われて、その夢に囚われてしまう流れ?かも?

ぜひとも、テルとルナの感動的な再会シーンが見たい見たいー










…由里さんがいまだになんともないってことは、まだそんなに、テルに対して本気じゃないってことなんですかね。

アルネの事件簿 Case.1 解決編 Teil3

2018-06-19 21:17:14 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
アルネの事件簿 Case.1 解決編 Teil3
推理ADV・読者参加型・ニコゲーマガジン
制作者:春太郎様・むらさき様

====================

待ちに待った解決編が来ましたよ~
なんとなく気になってたところが一部だけ当たってたり、疑ってたところが全然関係なかったり←wしてましたが、やっぱり、きちんと説明されるとスッキリするわあ

無事、死の淵から生還できたリンちゃん。
もう謎が解けたというアルネの指示で、館の人々を全員集めてまわります。
けれど、皆の前でアルネが提案したのは「探偵二人の推理合戦」。
にわか名探偵のリンちゃんとアルネとが、容疑者一人一人を犯人と仮定して、互いの推理を披露しあいます。
…結果、現れた真犯人は、意外な人物で…?
おっとネタバレはここまでだw

もう解決編がオープンされたと言ってもね。
やっぱり大っぴらに「犯人はヤス」とか書いてしまうのは抵抗がありますんでー
ニコゲーマガジンはゲームとはいえ、難易度低めのエンタテイメント性が強いものが多いから、基本的に誰であってもクリアは可能ですし。そこらへんはぜひとも自分の目で確かめてみてくださいまし。


うーん、実は一番疑ってたのは、

ベルントが死体を見つけたときは、まだ父親隠し部屋で生きてたんじゃない? 
ならその瞬間のアリバイあっても無効なんじゃない?
むしろ疑うべきは、ベルントが死体を発見したあと→アルネが隠し部屋を発見するまでの間…

とか思ってたんですが…いやあ、見事にハズしましたー

協力者(人外)と真犯人は別であり、父親の死はむしろ協力者にとって不本意だった、という可能性も考えましたが、そこもハズレ。
それぞれの「高いところ苦手」とか「血が苦手」とかの特徴も、何か逃げ道があるわけではなく、そのままで証拠になっていましたので、プラスして、協力者=真犯人=人外、と考えれば、かなり容疑者絞れてましたね…;
考え過ぎちゃうのはよくないらしい??

人外のものと、人間との考え方の違いは、前作でさんざん伏線として語られた部分ではあったんですが…
動機や感性にここまで開きがあると、被害者も探偵もたまらんですね…
これからの事件も、基本はこんな感じで進むんでしょうか…

んー…逆に考えれば「動機」を考慮しなくていいぶん、むしろ推理はラク…になるのかな?
「この人はこういうやり方は絶対しなさそう」は考えなくていいってことですもんね。
人外&人間両面で、物理的に可能かどうか、だけを見て行けばいい?


さて、その後はいろいろあって…前作で自分の中の残留思念…いや、残留血液と戦って制した「ナハツェーラー」の本体?がついに復活。アルネと対決してくれます。
「ナハツェーラー」って名前、響きカコイイ!と思っていたんですが、ググったらドイツの吸血鬼なんですね。

何やら強力な力を持つ吸血鬼であると書かれているんですが…
「ナハツェーラーは死後蘇生した死体だが、生き返っても食べるものがないのでまずは自分の衣服を、次いで自分の肉体を食べ始める。」
とかいう、ちょっとお間抜けな感じの説明文が気になります。肉体はともかく…服…だと…?
お腹すいてるからって力技すぎやしませんか。さすがは脳筋。

で、その戦いの中でアルネは「自分の中にあるのはまさしく王の心臓!」と言ってくれちゃってますんで、やっぱり今残ってるのは最初の9人の1人…らしい。
生誕当初よりずいぶんと丸くなってる?みたいだから、そもそも中身が違うのかと思ったんだけど。
もともとそういう「面白ければいい」お茶目な性格の王が混じっていたってこと…?


結局屋敷は壊れ、行く場所をなくしたリンちゃん。
1人、ラインヴァイス家の復興を心に決めて、アルネに別れを告げますが…
ふふふ、もちろん、この先は皆さん予想通りの展開に!

