まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

猫コミック

2022年04月05日 | 日記
車内のつり広告で知ったのだが・・・
いま「猫コミック」とやらが静かなブームだそうだ。
つまり猫が主人公の漫画である。
猫も杓子も「鬼滅の刃」みたいな大ブームではなく
この静かなブームという言葉にチト弱い。



さっそく職場近くの本屋で買い求めてみた。
「ねことじいちゃん」と「まめねこ」。
タイトルで選んだのだが偶然にも同じ作者だった。
「猫とじいちゃん」は小学校の先生だった大吉さん(77歳)が
奥さんに先立たれたあと飼い猫の猫のタマ(10歳)と
のんびりと日々をすごす一人と一匹の物語だ。
二人ともそれぞれマイペースで
つかず離れずともに白髪の生えるまでの暮らしだけに
コレといった事件や出来事がある訳ではなく
淡々とノホホンと四季折々の日々が流れて行くだけである。
その何もない日常とノホホンぶりがいい。



私自身は猫を飼ったことはないけれど
猫のいる暮らしも悪くないなあ・・・などと思ってしまう。
たとえ夫婦でも相手が人間だとこうはいかない。
とにかくタマと大吉さんの距離感がいい。
私もそろそろ老後を考える年齢だが
子はかすがいならぬ「猫はかすがい」ということもあるような・・・
などと言いながらいつの間にか
猫のいる暮らしに癒されている自分に気づいたのだった。


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