だびぽん

「だびぽん」　ホラーADV・ネットに潜む神様
制作者：アコックソフト様（公式サイト）

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ネトゲやSNSを絡めた殺人ゲーム＆ホラーもの。
漫画やゲームの世界でもネットがテーマのものって、ずいぶん増えてきましたよねー。
コンシューマでもネットでの協力や対戦が当たり前になりつつありますし、
それだけ、仮想現実が身近で日常的な世の中になりつつあるってことでしょうか～

というわけで「だびぽん」！

主人公たちが住む町、禎尾町を舞台に作られた、
ホラー風ネトゲ「SADABI怪談オンライン」
その開発者の茅野は、ラストステージとして、
洒落にならない心霊スポットとして有名な
「禎尾森放送局跡」を使おうともくろみ、取材を始める。
放送局跡のさまざまな噂を人づてに聞き、不安になった友人ヒロキは、
なんとかそれを止めようとするが、茅野はある日を境に行方不明になってしまった。
消えた茅野を探すため、ヒロキともう一人の友人、タカは、
関係者が皆変死した過去を持つ「放送局跡」へ行くことを決意する。

最初に思ったよりボリュームがあって面白かったです。
物語のルートはA、B、Cの3種類。
初回はあまり救いのないAルートしかプレイできず、
そこをクリアすると、Bルートへの道が拓けます。

Bルートは、ゲームオーバー・ポイントも点在していて、
エンド分岐がちょっとわかりにくいかも？
バッドはすい羅とタカが「だびぽん」を停止できなかった場合。
ノーマルは「だびぽん」を停止するのが遅れた場合、ですのでよろしく。

システムは重め？
うちの低スペ機だと、実行ファイルをクリックして、
画面立ち上がるまでめちゃ時間かかりますな…
スキップも、一拍遅くてもたつく感じ…？
とはいえ、ゲームはやりごたえがありますよ～

パソコンでも、検索内容や表示した商品を覚えておいて、
広告に反映する…なんて小技は普通にありますが、
電源を切っていてさえも逃げられないとか怖すぎです。
「だびぽん」が人知を超えて高性能なのはわかるとしても、
彼をいろいろイジッたあいつはスーパーハッカーすぎるだろう；

あと、すい羅さんの扱いが、どのルートもけっこう酷いな、と思ったら、
企画・原案の方が声あててらっしゃるんですね。
惨殺スチルは最多の3枚。うむ。殺され役はホラーの華なり。

で、もともと、すい羅ボイスの方が声のオシゴトの人なせいか、
声優さん同士の繋がりがあるんですかね～
声については、評価できるほど詳しくないんですが、
皆、ぜんぜん不自然さが無くて、凄くお上手だと思いました。


皆様もぜひ一度、可愛くて邪悪な「だびぽん」と戯れてみてくださいませ＾＾