リンちゃん、これからはあの西洋版ゲゲゲ横丁で暮らすのかしら…

そういえば、いまだ謎の、リンちゃんのお祖母ちゃんとアルネの関係も気になるところ。
今作でわかったリンちゃんの体質?の件も、そのへんに関わってくるのかなぁ。
次の事件は果たして、どういう状況で起きるのか…楽しみですね。











最後までベルントのクズっぷりが清々しいwww


アルネの事件簿 Case.1 問題編 Teil2

2018-04-01 14:30:45 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
アルネの事件簿 Case.1 問題編 Teil2
推理ADV・読者参加型・ニコゲーマガジン
制作者:春太郎様・むらさき様

=======================

アルネの事件簿、なんと今回は「オープニング曲」が入ってましたよ!
…アニメ見てるみたい…力入ってますねぇ…

今回は父親殺害事件だけでなく、それに絡んでアルネの失った心臓関係のシナリオも盛り込まれ、なかなか濃ゆい話でありました。伏線の匂いがビシバシするぜぇ!!w
最後の方には…えっ…わずか2話目でこうなるの?という驚きの展開もあって、この先が非常に気になります。
タイトルの「ラインヴァイス殺人事件」はCase1。
つまり、Case2、case3…と別な事件がこれからも起こってくるわけで。
アルネの心臓の数を考えると、これは…すごく長いシリーズになるのでは…なんて。


さてさて、ラインヴァイス家では、屋敷の人たちの隠された面が露わになり…しかも、頼みの綱の「アルネ様」は、人間と感性が全く違っていて距離感を感じる…という、リンちゃんにとってはやや辛い展開。
そんな中、今作一番の癒しは、文句なしでジシェくんでした!
基本、人の気持ちにおかまいなしの俺様キャラ・アルネと違って、さりげなく、リンちゃんの心のフォローとサポートをしてくれるのがいいですね~
とはいえ、ジシェも裏がありそうなキャラなので…それは親切心だけのことじゃなさそうだけれど…動機はともかく、それでリンちゃんが元気づけられたことは事実だし?

ちなみに私はジシェのグラフィックの表情付けと、人を食った性格が大好きです。
もっと出番増えてー!


さて、いよいよ手がかりも出揃って、犯人当ても始まりました!
重要な手掛かりは、きちんとメモがとれて、あとから見返せたりするのは親切ですね~
とはいえ…考えれば考えるほど、全員怪しく見えて仕方ないんですけど^^;

部分的には「この人には犯行は不可能」っていう条件付けはありますが…
「本当に不可能なのか?」を考えると、どうにでもできそうな気になってくるというか。
例えば、高所恐怖症の人は、共犯がいれば可能なんじゃない?とか思うと、なんでもアリな気がしてきちゃうんだよねん。
(ただ、このあたりはアルネがしっかり尋問したようなので…可能性は薄い、の、かな?)

大体、心臓関係の謎も絡まっちゃってるので、よけいにわからないのよねぇ…
そもそも、父親が殺された原因は、心臓関係に関わるのか、ただの私怨かも切り分けが…
共犯者には、父の思惑とは別の目的があったようだけど…結局それって目的達成されてるんだろうか?

…人間の蘇生のために重要なのは「本人の首」であるようですが…
吸血鬼の場合は、もしかして「心臓」のほうが優位なのかな?

ああ、考えるほどにわからない…;
推理ゲーほんと苦手だわ…;



個人的に気になるポイントはここらへん。

●キッチンで襲われたハインツと、その後襲われたゴードン。
本当に、『両方とも』あの人が襲ったの??
どっちかフェイクだったりしないのかしら…

●事件と関係あるかわかりませんが、何気に気になるのは切られた首のゆくえ。
まさかと思いますが、それを使って儀式やって誰か蘇ってたり…しないか。さすがに。

●アルネのファーストネームは、どこから来たのでしょう…
心臓関係の人は「ノインテーター」としか呼ばないのが気になるるる。
てか…今入ってる心臓…本当に最初の9人の中の一人のものなんですかね?
まさかと思うけど、10人目の…例えば、戦ったヴァンパイヤハンターの…なんてことは…?

