七五三

今日は七五三だそうです。
残念ながら我が家には七五三を祝うような幼い子供は
もういませんからすっかり忘れていました。

 

江東区門前仲町の深川不動です。

仕事の移動の途中にブラリと立ち寄ったら
狭い境内は七五三参りの家族連れで大賑わいでした。
なんとも華やいだ雰囲気で
思わず知らずオジサンの頬もゆるんでしまいました。
七五三は子供のすこやかな成長を願う日本古来の伝統行事です。
乳幼児の死亡率が高かった昔は
それなりに切実な願いをこめた行事だったようですが
最近はすっかりイベント化してしまいました。
それでも子供の成長を喜ぶ親の思いはいつの時代も共通ですから
こういう行事は廃れてほしくありませんね。

 

本堂の前には巨大なわらじが・・・
願い事を書いた無数の絵馬がぶら下がっていました。
昔から「人情深川ご利益通り」と言いますから
きっとご利益があるのでしょうね。

 

すぐ隣の富岡八幡宮も七五三で大賑わいでした。
男の子は三歳と五歳、女の子は七歳の年に祝うそうですが
考えてみればその時期の子供が
素直で無邪気で一番可愛い時代かも知れません。
親とすれば子供が大きくなればなったで
いろいろ不満や腹の立つことも出て来るのでしょうが
この頃の天使のようなわが子の可愛さを
十分に楽しめただけで満足するべきなのかも知れません。
七五三は子供の成長を喜ぶと同時に
今まで楽しませてくれて本当にありがとうと
感謝する日する日ではないでしょうか。