久しぶりの朝日新聞。
せっかく買ったのに大した記事がねえなあ・・・
思いつつ読み始めるとすぐに「チャットGPT」という
横文字が目に入って来た。
チャット・・・GPT・・・どこかで聞いたことがある。
もそうそう、確か「AI(人工知能)」のことだった。
最近のAIの進歩は目覚ましいものがあって
グーグルやらマイクロソフとやら大手IT企業が血眼になって
開発にしのぎを削っているらしい。
データさえ入れてやれば最近はごく自然で流麗な文章が
立ちどころに出て来るまでになったと言う。
いかに人工頭脳が進歩しようとも
文章を書くとという知的作業が出来るわけないとバカにしていたが
私のような文筆業が世の中から淘汰されるのも
遠い日ではないのかも知れない。
問題はそのもととなるデータを大手IT企業が独占していることで
個人情報の流出やプライバシーの侵害が懸念される。
ヨーロッパではすでにこの人工頭脳の開発を規制する動きもあると言う。
AIに続いては「IR」である。
IRとは統合型リゾート開発の略称で要するにカジノである。
以前からIR誘致を公約に掲げて来た大阪維新が
今回の統一地方選で大阪市と大阪府のダブル当選を果たしたばかりか
奈良県や和歌山県知事選まで押さえてしまった。
本当にガッカリで思わず天を仰いでしまう。
政府もこの躍進を無視する訳にいかず正式にIR認定のようだ。
以前、漫才師を知事に選んで大失敗をした大阪府民だが
このまま野党のフリをした維新に市政や府政を任せて果たしていいのか?
一時のノリだけでカジノ誘致などに大金を投じていいのか?
私には混乱と退廃が目に見えるだけに大反対である。
AIもIRも消えてなくなれ、ついでに黄砂も消えてなくなって欲しい。