●なぜリンちゃんは狙われたのか
探偵行為をやめさせたい、だけなら、他にもテはありそうなもんですが…
しかも、傷の形状が…あんまり普通じゃない…ような…



さて、犯人は一体誰なんでしょうか~
作中では、殺害前後のアリバイをひたすら検証してくれてますが、リンちゃんが部屋に行ったときは、まだ父親生きてますもんね。で、死んでいたのは隠し部屋。
ベルントが悲鳴を上げたのは、フェイクの死体を見たためだから…

…つまり、本物の父親が死んだタイミングって、いつなのよ…;っていう…

まあ、アリバイ検証の時間帯には「リンちゃんを殴った共犯者」は間違いなく現場にいたはずなのだし…
父親の話を聞く限り、リンちゃんも一緒にどこか連れてく予定だったっぽいので…そのまま部屋に転がしとくのは不自然? やっぱり、あの直後に何かあった、ってことなのかなぁ…
うーん…;


ああ、早くネタバレ見てすっきりしたい…;


「シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第八話 夢魅事件)」

2018-02-21 13:23:14 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
「シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第八話 夢魅事件)」
電ファミニコゲームマガジン・連載ADV
制作者:アイムシアン様(ImCyan

==================

お 待 た せ し ま し た !

実は先月、雪道で滑って転んで右肩をヤりまして。
その後なんとか腕は動くようになったものの、あまり肩を使わない部署に移り、仕事イチから覚え直しで、なかなか記事を書く暇が…;
ついでに身内が入退院を繰り返していて、落ち着かない感じなんですよね。
…そんなときにホラーとか不謹慎?
いやいや、そういう時だからこそホラゲを楽しむのがマニアの心意気というものです!


さてさてシキヨク。
今回は、いろいろな情報が詰め込まれ…この先への伏線っぽい部分もてんこもりの重要な話でした。
今までの出来事の整理パートがあったり、若テルが今の現状とこれからの伏線?をもりもり教えてくれたり。
シキヨク好きな人は、しっかり読んで予習復習しておきましょう!

それを終えると、夢魅家を舞台に、ADV探索ゲームが始まります。
自分の家に、得体のしれない何かがいる!って、なかなかスタンダードなところ攻めてきますねぇ。
電気のスイッチの入切をうまくつかった演出も良かった^^

で、途中、若テルとルナの感動の再会がありますが、そこから先…
ルナちゃんの表情・態度がいつもと違いすぎて、今テルが不憫になりました。
若テルと今テルは一応、同一人物のはずなんですが…三角関係っぽくも見えてしまう。

若テルにルナを守れと託されながらも、現状、むしろルナに守られている感しかない今テル。
とういか…一体どんな危険があって、何から守るのかさえ知らせずに、ヤミクモに守れと言われても…
無茶振りすぎると思います…;
いくら自分自身が相手だとしても、話はもうちょっと具体的に頼むよ若テル!

夢魅を狙う謎の存在&ジェイソン、4年前の事件と記憶を封じられたテル、ミミコ母さんの死後の状態と、ルナの存在そのものの謎…と、様々な伏線が入り乱れて、シキヨクの物語もそろそろ佳境?
果たしてこの先、どうなるんでしょうかね…

いずれにしても…4年前のおぞましい事件…そこが全ての始まりですね。
一体、そのとき何があったのか…

また、今は封印(!)されてしまった幻の第一話「人魚事件」は、もうシキヨクの世界に関わらないのでしょうかね?
シナリオ焼きなおして、ミミコ母さんが人魚になって出てきたリとかしたら、ちょっと面白いかも…




そこはクッションじゃなく、半裸の等身大抱き枕であるべき!









とりあえず今回、プレイしてて気になった言葉や設定を、チラっと覚書にしてみました。
ネタバレ含むので、ここから先は任意でお読みくださいませ。







1.年齢のわりに、食事のしたくがうますぎるルナ。
  まあ、味噌汁くらいは小学校の家庭科レベルの料理だけれど…
  かいがいしく料理や掃除をする姿は今までのワガママキャラとはちょっと違いますね。
  ラストを見る限り、こっちが本来のルナちゃんっぽいのかなあ。
  …しかしテルくん…今までダシなしで味噌汁作ってたんか…;

2.夢の世界に軽々と入る「ピンクの瞳」のネコルナ。
  赤い瞳は異界に出入りするときの夢魅の瞳。ではネコルナは何者?

