鮎食らふ

仕事帰りに魚屋さんを覗くと・・・
店先でとれたての鮎がピカピカと光っていました。
ひょっとしてと思ってラベルを見ると
わがふるさと島根県は高津川の産とありました。
おお、そうか、遠路はるばるようこそ！と声をかけました。

八月と言えば「鮎釣り」の季節ですねえ。
確か解禁日が７月ですから
太公望たちにとっては待ちに待った季節でしょうか。
全国津々浦々の清流で釣り糸を垂れる光景が
今にも目に浮かぶようです。
それにしても色といい姿かたちといい新鮮そのもので
見るからに美味しそうな鮎ですねえ。
鮎はやはり塩焼きに限りますが
どうせわが家のポンコツグリルではうまく焼けないので
魚屋でプロが焼いた塩焼きを三尾購入。
化粧塩も見事な鮎を肴に冷たいビールでした。(笑)

　　　鮎焼けて　家路を急ぐ　夕間暮れ　（杉作）

すがすがしい鮎の香りに
ふるさとの清流を想うオジサンでありました。