さわやかな秋晴れに誘われて
新車購入の記念に久しぶりのサイクリングです。
近くの農家の庭先に鈴なりの秋の木が・・・
食べごろに色づいた核の実が誰かに食べられる風もなく
もったいないぐらいに盛大に実っています。
うーん、美味そうだ・・・(笑)
それにしても立派な柿の木ですねえ。
反射的に浮かんでくるのが正岡子規の有名な句です。
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (子規)
法隆寺の境内の茶店で
柿を食べてたらちょうど寺の鐘がなったよ・・・
ただそれだけの句ですがまさに俳句の代名詞のような句ですね。
わずか34歳の短い生涯に
20万もの俳句をつくったと言われる子規は
著書「病床六尺」で知られる通り病に明け暮れる生涯でした。
それでも若い頃はは当時日本に伝わったばかりの野球に夢中になるなど
新しもの好きの野球青年でもありました。
そうそう、法隆寺のある奈良県は昔から柿が名物で
確か寺の境内には子規の句碑もあったのでは・・・
柿の実が鮮やかに実る秋です。
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