3.若テルが封印しているのは、一体なんなのか。
  意味ありげに置かれた「玉座」が気になります。
  これを手に入れたころから、ミミコ母さんは性格が変わっていった…というテルの言葉からも、重要アイテム臭いよねん。

4.若テルとルナの認識の違い
  ルナはミミコ母さんに対して、なんの拘りもなさそう?
  対して若テルは、ミミコ母さんをすごく警戒しているような…
  4年前の事件について、ルナはすべてを知ってるわけではない様子。
  どこまで関わって、何を知ってるんだろう?  
   
  自分の記憶を封じても絶対にルナを守りたい若テルと、
  それでも、記憶を取り戻した兄に会いたくてたまらないルナ。
  二人の持っている知識と、向いてる方向には、かなりの温度差がありそう。

5.最初の霊の正体
  母親ではないとすれば…夢魅の力を狙う側の…仕業?
  だとすれば、地下室と金庫の存在をなぜ知ったのか…
  しかも、ずいぶん超常現象チックなアプローチでしたよね。

6・式神が動き出した理由
  …母の霊は出てこられない。あの霊は母ではありえない。
  けれど、式神が動き出したのは「母の霊力」であるという。
  …その霊力、どっから沸いてきたんでしょう。
  最初から、金庫を開けたら発動するように仕掛けられてた?
  金庫にあった書類の中身が気になりますねぇ。

7.式神が二人を取り込もうとした夢は誰のもの?
  若テルの言葉からすると…ミミコ母さんの夢、ということになりますかね。
  「夢魅の一族はもともと自分の夢を創れる存在だった」と冒頭でもいってましたし。
  だとすれば、いま、ミミコ母さんの状態は…悪霊???
  金庫を仕掛けた時点で、すでにそういう状態だったとするなら…
  生前からミミコ母さん、ヤバい状態だったってことですかね。


被虐のノエル Season7

2017-12-13 00:24:04 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
被虐のノエル Season7
電ファミニコゲームマガジン・ジリアン回
制作者:カナヲ様(てりやきトマト

=================

被虐のノエル、今回も大盛り上がりでした。
因縁の「式典奏者」の晴れ舞台で、市長を襲撃し、ジリアンとの決戦に挑む……
えっ? これって最終回?最終回なの!?と、思ってしまうようなお膳立てでしょう?

そもそも、式典奏者になりたいがために、悪魔と契約し、復讐の道に堕ちてしまったノエル。
まさにそこへの襲撃計画は、いろんな意味で複雑な気持を呼び覚ますものでした。
そうして落ち込んだノエルを、仲間たちがそれぞれに勇気付けてくれるのですが…

…フーゴが味方するからついてきてる、って印象だったトードたちが、それなりにノエルに仲間意識と親愛の情を抱いていたのが、ちょっと意外でしたかね。
お兄ちゃんやフーゴも…こういうの、個別にやるような性格に見えなかったので、正直…
乙女ゲの、好感度一定値以上で起きるキャライベント見てるような気分に!w

もし乙女だったら、カロンとフーゴとお兄ちゃんと市長は絶対攻略対象ですよね。で、友情(百合風味)ルートでジリアン。隠し攻略キャラはジーノを推します!

ていうか、私は一体何を語ってているのだろうか…えー、コホン。話を戻して。

その後は「ジリアン回」になりますー。
今まで、どうにも矛盾に満ちた言動をしてきたジリアンの本心を、やっと知ることができました。
やっぱり、そういう契約だったんですね…
ジリアンにとって、ノエルが憧れの存在だったことは、今までの言動でもわかるけれど、ノエルもまた、ジリアンをとても大切に思っていたこと…その理由も、前半の回想シーンでわかります。

結局のとこ、ジリアンは、ノエルがこれ以上酷い目に遭うのを見てられなかった…ってことなんでしょうか。
たぶん、ノエルでは市長に対して「万が一にも勝ち目が全くない」ように感じていたのかなぁ
小さい子がトラックの走る車道に歩いていこうとしたら、ひっぱたいても止めるみたいな心理…?


