カモの逆立ち(でんぐり返し)です。
この季節、公園の池でよく見られる光景です。
いったい何をしているのか?
最初は疑問でしたが水中の藻や小魚をついばむ姿とか。
この季節ならではの風物詩だそうです。
確か「水温む(ぬるむ)」という季語がありました。
凍るように冷たい水温が少しずつ暖かくなると
水中の生物たちの活動も活発になって
それをよく知っているカモたが獲物を探してしきりに
この逆立ちを繰り返すようになるそうです。
まさしくカモのでんぐり返し。
春ならではの季語です。
おお、その水中ではヒキガエルの姿が!
もうオタマジャクシではなくこんなに大きく育っています。
これも桜の咲く季節になると決まって見られる光景だそうです。
人間世界ではまだまだ冷え込みが続きますが
水の中では生きものたちの胎動が始まっているんですねえ。
寒がりだけに水だけでなくいろんなものが「温んで」欲しいものです。