北風が吹きつける寒い日でした。
思い切り厚手のコートを着込んだのに
あまりに頬っぺたが冷たくてオジサンは泣き出しそうでした。
何もこんな日に・・と思いつつ皇居東御苑です。
蝋梅の花がほぼ満開です。
低い鼻を近づけると甘くていい香りがします。
まるで蝋細工のような艶のある花びらからその名がついたそうです。
確か東京タワーに蝋細工館がありましたが
今でも健在なのでしょうか。
水仙の花も咲いてますねえ。
こちらは涼やかで甘酸っぱいような香りがします。
最近は「木も見ず花も見ず」という殺伐とした暮らしですから
久しぶりに潤いを感じます。
やっぱり人間は心の「水やり」が必要ですねえ。
梅一輪 一輪ほどの あたたかさ 〈嵐雪〉
とは言ってみても
あたたかさなど全く感じられない寒さで
思わずマフラーで顔を覆いました。
鼻水がとまりません。
千両だったか万両だったか・・・
実は天皇陛下が歌会始で詠まれたひまわりを見に来たのですが
こんな真冬にひまわりが咲いている筈もなく
それを途中で気がついて茫然とするオジサンでした。
本格的にボケが始まったのでしょうか。
でも、久しぶりの皇居東御苑は寒いけれどよかったです。
あまりに寒くて風邪をひいたかも知れません。
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