さてさて、今回のアクションパートは、もちろんシーザー戦!
途中であんまりポイントが稼げない作りであったため、ちょっと回復薬の数に自信なかったのですが…
カロンが常に的確な戦い方を教えてくれて、ほとんど薬を使わずにすみました。
しかし、パソコンのクリックで「全弾撃ち落とせ!」系のイベントはややつらい。
ここはスマホのほうが、きっと簡単。

話が進むと、シーザーの拘束が全て解けて、素顔がやっと見られます。
うーん、やはりカッコよかった! まさかの長髪キャラ(?)だとは!
しかも戦いの後の展開が、また!…また!! 
もうパソコン前でジタバタ悶えるくらい素敵でしたー!
誇り高き大悪魔の心得!! しかしカロンにはこの先、こういう選択肢は決して選ばないで貰いたいぞ!

このジリアン戦~市長アタック☆あたりまでのシナリオ運びは、もうすごくカナヲさんらしいというか。
なんていうのかなー…この方の作る物語はね、いつも「潔い」のです。
ずっとファンだった人ならきっと、今回のラストまでの展開は、泣いて喜んでしまうかも!

実は、あまりにも、キッチリ盛り上げてきたので、このへんまでは半ば本気で「…最終回?」とか思ってました。
しかし!市長もまだまだ、こんなものじゃあ退場できない!
…ということで、さらに意外な展開になって次回に続きます。


もうどうなるんだか、まったく予想がつきません。
だって、セオリー通りならここで最終回でもおかしくなかったもんさ。
けれど、まだこの魅力的なキャラたちが大暴れする姿を見られるのは、素直に嬉しくもあります。

…どうも、そろそろ、街の外からの介入がありそうな気配ですが…
もしかして、市長の側に、そこから新しいコマがつくかな?
正直、ノエルの側には強力な魔人が揃いすぎていて…いくら強くても敵が市長一人じゃ、現状バランス悪いっすからね…
それとも、純粋に、第三勢力として二人の間に立ちはだかるのかな?
個人的には、どこかでジーノ出して欲しいんですけどー^^w
あと、お兄ちゃんとフーゴの絡みがもっと見たい(いかん、別なジャンルの話になってしまうw)


この先がさらに楽しみですね~^^w










それにしても「人間が生身で受けていい衝撃じゃない」状況を、根性一つで歩み切ったノエル…すごすぎる…
本来なら、目的地にたどり着くころには、目玉や脳髄や内臓の一つもハミ出ててもおかしくないんじゃないかと思いましたが…案外丈夫なんですね…w


シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第七話「夜祭り神隠し事件」)

2017-12-06 10:34:58 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
「シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第七話 夜祭り神隠し事件)」
電ファミニコゲームマガジン・連載ADV
制作者:アイムシアン様(ImCyan

=====================

シナリオの調整のため、過去作をチラっと修正して、ナンバリングも変わったシキヨク。
リニューアルバージョンの7話目はお祭りでの出来事です。
本来は晩夏…あるいは秋祭りの時期にぶつける予定の話であったのでしょうが、一人で作ってるフリゲであれば、多少のスケジュールの狂いは仕方ありませぬぅ

モテ男というより女難の趣のあるテルくん。
どういうわけか女性陣を引き連れて、夜店に遊びに行くことに!
今作は、前半はお祭り楽しみモード、そして後半はJsonさんと二人きり!のウフフモード(違)になっとります。
いつもの立ち絵を一新して、全員が浴衣姿。それぞれ趣味と個性の光る色柄も見どころです。
チェリーさんを見るとつい「このー木何の木気になる木♪」とか歌いたくなりますね。

テルくん、仮にもお祭りに行くというのに、その金額は…;
夜店なんてボッタクリ価格で何もかも高いのがお約束だというのにww
これ、ルナと二人だったとしても足りないんじゃなかろうか

ま、本当にお金が足りなくなった場合、行き先にATMが出てきて、すきなだけ引き出して豪遊できるようになっているのですが。
ルナちゃんとのイベントが見たいなら、まずは有り金全て彼女のために使ってご機嫌をとってあげましょう。
ネコミミはルナにあげると良いです。

そして、いつもはルナが総取りのヤンデレ枠ですが、今回はなぜか彼女は大人しく…
代わりに、由里さんがややヤバい部分を晒してくれました。
恋する乙女の暴走はとどまるところ知らず…; 
綿あめの棒はさすがにやめておこうよ由里さん;
(そういえば、由里は彼女の姉の名前であって本名じゃなかったんですよね。今作の最後にはさりげなく、彼女の本名がわかるようになってますよ~)


後半は神隠しにあったルナを助けるため、浴衣姿のJsonさんと偶然出会って、二人で神社の奥へ行くことに。
偶然?いや必然。こんな偶然あるわけねーっすよ。テルくん騙されちゃダメだ!

