まろの陽だまりブログ

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新沼謙治「津軽恋女」

2019年02月26日 | 日記

東京に大雪が降ったのはいつだったか・・・
もうずいぶん前のことだ。
記憶をたどりながら古い写真を整理していたら
2012年の日付だとわかった。
もう7年も前のことだったのかと遠い目になってしまう。
そうそう、あの時は大変だった。

まさに東京豪雪だった。
交通網は完全にマヒして大混乱だった。
私はと言えば早々と原稿仕事を放擲し打ち合わせの予定を断り
朝から近所をやたらと歩き回ったものだ。
うれしくて仕方がなかった。
あの時の雪は凄かったなあとしみじみと思う。

昼休みにラジオを聴いていたら
新沼謙治の「津軽恋女」という歌が流れていた。
嫋々たる演歌でいつもなら「ウヘッ」などと拒否してしまうのに
なかなかいい歌で思わず聴き入ってしまった。
新沼謙治ってこんなに歌がうまかったかなあと思う。
確かバトミントンの選手と結婚した・・・

🎵津軽恋女【新沼謙治】御本人

 
歌もだが歌詞も気になった。
津軽には七つの雪が降るという歌だった。

 こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪・・・

日本でも有数の豪雪地帯だから
季節によって気温や自然条件によっていろいろな雪が降るのだろうか。
こな雪やわた雪はたまに都会でも見るけれど
ざらめ雪とはどんな雪なのだろう
かた雪とは、春間近かに降る氷雪とは・・・
ドンドン想像がふくらんでしまう。
なかなかいい歌で「名曲」と呼んでもいいだろう。

7年前に東京に降った豪雪は「なに雪」だったのだろうと思う。
今年も何度か雪がチラつく日もあったが
本格的に降ることはなかった。
雪国の人立ち上るの苦労を知りながらも


  ああ、あの日のような豪雪がまた見たかったなあ・・・

などと不謹慎に思う。
このまま春になってしまうのかと残念に思う。

 


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