まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

神も仏もまとめて参拝

2019年01月04日 | 日記

初詣に出かけました。
酒を飲んでダラダラしてばかりでもしょうがないので
初詣でも行ってみっか!ということで
家族が衆議一決して自転車に跨りました。

氷川神社というご近所の氏神様です。
正月三が日は本当に雲一つない冬晴れ続きで
北風はちょっと冷たかったけれど絶好の「初詣日和」でした。

拝殿横の柿の木があざやかに熟していました。
ヒヨドリがひっきりなしに参拝〈?〉にやって来ては
大騒ぎで実をつついています。
残り柿には福があると誰かが言っていたので
まずは柿の木に合掌。

明治神宮や川崎大師には比べるべくもありませんが
参拝客が次から次へとやって来て狭い境内は大盛況でした。
二礼二拍手一礼の正しい所作で参拝。
うっかり他のことを考えていて願い事をするのを忘れていました。
その代わりおみくじだけはしっかりゲット!

境内の茶店で甘酒をのみながらおみくじ開陳。
運勢はちょっとガッカリの『末吉』でした。
行く末が残り少ない人間はどうしたらいいのでしょうか。

   吹きあれし あらしもいつしか おさまりて
   軒端にきなく うぐいすのこえ

どこかでウグイスが啼いたような・・・
気はしませんでした。

帰り道にお寺があったので
その「長命寺」というありがたい寺名に惹かれて
ついでに山門をくぐりました。
いかに初詣とは言え神社とお寺を一緒に参拝していいのか?
そんな浮気性の人間は許されるのか?
家族は猛反対でしたが
昔は「神仏習合」といって神様も仏様も一緒だったんだ!
などと適当な理屈を言って強引に境内へ。

なかなか立派な山門ですねえ。
左右の「仁王像」と「縁魔像」に睨まれましたが
その視線も強引に無視して突破しました。

都内とは思えぬ広々とした境内ですねえ。
この「長命寺」は高野山ゆかりのなかなかの名刹だそうで
訪れる人も意外に多かったのですが
お寺は全然やる気がなくて初詣バージョンの歓迎行事は一切なし。
ただ山門を開いているというだけの素っ気なさでした。

本日、二度目の参拝です。
鈴を鳴らすと思いのほかいい音が境内に響いて
思わずガッツポーズをしそうになってしまって反省でした。

高野山ゆかりの寺だけに
当然ですが「弘法大師」を祀る寺なんですねえ。
取材もふくめて高野山には何度も訪れたことがありますが
本当に「清浄の地」といった雰囲気で身も心も洗い清められます。
弘法大師さんの遺徳をしのびながら
今日は神様と仏様をまとめて参拝しただけに
ご利益も二倍かもしれないなあなどと俗物の思いにひたるのでした。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