おキツネ様にたぶらかされつつ、先へ進む二人…一見意味不明な質問の意図はなんなのでしょうか。

……ここの最後には、衝撃の事実が明らかになりますが…
●●ではない、という言葉はあまりにも限定的すぎて、何かヒッカケがありそうな気がしますねぇ。

最後のルナちゃんのシリアスな美少女っぷりは見どころでした。
横顔がきれい…

そして、Jsonさんは…将来的に味方につく予感がします!
テルくんの女難の日々はまだまだ続く…?



ケチろうとしたら怒られました。漢って大変だな…

アルネの事件簿 case1

2017-11-13 08:33:16 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
アルネの事件簿 case1 ラインヴァイス家殺人事件
推理ADV・読者参加型・ニコゲーマガジン
制作者:春太郎様・むらさき様(春紫

======================

吸血鬼にあこがれる貴族の少女、リン・ラインヴァイス。
彼女は、数年前に母を病気で亡くして以来ずっと立ち直れないでいる父を心配しつつ、せめて自分はレディらしくいようと努力していた。
ある夜、外へ出かけていく父を見かけ、後をつけたリンは、巷で噂になっていた連続殺人鬼の殺人現場に遭遇してしまう。
慌てて逃げるうちに迷い込んだのは、魔物の街リューゲンベルグ。
そこでリンは、吸血鬼にして探偵のアルネ・ノインテーターと出会い、今回の連続殺人事件と、父との関わりを調べてほしいと依頼する。


へー、今回は貴族のお嬢様&吸血鬼かぁ…ゴシック系なんだ…と思ってプレイしてみたら!
いろんな意味で、お遊び要素がふんだんに盛り込まれた話でした!
特に意外性が強かったのはリンちゃんのキャラ設定。
この見た目でこんなんなのか!と思わず笑ってしまいました。
作者さんらしいといえばらしいんだけれど…貴族のお嬢様の勝負服がアレなのは意外すぎる…!
えっ、気になりますか? そこはぜひ本編で見て驚いてほしい!

そして、探偵役のアルネ・ノインテーターは、本来は9つの心臓を持つ最強の吸血鬼…なのですが。
今はその心臓が一つしか残っておらず、血を吸わなければ子供の姿になってしまう、という…
見た目は子供!頭脳は大人!な存在であります。
どういう経緯で心臓を失ったのかわかりませんが…どうやら、人間界でリンとともに解決する事件の中で、その行方も明らかになりそうな…予感??

さらに!りるれふをプレイした方なら、ニヤリとしてしまうのは、鏡の中のオオカミ少年「ジシェ」
あら懐かしい!とか思ってしまいました!
今回は衣装が、すごく可愛くなりまして。顔つきや表情にも個性がついていい感じ。

そのほかの登場人物も、皆コミカルな性格付けがされており、起こる出来事の割には、何かのほほんとしたムードで話が進んでいきまする。
このへん、春紫さんらしい、といえばらしい雰囲気ですね~


今回は連載一回目…ということで、まだまだお話は序章。
アルネもまた過去作と同じように、読者が推理し、犯人を当てるゲームになっておりますが…
ラインヴァイス家殺人事件の詳細はどうやら、次回に持ち越しのようです。

犯人は、屋敷の中にいるとのことですが…さてさてさて?







首なしさんは身代わり目的で殺人だろうけど、あの人が死んだのは過失じゃないんだろか…?

シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第七話「4年前の事件」)

2017-09-18 10:16:54 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
「シキヨク-夢魅テルは夢見てる(第七話 4年前の事件)」
電ファミニコゲームマガジン・連載ADV
制作者:アイムシアン様(ImCyan

====================
若テルがイケメン!若テルがイケメン!
大事なことなので何度でも言います。若テルがイケメン!

しかも、二人はカテゴリが違っていて、今テルは「残念な天然イケメン」なのに、若テルはミステリアスでクールなキャラクター……一粒で二度美味しい!
え?なんのことって? プレイしてみればわかりますw(丸投げ)

えー、今回は、大きくシナリオが動く前の伏線回…っぽい話でした。
雰囲気で言えば「ざわ…ざわ…」って感じ?

