まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

最低賃金

2022年08月03日 | 日記

やれ31円だ、32円だと
大の男が雁首揃えてカンカンガクガクの大議論。
あまりにミミッチイと言うのか、低レベルと言うのか
情けなくて涙が出そうになって来る。
これが偽らざる日本の現実であり国力なのである。

今年度の最低賃金の上げ幅を31円にするか32円にするか。
厚生労働省に答申する審議会の議論である。
ご存知のように最低賃金の全国平均は東京都の1041円が最も高く
他の自治体は1000円にも満たない地域がほとんどである。
沖縄県にいたってはまだ800円台である。
欧米諸国では時給が1500円や2000円の国も多いのに
いったいいつの時代の議論なのかと呆れ果てる。
地域格差は厳然としてあるし中小企業には負担なのはよくわかるが
いまこそ「政治の力」を見せて欲しいと切に思う。
そう、人の話を聞くのが得意なあの人に・・・



この議論を聞くたびに怒りを禁じえない。
空前の好決算に湧く大企業はひたすら内部留保を膨らませ続け
社員の給料はもう何十年も上がっていない、
アルバイトや非正規社員の生活苦は推して知るべしで
ここのところの物価高がズシリとこたえる。
そんな庶民の暮らしから社会保障のために使うと公言した消費税も
結局は大企業のための法人税減税の財源になった。
まったくふざけるなよ!と言いたい。
この際、法律を改正して大企業から莫大な内部留保金を徴収し
最低賃金の値上げの財源にして欲しいと思う。
そうすれば時給1000円や2000円などすぐではないのか?


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