まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ミャンマーを想う

2021年04月07日 | 日記

ミャンマーのクーデターから2か月が経つ。
デモ隊に対する軍の迫害と弾圧は一向に止む気配はなく
すでに死者は500人を超えて泥沼化の様相を呈していると聞く。
幼い子供たちが背中や頭を撃たれるケースも多く
連日、目を覆いたくなるような惨状が続く。

果たしてこんなことが許されてもいいのか・・・
軍が自国民に無差別に銃を向けることなどあっていいのか・・・
現地の映像を見るたびに怒りと絶望がこみあげる。
バイデン大統領も「常軌を逸していると」と激しく非難したが
国際社会もコロナかまけていかにも無力である。
日本はODAの出資もふくめて世界最大の援助国であると聞く。
古くから軍との関係も深く信頼すべき友好国だった。
何よりも「アジア最後のフロンティア」と呼ばれるミャンマーには
先を争って進出した日本の大企業も多いし
日本国内で働くミャンマー人の労働者や留学生も驚くほど多い。
その日本も非難声明こそ出したものの動きは鈍い。
手をこまねいているようにも見える。
やはり中国やロシアに遠慮しているか忖度しているのか。
核兵器禁止条約の例でもそうだが体裁のいい理屈ばかり言って
外交でリーダーシップをとるということがない。
菅総理は例によってアメリカへ真っ先にお百度参りに行くそうだが
バイデンと爺さんどうしで茶飲み話をする間があったら
ミャンマー国軍への制裁を強化して欲しいものだ。
国民の悲痛な叫びを決して無視してはならないと思う。