「シキヨクの呪い」普通に考えれば確かに作中で言われる「色欲の呪い」と考えてしまいますが…
あえて、こうもってくるってことは、違う漢字を当てるってことですよね。
うーん。あれ、確かもともとは「死期欲」でしたっけ?…死期を欲する…呪い? 
なんか字だけだと、どういう呪いかピンとこないですね。
ここは、この先の種明かしを楽しみに待つとしましょうか~

チェリーちゃんが語る、過去の回想シーンでは、4年前の、いまとはキャラの違うチェリーちゃんの様子やキラ先輩との出会い、「シザーガール」との関係…そして、当時、巻き込まれた夢の中で、意外な人物との邂逅を果たしていたこと…などが語られます。

相変わらずキャラグラがすごい。
若チェリーちゃんはビジュアル系のイケメンでした;
基本の顔は一緒なのに、微妙に若く見えるってすごいわぁ。
ていうかチェリーちゃんの本名、ゲーマーな私にはモンスターの方しか思い浮かびませんでしたが何か。
鳳我でオーガ。龍我でリューガ。
鳳と龍か……なんちゅーか、程好くDQNネームなのが「らしい」雰囲気!

キラ先輩も、過去の顔はちょっと幼げで可愛い。
しかし、この人、本当に中身は漢ですよね…;
ゴチャゴチャものを考えないっていうか…場当たり的というか…
とりあえず彼(彼女?)の食生活が心配です。

今回の話のおかげで、シザーガール事件のとき、チェリーちゃんが見せた表情の謎が解けました。
結局、当時から4年間、シザーガールはずっとあのままだったってことですね…
今までは「無事逃げることができてめでたしめでたし」みたいな感覚だったのですが、思えば根本的には何も解決してないんだな~と、今回、思い知らされました。
たとえ何年たとうとも、油断すれば、同じ死者の夢に再び引きずり込まれる可能性はあるんだなって。
(そういえば、テルくんが高校に行けなくなったのも、そういう理由だったよね!)

時間とともに、どんどん床が抜けていく部屋を歩くかような…
回を重ねるにつれデッドゾーンが増えるばかりのシキヨクの世界。
果たしてテルくんは生き延びていけるのでしょうか…

失われた過去に何があったのか。
死んだと思われていた美々子ママは、一体どこへ消えたのか?
そして、ルナちゃんの存在そのものも、何か揺らぎ始めて…?
いや~、どうなるのか、楽しみですね!

夢魅の一族は、もともと、夢に入るだけの力しかないけれど。
でも…今のテルくんの周囲には、一癖も二癖もある心強い(?)味方(?)が大勢いますから~
案外どうにかなるんじゃないか?って気になってしまう。
自分で夢を創れる力を持つニナあたりは、いい感じに活躍できそうだけどね~


今回は、途中に「名刺集め」というサブクエストがあったりします。
毎回毎回、新しいものを盛り込んでくるのはさすが~
個人的には、ルナ&ルナネコの名刺もほしかったかも。
「お兄ちゃん…ルナも自分の名刺欲しいな♡」とか言ったら、作ってもらえないかしら…

ちなみに、この名刺集めのせいで、私はまんまとチェリーちゃんにお掃除されました。
っていうか、みんな絶対にここ、はめられたでしょ??私だけじゃないよね!?



最後のルナちゃん…怖いことも怖いんですが、何かこう…思いやり?心配?慈愛?のような雰囲気も感じられる、微妙な演出が良かったです。
彼女はテルくんの失われた時間を知っているようですね…
なんとなく、なんとなく…だけど、こうかな?っていう予感は、しますね…

赤い糸は呪いなんですよ

被虐のノエル Season6

2017-08-15 11:18:53 | フリーゲーム(ゲームマガジン)
被虐のノエル Season6
電ファミニコゲームマガジン・悪役の底力
制作者:カナヲ様(てりやきトマト

=====================

ノエルSeason6! カジノで遊びまくって時間がかかり、今頃投稿しています…!
小心者で運のないワタシはギャンブル系のものがとっても苦手で…
カジノ前半の、右か左、のイベントでも外しまくったくらいアンラッキーなんですよね。

しかし!ゲームなら失うものはない!
ということで、今回は堪能させていただきました!
で、スロット台を無我の境地で打っているうちに、いつの間にか時間がもりもり喰われてたり;
やはりギャンブルは危険な遊びだわ…;


今回は、バロウズの戦力を削ぐため、その資金源を断つべく、一行がカジノに潜入します。
カロンとノエルは、大体いつもきちんとした服装なのであまり差はありませんが、普段はカジュアルなフーゴと仲間たちがドレスアップした姿が見られるのは新鮮でした。

まずは最低目標額までお金を稼ぐことになりますが…
イベントをこなすと、実はすぐに達成できてしまいますー。
ギャンブルが好きな方は自分でじっくり稼ぐも良し。
面倒な人は、イベント利用でさっくり話を進めるもよし。
そしてお金が貯まると、作戦は次の段階へ。

見どころは…トードの乙女演技…!?
うまく選択肢を選ぶと「乙女ボーナス」とかいう謎のボーナスがつくのが楽しいw
そして一気に百万貯まったところで、カジノのボスにギャンブル勝負を挑みます!

……いやー、トードたちはともかくとしてね。
片目片腕のないノエルや、火傷顔のフーゴみたいな、特徴の塊みたいなのが正面から潜入して大丈夫か?とは、最初の段階で思ったんですよね…。
そしたら、あんのじょう。おやくそく。
来てくれました!最強のオネエが!
ジーノの策略によって一人分断されたノエルは、カロンのナビゲートを受けつつ、カジノのボスであるマダム・コフィンと対決することに…

悪魔より悪魔的なジーノと、運命の魔人のマダムが二人で凄い存在感を醸し出していて、ドラマチックな回でした。
どんなことでもそうですが「自分の道を貫く」姿は、それが自分と相容れない道であっても、ある種の感動と尊敬を覚えます。
いやー、カッコよかったわ。

しかし、これ以上はネタバレになるので触れないでおきましょう~
この先は、実際にプレイして確かめてくださいね!きっと悪役の魅力に痺れるはず!


今回のアクションパートはフーゴvsジーノ。
10秒攻撃して、10秒は逃げる…の繰り返し。
ジーノは動きが早いので、逃げのターンでかなり苦戦しました。
なんか、逃げる方向にいつもなぜかジーノがいるんだよな…(←アクション下手)

その後、心強い援軍が来てから先は、難易度がぐんと下がるので、楽になります。
ただ、ヘタクソな私はそこでも薬を消費してしまったので、「もし、ラスト付近でもう一戦あったら、薬足りないかも?どうしよう…?」と、ジーノが出てくるたびにハラハラして画面見てました;
別な意味ですりりんぐ。

ノエルvsコフィンのギャンブル対決は、重要な部分ではカロンがアドバイスをくれますし、細かくセーブもさせてくれますので、苦労はしないはず。
実際にプレイヤーが選択しなければならない部分は、そう多くない印象でした。
とはいえ、この手のギャンブルは…小心者の私には、見てるだけでも緊張するー。
シナリオ上の演出だとわかっていても、絶対勝てると知っていても!ここの緊張感と盛り上げにはいやおうなく引きこまれてしまいました! 演出上手だな!

それにしても、ブラックジャックが、こんなに複雑なルールだったとは;
ディーラーの縛りとか、スプリットとか初めて知りました。
運もあるけど、けっこう深い頭脳ゲームなのね…;


自分以外は誰も信じない、と言いながら、マダムに対しては同類っぽい親近感を感じていたジーノ。
人間離れした強さや、極端なほどの行動原理が目立ちますが、内面の複雑さもかなりのもの。
噛むほどに美味しい、スルメ的な良いキャラです。
これだけの人がここで退場するとは思えないので、きっとまた、ノエル一行の前に立ちはだかることと思いますが、果たして…いったいどうなるのでしょうねー

バロウズもかなり酷薄な一面を見せてくれていますし…
ジーノ自身「誰も信じない」を貫けば、今まで通りの共闘はできなさそうですが…?
バロウズvsジーノ、毒蛇同士の対決とかもアリかしら…?
うーん、いろんな登場人物が絡み合って、先の予想がつかなくなってまいりました。


まあ…とりあえず今言えることは…
フーゴと、曲がったことの嫌いなお兄ちゃんの組み合わせは癒し!
ってところでしょうか…

次回も楽しみです!